女医を目指すという選択

今日の日刊スポーツに女医を目指す女性の記事が二つ。

18歳の時に学業成績がよかったから医学部に進学するというのではなく、別の道を踏み出してそれでもなお将来医者になりたいと考えるのであれば挑戦すべきだと思うしそれを批判する必要は無い。と私は思うのだけど非難する向きはあるようで。スポーツ選手は金メダルだけに集中すべきであってそれ以外の道に寄り道するのは許されないとか、いい歳を超えてから医学部を出たところで医師として活躍できる年数は何年も無いのだから入試に合格させるべきではないとか。外野の声を気にせず頑張ってほしいと思います。
女医が増えること自体をよく思わない、卒業後の診療科の選択に偏りがあるという話もあるようですが、だとしたら外科何人救急救命何人そのほか何人って枠を設定すればいいんじゃないですかね。医学部の定員を厳しく抑制しているのに医師免許を取れば何科にでもなれるという現状がおかしいと思うのですが。
女医といえばその昔医者になると言ってNHKを辞めた女子アナがいました。例によってWikipediaで調べるとそれは私の誤解。震災を受けて『福島県を拠点に、被災地域にて医療分野での専門業務に携わります。』と言って退局し結構な数の論文を書いたようです。ミス東大とかミスオブミスキャンパスクイーン(上智大のミスソフィアだった杉浦友紀さんを破ってのグランプリ)という部分に目をつぶれば研究者の経歴にしか見えません。小正裕佳子さんです。東大大学院医学系研究科卒なんですね(そのためNHK入局は杉浦さんの3期後輩、ばるちゃんと同期)。初任地のNHK新潟局を3年4か月で退局したあとは東大や獨協医大のスタッフとして活動し現在は獨協医大の特任講師のようです。その傍ら「NEWS ZERO」のキャスターになっていました。
そんな小正さんも昨夜でZEROを卒業となりました。2年半担当したんですね。月−木と金曜で出演者が別なんですかね、村尾キャスター以外全員がお別れの挨拶をしてFinallyを迎えることになりました。ラルフさんも村尾さんと共に番組立ち上げから12年間担当していたんですね。村尾さんも今日が最後、来週からは有働さんがキャスターになるのです。