何年振りかでMLBの開幕戦が東京ドームで行われました。キャッチコピーが「イチローを、見ないのか」という、いかにも野球大好きなおじさん（糸井さん？）が野球を知らなさそうな人に呼びかけそうなフレーズで、なんともかんとも。
ただ、イチローが出る試合と同じ時間帯にフィギュアスケートの世界選手権女子SPがあって、そりゃ日本の3選手やロシアの選手ぐらいは見たいですよね。月に代わってお仕置きされるかもしれないし飼い犬に咬まれるかもしれないし。それで済めばよかったのだけど、放送時間帯が重なる「東大王」がまた大変なことになっていて、ちょっとチャンネルを合わせたら難読漢字オセロで宮川一朗太さんが大活躍していて、伊沢拓司さんが最後の出演で1対1の早押し対決で芸能人全員を一人で倒す有終の美を飾って東大王チームがハワイ旅行を獲得。さらには川野目江里子さんの「NHK東北民謡コンクール」まで放送時間が重なってしまった。働き方改革を唱えるなら視聴法改革も考えてほしい。今年もアシスタントは福島局の田中朋樹アナ。仙台局に人材はいないのか。
そんなこんなで気が付いたらイチロー選手は途中交代でベンチに下げられてしまっていました。聞いたところによると一旦守備位置に就いてから下げられたとか。なんじゃそりゃ。
そんな水曜日が終わって目が覚めると、ラジオからは守屋アナと前泊さんが沖縄の話をしている（TBCラジオ「ニュースこれ一本」）。しまった、NHKラジオ「マイあさ！」プレ放送聴き逃した。6:40からは「マイあさ！」ではなく「三宅民夫のマイあさ！」だ。NHKに変えると7時前のローカル枠。で7時になったら三宅さんが登場。「三宅民夫のマイあさ！」です。うそだろ、「けさのニュース」じゃないのか。三宅さんがリードを読み小見アナが本文を読む。三宅さんがスポーツですと言うと吉松アナが登場する。JRN系ラジオ局の夕方の全国ニュース、荒川強啓さんの「ネットワークトゥデイ」みたいな感じ。でもこれ、FMとサイマル放送だよね。FMでも「三宅民夫のマイあさ！」です、って始まってたのかな。同じラジオ第一、FMのサイマル放送の夜7時のニュースには畠山智之アナは出ないぞ。
祝日なので平日よりニュースの時間は短くて、ニュースの後は木曜レギュラーに就任予定の大越健介さんと時事問題やスポーツの話題で盛り上がる。7:40からローカル枠になったのだけど、東京では天気予報を挟んで大越さんとのトークは7:50まで。4月からの番組表のpdfで7:40と7:50の2か所に線が引いてあったのはこういうことなのかな。
三宅さんは「マイあさ！」のイントネーションがまにアクセントが付く（毎朝と同じ）なのか、平板アクセントなのかスタッフの間で揉めているという話をしていました。4月の本放送までに確定するのだと思います。
閑話休題。今夜は今夜で野球の第2戦とフィギュアスケートの男子SPが重なっている。羽生選手も宇野選手もいまいちな結果だったようですね。イチロー選手はというと、4打席ノーヒット。昨日は2打席だったのに今日は4打席まで使ってもらってる。4打席目はもうちょっとで内野安打になりそうな内野ゴロで惜しいなと思いました。その裏の守備。守備位置に就いてから交代。しかし、他の選手もベンチ前まで下がり、イチロー選手がベンチに戻ってくるのをみんなで待ち受ける。そして一人一人とハグ。ベンチの中の選手も全員出てきている。明らかにおかしい。「試合後記者会見」なんて字幕が常時出ているし、コメンタリーの人たちは口にしないようにしていたようだけど、明らかにこれはこの試合をもって引退するということなんだな、と悟らざるを得ない。
試合は延長戦になり、終わったのは23時過ぎ。普通の巨人戦なら22時で打ち切るBS日テレなのに試合終了まで完全中継してたんだ。実況のコメンタリーから「news zero」のスタジオに移動した長谷川滋利さんのことを思い出して地上波に切り替えると、元NHKスポーツキャスターの有働由美子さんがまるで追悼特番みたいな恰好で事態を見守っていました。んなもんだからzeroを見てたのだけど、今夜のzeroってイチロー選手のニュースしか伝えてないよね。天気予報とローカルニュース枠以外、ニュースやってないよね。放送時間延長するのかと思った。終了ギリギリにイチロー選手の記者会見が始まり、引退宣言の第一声だけは放送内に入ったかな。
拙blog的に気になること。BS-1「ワールドスポーツMLB」。「週刊実話」のサイトで上田まりえさんに関する記事『元・日テレアナ上田まりえ“謎の体調不良”で非円満退社』で『上田は、『5時に夢中！』を休んでいる間も、NHKのBS放送『ワールドスポーツMLB』には出演を続けています。』と書かれているではありませんか。おかしいな、シーズンオフのため放送されていないはずなのだが。今晩は深夜0時から「ワールドスポーツMLB」があったのでオープニングだけ見てみると・・・確かにキャスターを務めていたのは上田まりえでした。「週刊実話」の言う通り。なお、4月からは山本萩子さんという方が担当されます。
話を戻して、BS日テレとCS日テレG+では記者会見を中継するというので、イチローを、見ました。深夜0時近くに始まり1時20分過ぎまで。明日の仕事に差し支えるけど最後まで付き合いました。記者さんたち、アナウンサーも交じってたけど、イチローさんの話術のレベルに全然ついていけてない。声が小さいとイチローさんに注意される記者、質問の文章が簡潔でなくイチローさんに質問内容の整理を求められる記者。別の記者がした質問と内容が丸被りじゃないのとイチローさんに指摘される記者。新聞記事になるまでにそれなりの言い回しに変えられるのでしょうが、テレビはこのまま流すしかないわけで、記者さんたちはご愁傷さまです。
イチロー選手、長い現役生活お疲れさまでした。
