番組表をもらいに行く 2021春

4月27日は例のものの発売日だったのですが、仕事を終え帰宅する前に寄り道をして東北放送分室とNHK仙台放送局にラジオのタイムテーブルをもらいに行ってきました。
東北放送分室に行くのは2年ぶり2回目になるようです。
ラジオ番組表が変わった - みむめもーど
2年前は手に入れることができず帰って来たのでした。あれから2年経っていたとは時の流れが速いなと自分でも驚きです。今回は冷静に考えると3人目の新コロ陽性者が出たところで部外者が気軽に立ち寄るべき場合ではなかったのかもしれません。
一部の人間が取り壊されてほしいと願っている黒ビルの2階に上り、東北放送分室のエントランスに足を踏み入れます。多数のチラシ類が並んでいるのですが、ラジオのタイムテーブルは無いようです。しばしキョロキョロしていると親切な方が足を止めてくださりました。そこで「ラジオのタイムテーブルがありましたら…」と伝えるとオフィスから持ってきてくださいました。ありがたくいただきました。
一方、NHK仙台放送局は入り口に足で踏むと消毒が出てくるやつが置いてあり、両手に振りかけて中に入ろうとすると警備員さんに体温測定のカメラに立つよう促されます。中に入って周囲を見渡すと、こちらもチラシ類が多数置いてあるのですがタイムテーブルは無いようです。受付で「ラジオのタイムテーブルがありましたら…」と伝えると仙台局のものならありますというので「それでいいです」と答え、しまった、それがいいです、と言うべきだったと思ったり。すると意外なことを言われました。「コピーしてまいります。」
NHK経営情報のサイトでダウンロードできる「国内放送番組編成計画 別表」の放送番組時刻表と同じ体裁のA3判の紙を2枚、ラジオ第一とFM放送の番組表をいただきました。ありがたいことにNHK仙台放送局の封筒までいただきまして、封筒に入れて局舎を後にしました。
エフエム仙台には今回は立ち寄りませんでした。理由はあとで述べます。Radio3にも寄ろうかどうか悩んだのですが今回は寄らずに帰宅しました。

さて、NHK仙台の番組表ですが、放送番組時刻表でローカル差し替えの部分が着色されていて、私にはかえってこのほうがありがたい。平日日中のローカルニュース枠は仙台局単独のローカル枠、朝や夜や土日は東北ブロック枠と色を変えてあるのが特にありがたい。あぁそういう仕組みになっているのだなと一目でわかるようになっています。「宮城100%井戸端ラジオ」ではなくなった「ゴジだっちゃ!」については特に『(月~水)仙台・盛岡・福島ブロック/(木・金)仙台・盛岡ブロック』と岩手、福島にネットされていることが赤字で書かれています。
FMではローカル差し替えは朝、昼、夕方のニュースぐらいなもので、ほかには木曜の早朝に「民謡をどうぞ」の再放送。これは25分番組なので差し替えの残り5分で「音楽」という番組が入っていることがわかります。3月まであったもう一つの差し替え枠「MONKEY MUSIC」もとい「オンバク」があった辺りは「夜のプレイリスト」の再放送になっていて、替わりの新番組は作られなかったことがわかります。
元が放送番組時刻表なのでパーソナリティの名前は入っていないものなのですが、春の新番組が書かれたチラシを1枚もらってきました。オモテ面にはこの春赴任された岩野吉樹アナら総合テレビのローカル番組の出演者の写真が一杯。ウラ面をみると下のほうに「ゴジだっちゃ!」の杉尾アナと5人の女性パートナー、佐藤ジュンコさんのおもしろイラストが載っています。「民謡をどうぞ」の六華亭遊花師匠の写真もあります。私にはこれで充分です。

TBCラジオの番組表はといいますと、岸壁を歩くアベックの絵に小さい字で「こころに 輝く 希望の ひかり」。ウラ面をみるとちゃんとした画家の方に委嘱して描いてもらったものであるとわかります。
A4判を横長に2枚つなげた長さ、A2判を横長になるように切ったものと言ったほうがよいかな、それを観音開きとなるように4つ折りにした判型です。開きますと左側には楽天イーグルスの選手たちの写真。今期のプロ野球中継を宣伝するだけではなく主力選手の見どころ、紹介が書かれています。一方右側には東北放送坂本サトルさんに委嘱して制作した復興応援ソング『10年後の僕ら』について紹介されています。webサイトの復興応援ソングプロジェクトのページへリンクするQRコードもついています。
観音開きにするとラジオのタイムテーブルが出てきます。基本的にはwebサイトからダウンロードできる末尾がspr.pdfのファイルと同じですが、レコメン!木曜担当の桐山さんと中間さん、金曜担当の相葉さん、土曜のオールナイトニッポンサタデースペシャルを担当しているSixTONESの皆さん、要するにジャニーズタレントの写真がwebでは消えていますが紙のタイムテーブルには印刷されています。web上に写真を載せてはいけないジャニーズ規制ってまだ続いているのですかね。
ところで、拙blogコメント欄には書いていたのですが、この春TBCラジオのwebサイトでは改編前の3月26日に末尾がspr2.pdfであるファイルがタイムテーブル(番組面)としてアップされました。今年は仕事が早いなと感心しました。
末尾がspr2なのは、番組面だけではなく読み物の記事の部分もアップされていたことがあったのでした。そこでspr2と書いてあるのの2を1に変えてみたら「Not Found」。あれっ違った。じゃ数字なしのsprにしてみたら、番組面が出てきたのです。spr2でもsprでも同じものが出てくるのか。と思ったら何か違和感がある。よくよく見比べてみたら、spr2のファイルにはなくsprのファイルのほうにだけあるものがあったのです。それが「鎧坂文菜」という名前でした。つまり、当初発表されたspr2のファイルには「Goodモーニング」のアシスタントの女性アナウンサーの名前が載っていなかったのです。
3月26日現在で鎧坂さんは報道部の記者でありアナウンサーではありません。その名前が含まれたファイルを公表すべきではないと判断してとりあえずはその部分を伏せた別のファイルを公表したのではないかと推測します。
他局ですが、私の大好きな某女優さんが新コロに感染したのにその事実が隠蔽されていたという疑惑が浮上しました。その後このことを報じた憶測記事で、感染の事実を公表すると彼女の行動について問われることになりこの春からドラマに主演するという事実を嗅ぎつけられてしまう、新ドラマの発表は厳しく期日を管理されなければならない機密事項なのだということが述べられていました。
たぶん東北放送株式会社的に何月何日までは公表したくない改編情報というのがいくつもあるのでしょうね。令和は忖度が美徳とされる社会ですから局の意向を忖度して深く追及しないべきなのかもしれません。知りすぎると消されるのは古い映画の中だけにしてほしいものだと思うのですが、秘密にしておきたいことをしつこく聞いてくる奴は嫌だと思うのは私も一緒です。そんなことを今回の改編で思いました。
拙blogコメント欄でも指摘されているように改編が完了した4月12日の週になってからダウンロードのリンクがspr2からsprにしれっと変更されました。いまではspr2のリンクは「Not Found」になります。

最初のほうでちらっと書きましたが、今回はエフエム仙台のタイムテーブルはもらいに行きませんでした。というのもDate fmのサイトでタイムテーブルのpdfでのリンクがある「タイムテーブルの配布場所」のページを見るとこんなことが書いてあるのです。

タイムテーブルの配布場所について

Date fmでは紙のタイムテーブルを廃止しました。WEB、スマートフォンサイトでご覧ください。

(pdf) 2021.4月~2021.6月表
(pdf) 2021.4月~2021.6月裏

簡易タイムテーブル郵送ご希望の方は、120円切手を同封の上「タイムテーブル」係までお送りください。

ここまで切り詰めなければならなくなったのか、と思いつつ紙のタイムテーブルは無いけど簡易タイムテーブルならあるってどういうことだろうと思ったり。リンク先をクリックすると、オモテ面はこれまで通りのタイムテーブルが出てきます。昨秋は10月から3月の半年分に広がっていたのが今春は4月から6月の3か月分になって、この点は良かったなと思います。でウラ面のリンクをクリックすると…
『男女20~49歳が聴いているのはDate fm。』
カバーガールの七井響ちゃんの絵が無くなって白黒のチラシ。左上は可聴範囲や会社概要などの「MEDIA GUIDE」、左下は新番組「SESSION!」の紹介、右下は一見既存の番組紹介に見えるのだけど「各番組への提供やタイアップなどご相談ください!」とタイトルが付けられており、番組スポンサーを公募しているようです。
それで右上ですよ。『男女20~49歳が聴いているのはDate fm。』如何に我が局が圧倒的な高聴取率かということが時間帯別聴取率の折れ線グラフと占拠率の円グラフで示されています。およそ東北放送(実名を出している)の3倍。まぁ事実なんだろうから事実は事実として承りましょうよ。TBCラジオを聴いているのはお年寄りだけなのだから49歳以下ならDate fmが圧倒的なんでしょうよ。しかし、文末に小さい字で
「2017年6月5日~6月11日 ビデオリサーチ調査」。
データが古過ぎる! いつ調べたところでうちが圧倒的だという自負があるのか過去の栄光にすがっているのか分からないけど、こういうのは昨年度ぐらいの直近のデータを上げるべきではないのだろうか。少なくとも調査当時と今とでは午後ワイドが「J-SIDE STATION」から「RAD~Radio All Day~」にガラッと変わっているわけだし。4年前は良かったかもしれないけど今はどうなんだよって言わざるを得ません。2017年4月は午前ワイド「Morning Brush」と夕方ワイド「SOUND GENIC」がスタートした時期だそうで、その時に聴取率が良かったのだから今も良いんだという理屈は言えるのかもしれないのですが。聴取率調査って今はもうやってないのかなぁ。TBSラジオみたいにradikoのデータで判断しますっていう会社もあるようだし。
愚痴が過ぎました。
TBCラジオDate fmの大きな違いに提供スポンサーの記述の有無があります。東北放送だって大昔は番組表にスポンサー名が入っていたのですが今は入れていません。Date fmには入っています。TBCラジオを聴いていると耳にしない会社名がいくつも載っていてこんなにスポンサーが多いのかと驚かされます。「旬!SHUN!ピックアップ」やその系統の番組は「(各社)」と書いてあります。「Piyo Piyo Radio」にはスポンサー名が入っていません。「サンデークラシックス」のスポンサーが変わったんだなぁなんて思いつつ日曜日の欄を眺めていると
青木源太足立梨花 Sunday Collection (内閣府)」
なぬ~っ? (たぶん4月25日付のエントリに続きます、たぶん。)