ありがとうを伝えよう(3)

そういうわけで「tbcラジオ感謝ウィーク~ありがとうを伝えよう~」も終わり、2021年も終わります。
それにしても別の放送局になったんじゃないかと思うほどでした。時報が鳴ると番組が始まるのではなく伊東洋平さんの「ありがとう」が流れ伊東さんの声で(TBCアナウンサーがアナウンスするものもあったが)「ありがとうを伝えよう」のジングル。そしてリスナーからそれぞれの感謝したい人へのメッセージ。CM枠でも頻繁に流れました。
12月9日、10日は我が母校の児童たちが社会科見学に来ていたようだったのだけど、そこで子供たちからもありがとうメッセージをもらったようで早速その日の午後ワイドでメッセージが流れていました。マイクの前で喋ってみる、それが電波に乗る、たぶんご両親や周りの人たちに聞かれ話題に上る、というラジオ放送の仕組みが理解できたことでしょう。私が小学生の時放送局に社会科見学なんてしなかったはずだけどなぁ、うやまらしい。10日に見学に来た子供たちにはその日のゲストだった生島ヒロシさんが、自分は小さいころ人前で喋れなかったのに今ではこんなになったよと未来に向けてのメッセージを伝えていました。
「シロクジTUNE」金曜日でラジオっ子な林田悟志アナがちょろっと裏事情を漏らしてましたが、仙台地区でラジオの聴取率調査が行われるのは4年ぶりとか。Date fmでもたぶんリクエストとかアーティストからのメッセージとかプレゼントとかいろいろやっていたのだろうと思います。迎え撃つTBCラジオはほぼすべての自社枠をありがとうメッセージ、ありがとうリクエスト、ありがとうがテーマのインタビューに充て、11月29日から12月12日までの2週間を「ありがとう」に染め上げました。
12月25日に伊東洋平さんが仙台サンプラザでコンサートを開くこと。昨年コロナ禍でできなかったその夢が1年かけてこんな大ごとになってしまいました。坂本サトル3人の時間、もとい「坂本サトル ひとりの時間。」でサトルさんもたびたび呆れているのですが、洋平さんにはときどき何を言っているのだか分らないのだけど何だか人を納得させて巻き込んでしまう不思議な力を持っているようです。尺泥棒*1が2週間ラジオジャックみたいな感じに広がっていったのですから(実際に日中の生ワイドに出演し自らの番組も生放送にしたラジオジャックを行ったのは11月24日のことでした。11月28日にはコンサートを控えて洋平さんの魅力を探る特別番組が放送されました)。

私はありがとうを言うと死ぬ病というか感謝の心が欠落した精神欠陥を抱える障害者というかそんな人でなしですが、書き始めるまで1週間、書き始めてから1週間、ひどく時間がかかりましたが拙blogに影響を与えた二人の放送人に対する感謝の言葉を書きました。
本稿(3)は実際には年が明けてから取り掛かっているのですが、2021年最後は例年通り、こんなブログに来てくださった方への感謝を申し上げます。すっかりブログを書く気力がフェードアウトしていったこの半年でした。精神的なものなのか年齢的なものなのか自分の中で整理がついていません。それでもブログの管理画面を見ると1日100前後のアクセスがあるようで過去の蓄積のせいなのか検索エンジンに引っかかって拙blogのリンクを踏んでしまう人がいたのでしょうね。申し訳ありません。
管理画面から計算すると昨年末の時点でのアクセス数は221,033. 昨年は168864だから差し引き52,169. アップしたエントリ数が昨年は76なのに今年は11月までで63、12月はゼロ(これから本稿や関連のものを計6つ上げますが)。減るのは当たり前です。まぁこんな状況でした。
コメント欄はほぼ特定の3人とのやり取りになっているのですが、コメントありがとうございました。返事を書いていないコメントが多数ありますね。ごめんなさい。返事を書いてもそれがまた別の波紋を広げ私が着いていけなくなってしまったり。新年早々ひとつ蒸し返さなければならない案件が待っているのですができるかな。例の本のレビューも書いてないし、買っているし目は通してあるのだけど。
例年最後の更新ではその年の紅白歌合戦について触れてきたのですが、今年は…無いなぁ。父が紅白に完全に興味を失ったため基本的に格闘技中継を見ていたので私は基本的にNHKプラスで1分ほど遅れる画面を見ていたのだけど、途中寝ちゃってねぇ、「おかえりモネ」の主題歌を聴き逃してしまったのは悔いが残る。そのちょっと前、岡山の実家で歌ってますと称した人がステージに出てきて慌てふためくというのは本当にサプライズだったのかな。茶番に思えて仕方がなかったです。でも洋ちゃんはすべき仕事をきちんとやりきったと思います。2連敗でトリだった福山さまからまた怒られるだろうから向こう1年間使える鉄板ネタが補強できただろうし。
ガッテンが終わる、生活笑百科が終わる、紅白も今回が最後だろう、いろいろ言われていて来年NHKは大きな変化の年になりそうです。そういう観点からもラジオやテレビを楽しみ考えたいと思います。

*1:「ひとりの時間。」でつけられた洋平さんのあだ名