ここ最近のFM局予備免許について 2022春

半年に一度の定例行事です。
自分なりにできる限り調べてはいますが誤りがあったり抜けているものがあったりしているかも知れません。

補助金交付決定

総務省のサイトの「予算執行の情報」というページで「補助金等交付決定」というEXCELファイルをダウンロードして「民放ラジオ難聴解消支援事業」という事業を探します。補助金の名称としては「無線システム普及支援事業費等補助金」で、その事業の対象がいくつかあるうちの一つに「民放ラジオ難聴解消支援事業」があります。
令和3年度の第2次の交付決定は昨年8月27日付。
昨秋の時点で各地方の総合通信局から発表があったのは青森県つがる市、『コミュニティFM放送(五所川原エフエム)の中継局を整備(つがる市出来島地区)』だけでした。しかしEXCELファイルを見ると、新潟放送と長野県東御市にも交付が決定しています。新潟放送は結構な高額、東御市は桁がひとつ低く、中継局の大きさにもピンからキリまであるのだなと思わされます。これらは折に触れてまた述べます。
令和3年度の第3次の交付決定は今年2月18日付。
各地方の総合通信局から発表があったのは株式会社アイビーシー岩手放送が2件、『FM方式によるAMラジオの補完中継局を整備(釜石市の一部)』『FM方式によるAMラジオの補完中継局を整備(宮古市及び山田町の一部)』。いずれも補助割合は3分の2。
というわけで今回も東北のみ。他地方にも交付されているのかどうか。EXCELファイル見りゃいいじゃん。それが令和3年度第4四半期の分のファイルはまだアップされていないので判らないのです。毎回のように書いている愚痴です。

予備免許付与

本免許が下りる前には予備免許が降ります。昨秋以降予備免許が出ていることが各地方の総合通信局より発表されているものを列挙します。

まだ帰還困難区域なのかな、今春避難指示解除の予定らしい野行地区の中継局に関するもの。周波数は先に開局している11か所と同じ。運用開始予定が2月上旬とのことですが、1月25日付で本免許が下りています。

前述の通り青森県つがる市補助金が交付されており、つがる市が整備する中継局設備を利用して、株式会社五所川原エフエムが免許を受けて放送する公設民営型の中継局ということになります。運用開始予定が4月1日なので既に開局していると思うけど総務省の無線局等情報検索にはまだ反映されていません。
余談ですが、出来島地区は五所川原市の西隣にある旧・木造町日本海側にあります。木造町に合併される前は鳴沢村という村の一部だったようなのですが、明治22年に市町村制が始まった時点から鳴沢村の飛び地であり続けたようです。どういういわれがあったのでしょう。昭和30年に鳴沢村本体は鰺ヶ沢町と、出来島地区は本体との間に挟まっている越水村などと共に木造町と合併しました。木造町は2005年に周囲の町と合併してつがる市となります。五所川原エフエムは旧・金木町と旧・市浦村に中継局を置いていますが、旧・市浦村つがる市の北隣にあり五所川原市の飛び地になっています。
五所川原エフエムで謎なのは、局の公式サイトで『空中線電力 親局5W』としていること。いつ出力を下げたのかググってみたけど分からない。無線局等情報検索では20Wのままなのだけど。

八幡中継局(酒田市観音寺地区)は飽海郡遊佐町、松山南中継局(酒田市大川渡地区)は東田川郡庄内町にはみ出しているのですが、東北総合通信局のプレスリリースには

 本日予備免許を付与した2局は、酒田市内及び隣接する自治体に放送サービスを提供するためのコミュニティ放送の中継局です。
 これにより、酒田市の市境付近にあるためにコミュニティ放送が聴きづらくなっていた観音寺、大川渡地区周辺でコミュニティ放送受信状況が改善するほか、隣接する庄内町遊佐町でも聴取エリアが広がります。

とあり、参考資料の「東北管内におけるコミュニティ放送局の開設状況」でも放送対象地域がいつのまにか『酒田市三川町庄内町遊佐町』と拡大されています(昨秋に新庄エフエムが開局した時の資料では放送対象地域は酒田市のみだった)。
運用開始予定が3月18日なので既に開局しているはずですが総務省の無線局等情報検索にはまだ反映されていません。

  • 2022年2月8日
    • 株式会社新潟放送のワイドFM中継局に予備免許 -新潟県魚沼地方におけるワイドFMのエリアが拡大-

南魚沼市の大和中継局。令和4年度開局予定とのことで、前述の通り補助金額が多めなので工事が大変なのかなと思いつつFM新潟の大和局の出力は1kW、かつてのFM PORTの堀之内大和局の出力が500Wと比べるとBSNの94.8MHz、100Wというのはどうなんだろうという気もしないでもありません。上越市の高田局(94.8MHz、30W)と同周波数だからかもしれませんが放送区域図を見る感じだと十日町市上越市の境になる東頸城丘陵を挟んでいるので混信の恐れは低そうな気もしないでもありません。

FM補完中継局という概念はNHKには及ばないはずだったんじゃないかと思うのですが、以前NHKの中継局設置計画2021 - みむめもーどで触れた通り実質的にNHK高知ラジオ第一の補完放送になると思われる局です。放送開始予定が令和5年3月頃と時間をかなり長めにとってあります。こちらも工事に時間がかかるのでしょうね。出力が100Wしかない(FM高知は500W)のだけど、高知県高知市に人口が集中しているので区域内世帯数が県全体のおよそ6割をカバーしている計算になるという、かなり効率の良いことになっているようです。

本免許付与

本免許のプレスリリースが出た例は以下の通りです。前述の通り予備免許のプレスリリースは出したけど本免許のプレスリリースは出さない例、後述しますが予備免許・本免許ともプレスリリース無しで開局する例もあります。

  • 2021年11月8日

日本放送協会のFM補完中継局に免許 ~ 能登町における中波放送の難聴を改善 ~
能登町における外国波混信の改善が図られます』とのことで、混信対策であることが明記されているのは珍しいと思います。

  • 2021年11月29日

小樽市コミュニティFMの難聴解消 - 株式会社エフエム小樽放送局の中継局に免許 -
北海道総合通信局のプレスリリースでは中継局3局の区別について説明されていない(何中継局という名前で空中線電力が何ワットなのか分からない)、聴取可能となる主な地域・世帯数は『桂岡町、銭函張碓町、春香町、塩谷及びオタモイの各一部 約5,800世帯』と3局の区別が無くたぶん3局分合わせたものとなっています。こんな大雑把なプレスリリースは初めて見ました。ただ3局が小樽市が整備しFMおたるが使用する公設民営の局であることは読み取れます。FMおたるのサイトでは「おしらせ」をたどっていくと『オタモイ・桂岡・張碓に中継局を設置し、12月1日から運用を開始しております。』とあり、3局の名称は分かります。ググると何故かGoogleブックスで読めてしまう「ラジオライフ」2022年2月号では200ページの欄外に『オタモイ局( 20W )、桂岡局( 20W )、張碓局( 5W )が、 2021 年 12 月 1 日に開局した。』と書いてあり、局名と出力の対応もわかります。

  • 2022年1月14日

鹿児島県瀬戸内町のコミュニティ放送局(2局)に免許 -地域経済の活性化、町民生活の利便性向上に期待-
昨年のうちに開局するものと思っていたのですが今年にずれ込みました。かつての「エフエムせとうち」と周波数、出力は同じ、ただし中継局は2つから1つに減りました。

  • 2022年2月8日

エフエム伊東の八幡野中継局に免許/親局に変更許可 <伊東市八幡野地区、赤沢地区等の難聴を改善>
「放送ネットワーク整備支援事業費補助金(地上基幹放送ネットワーク整備事業)」で予備送信所及び緊急割込放送設備の整備を行ったのだけど、それとは別で
・申請があった中継局(エフエム伊東八幡野中継局)の無線局に対して、本日(※2月8日)免許を付与いたしました。
・同年1月25日付けで同親局(いとうエフエム)主送信所の移設及び空中線電力の増力を許可しました。
とあります。ただし2局とも放送開始予定日は令和4年2月8日とのことです。
エフエム伊東なぎさステーションは開局以来伊東市富戸先原「大室山」山頂(標高:581m)から出力10Wで送信していました。それが北側にある伊東市川奈の「小室山」に移りました。Wikipediaによると地デジの中継局が建っていて標高が321mのようです。標高が低くなるためか出力は20Wに増えます。局のwebサイトをみると会社概要には今でも大室山、10Wと書いてありますが、トップページに「広報いとう」令和4年4月号へのリンクが貼ってあり、可聴範囲が市域の南北に大きく広がったという図が載っています。
東海総合通信局のプレスリリースによると、八幡野(やわたの)中継局は伊東市の南部を、小室山の親局は伊東市の北部、中部をカバーするようです。

  • 2022年3月7日

静岡放送株式会社の御殿場FM補完中継局に免許 <AM放送の難聴地域がFM放送で聴取可能に!>
放送区域図のpdfに『提供元:静岡放送株式会社』とクレジットが書いてあるのが珍しいプレスリリースだなと思います。

  • 2022年3月10日

鹿児島県奄美市で「あまみエフエム」の受信状況を改善 -コミュニティエフエム中継局に免許-
旧・笠利町奄美市の中心、旧・名瀬市の北側、龍郷町を挟んで飛び地になっていて、既存の笠利中継局は笠利町の北側にあり主に東岸をカバーしています。今回できる笠利南中継局は笠利町の南? 放送局の送信所に詳しいサイト「でんぱでーた」では地デジの笠利南中継局と同じ位置と比定しています。だとすると笠利町の西岸をカバーすることになります。

  • 2022年3月18日

鹿児島県大崎町のコミュニティ放送局に免許 -地域経済の活性化、町民生活の利便性向上に期待-
「おおさきエフエム」と言われると宮城県民としては宮城県大崎市コミュニティFMを思い浮かべます。まぁ世間的には山手線大崎駅の大崎なのでしょうけど。宮城県大崎市コミュニティFMは「おおさきエフエム放送」、愛称は開局以来カエルの仙台弁ビッキを用いたBikki-FMだったのですが、昨年より大崎コミュニティラジオの略でOCR FM835となっています。一方今回開局した鹿児島県曽於郡大崎町は「株式会社おおさきFM」、愛称は「FMおおさき」となっています。宮城のほうは「おおさき」が明示されていない、「おおさき」が明示されているのが鹿児島のほうと見分けることになりましょうか。宮城のほうはNPO法人、鹿児島のほうは株式会社という違いもあります。
昨年10月29日に予備免許が下り今年3月21日12時に開局したようです。局のwebサイトにはタイムテーブルが出ていませんが、コミュニティFMに詳しいサイト(ブログ)「コミュニティFM大図鑑」によると、北隣の曽於市の「SOO GOOD FM」に倣って「きらら方式」を採っているようです。
九州総合通信局のプレスリリースでは「放送事項」のpdfファイルが付属しているのが珍しいです。総務省の無線局等情報検索で見ることができるのですが、免許付与のプレスリリースで明示した例は初めて見るように思います。放送区域内世帯数を見ると大崎町よりも志布志市のほうが多いのであれっと思いました。地図を見ると大崎町の東側はおおよそ菱田川の西側、志布志市の旧・有明町の半分ほどのようで志布志市全体からしたら大した面積では無いのだけど。大崎町の南側、隣接する肝属郡東串良町とその南の肝属郡肝付町の北端、大崎町の西側は鹿屋市の旧・串良町が放送区域内になります。地図と言えば、志布志市の旧・有明町と大崎町が互いに多数の飛び地を持ち市域が入り組んでいることがわかって面白かったです。
ところで、大崎は鹿児島、宮城、東京だけでなく、広島にもあります。大崎上島です。NHK広島県で2か所、ラジオ第一のFM補完中継局を尾道市向島町高見山大崎上島町の神峰山に建てたはずなのだけど、中国総合通信局からは予備免許も本免許もプレスリリースが出ていません。

  • 2022年3月29日

FM補完放送で鹿児島県屋久島町南部の難聴を解消 -AM放送の難聴解消のためのFM補完中継局に免許-
上之牧FM補完中継局で南岸を幅広く、栗生FM補完中継局 で南西部をカバーしています。

開局済みの局

プレスリリースは必ずしも公表されるとは限らないので、総務省電波利用ホームページにある無線局等情報検索でここ最近の免許付与について検索してみます。
免許の年月日が2021年10月1日以降であるものは25件ヒットしました。

放送局 中継局名*1 設置場所 周波数(MHz) 出力*2(W) 免許付与日 開局日
柏崎市 新潟県柏崎市 76.3 0.25(0.63) 令3.10.25
新潟県柏崎市 76.3 0.25(0.35) 令3.10.25
新潟県柏崎市 76.3 0.25(0.56) 令3.10.25
?(注1) 新潟県柏崎市 76.3 0.25(0.56) 令3.10.25
一般財団法人有本積善社
FMまいづる
空山(大浦) 舞鶴市字野原 77.5 10 令3.10.27 令和3年10月29日
加佐 舞鶴市字桑飼上 77.5 20
しおじりコミュニティ放送株式会社
高ボッチ高原FM
JOZZ4AU-FM
しおじりエフエム
長野県塩尻市 89.4 20 令3.10.29 令和3年11月1日
日本放送協会 能登柳田R1 石川県鳳珠郡能登町 87.7 10 令3.11.8 令和3年11月12日
株式会社エフエム小樽放送局
FMおたる
桂岡(注2) 北海道小樽市 76.3 20(64.8) 令3.11.29 令和3年12月1日
張碓 76.3 5 令3.11.29
オタモイ(注2) 76.3 20(64.8) 令3.11.29
広野町 中央台SFM 福島県双葉郡広野町 89.0
78.6
90.2
0.1 令3.12.17 令和4年1月下旬
広洋台SFM ↑(注3)
一般社団法人せとうちラジオ放送
せとラジ
せとうちラジオエフエム
JOZZ0CQ-FM
鹿児島県大島郡瀬戸内町大字阿木 76.8 20 令4.1.14 令和4年1月26日
篠川 鹿児島県大島郡瀬戸内町大字阿室 76.8 1
葛尾村 野行ラジオSFM 福島県双葉郡葛尾村 89.0
81.8
90.8
(注3)
0.1 (0.12) 令4.1.25 令和4年2月上旬
エフエム伊東株式会社
なぎさステーション
八幡野 静岡県伊東市 76.3 20 令4.2.8 令和4年2月8日
日本放送協会 尾道R1(注4) 広島県尾道市向島町 93.6 100 令4.2.25 令和4年2月
静岡放送株式会社 SBS御殿場FM 静岡県御殿場市 92.1 10 令4.3.7 令和4年3月14日
東御市 田沢(注5) 長野県東御市 78.5 0.25 令4.3.10
特定非営利活動法人ディ
あまみエフエム
笠利南 鹿児島県奄美市笠利町 77.7 10 令4.3.10
株式会社おおさきFM FMおおさき
JOZZ0CR-FM
鹿児島県曽於郡大崎町野方内牧 89.9 10 令4.3.18 令和4年3月21日
日本放送協会 大崎上島R1(注4) 広島県豊田郡大崎上島町 90.9 30 令4.3.24 令和4年3月
日本放送協会 栗生FM 鹿児島県熊毛郡屋久島町 78.5 20 令4.3.29 令和4年3月30日
日本放送協会 上之牧FM 鹿児島県熊毛郡屋久島町 82.9 100 令4.3.29

(注1)柏崎市は株式会社柏崎コミュニティ放送(FMピッカラ)の再放送(再送信)を行う受信障害対策中継局。柏崎市のホームページを調べると昨年4月の市長施政方針演説で『FM放送の難聴地域を解消するため、受信障害対策中継局を米山町笠島青海川及び石地に新設します。』としているので、これら4か所に建てたのだろうと想像するのですが、どれがどれだかわからない。最大輻射電力が異なるのでテキトーに当てはめるわけにいかないので4局とも「?」表記にしておきます。柏崎市の「令和3(2021)年度施政方針」はこちら、令和3(2021)年度施政方針/柏崎市公式ホームページ
(注2)FMおたるの3中継局のどれがどれなのかは前述の通りよくわかっていません。オタモイと桂岡は出力も最大輻射電力も同じらしいのでどっちの順番で書いても実用的には問題ないのですが、北海道総合通信局のプレスリリースが『桂岡町、銭函張碓町、春香町、塩谷及びオタモイの各一部』と書いてあるので本稿ではその順であえて桂岡を先に書いておきます。
(注3)福島県広野町の2局、葛尾村の局の周波数は上から日本放送協会(ラジオ第一)、株式会社エフエム福島、株式会社ラジオ福島。予備免許のプレスリリースは日本放送協会(ラジオ第一)、株式会社ラジオ福島、株式会社エフエム福島の順だったのに順序が変わったことに意味はあるのだろうか。葛尾村では福島局と同じ周波数でしたが広野町はいわき局と同じ周波数にしたようです。受信点がいわき市だからかな。広野町について説明したpdfファイルがあるNHKテクノロジーズのサイトへのリンクをば。テレビ・ラジオ難視聴解消 | 放送事業者様向けソリューション、地方自治体様向けソリューション | Enhance society through broadcasting technology -社会を支える放送技術- | Our Service | NHKテクノロジーズ
(注4)NHK尾道、大崎については開局日が分かりません。局名はたぶんあっていると思います。NHK経営委員会の最新回で「ラジオ中継放送局の開局について」報告されているそうなので議事録が公表されたら正式な局名と開局日がわかります。一応参考までにNHK広島のサイトからFM補完放送について書かれたページのURLをば。AMラジオ | FMラジオ | くらしと安全 | NHK広島放送局
(注5)東御市東御市議会の令和3年9月3日の全員協議会で「No6 和地区における防災ラジオ難聴対策について」というpdfファイルに『エフエムとうみの放送受信難聴エリアである田沢地区(図1)へ、エフエム電波の送信所を設置』するとあります。(図1)は親局(鞍掛送信所)と田沢地区の間にちょっとした山があって電波を邪魔しており田沢地区が放送区域に入っていないことを示しています。なお、東御市和と書いて「とうみし・かのう」と読みます。2004年に 小県郡東部町(ちいさがたぐん・とうぶまち)と北佐久郡北御牧村(きたさくぐん・きたみまきむら)が合併して発足した市で、東部の東(とう)と北御牧の御(み)で東御(とうみ)と読みます。東部町の旧・和村(かのうむら)の中に田沢地区があります。ということで本稿では中継局名は田沢局ということにしておきます。念のために東御市議会の令和3年度全員協議会資料のページへのリンクをば。東御市(とうみし)|令和3年 全員協議会資料|人と自然が織りなす しあわせ交流都市 とうみ

未開局の局

予備免許が下りていてまだ本免許が下りていない局で公表されているものは次の通りです。公表されていないものがある可能性はあります。

放送局 中継局 設置場所 周波数(MHz) 出力(W)*3 予備免許付与日 開局予定
株式会社五所川原エフエム
G.Radio
出来島 青森県つがる市 76.7 0.1(0.04) 令和4年1月27日 令和4年4月1日
酒田エフエム放送株式会社
ハーバーRADIO
八幡 山形県酒田市観音寺地区 76.1 20(25) 令和4年2月9日 令和4年3月18日
松山南 山形県酒田市大川渡地区 76.1 20(8.0)
株式会社新潟放送 BSN大和FM 新潟県南魚沼市 94.8 100 令和4年2月8日 令和4年度
日本放送協会 NHK柏尾山補完R1 高知県高知市 92.8 100(160) 令和4年2月14日 令和5年3月頃

閉局

3つほどあるのですが、稿を分けます。

*1:コミュニティFMの親局については呼出符号と呼出名称

*2:カッコ内の数字は最大輻射電力

*3:カッコ内の数字は最大輻射電力

なんでもない日おめでとう

どこかの大阿闍梨が自分の番組で誕生日は何もしないで過ごすのがかっこいいと思うなんて言うから、真に受けてTBCラジオは開局70周年記念日なのに何もしない。
変わったことと言えば、プロ野球中継の実況が東北放送を退社したはずの菅生翔平アナだったこと。競馬中継が終わってプロ野球中継に戻ったらすぐ降雨コールドで試合終了、時間調整は「ベストミュージックコレクションジャパン」なんだと思って聴いていたら16:25からまさかの『ロジャー大葉の愛してJ-POP天国』30分バージョンが放送されたこと。放送終了後の試験電波の時間帯に流れる曲のリスト「深夜の音楽タイトル」がwebに公表されなかったこと。
まぁナイター中継の無い火曜日、自前でレインコートプログラムを組まなければならない時間に放送される『tbc POWERFUL BASEBALLスペシャル 増子華子と伊藤晋平の1 時間じゃ足りなかったんだってばよ!?2022~春が来るたび大きくなれるスペシャル~』(5月3日17:59-21:00)が実質的な開局70周年記念番組なのだろう。増子さんが久しぶりに手料理をふるまうということのようなので後でradikoタイムフリーで聴きます。5月が来るたび東北放送は1歳大きくなれるのです。
このサブタイトルにどんな意味があるんだっけと思ってググってみたらHysteric Blueの『春〜spring〜』のサビの歌詞だったのね。でも彼らが使うからには別の意味があるはず。阿知賀女子学院麻雀部、なんてユニットがカバーしてたりしてるのね。TBCテレビではネットされなかったアニメ、IBCテレビではネットしたんだっけ。
ググるついでに、表題の「なんでもない日」は本来8月9日のことらしいのだけど、英語ではunbirthdayなのだそうで、直訳すれば「誕生日ではない日」ということらしい。長崎原爆投下を何でも無かったことにしようという戦勝国の横暴という意味ではないらしい。
『誕生日を迎える度に何を祝うのかがずっと謎だった』って拙blogではよく引用する歌詞なのだけど、自分の好きな人、モノが生まれた記念日はそれだけでめでたい日だと私は思っています。
で、その相手をどうやって祝うかと言えば、クレームの嵐ということになってしまう倒錯した私。
TBCラジオの今春の改編から、公式が触れていないことを中心にあれこれ書き連ねてみます。なお、公式発表を基に改編スタート時に書いた拙blogのエントリはこちら。TBCラジオ2022年4月改編をながめてみる - みむめもーど

  • Goodモーニング(月-金6:30-8:30)
    • TBCアサイチ体操(6:50頃)はこれまで鎧坂アナか三浦アナが担当していたのだけど、5月は三浦アナと同期の小野寺穂実ディレクターが担当しています。先日『録音風物誌』でダンス教室を取材してきたからかな?
    • 日本全国8時です(8:00-8:14)は森本毅郎さんが腰の治療で長く休みを取っていたそうなのだけど、復帰した4月25日からオープニングテーマ曲が変わりました。
  • en∞Voyage(月-木9:00-11:30)

東理紗アナが退社されたあとの水曜日は週替わりということだったのですが、自称「サポートメンバー(笑)」の須口まきさんが2回出たのかな。別にこっちは全然構わないんですけどね。5月4日、大久保悠アナが無事復帰しました。

長年氷川さんの相手役を務めてきた寺島尚正さんが4月1日を最後に勇退され、4月4日より文化放送の山田弥希寿アナが担当することになりました。また、氷川さんの自称もkii(きい)からkiina(きいな)に代わったようです。東北放送の公式サイトの日別番組表やradikoの番組表では未だに『氷川きよし寺島尚正』と表記されているのだけど、東北放送は気づいてないのかね。

  • GoGoはみみこいラジオな気分(月-木12:00-16:30)
    • 70周年特別企画(12:35頃-13:00)には「音楽で綴る70年」というコーナータイトルがあった。知らんかった。
    • きき耳(13:45頃-14:00)は猪岡久子先生が1・3・5木曜に移動、逆に「平成歌謡曲探訪」が1・3・5火曜へ。2・4木曜には新コーナー「ちひろの音遊びリターンズ!」。ピアノが得意なちひろ先生がピアノが弾けるぢゅんごさんにピアノの指導をするようで。
    • 「GIFT~未来への贈り物~」が(14:50-15:00)に移動になった。金曜もこの時間。時間は変動しない確定。これに伴いこの時間帯に放送されていた「こちら宮城県警」は(月14:20-25頃*1)に繰り上がり、金曜15時前に放送されていた「宮城県からのお知らせ」も(金14:20頃)に繰り上がった。「GIFT」跡地の12:20ごろは単にフリートークの時間が増えただけ。
    • 16:30に番組が終わるとCM無しで『ドラマってムジカ』になるのね。
  • Hit Chart Graffiti(月-金17:05-17:10)

独立番組に戻った月-木は3月28日から新ナビゲーター、根本宣彦アナ。番組が終わると即17:10の交通情報になる。ここも番組間のCMが入らないということ。金曜は引き続き「シロクジTUNE」のコーナーで4月1日から新パーソナリティ、ニードルの二人が担当。

  • プレスポ(月-木17:14-17:59)

宮城球場楽天戦のナイターがあるときは宮城球場から中継になるみたい。その初めての例となった4月19日は今期のナイター中継でレポーターを務めることになった元文化放送アナの鈴木光裕さんが紹介されていました。宮城球場からの中継になる日は17:46の交通情報のアナウンスがスタジオからの呼びかけではなく事前録音のものになるようです。
4月21日は黒田直樹アナの最終出演になりました。この日は番組前半が黒田アナ、番組後半が林田悟志アナの担当でした。黒田アナは野球中継ではリポーターを担当し、野球中継終了時に実況を担当した林田アナから黒田アナが最後の出演であることが紹介されました。
デーゲーム中継が早く終わったときは17:12まで「プレスポ」担当アナが時間をつなぐ「「プレ」プレスポ」となるようです。

  • NEW NEWS(月19:30-21:55)

「尾崎尚之の天気の泉」が尾崎さんの人事異動で無くなってしまった19時台後半に「TBCラジオナイトインフォメーション」というコーナーができました。担当はスマイリー高木さんというニードルのお二人より年上らしい方。河北新報ラジオ欄の「tbcラジオ聴きどころ」ともども鈴木美希さんから引き継いだようです。肝心の鈴木さんはどうやらラジオ制作に異動になったみたいなかんじです。
「ニードルワールドニュース」のコーナーが「シロクジTUNE」17時台に引っ越したり、「NEW NEWS」であがった話題を「シロクジTUNE」で取り上げるようにするなど、2つの番組の連携を図って相乗効果を狙っているようです。

  • TBCナイタージャンクション(火-金21:00-21:54)

「ミュージックブルペン」は元ホークスのエース、斉藤和巳さんと松中みなみさんの二人で担当していたはすなのですが、気が付いたら元巨人の岡崎郁さんと吉田恵美さんの二人に代わっていました。4月26日からだったようです。吉田さんは野球関係のお仕事が多いフリーアナウンサーのようです。本当に月替わりだったんだなぁ。それと、今期「ミュージックブルペン」は30分間から25分間に5分短くなりました。その分だけ「ベストミュージックコレクションジャパン」が長くなります。

  • サタディ・イン・ザ・パーク(土9:30-13:55)

「ラジオ県民だより」(11:50-11:55頃)に何と村井嘉浩知事が御自ら県の施策について語りかけるコーナーができました。さすがに生ではなく事前録音ですが。4月2日から24日は4週にわたって一部に反対の声があった水道民営化について大丈夫であることを説明していました。4月30日からは子育て支援についてやはり4週にわたって説明します。

4月から放送時間が変わったと同時にパーソナリティも吉田旺弘名誉教授から東北工業大学地域未来構築事業コーディネーターの佐藤明さんに代わりました。TBCラジオの日別番組表では放送時間が変わってからパーソナリティの名前を載せなくなりました。東北工業大学のサイトに番組紹介のページがあってそこで紹介されています。アシスタントの菅原ゆうこさんは山形テレビ出身のフリーアナウンサーであることも紹介されています。radikoタイムフリーではもちろんオンエア後1週間しか聞けないわけですが、この番組の前身番組Radio3「工大RADIO@一番町ロビー」(2014年4月-2019年3月)の音源は今でも聞けるようになっています。

  • 土曜深夜の再放送枠

改編の公式発表では触れられていなかった部分が2つありましたがその一つがこの枠。『BIG BANG HOUR』の再放送が3月26日で終わって、4月2日からは
・27:00 (再)高橋直純のトラブルメーカー
・27:30 (再)ユメナカ
となりました。「ユメナカ」は土曜デーゲームが延びて本放送がつぶれたときはどうするんだろう。4月30日はデーゲームが18:31までになって本放送がつぶれるという事案が発生しました(18:31-18:44は「あつらじ」で穴埋め)。番組ホームページには『※プロ野球中継延長の場合、放送中止、内容が翌週に移動の場合がございます。』と書いてあるのだけど、この日はたぶん27:30からの放送が本放送の扱いになったんじゃないだろうか。
深夜4時台はこれまで通り
・28:00 (再)カラーボトル竹森マサユキのがらくたパレード
・28:30 (再)うたまつり!
です。

  • イマドキショッピング!(4月3日スタート、日5:10-5:20)

改編の公式発表では触れられていなかったもう一つの枠がここ。まさかの「イマドキショッピング!」でした。(木5:05-5:20)にもやってるんですけど、木曜は15分、日曜は10分ということになります。ということより日曜朝は「イマドキショッピング!」(5:10-5:20)、「納得!お得!ラジオショッピング」(5:30-5:45)、「今旬!いいもの百貨店」(6:05-6:20)と竹谷宣子さんがショッピングキャスターを務めるラジオショッピング番組が飛び石で3本続くことになります。いっそのこと「竹谷宣子のプレシャスサンデー」とかつくって『信仰の時間』と『大徳寺昭輝の天の夢』を内包するワイド番組ですって開き直ったほうがいいのでは? と思ったら、「おくまん」なるお笑い芸人さんと竹谷さんの2人でやる番組ができていました。5月1日は・・・あれっ、無い。4月24日には確かに3つのうちの一つが二人の番組になっていたのだけど・・・3つのうちのどれだったかなぁ。幻聴だったのだろうか。

昨秋のものはこちら。『tbcラジオ2021年秋の新番組&番組改編』に勝手に補足してみる - みむめもーど
11月は9時にパナソニックのエアコン「エオリア」11時に映画「老後の資金がありません!」だったような気がします。半年前のことなので記憶があいまいです。12月からは「9時の防災メモ」「11時の防災メモ」に戻っていたはずです。
15時の「肉のいとう」が「♪仙台牛なら肉のいとう」というCMソングからナレーション原稿に替わったのは2月からだったかな。これも気がついたら替わっていました。
で、春の変更が何日から替わったかは覚えていません。しっかりしろよと怒られるレベル。

朝5時:★「音楽で綴る70年」(鎧坂アナバージョン)
朝6時:JA共済
朝7時:味の牛タン喜助
朝8時:仙台銀行
朝9時:9時の防災メモ
午前10時:(月-土)は藤崎の50秒CMが終わると時報が鳴る、(日)は10時の防災メモ
午前11時:★「音楽で綴る70年」(佐々木アナバージョン)
正午:牛たん利休
午後1時:★「tbc POWERFUL BASEBALL
午後2時:(月-金、日)ニードル「ワレワレハ・・・」編、※土曜は時報CM無し
午後3時:肉のいとう
午後4時:食べログ
夕方5時:酒のやまや
夕方6時:★(土日月)6時の防災メモ ※火-金は野球中継中につき時報CM無し
夜7時:★(土日月)tbc開局70周年キャンペーン「もっとみやぎが好きになる」 ※火-金は野球中継中につき時報CM無し
夜8時:(土日月)8時の防災メモ ※火-金は野球中継中につき時報CM無し
夜9時:伊東洋平
夜10時:竹森マサユキ
夜11時:(月-金、日)★「音楽で綴る70年」(佐々木アナバージョン) ※土曜は時報CM無し。
深夜0時:「サンドのぼんやり~ぬTV」 ※このCMのみ20秒 
深夜1時:林田悟志
深夜2時:(時報CM無し)
深夜3時:(月-金)★tbc開局70周年キャンペーン「もっとみやぎが好きになる」 ※土曜は時報CM無し、日曜も試験電波中のため時報CM無し
深夜4時:(土のみ)4時の防災メモ ※月-金深夜は時報CM無し、日曜深夜も試験電波中のため時報CM無し。

★印は新規のCM。午前11時と夜11時は同じもの。朝5時もたぶん読み上げている原稿は同じだと思う。深夜1時の林田くんのキャラクターは昨秋のバージョンとは別のものになっている。夜7時と深夜3時は同じもの。

*1:宮城県警のサイトでは「14:20~14:22」としている

エフエムなとり、株式会社化?

月末になると市の広報紙「広報なとり」やもろもろの広報紙がポスティングされます。以前は行政区長さんが一軒一軒配って回っていたのですが、行政区長のなり手不足解消のためなのか何なのか分かりませんが何年か前からポスティング業者に配達を委託するようになりました。
今回の配布物の中には3か月に一度発行される「なとり市議会だより」もあるのですが、それを読んでいたら妙な記述がありました。7ページ、「議員協議会(1月12日)」という項の中に

○(仮称)株式会社エフエムなとり設立に係る出資等について
 現在、市の行政情報や災害時における緊急情報の発信など防災行政の一翼を担っているコミュニティエフエム「なとらじ801」を運営する、特定非営利活動法人エフエムなとりが株式会社設立に向け準備を進めており、市に出資等を要請されていることの説明がありました。

名取市コミュニティFM局エフエムなとり(なとらじ801)は局のサイトの法人概要のページに書いてある通り法人名としては「特定非営利活動法人エフエムなとり」。わざわざ「資本金 0円」と明記してあり、株式会社ではなくNPO法人であることを表しています。「設立日 2012年7月20日」。これは開局日(臨時災害放送局としては2011年4月10日)の後で、NPO法人格を取ることで臨時災害放送局を立ち上げたメンバーから臨時災害放送局の運営を引き継いだことになります。このとき何があったのかは興味のあるところですが今のところ闇の中です。2015年3月1日にコミュニティ放送局となり、7年が経ったのですね。
NPO法人としての決算報告書もアップされているので眺めてみると、NPO法人の会員の会費収入は552,000円。たしか個人の正会員は1万円、賛助会員は3千円だったかと思うのだけど、そんなに会員の数は多くなさそうだなという気はします。私は会員にはなっていません。名取市からの補助金名取市の予算の項目としては「行政情報放送委託料」)となる「受託事業収益」が2千万円弱あって、これが最も金額の多い費目。経常利益に当たるであろう「当期正味財産増減額」は984,448円(数字はいずれも第9期、令和2年4月から令和3年3月までのもの)。名取市からの補助金で黒字を維持できているという感じのようです。
もちろんコミュニティFMは無いよりあったほうがいいわけだしある以上は赤字にあえぐより黒字のほうがよいわけです。コミュニティFMの大先輩、お隣岩沼市のエフエムいわぬまは第三セクター、なとりと同じ臨時災害放送局をルーツに持つ亘理町のFMあおぞらは県内唯一の「きらら方式」を採用する株式会社。局によって運営会社の中味はまちまちです
議員協議会で話があったというのは正式な議案にはまだ至っていないということなのでしょう。市がどれくらい出資してどれくらいの放送委託料を支出するのが適正なのかというのが分からないので私に良し悪しは判断できません。しばらく成り行きを見守ることになります。

いまさら「ラジオ番組表」2021秋号レビュー

2021秋号のレビューを書かないまま2022春号が発売されてしまいました。今更需要も無いと思いますが2021秋号についてごく簡単におさらいしておきます。2021年10月28日に発売されました。

クリックしても私には1円の収入にもならないのでご安心ください。書影ぐらい無いとレビュー感が無いので毎号貼り付けています。なお、2020秋号より新しいものはまだ在庫が残っているようです。
秋号ですので表紙の顔は慣例通り「好きなDJランキング」最多得票者。FM NACK5橋爪ももの生乾き放送』を担当されている歌手の橋爪ももさんです。

本誌の内容はほぼいつも通りです。
表紙裏のMBSラジオの広告のとなり、注目番組インタビューは月イチから毎週の放送に格上げになった『コウテイの銀蛾・流電音(ギガ・ルデオ)』を担当するお笑いコンビ・コウテイのお二人。
「番組改編トピックス」はニッポン放送文化放送FM東京JFNNHKラジオNIKKEIの全国ネットの番組について紹介されています。TBSラジオは…無い。ラジオ業界のニュースが2件載っていて、ひとつは「ラジオ佐賀が長崎と同一編成に」。radiko配信のためなのだけど、これまで民放AM局の配信が全国で唯一無かった佐賀県長崎放送本局の放送が聴けることになったのだそうです。これを機にラジオ佐賀と長崎の本局の別編成が一切なくなってしまったのです。今号では長崎と佐賀の番組表が載っているのですが、次号(2022春号)以降は『同一タイムテーブルで対応する予定だ』と明記されています。気がつかなかった。2022春号を見て私はラジオ佐賀が載っていないことに驚くことになります。もう一つのニュースは「V-Low帯活用の動き」。失敗に終わったFM東京系の「i-dio」に使うことにしていた周波数帯を今後何に使おうか総務省で議論されているというお話。これに関しては拙blogより詳しく書いているblogもいくつもありますし(個人ブログでもNHK文研でも)興味のある方は探して読んでみてください。そういえば最近FM東京の経営陣が当時の経営陣を訴えたなんてニュースも出ていましたね。
そのあとは「AM改編NEWS」(東北放送からは金曜の「en∞Voyageフライデー」と「ラジオな気分フライデー2」でフリーアナウンサーの石川太郎さんが6時間半をぶっ続けでしゃべり倒すと紹介されています。)があって、「第14回好きなDJランキング」の結果発表が今回は巻末ではなく前半部分に掲載されています。
で目次から白黒ページになりまして、本文である「日本全国103局最新タイムテーブル」となります。民放AMがラジオ佐賀を含めて48、NHK第1、第2、NHK-FM、民放FM51、ラジオNIKKEIで計103です。
その次のページ、AFN TOKYOのおおよそのタイムテーブルから巻末データ部分になります。海外日本語放送スケジュール、全国338局コミュニティFMリスト、最新版全国放送局周波数リスト、全国AM番組ネット局一覧表(下段の「番組INFOEMATION」では東北放送にネットされている「ukkaり娘の浮かれでぃお」や2022年春から東北放送にもネットを開始した「身近なことからSDGs」の新番組にちょいちょいこの枠で登場する番組制作会社制作の地方局向けラジオ番組が紹介されています)、50音別タレントINDEX。
白黒ページの最後は恒例の投稿「リスナーの主張」。そうだそうだ、と思うことばかり。ここで「Radio-Mania WEB」開設準備中というお知らせが出ていました。いつだったか「三才ブックス・ラジオ班」のTwitterを覗いてみたら「ラジオマニア.net」に名前が変わっていて驚いたのですが、2022年1月に三才ブックスのラジオ誌に載っているような情報や各ラジオ局の番組情報などを集めたwebサイトが開設されました。
巻末カラーページ。まずは「FM改編NEWS」。Date fmの情報は無し。お隣のふくしまFMからはあの野呂佳代さんが番組を持ったことが紹介されています。そのあとは「第14回好きなDJランキング」の得票上位者のインタビュー。私の遅筆のせいで本稿は2022年5月になってから書いているのですが、先日「しゃべくり007」で秋田を代表する美人アナウンサーとして紹介されていた相場詩織さんがFM部門の2位に入っていてインタビューが載っています。秋田県に関してはAM部門の3位に秋田放送の鴨下望美アナが入っており、秋田県の活躍が光る回となりました。

実は長年続いてきた「好きなDJランキング」は今回が最終回でした。最後のページに「DJランキングが変わる! 第1回イチ推し番組DJランキング始動!!」とリニューアルのお知らせが出ています。第1回はアナウンサー部門、女性アイドル部門、コミュニティFM部門の3カテゴリーで募集するすること、応募の決まりごと、これまでとの変更点が載っていたのですが、この変更点をきちんと読んでいなかったことに2022春号を買って読んでから気がつきました。これまでは秋号から翌年の秋まで1年間かけて募集をしていたのですが、今回からは募集期間は半年間、次号で結果発表。半年後は別の部門を設けて募集することになったのでした。つまり毎号発売されるたびに募集する部門が変わるのでその都度本誌から投票券を切り取ってはがきに貼って投票しなければならないのです。また、これまで1冊につき10枚あった投票券が8枚に減りました。集計作業が大変だというスタッフのツイートを見たことがあるのでこれは仕方が無いことだと思います。
裏表紙は今回も音響芸術専門学校の広告が出ています。出稿ありがとうございます。

最後に、もはや恒例となった別冊付録。今回は『全国おすすめ音楽番組ガイド』。ラジオの基本的な聞かれ方である勉強、仕事をしながらのながら聞き。その王道と言えるのが音楽番組です。AM・FM問わず時間帯順に音楽番組が掲載されています。
平日午前だったら山形放送「ミュージックブランチ」、平日お昼ならラジオ日本「加藤裕介の横浜ポップJ」、平日夕方ならDate fm「SOUND GENIC」。あれっ、「SOUND GENIC」って夕方のワイド番組じゃなかったっけ、いやあれは音楽番組です。平日夜だとJFN「A・O・R」とかニッポン放送オールナイトニッポンMUSIC10」のような全国ネットの番組も入ってきます。
もちろんワイド番組に限らず、月曜なら「坂本サトル ひとりの時間。」、火曜なら「カラーボトル竹森マサユキのがらくたパレード」、水曜なら「伊東洋平ボクラノウタ」(2021秋号の付録なので2021年秋の放送時間帯です。2022年春は「がらくたパレード」は月曜夕方、「ボクラノウタ」は日曜午前です)とミュージシャンがパーソナリティを務め弾き語りを披露するTBCラジオの番組も掲載されています。木曜の項には「福井弘文 音楽漂流記」が載っていました。福井さんが残り少ない健康寿命謳歌するためにこの春に終わってしまったのでした。TBCラジオのもうひとつのリクエスト番組「ロジャー大葉の愛してJ-POP天国」も日曜の項に載っています。青春時代の恋愛を思い出す手紙を読む番組になりかかっている気がしないでもありませんが。「ユメナカ」は載ってなかったけどあれはラーメン番組に分類されたのかな?
音楽番組はJ-POPやフォーク、ロックだけではありません。浅野彰信さんのDate fm「サンデークラシックス」をはじめとするクラシック音楽の番組や琉球音楽、民謡、民族音楽、ジャズ、オールディーズ、サウンドトラック、吹奏楽、アニソンetc. radikoプレミアムで全国のAM・FM局を探すと多様なジャンルの音楽番組に出会えることがわかります。なので検索機能を使えば本書は要らないとお思いの向きもありましょうが、製本してみることで同じ時間帯によその局ではそんなジャンルの番組をやってるのかと感慨に耽ることができます。

「ラジオ番組表」2022春号レビュー

三才ブックス刊「ラジオ番組表」2022春号は4月28日に発売されました。
もはや恒例となった別冊付録が付いて1320円(税込み)と高価なのですが、今号の別冊付録は2020年に発売された「必聴ラジオ100」「必聴ラジオ2021」から抜粋した「必聴ラジオベストセレクション」でご機嫌を伺っております。
AM、FM、民放、NHK問わず62番組が紹介されています。番組によって1ページだったり2ページだったりして、Date fm『SOUND GENIC』は2ページを割いて紹介されています(「必聴ラジオ100」でも2ページにわたって掲載されていました)。
抜粋と言ってもデータはアップデートされており、たとえば『SOUND GENIC』はコーナーレギュラーが現在のものになっていますし、東北放送『3.11みやぎホットライン』(「必聴ラジオ2021」掲載)はパーソナリティが藤沢智子アナと守屋周アナの二人であることが紹介されています。もちろん以前発売された2冊に掲載されていても現在終了してしまっている番組は今回は掲載されていません。『ロジャー大葉のラジオな気分』(「必聴ラジオ100」掲載)とか。『蓮臺寺 お寺でふぅ~』(「必聴ラジオ100」掲載)は3か月に1回の番組として継続しているのだけどtbcラジオタイムテーブルに載ってないからか選に漏れてしまっています。
「必聴ラジオ100」「必聴ラジオ2021」は現在も発売されているようですが、他社からも同様のラジオ番組レビューのムック本が出ていますし三才ブックスも今年1月に「ラジオマニア.net」というラジオ情報サイトを立ち上げて番組情報を紹介するようになったので、適宜目についたところからラジオ番組を見つけていただければと願います。

別冊付録の紹介を先に書きましたが、別冊付録はラジオに携わるプロのライター(三才ブックスと関わりの無い方もいます)がおすすめの番組を深く解説したものであるのに対し、本誌は今春の改編情報を概観するものとなっています。

表紙は金髪の女性。モーニング娘。’22の生田衣梨奈さんです。
表紙の裏は恒例の「ポチっとMラジ」、MBSラジオの番組バナーが散りばめられた広告。おとなりはMBSラジオの注目番組インタビュー。今春は『アミューズPresentsチュート徳井・レイクレてっちゃんのA Music Chance』を担当される徳井義実さんと「LAZY LIE CRAZY」(レイクレ)のてっちゃんさん。音楽番組だそうで、この春リニューアルされたのかな、お二人の初収録の日に意気込みなどを伺ってきたということです。ちなみに番組スポンサーのアミューズは芸能事務所ではなくパチンコ&スロットのチェーン店のようです。
巻頭カラーの番組情報はまず「番組改編トピックス」。『オールナイトニッポン』レーベルの諸番組のパーソナリティ変更、NHKFM東京JFN文化放送TBSラジオラジオNIKKEIの改編情報が掲載されています。この枠は主に全国ネットの番組が紹介されるページなのですが、今期は文化放送が大きな改編になったこと、TBSラジオの午前ワイドの前任者の降板劇がネットニュースをにぎわせたことがあり、文化放送の午前・昼・夕方の各ワイド番組、TBSラジオの午前ワイドがこのページで紹介されています(本誌は伝統的に終了した番組やましてやそのいきさつについては一切触れません)。JFNは深夜ワイドを刷新し、狩野英孝さんが月曜深夜に番組を持ちました(Date fmにもネットされています)。NHKからはラジオ第一土曜お昼の新番組『とれたて音楽館』を担当する徳田章アナの写真が載っているのですが、何でイチゴの被り物?
「AM改編NEWS」は青森、福島、新潟、山口を除く43局の改編情報。今期は各局大きく変わったようで、やたらパーソナリティの写真を大きく載せて枠を占める放送局がなくなり文字が多め。『笑点』新レギュラーの桂宮治さんがTBSラジオ文化放送で新番組を始めることになり両方に同じ写真が出ています。東北放送からは『GoGoはみみこいラジオな気分』の枠拡大、新コーナー、新パーソナリティが紹介されています。
その後には「ラジオマニア」NEWSと題してKBS京都福山潤 キョウトニイケズ』の番組紹介、中国放送の覆面パーソナリティ・一文字弥太郎さんが2月に急逝された話題(「ラジオマニア.net」に追悼記事が掲出されています)、「ラジオマニア.net」の紹介が載っています。

目次のページから白黒になります。
「全国102局最新タイムテーブルのページ」
あれっ、数が減った? 今号からNBCラジオ佐賀の掲載が無くなったのです。これまでNBC長崎放送長崎県佐賀県で別編成を組み、佐賀で制作して長崎にネットする『さらば青春の光の「青春デストロイヤー」』という番組までありました。しかし、昨秋に佐賀県でもradiko長崎放送が聴けるようになったのを機に長崎と佐賀の別編成が全てなくなり同一編成となりました。信越放送青森放送など他の地域別編成をしていた局がradiko配信きっかけで地域別編成を止めたのと同じことが長崎でも起きたわけです(和歌山放送だけは地域別編成が続いているらしいです)。地域別の番組が全県(長崎の場合は佐賀と長崎の2県)で聴けるようになったと捉えることもできなくは無いのでしょうけど。昨秋の前号はそれでも長崎と佐賀の番組表を掲載したのですが、今号は長崎の番組表だけになりました。佐賀の住所、URL、ベリカード(受信確認証)の掲載は無くなり佐賀県内の中継局のデータは長崎県内の中継局の後に書かれています。ちなみに、NBCラジオ佐賀は2020年6月に佐賀駅前に、NBC長崎放送は2021年11月に長崎駅前にそれぞれ移転しましたが、本誌では移転後も移転前の旧住所のまま掲載されています。NBCラジオ佐賀のサイトでタイムテーブルをクリックすると2021.10-12期のものが表示され、2022年に入ってから放置状態になっているようです。NBC長崎放送のサイトでタイムテーブルのpdfファイルをダウンロードすると、本誌に掲載されているものは上部がちょん切られていることが分かります。そこには長崎と佐賀の周波数が書いてあり長崎と佐賀の共通の番組表であることが分かります。NBC長崎放送の新社屋移転のプレスリリースのpdfファイルもあります。
講釈が長くなりましたが、民放AMが47局、NHKは第1、第2、FMで3局と数えます、民放FMが51局、それとラジオNIKKEIで計102局という計算となります。
前述の通り今期は各局改編が大きめなので1枚1枚見て味わっていただきたいのですが、ひとつだけ。ラジオ大阪が久しぶりに若者向け夜ワイド「サクラバシ919」を立ち上げました。この番組は大阪市の桜橋ではなく東京の「ミクチャ」のスタジオから発信されており「ミクチャ」で同時生配信されています。ラジオ大阪、正確には大阪放送株式会社ですが2005年から産経新聞グループになっていたのですが、昨年7月に産経新聞が持ち株の一部を「ミクチャ」の運営会社DONUTSに売却し、DONUTSが筆頭株主になりました。産経新聞は第2位株主でまだラジオ大阪のロゴにはフジサンケイグループの目玉マークがついていますが、今回の企画が上手くいけば今後何か面白い動きが出てくるかもしれません。
ラジオNIKKEIまで102枚のタイムテーブルが終わると、AFN東京の大まかな番組表に続いて各種データのページに移ります。海外日本語放送スケジュール、全国339局コミュニティFMリスト、最新版全国放送局周波数リスト、全国AM番組ネット局一覧表、50音別タレントINDEX。
NBCラジオ佐賀の番組表が無くなったことで「全国AM番組ネット局一覧表」が50番組から70番組に増えました。今期の改編の目玉の一つに『オールナイトニッポン0(ZERO)』のネット局が5局増えたというものがあります。山口、宮崎は一覧表に反映されている*1のですが秋田、福島、熊本は反映されていません。TBS系列からニッポン放送への鞍替えは2020年以降顕著になっていますが、秋田と福島はTBS派だと思っていたので意外でした。意外といえば今期は北海道放送が7局目の『レコメン!』フルネット局になったのも意外でした。ナイター中継で文化放送にお世話になるようになった恩返しなのでしょうか。そういえばこっちも秋田と福島はTBSから文化放送に乗り換えたんだった。
また余談が長くなりました。令和とは忖度をする時代なので「全国AM番組ネット局一覧表」の粗探しは止めたのですが*2、今回はさらっと眺めただけでも東北放送の欄に『アナログタロウ 痛快!アナログヒッパレ~♪』(石川太郎の「ジャパネットたかたラジオショッピングスペシャル」が放送され無い週の(土)9:00-9:30)、『キョートリアル!』((月)22:30-23:00)、『吉田照美神羅万SHOW』(野球中継が無い週の(土)16:00-16:30)が載っていません。他の放送時間に注釈が付く番組を正しく取り上げられているのに。
白黒ページの最後は読者投稿「リスナーの主張」やプレゼントのお知らせ、「イチ推し番組・DJランキング」の応募券8枚などがあります。読者投稿のなかには、そうだそうだそのとおりだ、と激しく同意するものもあるのですが忖度してここには書かないでおきます。まぁそんな広告主たちに忖度なんてしたくは無いのですが。東北放送のアナウンサーたちにとってはラジオドラマのいい練習になってるようなCMもありますし、何かの役には立っているのでしょう。

巻末カラーページはまず「FM改編NEWS」。5ページに全国41局のローカル番組が詰め込まれています。Date fmからはいつの間にか金曜夜の『Music Spiral』からいなくなっていた門松良祐さんが月曜夜に『門松良祐のフォーティーラブ(40・0)』を始めたこと、月曜昼に県内のアマチュアミュージシャンを取り上げる『MUSICA♪NOVA』が始まったこと、『SESSION!』月曜の担当が四星球というバンドになったこと、月曜ばかり3点紹介されています。NACK5ではこれまで日曜朝に番組を持っていた斉藤リョーツさんが土曜早朝のワイド番組の担当になったようで、ということは土曜早朝のワイド番組を担当していた斉藤百香さんは月-木夕方の『キラスタ』のみの担当に戻ることになりますね。
FM大阪では「あのレジェンド声優が登場」という話題が紹介されています。『New Normal Life~優しさであふれる毎日を~』。Date fmのサイトの日別番組表を見て気になって第1回をradikoタイムフリーで聴いてみました。何が気になったか、Date fmのサイトの日別番組表にはTBCラジオと違って番組スポンサーが明記されているのですが、そのスポンサー名に聞き覚えがあったからでした。「イドルシアファーマシューティカルズジャパン」。似たような会社名の「アクテリオンファーマシューティカルズ ジャパン」がスポンサーだった『Keep On Smiling』という番組がありました(20101年4月-2018年9月)。まさか、その番組と同じパーソナリティ山寺宏一さん。それに今回は野沢雅子さんと二人で担当すると言います。調べるとアクテリオンは2017年ジョンソン・エンド・ジョンソンに買収されヤンセンの子会社になったのだけど、アクテリオンのバイオテクノロジー関係の研究開発部門は分離独立してイドルシアになったのだそうです。かつて拙blogにFM大阪の番組が相次いで某若手女優のFM東京の番組のせいで打ち切られたと主張してきた者がいました。彼の言が正しいとは私は思いませんが、彼の言によれば打ち切られた番組が雌伏3年半、当時のスポンサーをルーツに持つ企業をスポンサーに復活を果たしたということになります。しかも野沢雅子さんもかつてFM大阪制作の番組を持っていました。一時期Date fmにもネットされていましたがいつの間にか大阪と東京の2局ネットとなり昨年9月で終了していたようです。ということはこの度山寺さんの番組と野沢さんの番組がまとめて復活したとも言えます。ただし前の山寺さんの番組が一時期とは言え38局フルネットだったのに対し、今回は大阪と東京、Date fmの3局ネットとなっています。大阪とDate fmは同時ネットです。
また脱線しました。最後は「読者が選ぶ好きなDJランキング」改め「第1回イチ推し番組DJランキング」結果発表。私は勘違いしていたのですが、これまでは春号は中間発表だったのですがこれからは半年ごとに結果発表となります。勘違いしていた人は私のほかにもいたのではないでしょうか、得票数を見ると一人を除いてさほど多くなく、2票以上入った方もそう多くはありません(今回は1票だった人の名前は割愛されています)。これから本書を買われる方は募集期間が半年であることに留意する必要があると思います。これから募集するのは地方番組部門(※東京・神奈川・埼玉・千葉以外の県域放送局のローカル番組で他局にネットしていない番組)と名アシスタント(パートナー)部門の2つだそうです。
今回発表される部門は3つありました。それぞれの1位の方のインタビューが掲載されています。アイドル部門は表紙の顔、モーニング娘。’22の生田衣梨奈さんです。9期だそうなので石田亜佑美さんの先輩になるのですね。「モーニング女学院」が始まって10年が経ったのだそうで、たまには聞いてみようかな。アナウンサー部門は秋田放送の鴨下望美アナ。実は彼女一人だけ大量の得票を得たのですが、一緒に番組を担当している秋田放送の林さくらアナが4位、二人の番組と担当曜日が違うもののFM秋田の裏番組の担当者であるフリーアナの相場詩織さんが2位と秋田県の皆さんが今回も大活躍でした。そういえば一般人ということになっている某アイドルの奥様も元秋田放送アナウンサー。実は全国から秋田美人に負けない美貌の持ち主を集めているのだろうか? あっ、なべくらみほさんも元秋田放送アナウンサーだった(笑)。コミュニティFM番組部門でも4位に秋田県の横手かまくらFMの番組が入っていますが、こちらの1位は福島県須賀川市のウルトラFMの『Dream Zoneの今日も”おけまる”』。Dream Zoneは全国各地で番組を持っているラジオパーソナリティグループなのだそうです(局の公式サイトにはアイドルグループと書いてある)。この番組にはあの襟川クロさんの映画コーナーやねづっちさんのお笑いコーナーもあるんだそうです。二人ともTBCラジオで聴かなくなったと思ったら福島でコーナーを持っていたのか。「JCBAインターネットサイマルラジオ」で聴くことができます。
裏表紙裏は「三才ブックスオンラインショップ」の宣伝。5月27日まで有効の500円オフクーポンが発行されるコードが書いてあります。裏表紙は今号も「音響芸術専門学校」の広告が出ています。出稿ありがとうございます。

*1:ただし山口は番組表に『上柳昌彦あさぼらけ』を載せていないため放送時間が29時までとなっている、ある意味忠実に反映している

*2:本当は私が衰えて粗を見つけることができなくなったから止めたのです