過去は忘れろ

気が付いたら誕生日になっていました。
鹿島アントラーズは負けるわ株価は年初来安値だわゴチははしもっちゃんが1年でクビになるわ、今年も12月20日は国民的厄日だったようです。
随分と久しぶりに書きますが、スポーツのニュースで気になっているものが2つほどあるので昨日とおとといの場所に上げるつもりで鋭意執筆中です。例の作業も続けているのですが今年中にできればその前の日付の場所に、できなければ年明けに新年の日付で上げると思います。


日記を上げないで何をやっていたんだという話ですが、まず、NHK第一「ごごラジ」に上柳昌彦さん(うえちゃん)がゲストに出た12月4日14時台の聞き逃し配信を聴き、ごごラジMC神門光太朗アナのうえちゃん愛を堪能(三才ブックス刊「ラジオマニア2016」で対談していたことにも言及していました)。NHKなのに「FAN!FUN!TODAY」のジングルが流れたのには驚いた。NHKのスタッフはどこから入手したのだろう。それからうえちゃんの著書「定年ラジオ」が三才ブックス刊のせいか誤植が多く、3刷で誤植が減るがまだ残っているという話にも。河野虎太郎さんが構成をしているのだが校正は誰がやっているのだろう?
その出演で知ったニッポン放送中島みゆきオールナイトニッポン月イチ総集編」(12月10日-13日)をできる限りリアルタイムで聴き残りはタイムフリーで聴く。制作スタッフの切り取り方に偏りがあってうえちゃんの登場場面が多かったりする。それを解説というか弁明というかしなければならない総集編案内役のうえちゃん。

それと、TBCラジオ「スベル兄弟」で10月から繰り広げられてきた番組MC“爆笑コメディアンズ”の改名騒動。
月イチMCのゴー☆ジャスさんや常連リスナーたちから提示された案は“かりぃ〜らいす”という表記だったようなのだけど、爆コメさんたちは自らの単独ライブで“バクコメ”に改名しますと宣言。企画を潰された番組側は“第三者委員会”で審議するとして12月10日放送分に爆コメさんたちの出演を停止、改名の是非を話し合うという茶番劇が繰り広げられました。結局黙認されたんだっけ。意外と臨時MCだった「ソラシド」(山形県住みます芸人)さんたちや「ぜんりょくボーイズ」(在仙の男性アイドル(?)ユニット)のほうが爆コメさんたちより面白かったりするのではないかと思ったりしないでもなかった。


それで、今週は仕事の帰りのカーラジオで日頃は聴かないTBCラジオ火・水・木曜21時台の番組を頑張って聴いてみました。簡単に感想をば。
「東京ポッド許可局」(火曜)は男性芸人3人がマニアックに語り合う番組で、元々は自分たちで勝手にポッドキャストでやっていたのをTBSラジオに拾われ全国で放送されるようになった稀有な番組。私の興味に合う話をしていれば楽しめそうだなと思いました。TBSラジオでは今年の年越し番組として年またぎの2時間生特番になるそうです。その特番の提供スポンサーを番組で募集していて斬新だなと思いました。
村上信五くんと経済クン」(水曜)は「月曜から夜ふかし」で金の亡者呼ばわりされている村上さんが真剣に経済のお勉強をする番組。今回は特別企画としてそもそも経済学って何かの役に立ってるの?みたいな素朴な疑問に経済学者の方が答えるという内容でした。経済学があれば不景気になったときになぜ不景気になったかの診断はできる。消費税が2%増えてもお小遣いが2%増えるわけでは無いから消費は2%落ち込む。言われてみれば当たり前なのだけど簡明な解説で私も勉強になります。村上キャスターはやはりマツコさんがそう評するだけあってよく勉強されている方なんだろうなと番組内での受け答えを聞いていて思いました。
吉田拓郎 ラジオでナイト」(木曜)はTBCラジオでは半年ごとに放送時間が変わる流浪の番組。福井弘文さんの影響でフォーク・ニューミュージック好きな私ですが実は拓郎さんはあまり聞かないので、「LOVE LOVE あいしてる」でシノラーに絡まれてた面白いおじちゃんぐらいのイメージしかありません。よってこの番組もまともに聴いたのは今回が初めてでした。番組でリクエストを募っていたようなのですが岡本おさみさん作詞の曲が多く「俺は歌いたくない」と言っていたのが印象深かったです。私の好きな森進一さんの「襟裳岬」の作詞をされた方ですね。あれは1974年かな。岡本さんの歌詞の世界観にはその時代背景があって、それは2018年現在の拓郎さんの気分とは違うのだという理由だったかと思います(タイムフリーで確認すればいいのだけど面倒なのでしません)。今の自分が歌いたい曲を歌いたいというのがアーティストなのでしょうね。でも古くからのファンは古い曲が好き。そんなファンに「昔のことは忘れろ」と吼える。それがまた拓郎さんの魅力の一端なのだろうなと思うのでした。