いまさら「ラジオ番組表」レビュー 2019秋-2020春

何だか観測気球だか使徒だか判らない白い物体が宮城の空に浮かんでいたらしいですね。何処に在ったんだろう、見つけられなかった。ホントに私は宮城県に暮らしているのでしょうか。
生きてるんだか死んでるんだかわからない暮らしをしていたら、三才ブックスから「ラジオ番組表」2020春号が発売されて早ひと月が経とうとしています。っておまい、2019秋号の話もまだしていないジャマイカ

2019秋号を振り返る

ラジオ番組表2019年秋号 (三才ムック)

ラジオ番組表2019年秋号 (三才ムック)

  • 発売日: 2019/10/28
  • メディア: ムック
秋号は「読者が選ぶ好きなDJランキング」の発表がありますので、その1位となった女性アイドルが表紙になるのが恒例です。今回はTEAM SHACHI*1坂本遥奈さん(とCBCテレビの永岡歩アナ)。かっこ書きなのには深い理由があって、二人が担当していたCBCラジオの番組「ナガオカ×スクランブル」が昨秋の改編で終わってしまったこと、さすがに男性局アナが表紙は…という忖度もあったかもしれません*2。晴れの第1位のインタビューが半分最終回の報告になっています。実は前の年の秋、2018秋号ではAM部門の1位ということで二人で裏表紙になってはいたんですけどね。2019秋号の裏表紙はCBCラジオの新しい夜ワイドの広告になっています。坂本さんも引き続き担当しますが永岡アナは別の番組の担当になったようです。
DJの人気投票と言えばかつては「ラジオ番組表」ではなく「ラジオパラダイス」という雑誌で行われていました。その時殿堂入りになったのが小森まなみさん。TBCラジオでは「Pop'nパジャマ」*3(1994年10月-2011年6月)という番組を担当していましたが、彼女の代表的な番組と言えば東海ラジオの「Radiかるコミュニケーション」(1984年10月-2009年10月)になるかと思います。2019年9月に行われた「東海ラジオ大感謝祭2019」においてこの番組が1日限りで復活し生放送が行われたということで、そのレポートが巻頭カラーページに2ページで特集されています。春秋の定期改編情報に特化している本誌に於いて大変珍しいことです。小森まなみさんは「Pop'nパジャマ」を休養ということで終了して以来ほとんどメディアに登場していないので、その意味でも珍しい読み物かもしれません。
それを除けばいつもの通りと言いますか。今更ですが中身を少しだけ。
表紙裏は恒例のMBSラジオradiko番組バナーが勢揃いのMBSラジオの広告。その隣のページのMBSラジオのパーソナリティのインタビューは「アッパレ伊波!1名様やってまーす」の伊波杏樹さんという声優さん。
「番組改編トピックス」はネタが足りなかったのか、トップニュースがニュース、ニッポン放送の「ザ・フォーカス」でした。まさかこれが3月で終わらずに6月まで続くとはこの時誰も知らなかったのでした。驚くべきはNHK第一の新番組紹介に2枠使っているということ。つい何年か前までNHKの改編を黙殺し続けてきたのがウソのようです。47あるAMラジオ局のうち39局の改編ニュースが6ページに亘って記されており、東北放送からはスポーツアナがスポーツを語る番組「Come 火6 Sports」*4が紹介されました。
番組表はAM局、NHK、FM局、ラジオNIKKEIそしていまは亡きV-Lowマルチメディア放送、i-dio。この2ページが最後の番組表の掲載となってしまいました。今でも防災ラジオに採用されている福島県喜多方市静岡県焼津市兵庫県加古川市では何かしらの電波が発信されているのでしょうか。
そのあとはAFN東京の番組表、海外日本語放送スケジュール、全国332局コミュニティFMリスト、最新版全国放送局周波数リスト、50音別タレントINDEX、全国AM番組ネット局一覧表と続きます。
もう平成も終わって令和になったことだし、拙blogのメインコンテンツ(笑)だった「全国AM番組ネット局一覧表」正誤表の作成はもう止めましょう。2019秋号でおやっと思ったのは、番組が放送されている欄の網掛け(少しグレーの色が付いていること)が無くなったこと。黒の濃淡が読みにくいとか苦情でもあったのかな。
「全国AM番組ネット局一覧表」の下段にある「番組INFORMATION」は私が毎号注目しているところですが、いわき市が生んだ三大お笑い芸人*5のひとり「あかつ」さんの番組「大相撲 あかつ部屋」が紹介されていました。地元のラジオ福島山梨放送で放送されていたようですが、この春で終わったのかな?
巻末カラーページでは53あるFM局のうち33局の改編ニュースを5ページに凝縮。名古屋の外国語放送免許のFM局「RADIO NEO」も新番組情報があったのだけどね、3か月後に大半の番組が終わってしまい半年後に閉局の発表があるだなんてこの時は知る由もありませんでした。
そのあとは恒例の好きなDJランキングの結果発表とインタビュー。でんぱ組.incのメンバーにハロプロのメンバー、と女性陣の中に黒一点、ふくしまFMの加藤漢太さんが今回もランクインしています。
裏表紙裏には三才ブックスが各地方で活躍するラジオパーソナリティ8名にロングインタビューをした書籍「ローカルラジオスター」の広告。買ってはいるのですがまだ読んでいません。東北地方を代表してTBCラジオの当時の午後ワイド「漢太のウキウキラジオ」の後を受けてスタートして早や15年、「ラジオな気分」のパーソナリティ、ロジャー大葉さんのロングインタビューが載っています。

2020春号は女子アナ特集号

ラジオ番組表2020年春号 (三才ムック)

ラジオ番組表2020年春号 (三才ムック)

  • 発売日: 2020/05/22
  • メディア: ムック
誰?
今AMラジオ業界では有名なアナウンサー、山陰放送の森谷佳奈さんです。何でこんなことになってしまったのでしょうね。私はTBCラジオ「スベル兄弟」の裏番組のため聴いたことがないのでよくわからないのですが…。
TBSラジオ爆笑問題の日曜サンデー」の「全日本ラジオ新番組選手権」の2016年の大会で彼女の番組「森谷佳奈のはきださNight」がグランプリを獲得してから4年で「ラジオ番組表」誌の歴史上はじめての局アナの表紙へと駆け上がってしまいました。(前述のとおりCBCテレビの永岡歩アナも表紙に登場しているのだが、これはメインでないせいか男性アナウンサーのせいか歴史上には含まれないようです。)
爆笑問題太田光さんは個人的にradikoプレミアムで地方局の番組を聴き漁っているようですが、地方局のローカル番組であってもradikoプレミアムで全国にリスナーができてしまう世の中になっていることを改めて思い知らされます。こういうことを書くと、LINE LIVETwitterを駆使して世界に打って出た「スb(ry.
今号は女性アナウンサーが表紙を飾ることに象徴されるように、女性ラジオパーソナリティに注目した作りになっています。巻末カラーページでは特集「AMラジオ局女性アナウンサーインタビュー」。表紙の顔である森谷さんと民放3キー局のアナウンサーは1ページずつ。TBSラジオからは「久米宏 ラジオなんですけど」などを担当する堀井美香アナ、文化放送からは「くにまるジャパン」などを担当する西川文野アナ、ニッポン放送からは午後ワイド「DAYS」を担当する東島衣里アナ。このほか、各地方のローカル局の女性アナウンサー8名のインタビューがあります。他所の県のラジオ局の局アナなんて知らねぇよ、という向きもあるかもしれませんがこういうところに目を向けてみるのも乙なものです。
そして、24年ぶり! の別冊付録が付いています。女性ラジオパーソナリティに特化した「ラジオ局別 女性パーソナリティ名鑑2020」、正味64ページの小冊子です。たぶん各放送局にタレントや声優ではないラジオパーソナリティ、女性アナウンサーの顔写真と担当番組のデータをお願いしたんじゃないのかな。このため2020春号は通常より高い¥1,200(+税)となっております。
東北放送でいいますと、安東アナ、大久保アナ、長田洋子さん、熊谷アナ、佐々木真奈美さん、佐藤智恵子さん、須口まきさん、名久井アナ、藤沢アナ、宮田敬子さんの計10名が50音順に紹介されています。六華亭遊花師匠は今やフリーアナウンサーではなく落語家ですから対象外になります。誕生日(女性なので年は書いていない)、出身地、趣味・特技、担当番組の簡単なデータと、もちろん顔写真もカラーで載っています。
TBCラジオに関しては局のwebサイトに番組を持っているパーソナリティのページがあるので、そこにアクセスすればより大きな顔写真が見られますが、たとえば野球中継を聴いていてこず姉って誰?とか鬼ちゃんって誰?と思ったとき、HBCラジオのパーソナリティが載っている最初のページを見ると斉藤こずゑさんが、RKBラジオのパーソナリティが載っている真ん中らへんのページを探すと鬼橋美智子さんが載っています。50音順と言ったけど局別の50音順なので、HBCラジオは北海道のAM局だから最初に書いてある、RKBラジオは九州のラジオ局だからAMの終わりの方、つまり全体の真ん中、FM局は後ろの方という並びは放送局の種類に詳しくないと難しいかもしれません。目次も索引も無いので。また、NHKに出ているフリーアナウンサーは掲載がありません。
何処までがフリーアナウンサーかという掲載ラインの線引きは各局に任されているのかな。Date fmエフエム仙台)は、丸井汐里さんしか載ってない。いろいろあって局アナがいなくなり、ミニ番組のアナウンスをやったり局アナ的な感じになりかかってる気もするから納得の人選ではありますが、朝から午前のワイド番組を担当している風間みなみさんと舟倉薫さんぐらいは載せてほしかったなぁ。
他にも宮城県関係者で言いますと、FM NACK5の項にTOKYO MXでニュースの影読みの仕事も始めたフリーアナウンサーで夕方の公開生放送の音楽番組を担当している斉藤百香さんが載ってないのは、声優事務所に所属する声優さんという扱いなのかな。逆にラジオ日本の項にはこの春金曜の午後ワイドのパーソナリティに就いたアイマス声優でタレントの杜野まこさんが載っています。文化放送の項では3月までNHK仙台「てれまさむね」のキャスターを務めこの4月から契約アナウンサーとなった松井佐祐里アナや、「走れ歌謡曲」木曜(水曜深夜)パーソナリティの佐藤千晶さんも載っています。
AMとFMをまたにかけて出演するフリーアナウンサーはどうなるかというと、AMとFMの2か所に載っています。極端な話、関西で活躍されていらっしゃる南かおりさんはMBSラジオラジオ大阪ラジオ関西と3か所に掲載されています。

特集以外の通常の内容も見ておきましょう。
表紙をめくると表紙裏は恒例のMBSラジオの広告。その次のページのこれまた恒例のMBSラジオのパーソナリティのインタビューは、昨年11月にスタートした2025大阪万博応援番組「ばんぱく宣言われら21世紀少年団」を担当する若手局アナ4名。メインの三ツ廣政輝アナは男性ですが他の3名は女性で、ここでも女性アナウンサーにスポットを当てる今号のコンセプトが当てはまっています。
「番組改編トピックス」はトップニュースこそ「ファーストサマーウイカオールナイトニッポン0(ZERO)」などニッポン放送の全国ネット番組の情報で、NHK第一・FM、FM東京JFN系列、ラジオNIKKEIの情報はあるのですが、通常は何らかの言及があるTBSラジオ文化放送が制作する全国ネット番組について触れられていません。その代わり、同じ三才ブックスから出ているムック本「ラジオマニア」に載りそうなコロナ禍におけるラジオ界の影響について、放送作家の河野虎太郎氏が一筆したためています。そしてRadio NEO(愛知県)、FM PORT新潟県)という2つのFM局の閉局発表という悲報についての記事があります。
「AM改編NEWS」では東北放送に関しては土曜の新しい午前ワイド「サタディ・イン・ザ・パーク」が紹介されています。ほかに注目は、吉本興業の大崎洋会長がKBS京都ラジオ沖縄のそれぞれで新番組をスタートさせること、大分放送が「スーパーワイドぴいぷる」を思い起こさせるような超長時間ワイドを編成することとか。大分放送と言えば間の悪いことに社員が新コロに感染して夕方のテレビのローカルニュースを縮小しバラエティ番組で穴埋めせざるを得なくなるという非常事態が起きてしまったのでした。ラジオはうまく乗り切ることができたのでしょうか。
その次には「ラジオスターターガイド」。「そもそもラジオってなに?」「ラジオって面白いの?」といった、私からしたらおよそ考えられない基本的というより話の前提条件みたいな部分についてラジオのことを知らない人向けに説明されています。この見開き2ページに限り、コピーしたり拡散することが許されており、三才ブックスのサイトでpdfファイルをダウンロードすることができます。なんだかラジオってものがあるみたいなんだけどレベルの方はぜひダウンロードして一読していただければと願います。
www.sansaibooks.co.jp
目次のページの手前。実は2019秋号にも載っていたのですが、「ラジオライフ」誌のバックナンバーをpdf化したDVDの広告となっております。興味のある方は上記の三才ブックスのサイトからどうぞ。
では目次。前号までは「日本全国106局最新タイムテーブル」だったのに、今号では「105局」になっています。次号でさらに「103局」に減ります。
今号は諸般の事情により恒例の4月27日ではなく、5月22日に発売となりました。そのため、ニッポン放送ABCラジオは4月ではなく5月のタイムテーブルを掲載しています。
言い換えますと大概のAM局*6は4月のタイムテーブルが載っていてナイター中継の時間帯にはナイター中継と書いてある*7。発売が4月であろうが5月であろうが局が発行するタイムテーブルは4月から9月まで、もしくは4月から6月までと銘打っており、ナイター中継が放送されなくなったところでその部分が書き換えられることはなかったのです。拙blogのコメント欄には以前、番組表には第2稿があって・・・という書き込みがあって、実際昔は改編当初と放送予定が変わって番組表が訂正されることがあったのでしょうけど、今回についてはそんなことはどうやら無いようです。
逆にニッポン放送はナイター中継の部分が火曜から木曜はナイターオフに放送されていた「ザ・フォーカス」のまま、金曜は「フライデーナイタースペシャル」、土曜は「スペシャルプログラム」となっています。3月19日に終了するはずだった「ザ・フォーカス」は6月4日に最終回を迎えました。ニッポン放送は夕方ワイドが刷新されるなど7月改編が発表されています。
ニッポン放送の夕方が変わる! | ニッポン放送 ラジオAM1242+FM93
ABCラジオは火曜から金曜の夜の時間帯、土日の午後ワイドの枠の中に6月19日以降プロ野球中継が入ることとなります。
一方、基本的にプロ野球中継と無縁なFM局はFMOH!改めFM大阪が2020-05と明記されているから5月のタイムテーブルなんだろうなと思うわけですが、毎月タイムテーブルを発行しているはずのFM東京のタイムテーブルが5月のものではなく4月のものなわけで、そこはアップデートできたはずなのになぜしなかったのかと疑問に思ったり。ただ、この春radiko未加盟だったJFN系FM局のほとんどがradikoプレミアムでの配信を開始したのですが、そのことには対応できています。今やradikoと無縁なのはFM徳島が全国唯一となりました(AM局ではNBCラジオ佐賀もです)。
ラジオNIKKEIの番組表のあとはAFN東京の番組表、海外日本語放送スケジュール、全国333局コミュニティFMリストと続いていきます。333とは数の並びがよい。現在運用中の局は332局あり、栃木県真岡市の局が今年11月に開局予定です。が、本書の発売後というかつい最近、6月11日に秋田県大館市の局に予備免許が下りました。こちらも今年11月に開局予定なのだそうです。申請者が「(設立準備中)」とあるのが気になるところですが(登記が済んでいないだけ?)上手く立ち上がってくれると良いですね。
ところで、宮城県に関することで、大崎市の「おおさきエフエム放送(Bikki-FM)」が中心部の大崎市古川から7kmほど南に離れた大崎市役所三本木庁舎*8に引っ越したらしいです。例によって三才ブックスよりも詳しい個人サイト「でんぱでーた」さんからの情報なのですが、局の公式webサイトでは本社もスタジオも大崎市古川のまま。だけど局のTwitterを見つけて読んでいくと、昨年6月15日から三本木で放送していると言います。もう1年経ってるじゃねーか。これは局の方も移転の周知をしないとよくないと思う。私と三才ブックスだけが気づいていないだけという事ではないと思う、思う・・・。
「最新版全国放送局周波数リスト」。今号から兵庫県香美町福島県昭和村で行われている地元局のFM再送信、ギャップフィラー局の掲載を始めました。福島県昭和村ではNHK第一ラジオ福島ふくしまFMが9局ずつ。兵庫県香美町ではラジオ関西が11局にNHK第一が8局。延べ46局分のデータが増えました。香美町では局によって出力が異なっているはずなのだけど本書では全局同じにされているので注意が必要です。そんなこともあってFM中継局は増え続けているので、今号ではAM、FMあわせて8ページ半。半ってのがねぇ。残りの半ページが丸々大きな余白になっているのが気になります。「ラジオマニア」や「ラジオ受信バイブル」や「必聴ラジオ100」で過去に書いた記事から何か引っ張ってきて埋めるとか、三才ブックスの広告(ラジオ以外の出版物も出しているのだから)とか何か埋めるものは無いのでしょうか。
8ページ半ということは見開き左側が周波数リストの最後のページ、右側が「全国AM番組ネット局一覧表」の最初のページということになります。今号では「全国AM番組ネット局一覧表」が通常の4ページ、40番組から1ページ増えて5ページ、50番組になりました。これにより「全国AM番組ネット局一覧表」のあとに「50音別タレントINDEX」が来ます。こちらは2ページのままです。こんなことになったのはV-Lowマルチメディア放送、i-dioが3月で閉局して2ページ空いたからです。今秋に出るであろう2020秋号ではFM局が2局減ることがわかっているので4ページ空きが出ます。さて何で埋めましょうか、それとも紙を1枚減らしましょうか。私の希望としてはNHK第一と同様にNHK-FMも2ページに広げてほしいと思うのですが、NHK第二は1ページで間に合うのでページ配分に困ってしまうかな。何か新しい企画が考えられれば良いのですが。
巻末カラーページはまず「FM改編NEWS」5ページ、Date fmからはホヤ娘、萌江さんの新番組「Got Emo?」とアナログのLPレコードを1枚掛ける新番組「33rpm」が紹介されています。FM局はAM局より局数が多いのだからこのページもそろそろ増やしてほしいですね。そのあとは冒頭に述べました女性アナウンサーのインタビューが6ページ12名。そして秋号に最終結果が発表される「好きなDJランキング」の中間発表と続き、裏表紙裏は三才ブックスの「ラジオ受信バイブル2020」と「必聴ラジオ100」の広告となっています。
裏表紙は久しぶりに一般企業。いや音響芸術専門学校という専門学校の広告になっています。


さて、「好きなDJランキング」の投票締め切りは9月14日必着。その後編集スタッフが一生懸命集計作業を行い票数上位のパーソナリティへの取材と秋号の制作作業が進んでいきます。しかしAMラジオの編成の根幹ともいえるプロ野球は新コロのせいで今年は6月19日開幕、レギュラーシーズンだけでも11月7日まで、その後パ・リーグの1位、2位チームによるクライマックスシリーズとその勝者がセ・リーグ優勝チームと行う日本シリーズで11月いっぱい野球シーズンが続きます。さて、地元にプロ野球本拠地が無い地方のAM局は機械的に9月28日(もしくは10月5日)から秋編成に入るのでしょうか。キー局の一つ、TBSラジオプロ野球中継から撤退しているので機械的に「アフター6ジャンクション」のネットをするだけかもしれません。もう一つのキー局、ニッポン放送は基本的にとことんプロ野球をやる立場なので10月、11月の2か月間地方局向けに裏送り専用番組を制作しなければならないことになるのでしょうか。東京にあるもう一つのAMラジオ局、文化放送は「ライオンズナイター」を10月末まで放送することを明らかにしていますのでナイターオフ改編は10月はじめと11月初めの2段階ということになりそうです。
2020秋号の発売は例年は10月27日ですが、今年は春号同様1か月程度遅らせざるを得なくなるのではないかと想像します。果たしてどうなりますことやら。こちらとしてはナイター中継を楽しみラジオ番組を楽しむだけです。

*1:チームシャチと書いて単に「シャチ」と読むのだそうです。

*2:単に男性が表紙というだけなら2008春号でケンドーコバヤシさんが表紙になっています。2006秋号でおぎやはぎさんたちも表紙になっているそうですが、私はその号は持っていないのでよくわかりません。

*3:正式なタイトルは何度か変更されている。

*4:「カムカムスポーツ」と読みます。

*5:あとの二人はアルコ&ピース平子祐希さんと宇宙海賊ゴー☆ジャスさん。テレビ東京の佐久間宣行さんは含まれません。

*6:ニッポン放送ABCラジオプロ野球中継から撤退したTBSラジオラジオ大阪RBCiラジオを除く42局

*7:プロ野球中継が基本的に土曜午後のみであるNHK第一は土曜午後が「プロ野球」と書いてある

*8:合併前に三本木町役場があった場所で、大崎市議会もここにある