ジャガジャガジャンケン

寝落ちしていたら地震で起こされました。日付が変わって3月15日になっています。
TBCラジオをつけるとふつうに「レコメン」が放送されています。
パソコンでNHKプラスを見てみると、契約していないので契約を呼び掛ける字幕で画面の4分の1は見えない状態なのだけど、福島県内では緊急地震速報が出たのかな。福島では震度5弱、宮城では仙台市青葉区名取市は震度4だけど震度3のところもあったようで。東京から仙台局に中継が移って仙台局から福島局の記者に電話をかけてリポートさせ、いわき支局の記者にリポートさせているのね。これ、深夜でなければ直接福島局から中継するんだろうか。福島局のオフィスの映像とかいわき支局の周囲の映像というのは出たんだけど。
TBCラジオはというと、相変わらず桐山君、中間君、オテンキのりさんの3人が楽しくしゃべっています。話をぶった切って鈴木純子アナかな、地震速報を入れました。レコメン木曜は録音になったのか? 地震速報が終わった後も何事もなかったかのようにジャガジャガジャンケンをやっています。
そういえばリニューアルしてからあんまり「レコメン」を聴いていなかった。もともとTBCラジオがネットするようになって以来そんなに聞いてはいなかったのだけど。全国ネットゾーンの深夜0時台は現在は月曜から木曜まで今江大地さんがパーソナリティで、リニューアル前木曜パーソナリティだった3人は月曜から水曜のように0時台前半のコーナーになったのですね。つまり3人の部分は録音なのだ。3人のコーナーが終わってからもう一度地震情報が入りました。今江さんがしゃべっている時間は生なのね。
で、「レコメン」終わるの? 西川文野アナの夕方ワイドが長野智子さんのニュース番組に替わること、午前ワイド「おとなりさん」が終わってその枠が寺ちゃんと邦丸さんの分割統治というふた昔前に戻ることは2月のうちに発表されていますが。NHKが土日夜のアイドル枠「らじらー」を乃木坂の日曜だけ残して旧ジャニーズ系の土曜を終わらせるが如く文化放送が旧ジャニーズ系を排除するとは考えにくいのだけど、今江さんも木曜の3人もあと3回と言っていたので少なくともこの4人は3月で終わるのでしょう。
話がそれました。ラジコタイムフリーでラジオ福島の放送を聴いてみると0時16分ぐらいに福島から地震速報を入れています。第2報を入れ始めたら東京からの放送が地震速報になったのでいったん止めて東京からの放送が普通のトークに戻ったところで地震情報の続きを入れました。ラジオ福島では誰か夜間に詰めていた方がいらしたようです。
TBCラジオは夜間宿直アナウンサーの配置を止めたのだと拙blogでは判断しています。では仙台から地震情報は入らないのか? いつもなら深夜何時であろうと根本宣彦アナウンス部長が出社して地震情報を伝えるのです。しかし、今週根本アナは3.11の特番が終わって春休みなのです。けさ(3月14日)の「Goodモーニング」は玉置佑規アナが担当しました。頑張って根本アナに寄せた選曲をしたそうです。あす(3月15日)は坂寄直希アナが担当するようです。長期休暇中なのに出社するのはおかしな話なので根本アナは来ないでしょう。
0時32分ごろ、やっと速報のジングルが鳴りました。松尾武アナの声です。何十秒かの地震情報を読み上げるために出社されたのでしょう。深夜にお疲れ様です。松尾アナといえば今般の能登半島地震に際し北陸放送に応援に行ってくれと依頼を受け(←誰によって?)北陸放送でラジオの定時ニュースを読んだり13年前の宮城での知見を伝えたりしてきたのでした。2月18日放送の「こちらtbcです」でもちらっと紹介されました。
「レコメン」も終わったのでせっかくだからと久しぶりにラジオ日本「袴田彩会のSecret base」を聴いてみました。タイムフリーで先週分を聴いてリアルタイムで今日の分。そしたらこちらも3月で終わるんですね。前身の番組を合わせると2年かな、ラジオ日本でも深夜にアイドルではないフリーアナウンサーの一人喋りの番組って珍しかったと思うのだけど、よく続いたなって思います。前身の番組には福島県産品を紹介するコーナーがあったりしましてね、今でも飯テロなコーナーはあるのだけど、今の番組はシークレットと番組名に入っていることもあり放送時間も木曜深夜2時なので、過去の恋愛話をぶっちゃけてくれたり、東北放送の話をすることもありました。悪口ではないですよ、仕事は大変だったとは言ってましたけど(地方局のアナウンサーはそういうものなのです)。先週分の放送で制作の偉い人から突然電話が来たという話をされていました。こころよく東京に送り出してくれて今でも気にかけてくれる大変いい人たちなのです。

FMあおぞら閉局

昨日3月1日に局の公式サイトで発表され、きょう3月2日付の河北新報県内版にも記事が載りました(web版は会員登録していないと読めません)。
FMあおぞら閉局のお知らせ - FMあおぞら
宮城・亘理のコミュニティー放送局「FMあおぞら」が3月末閉局 休止からの再開断念 | 河北新報オンライン
河北の記事によれば要は資金難で放送再開が困難ということです。みやぎ生協亘理店内にあるスタジオは3月中に撤収するとも書かれています。閉局は3月31日付。昨年9月30日に最後の放送をして10月1日から放送を休止したままなのでそこから半年ということですね。前にも書いたかな、電波法上半年以上電波を止めるのなら放送局をやめるしかないのです。たぶん放送休止届を出しているはずなのですが東北総合通信局からそのプレスリリースは出ていません。放送をできていた期間は5年弱。その前に臨時災害放送局だった時期もありましたが、それも含めて二人の主婦が自分たちの力でやったことと考えればよくやったと思います。お疲れさまでした。
この記事の真上に元「FMじょんぱ」代表の宮城県議の記事が出ているのが面白い。面白がってはいけないか。「FMじょんぱ」を畳んだのち仙台市議になったと知りました。4期務めたものの昨年の選挙で落選、党派を変え宮城県議選に出馬し見事当選したのでした。震災のせいで仙台市議選が終わった後で宮城県議選があるというスケジュールになったのが不幸中の幸いだったかもしれません。「FMじょんぱ」というのは仙台市宮城野区原町にあったコミュニティFM。自社番組をやっていない時間帯に米国の放送局の再送信をしてみたり楽天イーグルスのナイター中継に手を出したりもしたのですがなかなか経営が厳しかったようで、宮城県で初めての放送局の閉局事例となりました。
某放送局が連続で赤字だとはやし立てている拙blogですが、そっちは赤字でも簡単に倒れる心配は無い。本当に心配なのは存立基盤が弱いコミュニティFMのほうなのです。

去年の今頃、偶然あるお坊さんのTwitterを目にし、Bikki-FM改めOCR FMがおかしいというつぶやきを読みました。改修予定だったラジオカー車屋さんに置いたまま。それまでの番組がストップし、スタッフが自分で作った番組だけがかろうじて流れている状態。webサイトも開店休業みたいな工事中みたいな状態になっていて番組表も掲出できないとおことわりがでていました。どうやらそれまで経営していたNPO法人とそのスタッフの間で何かあったのか? それは憶測ですね。でもそのスタッフが独りで番組を局を回している様子でした。
1年近くぶりにOCR FMのサイトを覗いてみると、彼の番組を中心になとらじ801からバクコメさんたちの番組やホヤドル萌江ちゃんの番組や吉川団十郎さんの番組をネットしているようですが大半の時間帯は音楽を流しているようです。今はTwitterがXになってしまい前述のお坊さん(地元の名士みたいです)のツイート改めポストを探して読むことができなくなりました。私も気にはなりつつもなかなか大崎に出向く用事も無くてOCR FMを聴くことができないのですが、上手く回って行ってくれればなと思います。
なとらじ801はNPO法人から名取市筆頭株主である株式会社に経営主体を変更して、見た目はこれまで通りの番組を続けています。ホヤドル萌江ちゃんの新番組もスタートしました。そういえば以前なとらじ801が作ったフリーマガジンで萌江ちゃんが名取市の大学の出身だと書いていたような気が。
名取・亘理地区でもうひとつのコミュニティFM、エフエムいわぬまは開局25周年を迎えた老舗の局です。岩沼市が建てた「ハナトピア岩沼」という施設の中にスタジオがあるのですが、この施設も開園25周年ということで岩沼市は令和8年4月のリニューアルオープン及び指定管理者制度の導入を目指しているのだそうです。で、その指定管理者はイオンモール名取で「ピュアキッズ」という子供向けの遊び場を運営している「アウデオSAD」という大阪の企業に決まったようです。子育て世代に向けた施設になるんですかね。
これとは別に岩沼市行政改革のため敬老祝い金を減額したり、公共施設使用料を引き上げたりするなどの方針を発表しました。2月24日付の河北新報の県内版に載っているその記事には実施予定の項目の一つとして『エフエムいわぬまの行政情報番組の段階的縮小、施設指定管理を25年度末で廃止』とあります。これって関西圏の老舗のコミュニティFMがバタバタ潰れていく原因のアレですよね。エフエムいわぬまは岩沼市第三セクターです。今年来年くらいは大丈夫でしょうが将来的に大丈夫なのか一抹の不安を覚えます。

12年前に書いたコメント

「情報宝島」って途中で終わるの? - みむめもーどにコメントありがとうございます。
「情報宝島」はラスト高々数十秒のカットなのですが、途中でカットされると言えばやはり「オールナイトニッポンMUSIC10」で
「ここで東北放送をお聴きのかたとはお別れになります」
と言われるのが印象深いようです。

この件については某個人ブログで論じていたことがあったな、と探してみたらおよそ12年前、2012年10月改編についてのエントリがありました。
あのころは「TBS NEWS DIG」ならぬ「ニュース探求ラジオDig」という番組がTBSラジオからネットされていました。高い評価を得た討論番組「BATTLE TALK RADIOアクセス」の後番組として始まった報道番組です。
「アクセス」はネット局は一律に23時半までの放送でその後はTBSラジオのみの放送という建て付けでした。しかし「Dig」はネット局もTBSラジオと一緒に24時まで放送してほしいという考えだったようです。TBCラジオ以外のネット局はやりくりを付けて放送枠を延長しました。しかし、ただ一局だけどうしてもそれができなかった放送局があったのです。
はじめのうちは23時半飛び降り局への配慮があったのですが、それが1局だけになると配慮なんてしてくれなくなりました。こっちで23時28分でネット音声をフェードアウトしてあらかじめ藤沢アナの声で録音しておいたお詫びコメントを流して強制終了することになりました。
だからといってTBSラジオとの仲が険悪になったというわけではなかったのだそうです。あくまで話し合いを重ねた末の円満解決だったそうです。
ではなぜ1局だけ24時までのネットができなかったか。それは「河北新報ニュース」があるから。
私が夜のラジオを聴き始めたころには毎日23時55分からありましたし昔からあったのでしょう。一時期別の時間に動かしたことがあったはずですが平日に関してはこの時期23時30分からの放送になっていました。
まだ「働き方改革」なんて概念が無かった時代、かつ震災から1年ちょっとという時期。夜に最終のローカルニュースがそこにあるのは当然であり変えるべきではないという判断は妥当だったと思います。

そんな某個人ブログのコメント欄を読んでみたら、ありました。私が送り付けたコメントが。
拙blogがはてなダイアリーにあった時代の2012年10月1日付のところに「下書き」というタイトルで同じものを残していました。

やっぱり「河北新報ニュース」がネックでしたか。
個人的にはTBSで交通情報を流している時間を「河北新報スポットニュース」にする、四国4県などのように「サウンドトラベル」を21:50ごろからに繰り上げてしまう、でメインの討論全体が聞ける状態にすれば、23時台後半のミニコーナーは途中で飛び降りていいんじゃないか。と考えていました。
ただこれには、交通情報の時間が固定ではない以上、ニュース担当者は時間を待ち続けなければならないという欠点があります。交通情報センターのお姉さんたちがワイド番組の中で変動する自分の出番を待つように、ニュース担当者がニュースの時間を待つというわけには行かないのでしょうかね。いかないからやってないんですよね。
サウンドトラベル」は絶対に放送しないといけない番組のようですから、野球中継が延長するとめんどくさいということもあるでしょうね。
相変わらず気ままに言いたい放題をブログに書いています。少しは考えますって誓ったのに。これでも少しは考えてみたのですが。個々の新番組にケチをつけるつもりはまったくありません。平日日中の番組は聴けそうにありませんが、「Dig」跡地枠の番組たちは一度は通して聞いてみます。

今回拙blogに寄せられたコメントにもありましたが、「河北新報ニュース」と並んで問題となるのが『某宗教団体のスポンサー』。
当時は「サウンドトラベル」という旅がテーマの番組でした。今は「スポーツ伝説」ですね。「スポーツ伝説」おもんない、というのは正直私も思います。自社制作の「ベースボールストーリー」と内容は大差ないし(もちろん「ベースボールストーリー」はプロ野球に限定した内容なんだけど)。
ニッポン放送では21時50分からの番組なのですがTBCラジオでは当時は23時35分から、現在は23時50分から放送されています。
なぜTBCラジオではニッポン放送と同じ21時50分から放送できないのか。考えられるのはナイター中継が延びて番組がつぶれるとCM枠の処理に困るといったところでしょうか。ニッポン放送は制作局、TBCラジオはネット局だから同じ手順で処理するわけにはいかないのだと思われます。
どうしても放送しなければならない番組なのであればナイター中継が終わったら「スポーツ伝説」を放送してから「オールナイトニッポンMUSIC10」に飛び乗るという手もあろうかと思います。いつだったかナイター中継終了後に「ミュージックギフト音楽地球号」を放送してから「アクセス」に飛び乗ったことがありました。それは「ココロのオンガク」の前番組でスポンサーは、アッー・・・。

さて、TBCラジオは「Dig」を打ち切ってから半年空けて2013年の春改編で「オールナイトニッポンGOLD」にネットチェンジしました。まだ月曜から木曜が「MUSIC10」に変わる前です。この枠は当時22時から月曜から木曜は23時50分、金曜は23時半までが本編でそのあと月曜から木曜は23時50分から24時まで、金曜は23時半から24時まで別の番組が付いている複合枠でした。しかしTBCラジオは月曜日に関しては「アクセス」「Dig」同様ネットせず、火曜から金曜についても本編の後についている番組をネットしないという暴挙に出ました。そんなこと許されるの? そんなことを許してくれるキー局があったんですよ。なーにー、やっちまったな。ニッポン放送は許してくれたのです。一時期、北陸放送も別番組を置いたことがあって「東北放送北陸放送でお聴きの・・・」と言っていたことがあります。東北放送だけが特別扱いされているわけではありません。
時は流れ、月曜から木曜23時50分、金曜23時半からの別番組がなくなって連日本編が24時までとなった現在もTBCラジオのみ23時50分飛び降りは継続されています。そして「働き方改革」の名の下に23時57分からだった最終の「河北新報ニュース」は21時55分(現行の2023年秋改編では20時55分)に繰り上がり、土日早朝のテレビの「JNN NEWS」のローカル枠を控える金曜と土曜の夜を除いて夜勤のアナウンサーの配置は無くなりました。
余談ですが、ミヤギテレビでも「news zero」エンディング近くにあったローカルニュース差し替えが昨秋から自動音声によるローカル天気予報に変わりましたね。県内で最も利益を上げている局でもそうなのだから、深夜にアナウンサーがニュースを読まないというのは経営合理化というよりは「働き方改革」なのでしょう。
もはや『某宗教団体のスポンサー』だけがネックであることは明白です。しかしニッポン放送にとっては「オールナイトニッポンMUSIC10」も「スポーツ伝説」もニッポン放送制作の番組なので途中で飛び降りようがフルネットであろうがどっちでもいいのかもしれません。
オールナイトニッポンMUSIC10」は月曜だけはネットされませんね。別曜日のパーソナリティ(名前は伏せますね)が不倫スキャンダルで休養を取らされていた時に森山良子キャプテンが代演したことがあって、それがTBCラジオに森山キャプテンのDJが流れた唯一かな。月曜夜の独自編成の番組を火曜から木曜の20時台の再放送枠に置けばいいじゃないかというのはごもっともだと思います。でもナイターインになったら月曜に戻さなければならないですよね。かつての「宮川賢のまつぼっくり小国」や「清塚信也ピアノラウンジ」のように半年ごとに放送時間が変化し続けるのは落ち着かなくてね。今はradikoタイムフリーの世の中だから、どうしてもオンタイムで聴きたい人以外は元の放送時間が何時でも関係ない? なんか倒錯してるような気が。
ここ数年ナイターオフには火曜から木曜の20時台(水曜は21時台も)に再放送枠がありますが、これらの番組が土日の本放送の時間帯よりも聴かれているのかどうか。radikoの聴取データは局内には上がっているはずです。聴かれているから続けているのか、番組購入がめんどいからお茶を濁しているだけなのか。聴かれているのであればプロ野球シーズンが始まれば日曜の2番組3時間分は日曜デーゲームで潰れるわけですからナイターが中止になったときの雨傘番組として放送することはできないものなのでしょうか。たとえば火曜は過去のいきさつからニッポン放送からのネットを受けずRKBラジオHBCラジオの中継カード(いずれもホームゲームであれば基本的にドーム球場なので中止にならない)を放送するわけですが、そこを日曜に放送できなかった3時間分の枠にするとか。RKBHBCのほうが大事なのであればニッポン放送アナウンサーの「サウンドセレクション」を自社音楽番組に差し替えるとか。音楽番組を音楽番組に差し替えても意味はない?

いただいたコメントからそんなことを思いました。
このところどうもお返事を書く力が落ちていて今回も半月も掛かってしまいました。別の話題を1日で書き上げているのに。申し訳ありません。某企業の誹謗中傷(笑)はこれから書き始めます。

ミヤギテレビにアナウンサー2名移籍

この時期恒例のNHK新キャスター発表でNHKの2024年春改編の概要が公になり、「ブラタモリ」終了とか悲報も数々明らかになっています。仙台局関連では「定禅寺しゃべり亭」を担当している宮﨑あずさアナが東京勤務になり、ローカル枠(首都圏ネットワーク首都圏ニュース845)や総合テレビ月曜早朝の歌番組「はやウタ」を担当することが発表されました。あずあずが担当しているもう一つ、「あさイチ」の東北担当リポーターの後任は岩崎果歩アナと発表されています。Wikipediaによると富山局から仙台局に異動予定で、元子役だったの? ついでにあずあずもググってみたらミス日本「水の天使」というのになったことがあるんですってね。ミス日本にはグランプリのほかにいろいろな賞があってそのひとつみたい。知らんかった。
(※宮崎アナも岩崎アナも崎の字は正しくは異字体の通称たつさき)
NHKの改編については読んでいて頭が痛くなってきたので正気を取り戻してから何か書くかもしれません。

さて、「主なキャスター一覧」の資料の中にBSの「ワースポ×MLB」が載ってなくて、昨年度限りで寿降板となってしまった山本萩子さんの後任が気になっていたのだけど、今回の発表とは別でネットニュースになっているのをようやく見つけました。
「ワースポ×MLB」新キャスターに三宅絹紗アナ 和牛・水田の妻、山本萩子アナ後任 「岩手の星!」の声― スポニチ Sponichi Annex 芸能
昨年12月に岩手めんこいテレビを退社してフリーって・・・。
そんな三宅絹紗(みやけ・きぬさ)さんのWikipediaページは無いので岩手めんこいテレビで調べてみると・・・過去に在籍していたアナウンサーの細目で

三宅絹紗(-2023年12月退社)

と書いてある次の行に

森尾絵美里(-2024年1月退社→現ミヤギテレビアナウンサー)

って書いてあるんですよ???

ミヤギテレビのサイトを覗いてみると

何と、アナウンサーがふたり増えていました。2月17日付で着任の挨拶がアップされています(※ただし浅野アナはブログの年がが来年2025年になっている)
森尾絵美里さんは2020年に岩手めんこいテレビに入社。たぶんミヤギテレビでは一番の若手女子アナになると思います。茨城県出身のアナウンサーって多いですよね、安斎さんとかさきよちゃんとか。
もうひとり、浅野航平アナは2014年に山口朝日放送に入社、スポーツアナとして経験を積んでこられたようです。そういえば他局でもバスケット中継を得意として他県から移籍してきたスポーツアナウンサーがいらっしゃいますが、ミヤギテレビってBリーグ中継やってたっけ? 社長夫人はいるけど・・・。89ERSプレミアリーグ入りが決まればビジネスチャンスが広がるのかもしれません。
ふたりとも入社は2月1日付になるのだろうか。即戦力と期待されての入社だと思われますので能力を如何なく発揮してくださればと思います。

その一方、

長年ニュース番組を中心に活躍してきた盛朋子アナが2月1日付で報道制作の部署へ異動となりアナウンスの職から離れたようです。もうニュースで拝見出来ないのですね。裏方には居るようですが。盛アナとは同期の浮ケ谷美穂さんも2022年7月から別部署に異動になっているし、同じく同期の水本豊さんは子会社のミヤギテレビサービス社長になっていたんですね。

4月に新卒のアナウンサーが入るのかどうかは分かりませんが、2月からは男性7名、女性6名の計13名という布陣で12年連続世帯視聴率三冠王へ向かっていくことになるのだと思われます。

「情報宝島」って途中で終わるの?

1月31日は私がインターネットを始めたときから利用していたプロバイダの営業最終日でした。
2年前に発表されていたことなのですが、まだいいかと思っているうちにその日が来てしまいました。何がいいかって、加入している様々なサービスに登録しているメールアドレスの変更です。ものによってはメールアドレスがユーザー名になっているものもあるわけで、変更手続きをするために電話をかけて認証をするとかいうものもあったりスマホのショートメールで認証コードを送るから入力してというものもあったり、2月1日になるギリギリまで掛かってたぶんすべて変更したと思います。2月1日ですよ。一部のAM局で中継局の電波送出を休止、たぶんそのまま廃止になるのでしょうが、そういうことが行われる日になってしまいました。この件は後で別建てで書きます。
近況報告はこれくらいにして、本題。

ニッポン放送が地方AM局向けに制作している番組「畑中秀哉の情報宝島」(東北放送では月-金7:39-7:44)。
10局ネットらしく、1月8日から19日だったかな、畑中さんがその10局の地域にちなんだ話題を10日間かけて紹介しました。秋田放送、山形放送、ラジオ福島新潟放送、・・・。
あれっ、東北放送は?
東北放送について触れられることは無く2週間は終わってしまいました。
大変ガッカリしていたのですが、1月29日放送分で昨秋からネットに加わった局があるとして東北放送について取り上げられました。
パーソナリティの畑中秀哉さんはニッポン放送の記者です。震災後度々気仙沼市を取材に訪れていて防潮堤やメカジキのハーモニカ煮など述懐していました。そのあと「東北うまいもの食堂」という宮城の食材を用いた冷凍自動販売機があるという話をして番組は終了しました。
東北放送では朝ワイド「Goodモーニング」のコーナーなので、独立番組になっている秋田放送(月-金6:55-7:00)のradikoタイムフリーを録音しようと思って聴いてみたんです。秋田放送では独自のオープニング、エンディングが付いているのですね。驚きつつ、本編は同じだなと思って聴いていたのですが、途中から(あれっ、なんか違うな)と気になりました。東北放送秋田放送を聴き比べて気が付きました。秋田放送では「東北うまいもの食堂」についてきちんと説明がされているのです。
東北放送でも「東北うまいもの食堂」について簡単な説明はあるのですが、その説明には続きがあったのです。この自販機を仕掛けた会社についての説明が東北放送ではそっくり抜けているのです。なぜ? ちょっとググってみたら見つかったのですが、
宮城の食材を自販機で販売 未来を見据えてSDGsにも対応…「かね久」社長の新たな挑戦 - 社会 : 日刊スポーツ
この人って…東北放送も会員になっている民教協「日本のチカラ」で取り上げられていますよね。何か仲の良い家族のお話だったという記憶があります。
#290 シンタと妻と娘たち~おいしい宮城 届けます!~ | 日本のチカラ | 民教協の番組 | 公益財団法人 民間放送教育協会
ということは東北放送的にその部分を放送したくなくてぶった切ったわけでは無い。じゃあなぜこの部分は東北放送では放送されなかったんだ?

「情報宝島」は東北放送では「この番組は○○(司法書士事務所)がお送りします」とアナウンスが入って始まります。本編が終わるとCMが何本か入って「この番組は、ニッポン放送の制作でお送りしました」とアナウンスが入って番組が終わります。秋田放送では独自のオープニングテーマが流れ本編が始まり、本編が終わると再び独自のオープニングテーマが流れ番組が終わります。ついでに山形放送(月-金5:00-5:05)も聞いてみました。5時の時報の直後いきなり本編が始まります。本編が終わると…畑中さんのお話が終わる際に被さる曲がなかなか終わりません。この曲こんなに長かったの? どうやら放送枠が終わるまで流れ続けるようです。そうです、山形放送や秋田放送ではCMが入らないのです。
じゃ何かい、東北放送ではCMが入るために本編が短くなっているとでもいうのかい? そんな馬鹿な!
秋田放送や山形放送ではCMが入らないの? 基幹局でないから? そういうわけではありません。
Wikipediaで「情報宝島」を調べようとすると「お早うネットワーク」という項目が出てきます。これは東北放送では「歌のない歌謡曲」とかち合うためネットされなかったのですが、ニッポン放送制作のNRN系列局の朝のニュース番組です。現在の正式タイトルは「お早う! ニュースネットワーク」(月-金7:10-7:25)のようです。全国ネットのニュース番組ですからもちろんスポンサーは付いています。でも東北放送はネットしていません。そのため、「情報宝島」の枠で「お早う! ニュースネットワーク」のCMを流しているというのです。秋田放送や山形放送では「お早う! ニュースネットワーク」をネットしているため「情報宝島」にはCMが入りません。そのため東北放送より本編が長く取れる、いや逆か、東北放送は「お早う! ニュースネットワーク」のCMを流すために「情報宝島」の本編が短くなるようです。
ところで、東北放送が「情報宝島」のネットを再開したのは昨秋のことです。それまでCMは? 「Goodモーニング」の「ニュースクローズアップ」のコーナーの終わりに流れていたCMがそれです。「ニュースクローズアップ」のコーナーは「お早う! ニュースネットワーク」と似たような内容ですからニッポン放送にとってはCMさえ放送してもらえば問題ないのかもしれません。実際、静岡放送東海ラジオMBSラジオ中国放送KBCラジオはそれぞれの朝ワイドのニュースコーナーでCMだけ放送しているようです。
昨秋の改編で「ニュースクローズアップ」のコーナーは「ニュースコープ」もとい「モーニングスコープ」に模様替えし、ほぼ「お早う! ニュースネットワーク」と同じ時間帯に時間移動したのだけど、CMは移動せず、「情報宝島」のネットを再開しCMをそこに移動させたのです。何故そうしたのかは私にはわかりません。
「情報宝島」はかつては「歌のない歌謡曲」のあと朝ワイドの7時台のオープニングをやった次ぐらいに放送されていました。それが黒木瞳さんの対談番組「ENEOSプレゼンツ あさナビ」(これもニッポン放送制作)のネット開始とともに打ち切られたのです。「あさナビ」はいったんネットを終了し「情報宝島」は復活したのですが「あさナビ」がネットを再開し「情報宝島」は二度目の打ち切りに遭います。それが昨秋「あさナビ」のネットが打ち切られ「情報宝島」は再び復活したのです。ただし今回の放送時間はかつてと異なり7時39分確定スタートと以前より少し遅い時間になりました。
あさナビ」を打ち切りと書きましたが、何と秋田放送では「あさナビ」のネットが続いています。ただしENEOSのCMはありません。だから今のタイトルは「黒木瞳あさナビ」。13局ネットのようです。これを書くために秋田放送の番組表を見ました。朝6時55分「情報宝島」から7時「あさナビ」、7時10分「お早う! ニュースネットワーク」、7時25分「羽田美智子のいってらっしゃい」とニッポン放送制作の番組が4つ連続しているのですね。ちなみに「情報宝島」の直前はニッポン放送と並ぶもう一つのNRN系列キー局、文化放送の朝の全国ニュース番組「おはよう寺ちゃんニュース最前線」になっています。この枠はだんだんネット局が減ってきて、現在5局ネットらしいです。それもネットして、もはやNRN系列局かと思うラインナップに大変驚きました。
というわけで今日分かったこと。「情報宝島」のお話をもっと聞きたかったらTBCラジオではなく秋田放送や山形放送といった地方局をradikoプレミアムで聴いたほうがいい、課金が必要です。