「情報宝島」って途中で終わるの?

1月31日は私がインターネットを始めたときから利用していたプロバイダの営業最終日でした。
2年前に発表されていたことなのですが、まだいいかと思っているうちにその日が来てしまいました。何がいいかって、加入している様々なサービスに登録しているメールアドレスの変更です。ものによってはメールアドレスがユーザー名になっているものもあるわけで、変更手続きをするために電話をかけて認証をするとかいうものもあったりスマホのショートメールで認証コードを送るから入力してというものもあったり、2月1日になるギリギリまで掛かってたぶんすべて変更したと思います。2月1日ですよ。一部のAM局で中継局の電波送出を休止、たぶんそのまま廃止になるのでしょうが、そういうことが行われる日になってしまいました。この件は後で別建てで書きます。
近況報告はこれくらいにして、本題。

ニッポン放送が地方AM局向けに制作している番組「畑中秀哉の情報宝島」(東北放送では月-金7:39-7:44)。
10局ネットらしく、1月8日から19日だったかな、畑中さんがその10局の地域にちなんだ話題を10日間かけて紹介しました。秋田放送、山形放送、ラジオ福島新潟放送、・・・。
あれっ、東北放送は?
東北放送について触れられることは無く2週間は終わってしまいました。
大変ガッカリしていたのですが、1月29日放送分で昨秋からネットに加わった局があるとして東北放送について取り上げられました。
パーソナリティの畑中秀哉さんはニッポン放送の記者です。震災後度々気仙沼市を取材に訪れていて防潮堤やメカジキのハーモニカ煮など述懐していました。そのあと「東北うまいもの食堂」という宮城の食材を用いた冷凍自動販売機があるという話をして番組は終了しました。
東北放送では朝ワイド「Goodモーニング」のコーナーなので、独立番組になっている秋田放送(月-金6:55-7:00)のradikoタイムフリーを録音しようと思って聴いてみたんです。秋田放送では独自のオープニング、エンディングが付いているのですね。驚きつつ、本編は同じだなと思って聴いていたのですが、途中から(あれっ、なんか違うな)と気になりました。東北放送秋田放送を聴き比べて気が付きました。秋田放送では「東北うまいもの食堂」についてきちんと説明がされているのです。
東北放送でも「東北うまいもの食堂」について簡単な説明はあるのですが、その説明には続きがあったのです。この自販機を仕掛けた会社についての説明が東北放送ではそっくり抜けているのです。なぜ? ちょっとググってみたら見つかったのですが、
宮城の食材を自販機で販売 未来を見据えてSDGsにも対応…「かね久」社長の新たな挑戦 - 社会 : 日刊スポーツ
この人って…東北放送も会員になっている民教協「日本のチカラ」で取り上げられていますよね。何か仲の良い家族のお話だったという記憶があります。
#290 シンタと妻と娘たち~おいしい宮城 届けます!~ | 日本のチカラ | 民教協の番組 | 公益財団法人 民間放送教育協会
ということは東北放送的にその部分を放送したくなくてぶった切ったわけでは無い。じゃあなぜこの部分は東北放送では放送されなかったんだ?

「情報宝島」は東北放送では「この番組は○○(司法書士事務所)がお送りします」とアナウンスが入って始まります。本編が終わるとCMが何本か入って「この番組は、ニッポン放送の制作でお送りしました」とアナウンスが入って番組が終わります。秋田放送では独自のオープニングテーマが流れ本編が始まり、本編が終わると再び独自のオープニングテーマが流れ番組が終わります。ついでに山形放送(月-金5:00-5:05)も聞いてみました。5時の時報の直後いきなり本編が始まります。本編が終わると…畑中さんのお話が終わる際に被さる曲がなかなか終わりません。この曲こんなに長かったの? どうやら放送枠が終わるまで流れ続けるようです。そうです、山形放送や秋田放送ではCMが入らないのです。
じゃ何かい、東北放送ではCMが入るために本編が短くなっているとでもいうのかい? そんな馬鹿な!
秋田放送や山形放送ではCMが入らないの? 基幹局でないから? そういうわけではありません。
Wikipediaで「情報宝島」を調べようとすると「お早うネットワーク」という項目が出てきます。これは東北放送では「歌のない歌謡曲」とかち合うためネットされなかったのですが、ニッポン放送制作のNRN系列局の朝のニュース番組です。現在の正式タイトルは「お早う! ニュースネットワーク」(月-金7:10-7:25)のようです。全国ネットのニュース番組ですからもちろんスポンサーは付いています。でも東北放送はネットしていません。そのため、「情報宝島」の枠で「お早う! ニュースネットワーク」のCMを流しているというのです。秋田放送や山形放送では「お早う! ニュースネットワーク」をネットしているため「情報宝島」にはCMが入りません。そのため東北放送より本編が長く取れる、いや逆か、東北放送は「お早う! ニュースネットワーク」のCMを流すために「情報宝島」の本編が短くなるようです。
ところで、東北放送が「情報宝島」のネットを再開したのは昨秋のことです。それまでCMは? 「Goodモーニング」の「ニュースクローズアップ」のコーナーの終わりに流れていたCMがそれです。「ニュースクローズアップ」のコーナーは「お早う! ニュースネットワーク」と似たような内容ですからニッポン放送にとってはCMさえ放送してもらえば問題ないのかもしれません。実際、静岡放送東海ラジオMBSラジオ中国放送KBCラジオはそれぞれの朝ワイドのニュースコーナーでCMだけ放送しているようです。
昨秋の改編で「ニュースクローズアップ」のコーナーは「ニュースコープ」もとい「モーニングスコープ」に模様替えし、ほぼ「お早う! ニュースネットワーク」と同じ時間帯に時間移動したのだけど、CMは移動せず、「情報宝島」のネットを再開しCMをそこに移動させたのです。何故そうしたのかは私にはわかりません。
「情報宝島」はかつては「歌のない歌謡曲」のあと朝ワイドの7時台のオープニングをやった次ぐらいに放送されていました。それが黒木瞳さんの対談番組「ENEOSプレゼンツ あさナビ」(これもニッポン放送制作)のネット開始とともに打ち切られたのです。「あさナビ」はいったんネットを終了し「情報宝島」は復活したのですが「あさナビ」がネットを再開し「情報宝島」は二度目の打ち切りに遭います。それが昨秋「あさナビ」のネットが打ち切られ「情報宝島」は再び復活したのです。ただし今回の放送時間はかつてと異なり7時39分確定スタートと以前より少し遅い時間になりました。
あさナビ」を打ち切りと書きましたが、何と秋田放送では「あさナビ」のネットが続いています。ただしENEOSのCMはありません。だから今のタイトルは「黒木瞳あさナビ」。13局ネットのようです。これを書くために秋田放送の番組表を見ました。朝6時55分「情報宝島」から7時「あさナビ」、7時10分「お早う! ニュースネットワーク」、7時25分「羽田美智子のいってらっしゃい」とニッポン放送制作の番組が4つ連続しているのですね。ちなみに「情報宝島」の直前はニッポン放送と並ぶもう一つのNRN系列キー局、文化放送の朝の全国ニュース番組「おはよう寺ちゃんニュース最前線」になっています。この枠はだんだんネット局が減ってきて、現在5局ネットらしいです。それもネットして、もはやNRN系列局かと思うラインナップに大変驚きました。
というわけで今日分かったこと。「情報宝島」のお話をもっと聞きたかったらTBCラジオではなく秋田放送や山形放送といった地方局をradikoプレミアムで聴いたほうがいい、課金が必要です。

河北新報「2024新春トップインタビュー」より

明けまして「おめでとう」とは言いづらい年明けとなり、このブログを続ける気力も萎えつつある今日この頃。某企業の誹謗中傷をするためのブログでは無いと書きつつその某企業の誹謗中傷にしかならないネタしか見えてこないのです。
愚痴は別の場所できちんと書くことにして、ここでは新年恒例の、某企業の親会社の企画記事について触れることにします。

河北新報では今年も1月3日から5日の3日間の朝刊に、地元企業のトップや大手企業の仙台支社長などのインタビュー252人分が掲載されました。その中から在仙民放テレビ4社の社長とJ:COM仙台の局長のインタビューのうち私が興味を持ったところをかいつまんで取り上げます。
なお、インタビューの全文は2月29日まで河北新報のニュースサイトから読むことができます。ほぼ有料会員制サイトになり一般のニュースは会員登録しないと冒頭部分しか読めなくなっていますが、このインタビューは会員登録しなくても読めます。
2024新春トップインタビュー
例年拙blogに問い合わせがあるので先に書いておきますが、NHK仙台放送局エフエム仙台、仙台CAT-Vのトップはインタビュー対象になっていません。


(50音順)

泉警察署と「地域安全に関する協定」を締結した。J:COM PHONEプラスのオプションサービス「迷惑電話自動ブロックサービス」で特殊詐欺や迷惑電話を未然に防ぐことを目指す。コミュニティチャンネルの地域情報番組「ジモトトピックス」でも注意喚起や安全安心に役立つ情報を発信する。
SDGsをテーマとした震災復興特番をはじめ、高校野球県予選、仙台七夕花火祭、泉区民ふるさとまつりの花火中継など喜んでいただいた。
地元プロスポーツチームとの協力関係に力を入れ、スポーツ番組「杜モリ☆スポーツ!」を通して地域のスポーツを応援する。
新たなテレビサービスとして日本初上陸のパラマウントプラスが楽しめる「シン・スタンダード」プランが登場。
(※パラマウントと言えば映画のパラマウント・ピクチャーズのことかと思いきや、米国三大ネットワークの一つCBSを傘下に持つバイアコムが何度かの再編を経てパラマウント・グローバルという企業体になったようです。というわけでパラマウントプラスは米国ではCBSの番組やパラマウントの映画を配信しているようです。日本ではJ:COMWOWOWのオンデマンドサービスに一部作品を提供するという形で活動を開始したようです。)

「東北・みやぎ復興マラソン」を5年ぶりに開催できた。仙台市内を出発するコースに変更、1万人近い参加者。「みやぎ元気まつり」も4年ぶりに開催できた。2日間で2万4千人が来場。
大衡村に台湾の半導体製造企業が進出したり東北大学の次世代放射光施設「ナノテラス」が稼働するといったビッグプロジェクトを機に宮城の存在感を高め、地元を盛り上げるよう情報発信に努める。視聴者の情報入手の選択肢を増やすためテレビ地上波だけでなくインターネットやSNSも活用する。
災害報道についてはレギュラー番組中に災害が起きたとの想定で訓練を重ねている。
男女問わず全従業員が常に前向きになれる職場を目指す。
(※今年の稲木社長の写真は特に凝った趣向はなく応接室らしき場所で撮影したようです。)

4月にテレビ65周年。60周年とは違う形でメッセージを届けたい。
(※テレビ60周年の際は記念ドラマ「小さな神たちの祭り」が数々の賞を受賞した。)
JNNのニュースサイト「NEWS DIG」を積極的に活用していく。2023年10月には月間PVが系列局で5位になるなど健闘している。DIGにはテレビ、ラジオより先に情報を出すことも主眼に置いている。社のスローガン「はやく、ただしく、おもしろく。」の「おもしろく」に向いているメディアだと思う。
自社番組(テレビ「ヒーローインタビュー」、ラジオ「佐藤朱の月YOH!あかり」)が好評。

「khbスポーツ応援宣言」を表明した。今年もより一層盛り上げていきたい。
(※地元プロスポーツ4チームの社長による対談番組を放送したが、その対談がきっかけでベガルタマイナビ仙台レディースのホーム戦がユアテックスタジアム仙台で同日開催されるなどの成果があったそうです。)
来年開局50周年。昨年はホップ、今年はステップ、来年はジャンプの年。昨年10月の開局48周年イベントは2日間で2万3千人が来場、仙台ラーメンフェスタ、仙台クリスマスマーケットもにぎわった。いい形でこれらイベントのノウハウをつなげたい。
東北のテレ朝系列6局で番組や地域情報をウェブ発信する「東北総合ポータル『topo(トポ)』」を始めた。東北の魅力を全国に発信しようという取り組み。コンテンツがよければ視聴してもらえる。これからの放送事業社は放送とインターネット、イベントの融合が大変重要。コンテンツのマルチユースをさらに進める一年にしたい。

11年連続で年間視聴率3冠。視聴者に愛されている証しでもあり、スポンサーへの責任を果たせたとも思う。番組制作にますます磨きをかけ、宮城の魅力、元気さを発信する。報道機関として、安全安心や防災に役立つ正確なニュースを伝える姿勢は変わらない。
スマホで番組に参加できる「ミヤテレアプリ」が人気。2021年にリリース以来11万ダウンロード。
ミヤギテレビダンロップ女子オープンが制約がない形式で開催し、盛り上がった。今年も9月に予定している。
30年以降に予定する泉中央への新社屋移転も、市北部の都市機能の一部として、どうお役に立てるのか、引き続き知恵を絞っていく。


以上です。括弧書き米印の部分は私の感想や補足です。
東北放送以外の各社に共通していることは、地元を盛り上げたい、ということのようです。いや、東北放送だけが地元を盛り上げる気が無いと誹謗中傷しているのではありません。インタビュアー(←誰?)の質問項目になかっただけで、質問されていれば同様に答えたと思いますよ。どうやらそれが今年のトレンドのように思えます。
ミヤギテレビの新社屋移転の具体的なスケジュールが明らかになったのですね。しかし2030年以降か。1970年開局だから少なくとも60年は現社屋を使い続けることになるのですね(増改築はしているでしょうが基本的には開局当時からの建物ですよね)。新社屋用に取得した土地はなんてったって泉中央駅前なんですから、長町に引っ越した東日本放送のように新たな街の賑わいの核になるといいですよね。

*1:※見出しは「tbc東北放送」だが、「IBC岩手放送」みたいにアルファベットが社名に入っているわけでは無い。

謝辞~ケセラセラ

12月31日ですので例年なら紅白歌合戦の感想から始めるところなのですが、今年はTBCテレビ「WBC2023ザ・ファイナル」を夕方6時から5時間45分見ていました(夕方5時台は夕食の支度のためきちんと見ていない)。紅白は父の気まぐれで郷ひろみさん、水森かおりさん、坂本冬美さん、伊藤蘭さん、石川さゆりさんの出演部分だけをピンポイントに見た程度です。前半のトリの洋ちゃんは? 見ていません。そういえばどうして洋ちゃんの直前にかまいたちの濱家さん? ポケビとブラビの夢の共演、スマホで(NHKプラスで)映像だけチラ見しました。懐かしかったですね。でも紅白ですべきことなのかどうか考えるところはあります。三山ひろしさんのけん玉が後からVARで精査したら新記録ならずとなったようですが、前夜というか20時間くらい前に行われたTBS系の年末特番「クイズ正解は一年後」のけん玉企画が失敗に終わった祟りだろうか。

さて、本年もこんなブログに引っかかってくださった皆様に感謝を申し上げます。
本年末の時点でのアクセス数は356,435。昨年末が299,674だったので差し引き56,761。昨年の7割程度しかありません。エントリ数自体減っているしこの秋からコメント欄への返事も書かなくなってしまっているので当然の報いです。まぁ日ごろから書いているとおり、このブログにいくらアクセスがあっても私には一円の収入にもなりません。安心してください、(お金は)はいってませんよ。

なんだかTBCラジオについて書くことに気持ちが入らなくなってきています。12月26日に半期報告書が公表されたようで、見ると中間決算も赤字だったようなんだけど、別にどうでもいいやという気持ちもあります。
何だと、この人でなし!
そうですね、窮地に陥っている放送局を見捨てるなんて人でなしですね。
11月1日に更新された放送免許についてあれやこれや書こうと調べていてちょっと行き詰っています。なるべく早く書き上げたいと思っています。例の本の感想もまだ書いていなかったですね。買ってはあるし読んでもいるんだけどね。
そのあとは・・・来年こそTBCラジオについて書くのを控えようかな。

脚本家の山田太一さんが亡くなられたと知り、録りっぱなしになっていたNHK-FM岡田恵和 今宵、ロックバーで」に太田光さんが出演された回の録音を聴きました。太田さんが向田邦子ファンだというのは知っていたのだけど、ほかの脚本家の方々についても詳しくて、14年ぶりぐらいの対談だった(前回は爆笑問題の作家さんと対談する番組に岡田さんがゲストで出た)のだけど話がとても盛り上がって、聴いている私もとても楽しかったです。やっぱりテレビドラマっていいな。
拙blogは決して東北放送株式会社を誹謗中傷するブログではなく、誰が何と言うとドラマレビューブログです。

今年は「あまちゃん」再放送で4月から9月まで楽しい日々を過ごせました。
並行して昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に今年の4月から手を付け始めました。三谷幸喜さんらしくクスッと笑えるところもあるのだけど、上総介広常を皮切りに源頼朝にとって脅威になりそうな存在を見つけては殺していく、頼朝が亡くなった後はその側近だった北条義時が政敵を血縁者であろうとお構いなしに次々と殺していく、そんなドラマ。もう嫌になる。同じく鎌倉時代元寇の時期を舞台にした「北条時宗」は2001年の大河ドラマなのだけど、そんな北条一族の殺し合いにキレて観るのを途中で止めてしまった。その後悔から頑張って見ています。もう少しで最終回、承久の乱までたどり着けます。言いたいことはいろいろあるのですがひとつだけ言うならば、「全部大泉のせい」というのが実感できる作品だったと思います。
11月30日のBSプレミアムの放送終了は残念だったけど、BS1との統合で唯一よかったことはBS4kでしか放送されていなかった大河ドラマ篤姫」の再放送がBS2k(従来のBS放送)でも12月から放送されるようになったこと。「鎌倉殿の13人」の最終回を見終えたら「篤姫」を見始めます。
ほかに今年録りっぱなしなドラマは「大奥2」と「教場0」(4月期の月9)、「初恋、ざらり」(7月期のドラマ24。10月期にBSテレ東で放送されたものを録画)があります。
NHKの「大奥2」がヒットしたせいかフジテレビが本家の「大奥」を来年やることになったんですよね。主演は小芝風花さん。その小芝さんが主演した4月期の金曜ナイトドラマ波よ聞いてくれ」は衝撃だったなぁ。えっ、このやさぐれ女が小芝さんですか?! 怪しげなラジオマンに拾われて深夜ラジオのパーソナリティに抜てきされるドタバタしたドラマで、最終回は北海道がブラックアウトした胆振東部地震がモデルになっているのかな、災害時のラジオの有効性に触れた真面目なお話になりました。ラジオ放送のシーンをわざわざレディオベリーFM栃木)で撮るとか前回のあらすじを関東のラジオ局のパーソナリティの皆さんにナレーションしてもらうとか、ラジオに対するこだわりが感じられる点でも興味深い作品でした。数年前にアニメ化されていてTBCテレビ「寝られなアニメ」枠でも放送されていたんですってね。知らんかった…。
もうひとつ4月期にラジオが重要なアイテムになったドラマが「日曜の夜ぐらいは・・・」。朝日放送テレビが日曜夜10時に全国ネットの1時間ドラマ枠を立ち上げることになった第1弾。このことだけでブログの記事が1本書けるのですが、当時はそんなことなどつゆ知らず、風の噂に脚本が岡田恵和さんだと知ったのでTVerで後追いすることになりました。

風の噂って、日刊ゲンダイかどこかのネットニュースで「想い出づくり。」の令和版と書かれていたのを見たのです。「想い出づくり。」というのは山田太一さんが書いた1981年放送の金曜ドラマで、かの有名な「北の国から」の裏番組。私は見たことがありませんが、私がドラマレビューブログをやろうなんて考えるきっかけになったドラマ「彼女たちの時代」が「想い出づくり。」の平成版みたいに言われたことがあり、名前だけ聞いた覚えがあります。この「彼女たちの時代」の脚本が岡田恵和さんで、演出陣のひとりに山田太一さんの娘さんである石坂理江子さんがいました(当時フジテレビのディレクター、昨年の大規模な早期退職でフリーに。現在の姓は宮本)。そういえば先日NHKクローズアップ現代」で山田太一さんの特集をやったときに岡田さんも宮本さんもちらっと出ていました。
同世代の3人の女性が偶然に出会ったことで人生が変化していくというところが共通しているのでしょう。「日曜の夜ぐらいは・・・」でその出会いのきっかけになったのが、エレキコミックのお二人のラジオ番組で企画したリスナーのバスツアー。何じゃそりゃと思わずにはいられないのですが、実際にエレキコミックのお二人は自分のラジオ番組のリスナーとバスツアーをやっているのだそうで。それ自体にも驚くし、それを知って自分のドラマの舞台にしてしまう岡田さんにも驚きます。
自分のせいで母親が車いす生活になりそれが嫌で父親が出て行った、そんな現実から少しでも離れたくて仕事のシフトを上司を脅してまで目いっぱい詰め込んでいる「おだいりさま」(母親の代理で参加したからお代理さま)、魔性の女を母親に持つためか何かにつけて邪険にされ仕事場で何かと嫌な思いをし続けている「わぶちゃん」、親に勘当されるようなことがあったらしく家族から忌み嫌われているタクシードライバー「ケンタ」。偶然バスツアーで出会った3人はその場限りに宝くじを買うのですが、なんと大当たり。んなあほな。離れて行った親たちが金の臭いを嗅ぎつけて無心してくるのを交わしつつ、その賞金で自分たちで理想のカフェを作ることを目指すというストーリー。何やら不穏なことが起きそうな伏線がたびたびあるような気がするのですが実際は何も起こらず無事カフェを開店することができました。
何も起きないというのは現代のドラマにとっては挑戦的なことで、先述のラジオで太田光さんは絶賛していました。太田さんは裏番組が山里亮太さんと若林正恭さんの半生を描いた「だが、情熱はある」だったにもかかわらず両方とも毎週見ていたのだそうです。日曜の夜ぐらいは悪いことが何も起きないドラマがひとつぐらいあってもよかったのかもしれません。
私は正直言ってこんなに何も起きずに済んでよかったのかと、地に着いたストーリーになっているのだろうかと引っ掛かるところは残りました。最終回の最後の清野菜名さんの長いナレーションというか宣誓文というか陳情書というか、あれは必要だったのだろうか。しんどいからコンビニで一番高いアイスを買って食べる、という心境にピンとこない私はまだまだいい暮らしができているのかもしれない。私だってアイスクリームは好きだけどわざわざコンビニで買わないもの。もっと日々の生活に人間関係に苦しみを感じるようになれば実感できるようになるのかもしれない。
先述のラジオで岡田さんは「想い出づくり。」が行き遅れに焦る話なのに令和も5年になると「日曜の夜ぐらいは・・・」ではもはや恋愛どころでは無いと語っていたかと思います。3人の主人公はもちろんのこと他の出演者も誰一人として恋愛関係にはならない、そういう意味でも珍しいドラマでした。

先述のラジオは一応音楽番組なので太田さんからリクエストを3曲募るのですが3曲ともテレビドラマの主題歌。そのうちのひとつが「日曜の夜ぐらいは・・・」の主題歌、Mrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」。「♪なるようになるわ 先のことなど判らない」っていう有名な曲じゃなくて彼ら(Mrs.とあるけど男性トリオ)のオリジナル。TVerでは基本1.25倍速で見ているので軽快なテンポの曲だと思っていたのですが実際はゆったりとしたテンポの曲なのね、そして長い。途中曲調がガラッと変わるのでメドレーかと思うほど。
Mrs. GREEN APPLEの3人は「日曜の夜ぐらいは・・・」では運送屋さんでバイトするバンドマンの3人組という役でゲスト出演されたのですが、そんな長い下積みが花開いたのか、この「ケセラセラ」がレコード大賞を取ったんですってね。去年もおととしも私の知らない曲が受賞していたのは私がTBCラジオだけ聴いているせいで無知なだけという可能性もあるのですが、今年もたまたま私は知っていたけど高視聴率だったとは言えないドラマの主題歌で、流行りの売れ線の音楽になじみが深い人以外には何のことだかわからない日々が続いているのでしょうね。

遅刻よりもいけないこと

先週(12月10日)の「いーぐする民謡」がradikoタイムフリーで聴けなくなってるんだけど、何かあった???

ごぶさたしております。みむめもです。
ブログを更新しない日々が続くと書かないのが普通になってしまって、本当は書くべきことがあったかもしれないのにそれすらも分からなくなってしまっていました。
すっかりtbcラジオも聞かなくなり、だからなんでタイムフリーで聴けない番組が生じているのか分からない有様です。

社会人として最もやってはいけないことの筆頭に挙げられるものとして遅刻があります。
私が多く頂いているコメントに何の返事もせず本文も全く更新していないのも一種の遅刻と言えましょう。
遅刻を何度もすると、女子アナであれば持ち番組をすべて降ろされ干されますし、漫才師であればもうやってられないと解散を通告されます。社会的な死を宣告される絶対悪です。
もし遅刻よりもいけないことがあるとするのなら、それは酒気帯び運転とわいせつ運転。

酒気帯び運転は何年か前に閖上出身のミュージシャンでラジオパーソナリティとしても知られた方がやらかしてしまいました。当然持ち番組は降板、謹慎となりましたが、なとらじ801の番組はそのまま終了してしまったもののエフエム仙台には無事復帰でき、自らの名前が入った番組は終わってしまったけどワイド番組を2曜日任されていますし、エフエムいわぬまのレギュラー番組にも復帰でき、今に至っています。
エフエムいわぬまは今年開局25周年でね、局舎のそばにある金蛇水神社で先日イベントがあってね、その番組の公開録音もあったんでしたよね。

何気なく12月14日の河北新報を眺めていますと、いつものように下半身を露出し公然わいせつで逮捕という短い記事が出ているわけです。また今日もそんな事案があったのかと読み流そうとしたら、文末にこんなことが書いてありました。

容疑者はボイストレーナーやミュージシャンとして活動。地元のテレビ、コミュニティー放送局の番組にも出演していた。

なぬっ?
と思ってよくよく記事を読み返してみたら、なんとその番組のメインパーソナリティではありませんか!
河北新報のwebは基本的に有料会員しか読めませんのでリンクは貼りません。
そのかわり、日刊ゲンダイが翌15日にwebに記事を上げているのでリンクしておきます。
運転中にイチモツ露出し通行人に見せつけ…小林幸子とも共演“ご当地ミュージシャン”の地元愛|日刊ゲンダイDIGITAL

なかなか器用なミュージシャンだ。

冒頭そう書かれていますが、私もそう思います。どうすれば『下半身を丸出しにしたままハンドルを握り、行き交う通行人にイチモツを見せつけ』ることができるというのでしょう。それも日の入りを過ぎた薄暗いであろう時間帯に。しかし複数の目撃情報があり、本人もやったことを認めているそうなので、間違いなくやってのけたのです。

さて、河北に逮捕の報が載った12月14日は木曜日。例の本の別冊付録の表紙扉から5枚目、エフエムいわぬまの番組表を見てもらえばわかる通り、木曜の夕方に岩沼駅前のサテライトスタジオから生放送があるのですよ。のんきに「tbc Today」とか聞いている場合じゃないじゃないですか。エフエムいわぬまはListenradioでは聴けないので(別のサイマルラジオサービスでなら聴けるのだが)カーラジオで聴こうと車に乗り夕方5時を待ちました。
アナウンサーかディレクターかわからないけど男性のアナウンスで局名告知を2回してからお詫びの声明を読み上げました。報道されている以上の情報はない、さしあたり担当番組は出演見合わせ。本日はなおポップさんというミュージシャンの方がピンチヒッターを務める。ということでたぶん当日急に頼まれて出演することになったのでしょう。ラジオの経験はあるけど生放送は初めて。一人喋りは苦手、相手がいると得意ということでディレクターさんとの掛け合いで曲を弾きながらなんとか代役をやり遂げました。おつかれさまでした。
そして、容疑者となってしまった人の冠番組。本来なら金曜深夜0時からなのだけど、局のタイムテーブルは空欄に。実際に放送されたのはMUSICBIRDでこの時間帯に放送されている橘しんごさんの番組でした。土曜の再放送の時間帯までは確認しなかったけど、たぶん同様にMUSICBIRDの番組が流されたのだと思われます。なとらじ801では翌週水曜日(20日)の放送なのだけど当然放送されないのでしょうね。あれっ、13日水曜の放送はあったのだろうか? 聴いてないので分かりません。
番組instagramにはエフエムいわぬま社長名で「弊社番組パーソナリティに関するお知らせ」という文面を見ることができました。twitter改めXにも載ってるのかな? 局のサイトには無かったはずです。

酒気帯び運転であれば一度きりの過ちと猛省しているのであればと支援してくれる人も居ようけど、わいせつ運転となるとどうだろう。ただただ残念としか言いようがありません。

令和の在仙民放テレビ局のアナウンサーの異動まとめ

平成が終わるころに「震災後の在仙民放テレビ局のアナウンサーの異動まとめ」という2011年-2019年のアナウンサーの異動まとめをしたのですが
震災後の在仙民放テレビ局のアナウンサーの異動まとめ - みむめもーど
この1年間の某局の大量退社に鑑み改訂版続編を作成してみます。
基本的に情報源はWikipediaと私の脳内ソースです。が今回は拙blogコメント欄に寄せられた情報も参考にしています。教えてくださいまして有り難うございます。
私が知らないうちに入社して私が知らないうちに退社する方がいらっしゃたりするので誤りもあるかもしれません。毎回断っていることですが、誤りを見つけたときは「フェイクニュースニダ!」「すべてのデマの発信元だ!」と騒ぎ立てる前にコメント欄に誤りの指摘を書き込んでくださると助かります。気づき次第誤りを確認して書き直します。
ではまずは入社年次順に振り返ります。

入社年次順

注釈が無いものは新卒で4月入社。中途入社や部署異動でアナウンサーになった人については適宜前職についての注釈を入れています。
現職の男性アナは青字、女性アナは赤字で着色してあります。2023年10月時点で退社している人は着色していません。退社後の異動先については次項で触れるのでここでは注釈を入れないことにします。

東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ 東日本放送
2023 佐々木夏音
塩入未央
玉置佑規(2017.4長崎文化放送→4月入社)
村上晴香(2018.4秋田朝日放送→3月入社)
坂寄直希(2017.4福島放送→2月入社)
- - 内田有香(2021.4秋田テレビ→3月入社)
2022 佐藤朱(2021.4入社→10月営業局より異動) 千坂紗雪   山中陽菜
岡崎大知
-
2021 鎧坂文菜(2018.4入社→4月報道部より異動) - - 中谷実夏(2021.7-2022.1)
2020 三浦菜摘 伊藤 瞳   - -
2019 野口美和 堤 勇高   福盛田悠(2014.4秋田朝日放送→2017.4福島テレビ→)
青木秀尚
西涼
鈴木奏斗

このほか、東日本放送では元アナウンサーで報道とか制作の偉い人になったものだと思っていた山口則幸さんが2021年7月からアナウンス部に復帰していたということがあったのですが、2022年のいつかな、また裏側に戻っていってしまいました。今回の表には入れないでおきます。

退社・異動年次順

では、退社や別部署への異動になった方を取り上げてみましょう。基本的に書いてある月の月末、月が書いていないものは3月末の退社・異動です。異動先は調べがついている方のみ、ただしアナウンサーとは無縁の一般企業に転職した人については企業名の詳細を控えます。

東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ 東日本放送
2023 野口美和テレビ埼玉
名久井麻利(1月、フリーランス広報・PRプロデューサー)
牧広大(9月)
柳沢剛(アナ→広報部、8月定年退職)
松原稜典(6月、フリー)
山中陽菜(6月)
-
2022 古野真也(9月、営業局に異動)
伊藤晋平(9月)
三浦菜摘(8月、声優)
鎧坂文菜(7月、ただし5月に持ち番組を降板している。OL)
黒田直樹(4月)
安東理紗(4月)
菅生翔平(3月、学習塾講師)
- 浮ヶ谷美穂(6月、他部署に異動) 糸井文菜(4月、OL)
渕井亮太(企画事業部に異動)
伊藤大悟(1月、東海テレビ
中谷実夏(1月、NHK前橋放送局
2021 林朝子(5月、ただし2019年7月から産休育休。現在は、Wikipediaによれば心理カウンセラー)
藤沢智子(tbc Az*1代表取締役社長。持ち番組は引き続き出演)
- - -
2020 石川太郎(定年退職*2
佐藤修(定年退職、仙台大学教授)
粟津ちひろ(2月、ただし2019年12月に持ち番組を降板している。フリー)
- - -
2019 渡辺敏之(アナ→ラジオ制作、定年退職。持ち番組は引き続き出演) 稲垣龍太郎(アナ→記者。競馬コンテンツ制作スタッフ) 加藤智也(別部署へ異動)
鈴木沙喜代(2018年12月に持ち番組を降板している。2022年パリから仙台に戻りフリー)
高木玲
丸井汐里(フリー)

この表では扱っていないのですが、2019年には7月の参議院議員選挙を前にエフエム仙台の石垣のりこアナが5月に休職、持ち番組を降板といったこともありました。選挙に当選してしまったのでそのまま退社したものと思われます。
エフエム仙台Date fm)に関しては名護ひとみアナが2018年10月に営業部に異動、奥口文結アナが2019年3月退社、からの石垣アナの出馬表明で女性局アナがいなくなり、東日本放送を退社しフリーになっていた丸井汐里さんが石垣アナの持ち番組のひとつを引き継ぐなどアナウンスを手伝っている状態です。男性局アナも浅野彰信アナが定年が60歳なのだとしたらもう過ぎていることになり、早晩エフエム仙台の局アナは編成部長を兼ねている井上崇アナひとりだけになります。というわけでエフエム仙台では来春入社のアナウンサーを絶賛募集中です。
https://www.datefm.co.jp/sys_data/articles/recruit/recruit_202304.html
と4月のうちに原稿を書いていたのだけど、この春に新人女子アナ、小川あんずさんが入社していました。全くノーマークでして拙blogコメント欄の書き込みで知った次第です。

NHK仙台放送局についてもこの表では扱いません。7月の異動で阿部悌アナがいなくなっていたみたいで(気が付かなかった…)松野靖彦アナが東京から赴任したようです。定期異動が年2,3回ずつあったりして記憶するのも大変です。アナウンス部長って今はどういう職名になっているのかな*3、塩屋紀克アナをはじめとして配置人員は基本的に15名ですがたまに前後することがあります。女性アナウンサーは現在4名配置されています。
昨年から本部採用の新人アナを主に拠点放送局に配置するようになり、2022年は黒澤太朗アナ(現在は盛岡局)と松廣香織アナ(現在は福島局)、2023年は小倉優太郎アナと西尾文花アナが配属されています。私はどうも巡り合わせが悪くて西尾アナは「どーも、NHK」のお披露目特集で見たきり拝見できていません。その時の番組によると今年度の採用のポイントは日本拳法だそうです。先日やっとラジオの定時ニュースで西尾アナの声を聴く機会がありまして、拙blogコメント欄に寄せられていた情報というか感想の通り、新人とは思えない安定感を受けました。
仙台局が採用する契約キャスターはたぶん年度単位で契約更改を繰り返しているのだと思うのですが、今年度青森局からやってきた赤坂理菜さんからたぶんもう十数年スポーツニュースを担当している藤原由佳さんまで、現在11名在籍しています。うち2名は気象予報士の男性ですが、それ以外の9名は女性です。

余計なお世話 出身地別一覧

かつて「2ちゃんねる」の仙台女子アナスレには在仙局の女子アナの出身地と学年の一覧が載っていました。後継の「5ちゃんねる」には現在載っていません。ならばと自分で調べてみたのですが、意外とわからない。各局の公式サイトに載っている個人情報がだんだんと控えめになってきていることに気付いたのでした。

座右の銘とか趣味・特技というのもあるのですが、ここでは個人情報に焦点を当てているので。
NHKだと年齢も誕生日も分からないわけです。知ってどうする、お前ごときが知る必要ねぇだろ、と言われればまったくもってその通りでして、だから載せていないのでしょう。東北放送東日本放送SNSアカウントの有無について載せているのはアナウンサーページから個人ブログを撤去したせいかと思います(東日本放送は過去の個人ブログが読めるが東北放送はサイト再構築の際に過去ログも全削除したので読めない)。ミヤギテレビNHK仙台は書きたいことがある人が適宜書き、仙台放送はリレーエッセイが定期的に回ってきます。
本当は学年別もやろうと思っていたのですが、生まれ年を書いていないアナウンサーが多くて挫折しました。年齢を間違えると大変ですからね。出身地だって間違えたら失礼千万なんですけど、今回は出身地別だけやります。

地域 東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ 東日本放送 エフエム仙台
仙台市 佐々木夏音
佐藤朱
塩入未央
増子華子
村上晴香
  伊藤拓
青木秀尚
   
宮城県 守屋周(登米 千坂紗雪(大崎)      
東北 飯野雅人(秋田)
熊谷望那(岩手)
寺田早輪子(福島)
高橋咲良(山形)
盛朋子(青森)
福盛田悠(岩手)
谷博之(福島)
阿部美里(山形)
井上崇(福島)
千葉めぐみ(福島)※
北関東 坂寄直希(茨城)
根本宣彦(茨城)
堤勇高(群馬) 安斎摩紀(茨城)
蜂谷由梨奈(群馬)
野比呂企(栃木)
野口ちひろ(茨城)
 
東京都 佐々木淳吾(江東区 飯田菜奈(大田区 柳瀬洋平(世田谷区) 松本龍(北区)
鈴木奏斗(江東区
内田有香(新宿区)
丸井汐里(八王子市)※
首都圏 大久保悠(千葉)★
林田悟志(千葉)
佐藤拓雄(神奈川)
下山由城(埼玉)
西ノ入菜月(埼玉)
伊藤瞳(埼玉)
武田玲子(埼玉)
白壁里沙子(山梨)
岡崎大知(山梨)★
加川潤(神奈川) 小川あんず(神奈川)
浅野彰信(千葉)
東海北陸 後藤舜(三重) 金澤聡(新潟)
梅島三環子(静岡)
  重信友里(愛知)
吉岡伸悟(静岡)
深井ゆきえ(富山)※
関西 玉置佑規(和歌山)   西涼(大阪) 岩崎心平(大阪)  
西日本 松尾武(大分)   外賀幸一(山口) 坪北奈津美(愛媛)  

※余計なお世話なので、エフエム仙台の項を付けてみました。局のサイトのパーソナリティ紹介ページで局アナに分類されているのは井上崇さんと小川あんずさんの2人だけ、浅野彰信さんは板橋恵子さんや本間秋彦さんなどと同じDJのカテゴリーに含まれています。DJのカテゴリーのうち、午前ワイド「Morning Brush」を担当している千葉めぐみさん、深井ゆきえさんと金曜昼の「Sendaian Hot Music」を担当している丸井汐里さんをこの表に足してみます。他局でアナウンサー経験のある人たちですし。午後ワイド「RAD~Radio All Day~」、「AIR JAM Friday」のDJたちは分類が難しいところです(ワタナベ智之さんは「RAD」のホームページの経歴でフリーアナウンサーとしても活動と明記されている)が、私の独断で含めないことにします。夕方ワイド「SOUND GENIC」の千葉直樹さんももちろん含めません。

出身地とは何ぞやというのはかつて拙blogがはてなダイアリーにあった頃にちょっとした論争がありまして議論の余地はいくらでもあるところですが、基本的に局のホームページに本人が出生地として書いているものを取り上げました(伊藤拓さん、柳瀬洋平さん、松本龍さんはWikipediaに載っているものです)。なのでこれを書いている私自身、佐藤拓雄さんって東京出身じゃなかったの、とか井上崇さんって愛知出身じゃなかったの、と思うところはあるのですが、生まれた土地と育った土地が異なることは普通にあることです。親の転勤なのかな、松尾武さんは全国と転々としていて、何度も転校したとラジオで言っていた覚えがあります。
★大久保悠さんと岡崎大知さんは仙台市育ちです。大久保さんは仙台二華中・高の前身である宮城二女高出身です。岡崎くんはどこなんでしょうね、アナウンサー情報を集めているサイトで仙台二高卒と書いてあるものがありましたが。伊藤拓さんは天下の仙台二高卒、あのテレビ朝日の玉川徹さんとは同じ高校の先輩とWikipediaに書いてあります。塩入未央さんも仙台二高。佐藤朱さん、佐々木夏音さん、青木秀尚さんは仙台一高、増子華子さんは宮城一高。村上晴香さんはラジオで仙台二華高って言っていたような覚えがあります。
つい数年前まで東北放送には岩手県出身者が多かったのですが(名久井麻利、粟津ちひろ、菅生翔平)、今は宮城県出身者が一番多いようです。これは早期退職を防ぐためだと考える人がいますが、かつて宮城県出身の女性を同時に2名アナウンサー採用して二人とも4年ぐらいで退社しフリーアナウンサーになったという事案もあるので、たぶん関係ないのではと私は思います。
逆に仙台放送にはつい最近まで宮城県出身者がいませんでした。過去には岡田明子さん(現在は名字が変わって佐藤明子さん)や中谷政美さんが在籍していました。東日本放送も今は宮城県出身者がいなくなっています。以前は森遥香さんとか佐藤千晶さんとかいらっしゃいました。中谷実夏さんも仙台市出身でしたっけ。
北海道は伊藤晋平さん(名寄市出身)の東北放送退社で出身者がいなくなりました。TBCラジオの定時ニュースを今なお担当している元局アナの鈴木俊光さんは旭川市出身です。
北陸も新潟県関東甲信越というくくりにしてしまえば局アナの出身者は誰もいないことになります。かつてはミヤギテレビに深井ゆきえさん、仙台放送木下瑠音さんがいらっしゃいました(二人とも富山県出身)。余談ですが、東北放送にはかつて夜のラジオの担当で福井さんと石川さんというコンビがいましたが、福井弘文さんは仙台市、石川太郎さんは大阪市の出身で北陸とは関係ありません。エフエム仙台にも名護さんと石垣さんという沖縄の地名ぽい名字の女性アナウンサーがいましたが、名護ひと美さんも石垣のりこさんも仙台市の出身です。

いかがでしたか

自分だけのためにやっているブログなんで、できるだけ他人の目を気にしないように心掛けているので「いかがでしたか」なんて聞きたくもないのですが、やっていることがどこからどう見ても「いかがでしたか」系のサイトと同じことなので一応書いておきます。

いかがでしたか?

本当は5月に書き上げるつもりだったのに半年もずるずると遅らせてしまい3名の退社者を出してしまいました。私が辞めさせたわけでは無いですが。
もはや男子一生の仕事ではない、次の夢へのステップという立ち位置に変わりつつある局アナ、社員アナウンサーというお仕事ですが、せっかく宮城県の放送局でアナウンサーになった方々ですから別の道へ進んでも応援していたいという気持ちだけはあります。
お前が頑張れよ、他人の事を言える立場か。おっしゃる通りでございます。
冒頭にも書いていますが、、誤りを見つけたときは「フェイクニュースニダ!」「すべてのデマの発信元だ!」と騒ぎ立てる前にコメント欄に誤りの指摘を書き込んでくださると助かります。気づき次第誤りを確認して書き直します。コメント欄に情報をお寄せいただいている皆様には感謝申し上げます。

追記(2024年1月26日)

アナウンサーを立候補者の供給源にしか思っていない某政党が、もうじきあるかもしれない衆議院議員選挙にまた今回もアナウンサーを担ぎ出す、と報じられ大変ガッカリしております。
その記事の中で、そのアナウンサーが昨年退社していたと知ったので、退社・異動年次順の項に追記しました。年齢的に通常の定年退職だったと思われます。最後の役職は番組審議室長だったはずで、そう言えば最近番組審議会のページを読んでなかったなと思って読み返してみたら2023年9月の会議の議事録に名前がなく、2023年7月の会議が最後の出席になっていました。60歳の誕生日を迎えた月の末日をもって定年としているようです。

別件で、東日本放送の項に白澤奈緒子アナの名前を入れていないことに今更ながら気が付きました。khbアナウンサーズのページに名前がありません。ググると2023年1月に当時あった局のアナウンサーブログを更新しているのでその時点ではアナウンス職にいたと思うのですが、いつの間に異動になったのでしょうか。私には記憶がありません。

*1:東北放送の子会社

*2:社員時代に担当していた番組は一部を除いて降板、終了。改めて別のラジオのレギュラー番組を担当し今に至る。

*3:アナウンサーの所属はこの春「放送部」から「コンテンツセンター」に職制変更された