NHK2022年4月改編にあれやこれや

書くのをさぼっているほうが普通になってしまっているうちに立春どころかオリンピックまで始まってしまい、今日の日刊スポーツには宮城県でゆずと言えばということで、北限の柚子である柴田町の「雨乞の柚子」が紹介されています。雨乞いという字でアマゴと読みます。地名です。
【フィギュア】日本最北限で自生する「雨乞の柚子」生産者も「ユヅ」の結実願う - 五輪一般 - 北京オリンピック2022 : 日刊スポーツ
昨年の朝ドラ「おかえりモネ」では舞台となった気仙沼の亀島で北限の柚子を名乗っていて、北限は柴田町ではないのかと不思議に思って見ていました。かく言う私の住む名取市でも数年前までは獲れるなんて話は聞いたことが無かった「北限のシラス」を新しい名産として売り出しているし、どれもこれも地球温暖化の一環なのでしょう。
そんなゆづ、もといゆずの記事の下にNHKの新年度のキャスター変更の記事。webでは大量の記事が出ています。
「クロ現」桑子真帆アナ「息が止まりそうに」NHK新年度の番組担当キャスター発表 - 芸能 : 日刊スポーツ
NHK報道番組強化「クロ現」ゴールデン復活、土曜夜にニュース番組 03年以来最大規模の改編 - 芸能 : 日刊スポーツ
NHK「おかあさんといっしょ」平日午後4時台→午後6時スタートに編成 同番組開始以来初 - 芸能 : 日刊スポーツ
「ニュースウオッチ9」青井実アナら、「ブラタモリ」野口葵衣アナ NHK新年度の主な担当アナ - 芸能 : 日刊スポーツ
全て上げるとキリがないのでこれくらいにしておきます。
オリンピックで忙しいであろう中、放送総局長の定例の記者会見があったようで新年度の番組編成についての発表があったわけです。
NHKのサイトから会見に関する資料をダウンロードして眺めているのですが、「ガッテン!」の終了など前田会長が変えるのだという強い意志を持っていると言われているだけのことがあり、大規模だなぁと感嘆するのです。
おかあさんといっしょ」の夕方の放送時間変更については共働き世帯の増加(専業主婦世帯の減少)、保育園児の増加(幼稚園児の減少)という統計資料に保育園児の帰宅のピークが夕方6時であるというアンケートを紹介しています。未就学児の大半が保育園児であり彼らの大半がお母さんと一緒に帰宅できるのが夕方6時だから「おかあさんといっしょ」を夕方6時にするのだということなのでしょう。もっと幼い子たち向けの「いないいないばあっ!」は夕方4時のまま、夕方6時台の「天才てれびくん」は5時台に繰り上がることになります。なお、朝の放送時間は変わりません。
教育テレビは高校講座が午後2時台から午前10時台に繰り上がるなど他の枠でも大幅な移動があります。4月からの番組表は新番組が赤、枠移動が黄色に着色されているのですが、中国語講座ハングル講座のリニューアル、平日朝7時台に今田耕司さんの新番組など、大半の時間帯に手が入っています。
総合テレビは「クローズアップ現代」が夜7時半に戻りキャスターが桑子真帆アナになること、テレ朝系の土曜夜のニュース「サタデーステーション」と同じ時間に報道番組「サタデーウオッチ9」を立ち上げ喧嘩を売ること(とりあえず2月26日にパイロット版が放送されるそうです)、夜の連続ドラマ枠が復活すること(22時台のせいか新しい枠が誕生すると称しているが16年前まで23時台に連続ドラマ枠があってだねぇ・・・)、挙げればキリがありません。
私が着目するのは4点。
まず教育テレビで年3回ほど放送されていた「香川照之の昆虫すごいぜ!」が「香川照之の昆虫すごいZ!」として総合テレビで放送されること。その放送枠が日曜18時台。これまで放送していた海外のニュースの番組を止めることにしたようです。ただ、毎週昆虫すごいぜをやるわけでは無く、これまでの放送に新しい映像を加えて再編集したものを4月と8月に放送するということのようです。じゃあ5月と6月と7月は? 何度か単発で放送されているさかなクンさんの「超ギョギョッとサカナ★スター」が放送されるようです。こちらは教育テレビもで定時番組として放送されるようです。
土日の18時台は「週末夕方・家族視聴ゾーン新設」と設定されています。土曜には「これって攻めすぎ!?世界旅行」、「3分ドキュメンタリー」という2種類の番組が設定されているようです。これに伴い土曜18時台の時代劇じゃなくて「時代ドラマ」は日曜朝6時台に移るようで「特選!時代劇」という枠の名前がついています。「時代ドラマ」でなく「時代劇」が放送されるようになるのでしょうか。BSプレミアム大河ドラマアンコール枠(新年度は「おんな太閤記」)は朝7時からに移動になるので時間が重なることはありません。
平日18時台は関東の番組表なので「首都圏ネットワーク」と書かれているのですが、欄外の注釈を見ると「ネット送出」の番組として『後6:00~6:10★「ニュース」』と書かれているではありませんか。ここでの★は新番組を表す記号です。これまでは6時から6時10分までが全国ニュースで6時10分からローカルニュースだったわけですが、少なくとも関東では6時からローカルニュース、6時からの全国ニュースは地方局向けの裏送りということになります。地方局の番組表はまだ公表されていないかと思いますが、ひょっとすると地方局でも6時からローカルニュースを開始する局が出てくるのかもしれません。
もう一つ欄外の脚注より、「大相撲 幕内の全取組」。月~日早朝に放送ということなのですが、番組表を見ると現在深夜に放送されているBS1「国際報道2022」の再放送枠が4時20分に固定されています。4時からは「視点・論点」と「時論公論」。ということは大相撲は3時35分からになるのか、相撲の時期だけ4時台の番組が移動になるのか。総合テレビは現在朝4時15分を1日の放送の起点としているのですが新年度の番組表で4時15分開始になっているのは日曜早朝だけで月曜から土曜は4時開始。1日の放送の起点が4時になる、君が代が3時59分になるのかな?
それと、新年度の番組表には深夜枠に「生さだ」とか「眠いいね」とか書いて無いのね。めんどくさくて省略したのか、まさか3月で終わるのか。そういえば放送総局長会見要旨の文末にわざわざ地域貢献という節を設けて小野文恵アナが広島局に転出になることが書き添えられています。Wikipediaによると東京から離れるのは25年ぶりになるようです。「ガッテン!」が打ち切られ、「生さだ」が終わるとなれば東京の番組は「鶴瓶の家族に乾杯」だけとなります。広島局の所属になるのに家族に乾杯は引き続き担当する? 「ブラタモリ」の新年度のアシスタントが福岡局の野口葵衣アナと発表されましたが、東京に異動になるわけでなく福岡局勤務のまま「ブラタモリ」の担当になるのだそうです。小野文恵アナも広島局勤務のまま「鶴瓶の家族に乾杯」を担当することになるのだそうです。こういうのも働き方改革というのでしょうか?

拙blogの興味はアナウンサーとラジオです。そろそろそっちのほうを。
おはよう日本」の桑子真帆アナは「クローズアップ現代」へ、高瀬耕造アナは夕方の「シブ5時」改め「ニュースLIVE! ゆう5時」へ転出。後任は正午のニュースを担当していた三條雅幸アナと、松山局から首藤奈知子アナが帰ってきます。
この番組は早朝の部は担当が違っていてたしか仙台局から異動になった森下絵理香アナが担当していたと思うのだけど、何せ私は朝にテレビを見ていないので・・・Wikipediaを見てみたら、「おはよう日本」をやりつつ国際放送で英語でニュースを読んでいらっしゃるとか。知らんかった。
NHK森下絵理香アナ&川崎理加アナで英語&日本語の”ニュース二刀流”に挑む : スポーツ報知
その森下アナの後任が仙台局の森田茉里恵アナ。森田アナは「ニュースLIVE! ゆう5時」にも出演されるようです。森下アナは「おはよう日本」の土日祝担当に異動になるそうです。
「ニュースLIVE! ゆう5時」は「シブ5時」と異なり夕方4時台のフライングスタートも無くなり前述のとおり少なくとも関東では夕方6時台の全国ニュースも無くなります。メインキャスターは前述の高瀬アナと片山千恵子アナ。産休明けなのねと思いつつ資料を眺めていると「NHK映像ファイル あの人に会いたい」という番組のナレーション担当が片山アナと合原明子アナ。ばるちゃんも産休明けですね。ばるちゃんは教育テレビの新番組「でこぼこポン!」でもナレーションを担当されるようです。
仙台局OGじゃなく現役でほかには・・・ラジオ第一「マイあさ!」。三宅民夫さんが抜けて阿部渉アナが入るそうです(田中孝宜アナは続投ですが田中アナと阿部アナの役割分担は今回の発表では不明です)。阿部アナはラジオのメインはほぼほぼ初めてではなかろうか。その「マイあさ!」のアシスタント陣の中に星川幸さん。仙台局の「ゴジだっちゃ!」から抜けることになりますね。ここの枠に入ると朝7時のニュースだけでなく夜7時のニュースのアシスタントも交代で担当することになるんじゃなかったかな。
ニュースと言えばもうひとりラジオ第一の夜のニュース「NHKジャーナル」のメインキャスターに打越裕樹アナ。現在これといった番組を持っていないのでちょうどよかったかもしれません。ということで仙台局からは局アナ2名、キャスター1名が東京へ転出ということになります。星川さんが出ているラジオ「ゴジだっちゃ!」、森田アナが出ている東北6県ネットのテレビ「定禅寺しゃべり亭」の担当は4月からどうなるのでしょう。仙台局に籍があることになっているものの局のホームページに名前が無い千葉美乃梨アナが産休明けで復帰とかいうサプライズでもあるのでしょうか。
仙台局のアナウンサーに関しては、もう一件。いつの間にか小野卓哉アナが復帰していました。WikipediaNHK仙台放送局のページ(小野アナ個人のページは無い)によると「G-media出向」からの異動のようです。編集履歴を見ると昨年11月1日に書き換えられています。替わりに塚本貴之アナが東京勤務になったようです。いつからの人事だったのだろう。そんな塚本アナは現在オリンピック中継に借りだされているようです。

総合テレビ・教育テレビの改編に話題が集まっていますが、私が衝撃を受けたのはFM放送の朝6時台。

  • 「中学生の基礎英語 レベル1」(月~金・6:00~6:15)
  • 「中学生の基礎英語 レベル2」(月~金・6:15~6:30)
  • 「中高生の基礎英語 in English」(月~金・6:30~6:45)

ラジオ第2ではない、FM放送の朝6時台の新番組。つまりラジオ第2とFMのサイマル放送ということだ。これまで平日朝6時台に放送されていた「古楽の楽しみ」は朝5時台に繰り上がり、朝5時台に放送されていた朝11時台の番組の再放送群は無くなることになります。
資料の7つめ「国内放送番組編成計画」の17ページ。FM放送の編集のポイントとして、
 『経営計画で示した音声波の再編を検討する一環として、英語を学ぶ番組をラジオ第2放送と同じ時間に編成します。』
とあります。将来的にラジオ第2放送が消滅したとしてFM放送で引き続き同じ時間に放送されますよということなんですかね。英語講座は朝ドラでも取り上げられているNHKのラジオ放送の伝統の番組なのでラジオ第2が無くなっても死守するということなのかな。
FM放送ではもう一つ新番組として「吉木りさのタミウタ」に替わる民謡の番組「駒井蓮のニポミン!」が始まるんだそうです。もともと日曜午前11時台は「日本の民謡」という番組枠だったので略すればニポミンなんでしょうけどね。Wikipediaによると駒井さんは民謡の本場と言ってもよいであろう津軽の出身の若い女優さんだそうですが、吉木りさちゃんのような民謡の素養があるのかどうかは不明です。初心者向けの番組であることを明確にしているのでそういうことは問題で無いのかもしれません。
民謡と言えば東北6県向けのラジオ第一の番組「民謡をどうぞ」の再放送枠(山形局は本放送枠がローカル番組で潰れるためこの枠が本放送となる)を現在FMの木曜朝5時台に設定しているのですが、4月からどうするんだろう。番組ホームページを見たら『本番組の構成作家久保田豊さんは2021年12月に逝去されました。』って、本当に4月からどうなるんだろう。
他にFM放送の大きな変化は平日23時台のミュージシャンの番組の再放送が朝10時台から夕方6時台に変更、ラジオ第一夕方4時台の再放送は無くなります。これまで夕方6時台に放送されていた「夜のプレイリスト」の再放送が朝10時台になります。夕方6時台には番組表上(L)マークがついていてローカル差し替え可を意味するので、何らかの事情(たとえば「NHK東北民謡コンクール」の各県予選)で差し替えられると最大1日3回聴けたものが最小で本放送1回きりになるかもしれません。
あっ、大阪局のラジオ第一夕方4時台は関西ローカルの2時間番組「関西ラジオワイド」に差し替えだった。ラジオ第一は編集のポイントとして地域情報の充実を謳っていて、現在夕方5時台に放送されている「にっぽん列島夕方ラジオ」が2時間に拡充されるとありますが、その中身はなんと「関西ラジオワイド」の夕方4時台の部分が全国ネット化されるというものです。東京の情報で無ければ地域情報なのでしょう。現在「関西ラジオワイド」は「にっぽん列島夕方ラジオ」の枠で毎週月曜夕方5時台が全国放送になっていますが仙台、名古屋、福岡などローカル差し替えになっている局にはネットされていませんでした。これからは完全に全国ネットで放送されることとなります。
ラジオ第一の地域情報の充実に関してはもう一件、「列島リレーニュース」の拡充が発表されています。現在は午後ワイド「武内陶子のごごカフェ」内で午後1時半過ぎに各拠点放送局から地方の話題をひとつずつ伝えてもらっていますが、これが新年度の番組表では「ごごカフェ」の1時台に幅広く着色されています。たぶん拠点局に限らず地方局から話題を伝えるかつて日曜朝に放送されていた「リレーニュース郷土の話題」に近い内容になるのではと予想します。なお、「ごごカフェ」は4月から金曜のみ柘植恵水アナが担当になり武内アナは月曜から木曜となるので番組名が単なる「ごごカフェ」に変更されます。これは良いことなのだろうけど、午後1時台は総合テレビも大阪局制作の「列島ニュース」なのでテレビもラジオも似たようなことをやっていることになるんだなぁ(「列島ニュース」はランダムに選ばれた数局のお昼のローカルニュースが放送されるもので番組MCとのやり取りは無い)。
ラジオ第一の編集のポイントはもう一つ掲げられていて、金曜夜8時台に報道・社会問題に向き合う番組を新設とあります。いちおう「ジャーナルクロス」(金・20:05~20:55)という番組名になっているのですが、報道特集としての「ジャーナルクロス」は年10本程度だそうで、現在不定期に放送されているブルボンヌさんの「ラジオ保健室」や「ひきこもりラジオ」、それに「キクコトノミライ」という番組など週替わりの枠になるようです。4番組それぞれ別々の担当アナウンサーが発表されています。現在金曜夜8時台に放送されている「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」は土曜午前10時台に、土曜午前10時台の「真打ち競演」は土曜午後1時台にそれぞれ移動となります。土曜午後1時台の「らじるセレクト」は日曜午後4時台の週1回となり、同じく最終土曜午後1時台の「発掘!ラジオアーカイブス」は日曜午後1時台に移動。普通の週の日曜午後1時台は日曜午後4時台から「DJ日本史」が移動してきて「イチ押し歌のパラダイス」が無くなります。現在土曜午後に放送されている「古家正亨のPOP☆A」の枠はプロ野球中継枠になるので番組表上は土日の午後から音楽番組が一掃されることになるのですが、不定期放送として継続されることもあるので唐橋ユミファンの人におかれましてはオリンピック中継が終わって「イチ押し歌のパラダイス」が再開されたら番組の去就についてきちんとチェックすることをお勧めします。
土日の音楽番組ねぇ。新井恵理那さんの「歌え!土曜日Love Hits」が終わって「とれたて音楽館」という番組が始まるのですが、説明を読むと演歌、歌謡曲、フォークを中心になんて書いてあって「・・・Love Music」じゃなかった「Love Hits」から方向性は変わりそうです。この番組はまだ担当者が発表されていません。
日曜の「らじるセレクト」枠が午後4時台に移動になり、午後3時台に現在FMで日曜夜9時台に放送されている1組の海外アーティストを1年かけて特集するディスカバーシリーズが移動してきます。新年度は「ディスカバー・カーペンターズ」だそうです。逆に現在火曜夜8時台にラジオ第一で放送されている「ヤバイラジオ屋さん」がFMの日曜夜9時台に移転します。FMからは日曜午後2時台にも「カブキ・チューン」再放送(本放送はFM金曜午前11時台)がFM土曜朝5時台から移動してきます。現在日曜午後2時台に放送されている「あにげっちゅ」は終了となり、替わりに「ヤバイラジオ屋さん」が移転した後の火曜夜8時台に「アニメ・ステラー」という番組が設定されています。何だかアニメ文化の発展の秘密を掘り下げとか小難しい説明がされています。そうでもしないとお偉いさんに企画が通らないのか? この番組はまだ担当者が発表されていません。
このほかには土曜午後のプロ野球中継により「あさこ・佳代子の大人なラジオ女子会」が木曜夜9時台に移動になり、この時間に放送されていた中山秀征さんのクイズ番組「クイズイマジネーター」が終了することになります。
最後にラジオ第2。語学番組の充実を謳い、「ニュースで学ぶ「現代英語」」(月~金・9:30~9:45)の新設や「中学生の基礎英語」(レベル1、レベル2)の再放送枠が土曜夜にも新設されるというのですが、何処から枠をひねり出したのだろうと現在の番組表としばしにらめっこ。「朗読」が無くなるようです。「ラジオ深夜便」のコーナーになるのかな。
「アナウンサー百年百話」(水・10:30~10:45)はアーカイブ的な番組になるのかな。「私の日本語辞典」「ことば力アップ」が終わるようです。たぶん一般財団法人NHK放送研修センターが担当していると思われるのだけど、今回の番組改編とは別にNHKが抱える一般財団法人の統合が行われます。これってニュースになってるのだろうか。
NHK、四つの財団統合へ協議開始 「経営効率化とコスト低減を」 | 毎日新聞
NHKサービスセンター」が「NHKインターナショナル」「NHKエンジニアリングシステム」「NHK放送研修センター」とひとつになって新たな一般財団法人を設立するのですが、目的の異なる法人を統合するその目的は何か。
コロナ禍で事業縮小のN響支援 NHK関連4財団合併し「親法人」に:朝日新聞デジタル
公益財団法人「NHK交響楽団」を子会社化ならぬ子法人化することでN響の経営を支援することが目的だというのです。N響は日本を代表するオーケストラの一つであるわけですが、コロナ禍で経常利益が2割減ということで経営の効率化が求められていたようです。
NHK、N響の支援強化 4財団を合併して寄付も: 日本経済新聞
NHKの合理化は当然なのですがN響が無くなってもいいというわけはありませんので、これでN響の経営が安定して音楽が奏でられていくのであればその方向で頑張っていってほしいと願います。