♪世の中が少し見えたね

ここ数日のコメント欄から、2つの番組を聴かねばと思いました。
ひとつは朝塩先生から東北放送株式会社の有価証券報告書が公開されたという連絡をいただいたコメントに書かれていた二人の名前。
藤沢智子「アナウンサー」と石川太郎「さん」*1、TBCのツインタワーとも言われる二人がパーソナリティを務める特別番組「これが宮城の新しい生活様式」(6月27日11:30-13:55)。
目が覚めたら番組が始まる時間で、きちんと目を覚まして聴きましたとも、「サタデーウォッチン」も観ずに。3月まで「サタデーウォッチン」に出ていた藤沢さんが自由に振る舞って太郎さんを困らせています。番組テーマ曲がPUFFYの「これが私の生きる道」。
番組の感想は・・・何を書いても東北放送株式会社から抗議文が来そうで、どうしたらよいものか。
ロジャー大葉さんをもってしても読めない松山千春さまの初期の曲のタイトル「人生の空から」が「たびのそらから」と読むように、人生すなわち旅なわけです。「旅の途中」という意味の番組ができるというのでリスナーの人生の途中に寄り添うような、私はこんな人生を歩んでいますというリスナーのハガキを読むような番組なのかと思っていたら、あなたの人生のお供にこんなラジオショッピングはいかがですか、こんな音楽を聴いてみませんか。あれっそういう番組だったの? その時に感じたような感覚、デジャブ。
多くを語ると語るに落ちた感じになりそうなので、番組を聴いていて思ったことのうち一つだけ。最初のゲスト(?)が大東住宅の社長さんで、そのトークパートの終わりに掛かったのが熊谷育美ちゃんが歌う大東住宅のイメージソングみたいな曲。これって「Flow Life Radio」か? Date fmか?
番組が終わってからradikoタイムフリーで聴きましたよ、Date fm「Flow Life Radio」。そしたら今日(6月27日)が100回記念で最終回だっていうではありませんか。Date fmなので来週から土曜の11時に何が始まるかさっぱりわからない(radikoの番組表は来週も「Flow Life Radio」のまま)。


ミヤギテレビ千原ジュニアのタクシー乗り継ぎの旅5」が始まるまでの合間に新聞を開き、東日本放送「カミナリが行く!宮城(秘)グルメドライブ2」(6月27日12:55-13:50)を見逃したことを知る。「カミナリ」さんたちと「いぎなり東北産」の子たちはロケができたのか? いつ収録してたんだろう。
千原ジュニアのタクシー乗り継ぎの旅」は人にタクシーを呼んでもらいタクシーでギリ5000円のところまで行き、そこで降りたらまた別の人にタクシーを呼んでもらいギリ5000円のところまで行き、そこが人気(ひとけ)の無いところだったりしたら人のいるところまで歩いていってタクシーを呼んでもらい・・・を繰り返して目的地を目指すという、おかしな旅番組。
今回は第5弾で紀伊半島縦断。全編ジュニアさんと貴乃花さんとのWコウジ*2二人旅。1泊2日で伊勢神宮が閉まる18時までに着くという条件で成功するか失敗するか、という別の旅番組を思い起こさせるようなルール。旅そのものは大変魅力的で、峠歩きさえなければ私も行ってみたいと思うものでした。
アダルト面が廃止になった日刊スポーツには宮城と岩手のテレビ欄のページがあります。今回のタクシー乗り継ぎ旅第5弾、ミヤギテレビでは15:30-16:55の85分バージョンだったのですが、ふと岩手県の放送局の番組を見やるとIBC岩手放送では13:56-15:50の1時間54分バージョン! 岩手県民は宮城県民よりも早く長く同じ番組を見ることができたのですね。 と思ったら、テレビ東京では4月18日の放送でその放送時間は18:30-20:54の2時間24分。てことは東京では放送されて宮城県では放送されない分が約1時間分あるということか・・・。


ということで、ここからはtozu02さんから戴いたコメントに関して。
ラジオNIKKEIが7月から放送時間短縮という情報をいただき、心配になってradikoタイムフリーで聴いてみた番組「ミュージックライフ・サンデー」(ラジオNIKKEI第一、毎週日曜8:00-8:50)。
私は聴き始めてから日が浅いのだけど、一言で言えばドルヲタの楽園。メジャーマイナー関係無く様々なアイドルユニット、女性歌手、そしてNegiccoの曲を次々かけていく番組です。Dorothy Little Happyはかかったことはあるけどkolmeはたぶんかかったことはない、アイドルネッサンスはかかったことはあるけど開歌はたぶんかかったことはない、言われてみれば同じユニットの曲が毎週かかっているような気がしないでもない、そんな感じの番組です。
6月21日放送分を聴くと、たしかに放送時間変更のお知らせをしていました。毎週日曜に50分だったのが土曜と日曜に30分ずつの週2回放送になるそうな。トータルで放送時間が増えるという考え方もできるので悲壮感のようなものは感じられませんでしたが、番組構成は大きく変更せざるを得ないので思案中といった感じでした。
この番組、昨年末までは日曜7:20-8:20の番組でした。それが今年1月から日曜8:00-8:50に変更されました。そして7月4日から土曜と日曜の9:00-9:30に変更されます。だんだん番組開始が遅くなる。つまり、ラジオNIKKEI第一の土日の朝の放送開始が遅くなっている、昨年末までは7:00、今年1月から6月は8:00、そして今年7月からは8:40。
この番組にはスポンサーはついていないので、ラジオNIKKEIの都合でどうにでも動かされるのは仕方がないことです。ただ、放送枠縮減の動きが急だなという気がします。今年1月に縮減したばかりで7月からさらなる縮減ですからね。言い換えれば競馬中継以外にスポンサーの付いている番組が無い。正確にはキリスト教系の宗教番組がひとつ、スポンサー付きの競馬番組がひとつあるのですが、放送枠を維持できるほどのスポンサーが土日の朝には無いのです。
こういうことを書くと、だったらおめーがスポンサーになればいいだけだ、と言う人間が現れるのが常ですが、それができるならこんなこと書かないでスポンサーになってるって。局のサイトに2019年度の決算や社長交代などの役員人事のお知らせが出ているのですが、売上高は微減しているものの支出も抑えたようで営業黒字は確保し、経常損益も黒字です。しかし特別損失というのが大きく純損益では昨年よりも赤字が大きくなってしまいました。いったい何があったんですかね。
ラジオNIKKEIの7月改編にはもう一つのトピックがあります。第一放送の土日の放送終了が、第二放送RN2の月曜から金曜の放送終了がいずれも19:00に繰り上がります。これによって何が起こるか。第二放送の3.945MHzの電波を送信しなくてよくなります。
ラジオたんぱは第一、第二とも3MHz帯、6MHz帯、9MHz帯の3種の電波を使って放送していたのですが、2018年10月から9MHz帯を基本的には使用しないことにし、6MHz帯をメインに、3MHz帯を朝と夜のみの使用という態勢にしました。電波の届きやすさの問題もあるのでしょうけど送信所の老朽化の問題もあるのだろうとささやかれていたかと思います。これによりこれまで新聞のラテ欄で3.925と表記されることの多かったラジオNIKKEI第一の周波数は6.055と表記されるようになりました。
さて、ラジオNIKKEI第二ですが、6.115MHzをメインに使っていますが、この周波数は他の短波局との混信の都合から19時までしか使えません(かつての9.760MHzも17時までしか使えませんでした)。radikoでも18:59になると6.115MHzの放送終了と3.945MHzに切り替えることを促すアナウンスが流れます。ところが7月からラジオNIKKEI第二自体の放送終了が19:00になれば周波数変更の必要がなくなり使う電波は6.115MHzだけでよいことになります。
かつて千葉の主送信所から6つの周波数、根室の送信所から1つの周波数(千葉と同じ)を使って放送していたのが、今年7月からは千葉からは6.055(JOZ2、50kW、第一)と6.115(JOZ6、50kW、第二)、根室から3.925(JOZ4、10kW、第一の朝7時台と夕方17時以降)の3つの周波数の放送となります。
かく言う私も短波ラジオラジオNIKKEIを聴いているのかと問われればradikoで聴いているわけでして、短波放送の電波が減らされても直接的に困ることはありません。しかしながら短波放送局が短波での電波を縮小するというのは悲しいことです。2002年4月から2006年3月までと震災後2011年末までの二度、第二の月曜から金曜の放送が無かった時期も過去にはあったわけで、もしかするとまた放送枠が増えることがあるかもという儚い期待は棄てずに持ち続けていたいものです。


7月改編に関しては7月になったら改めて書こうと思っていますが、東日本放送の深夜枠に不穏な感じがしています。

*1:定年退職したので職員ではなくなった

*2:二人とも本名の下の名前がコウジなのです!