2通目の手紙

「あわついいな」の日から早や2週間。ということはTBCラジオの今季のプロ野球中継が終了してから2週間、11月スタートの新番組がスタートしてから2週間。書くべき事柄はいくらでもあるのにサボりまくっています。

気が付けば今日は「こちらtbcです。」の放送日。今回は放送に気が付いたのできちんと録画予約をしました。余談ですが、私のHDDレコーダーのEPGには「皇室アルバム」が6:30-と7:00-の2回放送されるように載っていたのですが、「ゲンキの時間」は放送されたのでしょうか。
「こちらtbcです」今回の担当は安東アナと古野アナ、「ひるまでウォッチン!」木・金担当のコンビなので収録もその際だったのかな。で、内容は

  • 衆院選特番(10/31)、TBCテレビのローカルパートでは選挙の啓発活動を行っているNPO法人の方をコメンテーターに招いたようです。
  • 「海、さえぎる壁」(9/20)、防潮堤の是非について問う報道特別番組。
  • 「THE TIME,」(10/13,11/9)、古野アナが2度中継を担当したそうだ。
  • 「日本のチカラ」(10/3)、TBC担当分は南三陸町で農業に取り組む女性を取り上げたものでした。
  • 「ラーメン王子GP特別編 名店が推す珠玉の一杯2021」、今年は12月1日に放送予定。ゲストは足立梨花ちゃんとチャン・カワイさんだそうですが、これはテロップのみなのでラジオではわからない。
  • 「今宵集まれ!みんなのラジオ」、番組内容の紹介。守屋アナが放送している様子が映されました。
  • tbcラジオ感謝ウィーク」、メッセージやリクエストの募集のおしらせ
  • 「全国高校ラグビー」(10/26)、決勝戦の中継録画だけではなく大会全体のダイジェストだったのね。
  • クイーンズ駅伝in宮城」、11月28日開催予定。テレビでもラジオでも生中継。
  • TBC気象台から、敷地内の森にて雪道での自動車の運転について注意を呼び掛ける今野予報士。

というところです。自己検証番組と称しているのだけど、検証するというよりはこんな番組を放送しましたよという報告に終始している感じです。
ラジオではこの放送の音声が深夜というか月曜早朝というかそんな時間に放送されます(テレビは5:40-5:55、ラジオは28:45-29:00)。

自社番組について検証するというと私は番組審議会を想起するのですが、直近ではTBCラジオで11月27日28:55-28:57に放送予定です。これ、テレビではいつやるんだっけ? たぶん土日の早朝ぐらいにあるかと思います。ミヤギテレビNHK総合もそんな感じです。仙台放送は「月刊チャンネル寸評」という番組名で第一土曜の早朝に放送しています。東日本放送はいつだったか夕方のニュースの中で放送していたのを見た記憶がありますが。。。
「番組審議会だより」はDate fmでも放送されているのですが、これまでradikoの番組表にそれが載ることはありませんでした。第二日曜の放送終了時にやっていたのですが、Date fmでは日曜深夜の放送休止時間についてradikoでは空白にしていて、タイムフリーでは聴けないようになっていました。リアルタイムで聴いても『「ON THE PLANET」マシューまさるバロン』というダミーのような表示になります。ところが、11月14日の26時から、radikoの番組表に「番組審議会だより」(26:00-26:04)と掲載されました。たぶん初めてのことと思われます。興味のある方は12月12日の日曜日が近くなったらradikoをcheck it out!

ちょっと話がそれました。
さて、冒頭に書きましたが、11月7日はTBCラジオの今季のプロ野球中継が終了した日であり、11月スタートの新番組がスタートした日でした。
楽天イーグルスは久しぶりにクライマックスシリーズに進出しロッテと戦ったわけですが1敗1引き分けで敗退となりました。この2試合はどうやらテレビではたまにあるオフチューブ、現地(今回は千葉)から送られてくる映像を仙台のスタジオで見ながら実況する形態の放送だったようですね。楽天野球団が運営するコミュニティFM、Rakuten.FM TOHOKUの中継ではビジターゲームは基本的にオフチューブですが、TBCラジオがこれをやるのはたぶん史上初の事態だったと思われます。
いわゆる緊急事態宣言は解除されているのでコロナのせいではない、千葉に乗り込んで中継する資金がないということだと決めつけたらまた怒られるだろうか。プロ野球中継のスポンサー募集というラジオCMを打ってるのにコロナのせいで不況だからスポンサーが集まらないとコロナのせいにはできるけど。
考えようによっては来年から対ロッテ、オリックスのビジターゲームをオフチューブで実況するための実験と好意的に解釈することもできなくは無いのかもしれません。対ソフトバンク日本ハム戦でそれをやると福岡、北海道の放送局との協力関係というか友好関係を壊すことにもなりかねないのでやらないだろうけど、ロッテやオリックスではその心配はないから。オリックスが1位でロッテが2位って時代が来るとは考えられなかったもんな。たぶんこれから数年はオリックスも注目を浴びるだろうから中継しないよりはしたほうがいい。だからといってABCラジオMBSラジオに1シーズン制作委託する予算は無い。千葉の試合は乗り込みするけど実況が終わったら舞浜発仙台行の深夜バスで日帰りなって言ったらスタッフは怒るだろうな。冗談はさておき、TBCスポーツアナの声で実況を聴きたいんだという層にはオフチューブは喜ばれるのかもしれません。
4月に書いたかもしれないけど、radikoの番組表において昨年は行った実際の中継時間に合わせてradikoタイムフリーの番組表を書き直すサービスが今年は行われなかったということは改めて指摘しておきます。特に土曜デーゲームが17時台に食い込み「あつらじ」の放送時間がその都度変動する時はタイムフリーで聴こうとすると番組が細切れになってしまいます。

TBCラジオ11月スタートの新番組。「塩沼亮潤とバクコメのぼちぼちがんばるDAY」(11月7日スタート、日曜10:30-11:00)。
塩沼さんといえば歴史上2人しかいない大峯千日回峰行を成し遂げ、大阿闍梨という偉い位にいるお坊さん。この番組のスタートに合わせてNHKBS1で彼を特集した番組が再放送されました(←んなわきゃぁないだろ、偶然だ)。Date fmでは朝ワイドの中で「塩沼亮潤 大阿闍梨 今朝の一言」という番組があるし(ふくしまFMにもネットされているみたいです)、BS1の番組を見て思い出したけどDate fmで彼がDJを務める特番が放送されたことがあったりもしました。実は東京ではInterFM897で「塩沼亮潤 大阿闍梨のstep by step」という番組をやっています。今年3月の第247回番組審議会で取り上げられていてこれが意外と低評価だったのです。というのも偉い僧侶の方の番組だと思って聴くと肩の力が抜けすぎるくらい砕けた内容でして、普通のトークと音楽の番組ぐらいにしか思えない。
今回のTBCラジオの番組はタイトルにある通り、お笑いコンビ・バクコメとの3人での番組になるので当然楽しいおしゃべりの番組になりました。第1回と第2回しか聴いてないけど。バクコメが月一でネタ披露するコーナーを作ることになったし、震災から10年という当事者でない人から見れば大きな節目を過ぎたことだし、ぼちぼち歩き出してみるのもよいのかもしれません。ここ2か月ほどブログの更新が立ち止まっている感じになっている私が言うことではないですけどね。
番組スポンサーが結構ついていて、「千日餅」が千日大回峰にちなんでつけられた商品名だとCMで知って驚きました。

最後に、本日のタイトルについて。
11月11日付の河北新報朝刊。あれから10年8ヵ月ということでそれに関する記事が多数載っています。その3面、河北新報社の取り組みとして「備えへの手紙」を募集するというお知らせの記事がありました。5年後の自分への手紙を書き、河北新報が5年間預かり5年後返送するというものです。
実はこの企画は2回目で、前回は2013年に募集し、募集した手紙は5年後の2018年に配達されました。その際その手紙の一例として直筆の手紙が大写しで掲載された方がいらっしゃいました。名久井麻利さん、そう、あの名久井ちゃんです。今回も前回に引き続いてその名久井ちゃんに手紙を書いていただき、その文面が大写しされ掲載されています。
記事には『東北放送アナウンサーの名久井麻利さん(38)』とあるので、名久井ちゃんは今も東北放送のアナウンサーであることが確認できました。わたし的には名久井ちゃんの生存確認ができてホッとしています。