あれから40年

6月12日の未明というか6月11日の深夜。この夜のTBSニュースバードの担当はやえたん。そのやえたんが伝えるニュースの中にかつての上司、石川太郎アナのナレーションで東北放送から送られてきた宮城県沖地震から40年の特集。ヘッドラインの字幕に「あれから40年」と書いてあって、40年も経つのかと驚かされるのでした。
6月12日のあとには栗原市や一関市とかの方々にとっては6月14日に岩手・宮城内陸地震から10年という節目もありました。

あぁそんなこともあったなと思いつつ流されて生きる私。今朝も変わり映えなく家を出た瞬間、チャンラン、チャンラン。家の中のテレビから緊急地震速報の忌まわしきチャイム。揺れたら困るのでしばし玄関にたたずんでみたけど揺れない。車に乗ってカーラジオをつけるとTBCラジオは8時前のCMの時間帯。すぐさまNHK第一に変えると大阪北部で震度6弱。大阪でも地震が起きるのか?!
そうだ、道上さんのとこはどうなってるだろう、と1008にしてみたものの、夏至直前の6月だ、聞こえるわけがない(真冬なら8時ぐらいまでならなんとかなります)。1179も無理。1314は確かめていないけど周波数が高いほうが聞こえは悪くなりがち。だったらひょっとして周波数が低いラジオ関西なら? 558にしてみると何かしら喋っているのが聞こえるけど聞き取れるほどではなかった。あきらめてTBCラジオに戻すとふつうに「日本全国8時です」をやっている。これ大阪にネットしてなかった(和歌山にはネットしている)。
仕事の帰り。カーラジオをつけるとNHK仙台はふつうに「ゴジだっちゃ!」をやっている。てっきり一日中地震被害のニュースで持ち切りになっていると思ってた。さほどでもなかったのかな。そうだ、NHK東京は月曜17時台だけ「関西ラジオワイド」をネットしてたな。594にしてみると専門家の方が今後の注意点について解説していたようでした。

朝の通勤ラッシュ時に起こった地震にしては亡くなられた方が4名と少なめだったようですが(もちろん死者が出てしまったことは悲しい事ですが)、なかでも、小学校のブロック塀が倒れて通学途中の小学生が亡くなられたということに、何と痛ましいことだと思わずにはいられません。
1978年の宮城県沖地震が与えた最大の教訓はブロック塀の倒壊に気をつけろということでした。さぞ他県でもあぶないブロック塀は無いか点検され危険を減らすべく対策が取られたのだろうと思っていたのですが、そうでもなかったようですね。当時は大丈夫だったかもしれないけど経年劣化だったのか大きな地震を経験したことが無かったためなのか、これから検証されることでしょうが残念です。

拙blogがかつてお世話になった関西在住の方が何人かいらっしゃいます。twitterで検索してみるとみなさんそれぞれtwitterをやっていらっしゃるようで、覗いてみるとみなさん無事なようで一安心です。
震源付近の地域では水道管が破裂したり都市ガスはたぶんしばらく停まったまま(ガス漏れが無いことを確認しないとガスを流せない)など不便が続くでしょうし余震が続くかもしれませんが、気を付けてお過ごしください。