2021年7月改編その2とかオリンピック中継とか

オリンピックも七夕も終わり暦の上では秋になってしまいました。
2021年7月改編その1 - みむめもーど
の続きを書かねばと思ってはいたのですが、気が付けば7月が終わっていました。
そのリンク先で取り上げたTBCラジオの7月の新番組のうち

  • メダル物語(7月5日開始、月曜22:00-22:15,22:15-22:30)
  • 岡村孝子 あの頃ミュージック(7月5日開始、月曜22:30-23:00)

はいずれも7月28日(月)で終わってしまいました。最終回だと分かっていればタイムフリーで聴いたものを。毎週チェックしていなければいけませんね。また、

  • (再)ユメナカ (7月10日開始、土曜深夜3:00-3:30)
  • (再)福井弘文 音楽漂流記 (7月10日開始、土曜深夜3:30-4:00)

はいずれも7月31日(土)深夜に終わってしまいました。これらの本放送はこれまで通り日曜日に放送されています。
で、既に拙blogコメント欄に情報が寄せられていますが新しく始まった番組が、

  • BIG BANG HOUR(8月2日開始、月曜22:00-23:00)
  • (再)BIG BANG HOUR(8月7日開始、土曜深夜3:00-4:00)

この番組名に私はもしやK-POPの番組なのではと思ったのでした。しかし、河北新報8月2日朝刊のラジオ欄に載っている「TBC聴きどころ」にはこんな紹介がされていました。

 ◇BIG BANG HOUR<新番組>(後10・00)
 古野真也アナがパーソナリティー。宇宙・化学・音楽・ゲーム・アニメ・トリビアなどの豊富な話題を通して、あなたの中にある関心をかきたてます。メッセージはbig(atmark)1260.jpまでどうぞ。あなたのおすすめ漫画や身近な疑問をお待ちしています。

(※引用は原文ママすべきなのでしょうが、宣伝とは言え他人のメールアドレスを晒すのはどうかと思うので、スパム除けの意味を込めてアットマーク記号をあえてatmarkという文字列に変えて書き写しました。)
(※「パーソナリティ」が「パーソナリティー」と書かれているのは原文ママ。新聞記事では語尾が伸ばす音の時は最後の棒を伸ばすルールになっているせいかと思われます。)
聴かないで非難するのは卑怯だと日ごろから公言している私ですので第1回を聴きましたよ、幸か不幸か本放送も再放送もリアルタイムで。
何がびっくりしたかって、要するに古野アナの興味関心に基づいて繰り広げられていく番組だということです。これはTBCラジオでは珍しい試みだと思います。第1回の内容は進撃の巨人ブラックホールゲームボーイ、電子レンジ。拙blogコメント欄に非難のコメントが来ることが容易に想像できる。送ってこないでね、東北放送株式会社に睨まれるから。9月までの期間限定ですとは言っていないから、上手く転がっていけば10月以降も続くことになるかもしれません。
さっさと感想を書いてアップしないでいるうちに第2回も放送されてしまったのですが、ワクチンとは何ぞやと考えるために出てもらった生物学の准教授の先生が何と古野アナのおじさん*1! そういえば第1回でブラックホールについて解説してくださった大学院生とかいう方は古野アナの知り合いみたいな感じだった。古野アナの個人的な人脈を駆使して疑問を解決していく趣向なのかもしれません。
第1回も第2回も最後のコーナーはミュージックアワー。これは実質的に3月までこの時間に古野アナが担当していた「…Love Music」を復活させたようなものと言ってよいでしょう。
あっ、コーナー名はすべて○○アワーと称されます。メディスンアワー(ワクチンとは何ぞやについて考える)とかディザスターアワー(アフリカで猛威を振るっている蝗害について考える)とかいう感じ。番組名がビッグバンアワーですからね。


オリンピックも終わってしまいましたので

  • TBCナイタースペシャル 増子華子と伊藤晋平の1時間じゃ足りなかったんだってばよ(7月20日スタート、火曜18:00-)

略して「#ってばよ」も8月10日で最終回となってしまいました。radikoを録音するソフトがあることを知ったのでこれ幸いと録音してあるのですがまだ聞けていません。後日じっくり味わいます。
7月20日から8月3日までは20時台にRCCラジオ制作の音楽番組「シェアミュージック」が放送されていたみたいですね。オリンピック期間中の7月27日と8月3日は「東京2020オリンピックハイライト 」が放送されました。よって放送終了時刻は7月20日から順に19:55,19:45,19:45. そして最終回は17:59-21:00.
東京2020オリンピックハイライト」。午前帯の放送では「東京2020オリンピックリポート」という番組名で夕方と夜の放送は「東京2020オリンピックハイライト」という番組名だったのですが、TBCラジオではその多くがワイド番組内で放送されていたので何時からの放送なのかよくわかりませんでした。
東京2020オリンピックリポート」:月-金は「en∞Voyage」の11時台の交通情報のあと11:15ごろから、土は「サタディ・イン・ザ・パーク」の「ラジオ県民だより」の前11:45ごろからではなかったかと思います。日は「地方創生プログラム ONE-J」のオープニングトークのあと8:10ごろから、「ONE-J」は全国ネットですから32局共通でこの時間にやったんだろうな。後でまた触れるけど夜の放送が早いので、前の晩に行われた結果をリポートする感じになっていました。
東京2020オリンピックハイライト」午後版:月-金は「シロクジTUNE」の「岩崎宏美の清月記まなびの時間」のあと16:20過ぎから、土は「あつらじ」15時台のN・天・交のあと15:10ごろだと思う。土曜は特番とかいろいろあって自信が無い。日は「吉田照美神羅万SHOW~斬り捨て御免~」を5分短縮して16:50から、独立番組なので日別番組表に載る。
東京2020オリンピックハイライト」夕方版:火は「#ってばよ」のあと、水-金はニッポン放送アナウンサーの「サウンドコレクション」の途中のそれぞれ19:45から、たぶん水-金も時間は固定。土は19:55からじゃないかな、日は18:55から。月は「NEW NEWS」の途中の20:01ごろから。月曜の19:45ごろには人気コーナー「尾崎尚之の天気の泉」があるから月曜だけ遅かったのかな。これを書くために民放連の資料を見直して気が付いたのだけど、この枠は夜ではなく夕方(18時-21時)と書いてある。ということは18時までに収録を終えていなければならないわけで、どおりで連日19時前後に行われていた柔道の決勝の結果が放送されないわけだ。


そういえば、柔道の決勝が19時前後となったためにNHKはテレビの「ニュース7」やラジオ第一の夜7時のニュースが実質的に放送されない日々が続きました。NHK-FMでだけ定時ニュース「NHKきょうのニュース」が19:00-19:15(19:15-19:20はローカルニュース)に放送されていました。のちに地デジのマルチ編成に気付いたか総合テレビは定時ニュースのたびにマルチ編成にすると方針を変えたようですが、アナログ放送のラジオ第一にはそういう芸当はできません。
民放ラジオ統一番組として放送された男子マラソンNHK第一でも放送してたのね。もちろん同一音声。テレビでは総合と教育を行ったり来たりする編成で録画どうしようと困ってとりあえず総合の最初の枠と教育の最初の枠、総合の2回目の枠を録画予約したのだけど、教育の最初の枠を録画予約したところに総合の2回目の枠も録画されていてなんだかんだで最後まで撮れていた。編成の切り替わりの度に30秒ほど録画が切れていたのだけど試合の全体像は分かったので目をつぶろう。とりあえず助かった。
一方女子マラソンは前の晩に突然試合開始が1時間繰り上がる発表がされるという前代未聞の事態。EPGは最後までその変更に対応できず、「ズームイン!サタデー」と日テレ系五輪中継の2番組を録画予約することになりました。発表に気付いたから事なきを得たけど、もしこの日が夜勤だったら気づいても録画予約を変更できず最初の30分が見られない事態になるところでした。逆に他種目が1時間多く録画されてたり。私は走るわけでは無く視聴者だから大した被害ではないけど、実際に走る選手たちにはさぞ大変だったろうと思います。無事8位入賞を果たした一山選手は就寝後に起こされて時間変更を知らされ眠れなかったたと言いますし。


ラジオの話に戻ります。
男子マラソン中継のために「ONE-J」内で9:20ごろから放送されているコーナー「共立リゾートpresents ~新たな発見を綴る~旅ノオト」はTBCラジオでは8月7日(土)9:00-9:30に放送されました。「ONE-J」は放送休止になってもこのコーナーだけは休止にできなかったのかな(TBSラジオでは8月14日(土)5:30-6:00に放送予定のようです)。(なお、wikipediaでは和歌山放送高校野球の県大会の実況中継で「ONE-J」を休止した際に「旅ノオト」だけを単独番組として別時間に放送したという記述があります。)
TBCラジオの8月7日の日別番組表には「旅ノオト アナログタロウ」と書いてあって、バカじゃねーの、と思っていたのです(この程度の非難はしてもいいレベルの事案だと私は思います。もっとも日ごろはアナログタロウさんの番組が放送されている枠です)が放送当日には書き換えられたのかな。radikoタイムフリーでは正しく本仮屋ユイカちゃんとジャングルポケット斉藤慎二さんの出演になっています。
この8月7日の日別番組表には野球の試合の放送予定があり、3位決定戦と決勝のどちらに出るかわからない時期にアップされたせいか3位決定戦と決勝の両方の放送時間が載っていました。日本は決勝に進出したので3位決定戦の枠は通常番組に戻り、決勝が放送されることとなりました。19時から「東京2020オリンピックハイライト」を放送して野球は19:04飛び乗り。
ご存じの通り侍ジャパンは金メダルに輝いたわけですが、22:05に中継が終了するとTBCラジオ独自に伊藤晋平アナが22:25まで試合の振り返りなどを放送しました。楽天からはブルペンキャッチャーの方が裏方として参加されていたんだそうですね。伊藤アナは宮城ローカルで侍ジャパンの壮行試合、対楽天戦の実況を担当しています。「侍ジャパンに勝ったのは楽天イーグルスだけ」。そう言われればそうだ(壮行試合は楽天が勝ちました)。あの時負けて見つかった課題が無事解消できたのですから見事です。
タイムフリーで聴きなおすと番組開始時にも伊藤アナが登場して先発メンバーなどを紹介してから実況中継に飛び乗ったようです。単純に東京から送られてくる音声をそのまま流す番組ではなかったことに、やるな、と感心しました。

*1:※「おじ」は漢字表記ではその血縁関係から叔父と伯父を使い分けなければならないのだけど、当然そんなことは分かりやしないので本稿ではひらがなで書きます。