おがはる、新人賞

地方のラジオ局(細かい定義は省略します)が輪番で製作し地方の音を伝えている番組「録音風物誌」。今週(TBCラジオでは9月22日)はIBC岩手放送がJR釜石線を走るSL銀河を取り上げていました。来週からの3回はここ1年間の放送からのアンコール放送が行われます。
というのも例年番組コンクールが行われていまして、毎週の放送の中から最優秀賞1本と優秀賞2本を選んで表彰していたのです。今年もコンクールが行われたようなのですが、それを伝える記事の写真を見て驚いてしまったのでした。
www.sankei.com
この写真の左の人、おがはるさんだよね・・・?
おがはるって、TBC東北放送を退社してネットニュースを書いたりラジオパーソナリティをしたりしている男性じゃなくて、TBC東北放送のラジオディレクターの女性です。
おがはるさんについて書かれた部分は上記リンク先の記事の(続きを読む)の後の2ページ目にあります。

 ラジオ番組の制作にかかわって4年未満の人が対象の新人賞。「親子で繋ぐ」は、仙台の繁華街、国分町にある、昭和25年創業のハンバーガー店が舞台だ。

 「牛タンなど仙台名物以外の食を取り上げたかった。先輩から『飲んだシメに食べる』と聞き、街に根付いている食だと思った」と、東北放送ラジオ局制作部の小笠原悠(はるか)さん(32)。肉を焼く音、タマネギを切る音など、ハンバーガーを作る音を丹念に録っていった。

 「難しかったのはパンを切る音。マイクを近づけて何とか録りました。ソースを塗る音も苦労しました」

どうやら今年度から新人賞が設けられたそうで、その記念すべき第1号がおがはるさんになったようです。最優秀賞を獲ったRCC中国放送のディレクターさんより年上だったりするのですが、おがはるさんは報道とかラジオ編成とか他部署を経験してからラジオ制作に異動になっているので新人のカテゴリーに入るようです。
実はおがはるさんは8月25日放送分も担当されたのですが、今回受賞したものはそれとは別でして、番組ホームページを調べると昨年末に放送されたもののようです。各回の担当者が聴きどころや放送後記などを書いているのですが、なんと、初めて担当した回だったとのこと。それだけに一生懸命に作ったことで評価されたのだと思われます。
この記念すべき番組が来週9月29日に放送されます(日付はTBCラジオでのもの。ネット局によっては28日かもしれません)。
録音風物誌: ネット局と放送時間
よかったら聞いてみてください。私も聴きます。