たまには宣伝でも

この時期とっくにやっていなければならない拙blogの年中行事をまだやっていなかったり、いまだに月曜夜の借王の新番組の録音を聴いていなかったり、何やってんだかという日々です。いかがお過ごしでしょうか。
こんなときは「録音風物誌」で篠笛の響きでも聴いて心を落ち着けて。
そう、地方のラジオ局が輪番でその土地ならではの音を届ける10分番組「録音風物誌」の今週の担当は東北放送でした。篠笛を作っていらっしゃる方のお話で、担当したディレクターは鈴木美希さんでした。以前「シロクジTUNE」木曜でラジオの番宣コーナーを担当されていた方ですね。編成から制作に異動になっていたんだ。番組制作機構「火曜会」の番組ホームページに編集後記が出ていますので東北放送に限らず地元の局のradikoタイムフリーで番組を聴いてからご覧ください。ちなみにナレーションは大久保悠アナが担当しています。
なんてことを書こうと思いつつ寝る前に「テレメンタリー」(宮城県では月曜深夜1:31から)がウクライナから石巻に避難されている方のドキュメンタリー、つまり東日本放送制作の回だということだったので見てみたら、うわっ、このナレーターは・・・
アバンタイトルの部分が終わって番組タイトルが出て本題に入ったところで、「ナレーター 林原めぐみ」。
もう何年も「Tokyo Boogie Night」を聴いていないのに一声聴いただけでわかってしまう自分が怖い。「NNNドキュメント」でナレーションを担当された回を偶然見たことがあって、こういうお仕事もされていらっしゃるのねと思ったことはあったのだけど、まさか東日本放送が制作するドキュメンタリーで林原さんの声を聴くとは思いもしませんでした。そういえば今年の3.11近辺で雄勝町の防潮堤を取り上げた回のナレーションは玉木宏さんだったっけ。
もちろん私の愚鈍さよりも怖いのは戦禍でありまして、宮城県の放送局が制作するのでどうしても震災が絡んできます。普通に異国に避難してきて1年間を追うだけでも番組として成立することでしょうけど、たまたま避難してきた場所が震災の被災地だったことがちょっとした影響を与えていることが伺える内容になっています。夕方のニュース「チャージ」を担当されている上野比呂企アナがディレクターとして、かつて夕方のニュースを担当されていた山口則幸さんの名前が制作としてスタッフロールの一番最後に出てきます。
テレビ朝日ではすでに放送が終わっていて番組ホームページの過去の放送の配信にも載ってない(雄勝町の防潮堤の回はあるんだけどな)。そのうち宮城ローカルで再放送があるかとは思いますが、見られる環境にある方は見ていただきたいと思います。