NHKの2020年4月番組改編の発表についてあれこれ

今日も今日とて新聞を開けば、塩釜市で逮捕されたために仙台で行われた田代まさし被告の覚せい剤の裁判やら、元フジテレビアナウンサーではないほうのマッキー・槇原敬之容疑者が覚せい剤で逮捕やら。こんなことを書くとまたぞろ

管理人さんも大麻逮捕ネタ好きですな。
あってはならないがまた大麻で逮捕された芸能人が出れば管理人さんはまたブログで取り上げて、サンジャポで「大麻逮捕芸能人」ウォッチャーとしてインタビューを受けたりして?。

と私をシャブ厨扱いする人が出てこないとも限らない。こんなことは本意では無い。本題は覚せい剤では無く、それらふたつの記事の下に小さく出ている記事。
NHK、番組出演者と確認書 不祥事の再発防止 | 河北新報オンラインニュース
たぶん河北新報の東北地方と関係無い記事はすぐに消えてしまうので、同じ内容の日刊スポーツの記事のリンクもつけておきます。
NHKが出演俳優に誓約書、相次ぐ不祥事再発防止へ - 芸能 : 日刊スポーツ
以前「 通りすがりのものですが・・・・・」さんやtozu02さんから拙blogコメント欄に寄せられた、テレビに出る芸能人の不祥事問題に対する嘆き

?????(ゲストユーザー) 2020-01-24 23:10:21

>昨日は昨日で・・・・・
あーあの話ですね・・・・・・。
あの影響でミツカンも一部CMが一時打ち止めになっていますし、HONDAの「フリード」も徳井に続いて再びSTOPしてしまいました。さらにサンスターにも影響が出てしまったりの件ですね。本当に面倒で厄介な問題ですね。不倫相手の女優も悪いことを起こしてしまいましたし・・・・・・。困った問題です。
何故防げなかったのか?CMを起用する企業もCM契約を結ぶ前にそういうことが起こらないことを前提にしてタレントや俳優・女優を起用してほしいものです。でもそれの穴埋めがACJAPANで埋めるのはもううんざりです。そうでなくても菱電2社にJPかんぽ生命のCMはいつになったら再開するのでしょうか?もうACJAPANでCM枠を埋める安易な考えはいい加減にやめましょうよね。もし、公共広告の自己啓発で不祥事が起きたらどうしますか?
少し考えてほしいです。

tozu02 2020-01-25 13:33:18

TBSは対応ダメダメ。再放送では第1話の出演シーンもカットされそう。
問題はテレ朝の「ケイジとケンジ」。どうすんのでしょうかな?


常に遅れ放送や未放送のリスクが生じる地上波。 不祥事が起これば対応が難しくなります。

あぁ、あのコメントで私はキレたんだった。それはそれとして、こんな嘆きの声への対応策としてNHKは出演者の所属事務所に誓約書を書かせることにしたようです。これは再来年の大河ドラマの脚本家が先日記者会見で呼びかけたことの具現化でもあります。
やばい人お断り…NHKも脱帽する三谷幸喜の発信力 - 梅ちゃんねる - 芸能コラム : 日刊スポーツ
ただ、今や民放の番組でも企業のCMでも出演者には一筆書かせてるんでしょ? こんなことをしなければならないのは情けないと私は思いますが、コンプライアンスが何より求められる御時勢になってしまった以上“私は人畜無害です”と宣言できる人だけがテレビ出られる人ということにならざるを得ないのでしょうね。そうじゃない人はネット配信で・・・?
先日、元芸能人の島田紳助さんがネット配信で『コンプライアンスに縛られた、現在の芸能人に同情した』とのことですが
島田紳助さん「程度の低い話」縛られた芸能人に同情 - 芸能 : 日刊スポーツ
私も同情します。そりゃ犯罪を犯したらまずいんだけどね。


ところで、文面と表題が合ってないようなのですが・・・。
一筆書かせるというのが2月13日のNHK放送総局長記者会見での発表だったわけですが、この会見では4月の番組改編や番組キャスターの発表も行われたのでした。本来ならそっちがメインのはずなのですが、事前リークされているのでキャスターに関してのサプライズは無いですね。
NHK桑子真帆、和久田麻由子アナが番組入れ替わる - 女子アナ : 日刊スポーツ [2020年2月6日9時0分]
NHK阿部渉アナ「ごごナマ」→「シブ5時」に異動 - 芸能 : 日刊スポーツ [2020年2月12日11時9分]
番組改編についても既にコメント欄に書き込みがされているので私が敢えて書く必要はもう無いのですが、それでもやる気を振り絞っていくつか。
とりあえず仙台局関連では、森下絵理香アナが総合テレビ「おはよう日本」(平日5時台、6時台)とラジオ第一「天使のつくり笑い」の担当ということで仙台局から東京アナウンスへ異動になる基本パターン。そういえば前任の千葉美乃梨アナは産休中だったっけ。安部みちこアナに変更になっていたのね(「天使のつくり笑い」は安部アナと森下アナが2週ずつ交替で担当することになる)。総合テレビ東北ローカルの「定禅寺しゃべり亭」は4月から誰が担当するんだろう? メインは既に森下アナから石澤典夫さんに移っているような気がしないでもないが。
意外だったのは「子ども科学電話相談」の担当に石井かおるアナの名前が載っているではありませんか。石井アナは東京に戻ることになるのですね。なお、石井アナは今年も3月10-11日のラジオ深夜便を担当するそうです。今年のゲストは村上弘明さんです。村上さんは3月11日の総合テレビ「ごごナマ」にも出演されるようです。決してIBCラジオのラジオチャリティーミュージックソンではありません。「ごごナマ」にはAKB48Team8宮城県代表の佐藤朱さんも出演されるようです。
話がそれますが、今回の記者会見では番組改編だけではなく震災特番の紹介もありまして、なんでもフジテレビの伊藤利尋アナやFMあおぞらの吉田圭社長が出演する討論番組が総合テレビで放送されるようです。pdfの資料で伊東アナと名字が間違っているのが残念です。
というわけで、仙台局の女子アナもとい女性アナウンサーは大沼ひろみアナだけになりそう。女子アナじゃなくて女性が3人に増えていたので代わりに赴任して来るのは男性アナになるのかな。
他にアナウンサー関係で気になるのは、「ブラタモリ」が林田理沙アナから札幌局の浅野里香アナに交替。どんな方のでしょうね、楽しみにしておきます。林田アナは高井正智アナと関東ローカルの「首都圏ネットワーク」のキャスターを担当し、浅野アナも出演するそうですが、この番組を担当する女性アナウンサーはだいたい20:43からの番宣(現在は「オシばん」)を兼務しているので、林田アナか浅野アナのどちらかが4月から担当するんじゃないかな。(現在「オシばん」を担当している中山果奈アナは「おはよう日本」(平日5時台、6時台)に異動、前述の森下アナとたぶん隔週で担当。)
隔週と言えば、総合テレビの土日祝日のお昼のニュースの担当が佐藤誠太アナと合原明子アナ! 2人でやるニュースでもないので隔週担当なんだろうな。隔週だとしても「NHKのど自慢」の直前にばるちゃんを見られるのはうれしい。
既にコメント欄に書き込まれているとおり、ラジオ第一の午前ワイド「すっぴん!」が終わることに伴って金曜パートナーの高橋源一郎さんが金曜夜に新番組を持つことになるのだけど、そのお相手が小野文恵アナ。なぜ小野アナは引っ張りだこなんでしょうね。


記者会見の資料のpdfファイルで主なラジオの新番組として紹介されているのは3波で7番組。

  • らじるラボ(第1 月-金8:30-11:50)
  • 高橋源一郎飛ぶ教室(第1 金21:05-21:55)
  • おしゃべりな古典教室(第2 木-金9:30-9:45、(再)日24:10-24:40)
  • ロシア語ニュース(第2 月-金14:10-14:20)※ベトナム語ニュース、インドネシア語ニュースが13時台から22時台に移動
  • タイ語ニュース(第2 月-金22:50-23:00)※ポルトガル語ニュースが月-金のみ18時に移動
  • ディスカバー・ビートルズ(FM 日21:00-22:00)
  • ×(かける)クラシック(FM 日14:00-15:50、(再)月7:25-9:15)

「きらクラ!」が終わる。。。「×クラシック」は記者会見要旨のpdfファイルによると『クラシック音楽に鉄道やアニメなど様々なテーマを掛け合わせ、クラシック音楽を気軽に楽しむ音楽バラエティ』との紹介されています。一度特番としてやったことがあるのかな。2月23日のきらクラの枠で「第2弾」が放送されるそうです。番組ホームページを見ると「×」のロゴが踏切の遮断棒と電車。MCがタモリ電車クラブの会員でもある市川紗椰さんだと知れば納得。サクソフォン奏者の上野耕平さんと担当されるそうです。
8年間続いた午前ワイド「すっぴん!」を終わらせて立ち上げる「らじるラボ」に関しては改編の説明ではなくキャスター紹介の段落で『「ラジオをスマホで聴く時代」にフィットした音声コンテンツを研究したり、音だから面白い・楽しい企画を試してみたりする実験的番組』と紹介されていて、不安しか感じません。進行役は吾妻謙アナ。昨年4月に福島局からラジオセンターに異動になって「ちきゅうラジオ」を担当していたのですね。ちなみに「ちきゅうラジオ」は4月から「増田明美のキキスギ?」を担当している杉嶋亮作アナが兼務するようです。
「らじるラボ」に戻って、今回の発表に合わせて公開された「2020年度 国内放送番組 編成計画」のpdfファイルを見ますとラジオ第一のポイントとして『平日の情報番組をリニューアル』と掲げられており、『平日の日中帯の情報番組をリニューアルし、ラジオで育ったオトナ世代に「聴く楽しみ」をもう一度提供します。アーカイブスや全国ネットワークを活用し、「NHKだからできる」内容でリスナーの満足度を高めます。』と説明されています。これは「すっぴん!」の路線は失敗だったということなのか? 2019年の編成計画のキーワードは現役世代だったのに「らじるラボ」のターゲットはオトナ世代、記者会見要旨のpdfファイルによると40代から60代らしいです。
『平日の日中帯』ということで、午前ワイドだけでなく午後ワイド「武内陶子のごごラジ!」は現在12-13時台のサブタイトルになっている「ごごカフェ」を用いた「武内陶子のごごカフェ」に改題されるようです。また、4月からの番組表のpdfファイルを見て驚いたのですが、12時台のFMとのサイマル放送がなくなります。
じゃFMは? 「ひるのいこい」が終わる12:30まではサイマル放送で、12:30からは「歌謡スクランブル」が枠拡大! これは土曜もで(月-土12:30-14:00)、「歌え!土曜日LoveHits」もラジオ第一のみの放送となりFMでの放送がなくなります。さて、これは東北地方の放送局にはどう影響するのでしょう。今回の発表は全国放送に関するものなのですが、東北地方では金曜のお昼はラジオ第一・FMとも「武内陶子のごごラジ!」を「民謡をどうぞ」に差し替え(青森・山形のラジオ第一では12:20-13:00を自局のみのローカル番組に差し替え)ています。「歌謡スクランブル」が12:30スタートになると「民謡をどうぞ」はどうなるのでしょう。東北地方の金曜のみ13時飛び乗りなんて配慮をする筋合いはNHK-FMにはありません。ラジオ第一のみの放送に戻そうにもそれじゃ青森と山形へのネットは打ち切るのかという問題になります。以前東北地方ではFM放送で(当時ラジオ第一とFMで放送されていた)「岡田惠和 今宵、ロックバーで~ドラマな人々の音楽談議~」を差し替えて「MONKEY MAJIKのオンバク」という番組を放送していたのだけど、NHK-FMの改編でその時間帯に別の番組が引っ越してくることになり、「MONKEY MAJIKのオンバク」は月曜18時の「夜のプレイリスト」再放送枠を差し替えて存続することなりました。さて、「民謡をどうぞ」は放送67年目に入れるのでしょうか。
他にラジオ第一の時間変更は、昨秋スタートした「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」が土曜16時台から月曜20時台に移動(土曜午後は今年もプロ野球中継です)。これに伴い「徳井青空のあにげっちゅ」は日曜13-14時台に移動ということのようです。日曜13-14時台に放送されていた「うたことば」は以前の特集番組(不定期放送)に戻るのかな? とりあえず2月24日の新しい天皇誕生日(月曜日)に「うたことば」の特番があるようです。
「あにげっちゅ」の移動に関しては既に拙blogコメント欄に否定的なご意見が寄せられていますが、かつて文化放送には「A&Gリクエストアワー 阿澄佳奈のキミまち!」というアニソン番組が日曜の昼日中にあったわけで(現在は土曜夕方ですが)、日曜にアニラジがあることそれ自体はおかしなことではないかもしれません。ただ「あにげっちゅ」が日曜午後ですか、夜の方がよくないですか、と問われれば再考の余地はあるかもしれません。改編の度に放送枠が移動する流浪の番組になるか?