シン・帝釈天

宮城テレビ放送東日本放送の2021年度の決算公告が官報に掲載されているのを先日取り上げました。
帝釈天 - みむめもーど
私の興味は、東日本放送が新社屋を建て旧社屋の土地建物を売却したこと、宮城テレビ放送が将来の移転先かもしれない土地を買ったこと、それが貸借対照表のの資産の欄に現れるであろうという点にありました。そのため貸借対照表そのものをまるまる取り上げるということはしませんでした。
そのせいで正しい推論ができずコメント欄に書いたコメントが正しいものでなくなってしまったという意見が寄せられました。
仕方がないので貸借対照表を書き写します。
なお、調べている過程で偶然にも当期のエフエム仙台の決算公告を見つけてしまいましたので、ついでに書き写します。こちらは決算公告を取り上げている一般のサイトでは見つけられないので(過去の官報を検索する公式サービスは有料会員制です)前年との比較はできません。

宮城テレビ放送

資産の部 第51期(前々期) 第52期(前期) 第53期(当期)
流動資産 6,472,874 6,625,994 6,482,770
固定資産 11,694,333 11,887,042 12,424,962
 有形固定資産 3,820,532 3,370,132 5,603,935
 無形固定資産 60,100 95,394 96,224
 投資その他の資産 7,813,701 8,421,516 6,724,803
資産合計 18,167,207 18,513,036 18,907,732
負債及び純資産の部 第51期(前々期) 第52期(前期) 第53期(当期)
流動負債 969,796 1,107,678 1,163,020
固定負債 229,496 210,372 210,269
負債合計 1,199,292 1,318,050 1,373,289
株主資本 16,904,310 17,050,245 17,449,212
資本金 300,000 300,000 300,000
利益剰余金 16,604,310 16,750,245 17,149,212
 利益準備金 75,000 75,000 75,000
 その他利益剰余金 16,529,310 16,675,245 17,074,212
 (うち当期純利益 426,776 205,936 458,967
評価・換算差額等 63,605 144,741 85,231
純資産合計 16,967,915 17,194,986 17,534,443
負債・純資産合計 18,167,207 18,513,036 18,907,732

※金額の単位は千円です。(うち当期純利益)は金額も括弧書きで表されています。
また、その他利益剰余金の前年度との差分とうち当期純利益の額は一致しません。宮城テレビ放送ではその差額はおよそ60,000千円となりますが、その額は主に株主配当の原資となります。在仙他局より額が大きいので、別の支出があるのかもしれませんが、それは私にはわかりません。

東日本放送

資産の部 第46期(前々期) 第47期(前期) 第48期(当期)
流動資産 5,854 4,930 5,255
固定資産 5,072 8,008 8,481
資産合計 10,927 12,938 13,736
負債及び純資産の部 第46期(前々期) 第47期(前期) 第48期(当期)
流動負債 1,047 3,063 1,163
固定負債 429 377 4,037
負債合計 1,476 3,441 5,201
株主資本 9,410 9,422 8,502
資本金 1,000 1,000 1,000
利益剰余金 8,410 8,422 7,502
 利益準備金 250 250 250
 その他利益剰余金 8,160 8,172 7,252
評価・換算差額等 40 74 32
 その他有価証券評価差額金 40 74 32
純資産合計 9,450 9,497 8,535
負債・純資産合計 10,927 12,938 13,736

※金額の単位は百万円です。東日本放送損益計算書の要旨も載っていますので、貸借対照表の中に当期純利益の項目がありません。えっ、無いならお前が書け? めんどくさいなぁ。前回掲載したものをコピペ。

第46期(前々期) 第47期(前期) 第48期(当期)
売上高 6,911 5,760 6,332
売上原価 3,135 2,678 3,116
売上総利益 3,776 3,081 3,215
販売費および一般管理費 3,425 2,823 3,151
営業利益 351 258 63
営業外収益 26 26 15
営業外費用 4 10 48
経常利益 373 274 30
特別利益 41 - 13
特別損失 2 5 922
税引前当期純損益 412 268 ▲879
法人税・住人税及び事業税 121 61 1
法人税等調整額 16 154 0
当期純損益 274 52 ▲880

※単位は百万円。「-」は該当項目の記載がなかった。▲はマイナス。本稿では純損益と書いている欄ですが、プラスであれば当期純利益となるべき項目です。当期はマイナスのため当期純損失と表記が異なっています。
また、その他利益剰余金の前年度との差分と当期純利益・純損失の額は一致しません。東日本放送ではその差額は40百万円となりますが、その額は株主配当の原資となります。

エフエム仙台

当期(第41期)のみです。6月24日付ですが、官報では6月27日(号外第137号)97ページにあります。枠が小さくて、資産と負債・純資産を左右に並べるのではなく本稿のように上下に並べています。

科目 金額(千円)
流動資産 1,811,111
固定資産 321,021
繰延資産 1,710
資産の部 合計 2,133,843
流動負債 82,584
固定負債 70,725
株主資本 1,967,321
 資本金 480,000
 資本剰余金 20,000
 利益剰余金 1,467,321
  利益準備金 58,000
  (うち当期純利益 480
評価・換算差額等 13,211
負債及び純資産の部 合計 2,133,843

資産の部に「繰延資産」という項目があります。ググると、とあるサイトでは『繰延資産とは、本来は費用として計上されるべきものを少しずつ費用化する資産』と解説しています。だったらわずかばかりでも黒字が出たことにしたくて費用の計上を繰り延べた、本来なら1710-480=1230千円の赤字決算になっていたかもしれなかったのだろうか、と考えては人聞きが悪いかな。

仙台放送は自社webサイトに貸借対照表を公開しており、東北放送有価証券報告書が公開されています。

byungoさん、しばらく書き込まないでください。

byngoさん、近頃はbyungoさんと名乗っていますが、私の手に余るコメントを次々送り付けてきて私は疲弊しています。
私は何度も苦言を呈していますが、あなたは意に介さず、いや昨日書き込んだコメントを見るとあなたなりに私に気を遣っているかの心配りを見せているかのようなことすら書いていますね。私の受ける負担は全く緩和されることはありません。本当にあなたの文章を読み解くのは大変なんだよ。
なんでも新約聖書に「旅人を懇ろにせよ」(旅人をもてなすことを忘れてはいけない)という言葉があるんですって? 私はその宗教を信仰するものではありません(その宗教のラジオ番組を聴くことはまた別の話です)が、コメント欄にいただいたコメントに対して同意するとか反対の意見を持つとかいうことは別として受け止めて返事を書かなければならないなと思ってはいるので、その言葉にはその通りだなと思います。実際には返事をしていない、返事をできていないコメントはいくつもあるのですが。
だから、byungoさんのコメントにも物凄く時間は掛かるけどいつか返事をするという意思はありました。しかし、もう限界です。これ以上あなたに書き込まれてもただただ積み重なるだけで、私があなたのコメントに押しつぶされます。
あなたが私が及ばない莫大な知識を持ち愛媛県に関して言いたいことで溢れ返っていることはもう十二分に思い知らされました。もうやめてください。少なくとも私が返事を書くまでは次の話をしないでください。どうしても続けたいのなら拙blog以外の別の場所でやってください。どうかお願いします。


なお、あなたがやっていることは本文に無関係なコメントを送り付けるコメントスパムと変わらない、と私は思っています。コメントスパムの定義は商用広告らしいですが(宣伝に限らないとして定義しているところもあるようです)。
ここ最近あなたから寄せられたコメントのうち、書き込まれた場所になくてもよいと私が判断するあなたのコメントをここに移動させます。

byungo 2022-04-25 22:48:40

https://www.cablecast.co.jp/company/group/
放送業務の一部を琉球放送に委託している琉球朝日放送のような1局2波というよりjnn協定の為に報道部しかない、しかも琉球トラストによって正社員は役員とアナだけ
日テレが南西放送断念の見返りに、旧薩摩藩が含まれるってことで鹿児島放送共々宮崎のcatv再送信(旭化成系のろ-かるスポイベとグランマルシェコルセン事務受託アプロードも)で東国原英夫元知事の3局目も間接的に達成
 1982年(昭和57年)テレビ朝日テレビ朝日映像
・トラストネットワークの出資で鹿児島市与次郎に設立し同年10月1日に開局したテレビ朝日系列局である鹿児島放送(KKB)の放送技術業務を開始した放送技術社。
 そのトラストネットワークは沿革1989年(平成元年) - 創立。
本社をテレビ朝日旧六本木センター(レンガ館3F)に設置。
技術部(現六本木事業部)開設。
「一般労働者派遣事業(特定労働者派遣事業を含む)」認可。
https://www.seki.co.jp/company/group/
https://www.ehime-np.co.jp/online/company/history.html
デイリースポーツ・日刊スポーツ新聞西日本
岡山県四国地方4県向けの紙面を委託印刷。デイリーは宅配委託も行っている)
 2017年(平成29年)7月1日付けで東京サウンドプロダクション(TSP)と合併し消滅したビデオ・パック・ニッポン、地方系列局拡大のボスプロとしてのリリーフは果たしたことに。
たぶん
1982年(昭和57年)テレビ朝日テレビ朝日映像
・ビデオ・パック・ニッポンの出資で鹿児島市与次郎に設立。
1989年(平成元年) にビデオ・パック・ニッポンの出資を引揚、トラストネットワークが入れ替わりに出資
 これはフジクリエイティブコーポレーションが同様の事をしようとして、さんさんtvと服部天皇退位前なさくらんぼtvの東京と大阪支社受託に留まったのって
https://sankei-ad.net/company/ 紙面総代理店の産経広告社
あれ、産経系のフジサンケイアドワークってクオラスに吸収合併されたんじゃ?
https://candycandybl.weebly.com/blog/fujisankei/
https://candycandybl.weebly.com/blog/121226/
1971年6月、産経新聞の販促のための新聞折り込みチラシとして東京都内のJR中央線沿線で配布した
「フジサンケイリビングニュース」(産経新聞社広告局制作、現 リビング新聞)が前身な、
2018年(平成30年)3月、RIZAPグループフジ・メディア・ホールディングスから株式の80%を取得し、
子会社化したサンケイリビング新聞社系折込総代理店。
先島諸島のkYは自己治癒力で完全回復したが、こっちははいからさんが通る騒動と違い、地デジ4k放送権でないと解決しない拗れ。

byungo 2022-06-02 23:06:35

先ずは放送インフラの前提にあるえねるぎ-や運輸インフラの成り立ちの基礎から噛み砕きましょう。
ske48からhkt48の後にstu48の芸能にも関わるので。
陸奥国仙台藩の一門である水沢領主水沢伊達家家臣・後藤実慶の三男として生まれた高野長英シーボルト事件で詮議から逃走し豊後国日田で高名な儒学者広瀬淡窓に弟子入り。
 広瀬淡窓の弟・広瀬久兵衛の子孫が広瀬道貞テレ朝顧問でその弟が広瀬勝貞大分県知事。
 宇和島藩は海外への関心を強め、蛮社の獄絡みの牢名主絡みで脱獄したのを匿って、高野長英蘭学の師に迎えていた。
王政復古後、宇和島藩主・伊達宗城が議定職外国係と大阪鎮台外国事務を兼務すると、外国事務局大阪運上所に勤務する。ここで外国事務局判事に就任した五代友厚の部下となったことが土居通夫の生涯の重要な方向付けとなる。
1869年(明治2年)には大阪府権少参事となった。
1887年(明治20年)頃、大阪での本格的な照明を東京に倣ってガス灯にするか、電灯にするか有力者の間で対立が続く中、通夫は電灯への斡旋調整を行い、1888年明治21年)、大阪電灯を設立して初代社長に就任、30年務める
長崎紡績所を経営する山口徳太郎系長崎電灯は大阪電灯が販売代理店の交流発電機を導入する計画だったが十八銀系の
電灯会社と競業し一本化の調停に土居道夫が乗り出す。
土居道夫が京阪電鉄の本店は枚方駅。
https://looop-denki.com/home/denkinavi/savings/electricity/amperechange/
アンペア基本料金の有が中部と近畿、無が近畿と中四国
現大手電力会社の変遷では判りにくいから、都市瓦斯会社から見た方が解り易いでしょう。
西部瓦斯は、東邦瓦斯九州支店の分離独立、そもそも西部瓦斯で佐賀が無いのに
福岡と熊本と長崎に都市瓦斯って変じゃないですか?
国際船舶燃料も兼ねられるから長崎の九州瓦斯が九州で真っ先に石炭都市瓦斯電灯事業が始まったからなんですよ。
で、日露戦争で福岡が伸びてきて長崎電気瓦斯を経て九州電灯鉄道(福岡市内線)、現西鉄の前身。
九州電灯鉄道の佐賀市内は佐賀市後に買収し今は三愛オブリ系佐賀瓦斯。
奈良県の関西水力電気が東邦電力へ。
だから名門太洋フェリーは中国自動車道が伸びる迄は名古屋港と門司港太平洋フェリーも名古屋港と大分航路がありました。
それもあり、水曜どうでしょうの深夜バスで近畿と九州のムーンライト号が廃止になっても中部と九州のどんたく号が残ったんですな。
ksdあんしん財団が近畿中四国が空白でフルハップが其処を埋めます。
此処で出て来るのが、朝新は宇和島伊達家に梲が上がらない、
1881年明治14年)1月 - 村山龍平が木村親子より朝日新聞社の経営権を譲り受け、上野理一と共に経営に着手。
1882年(明治15年) - 明治政府と三井銀行から極秘裡に経営資金援助を受け始め、経営基盤を固める。
1885年(明治18年) - 大阪四ツ橋筋の旧宇和島藩蔵屋敷の建屋に本社を移す。
 だから物産の現グラフ三井が日刊化したのが日経新聞
日本教育テレビと科学テレビの腸捻転
在京と在阪の朝毎腸捻転解消よりもすんなりした一因にも。
 RADIO NEOのナベプロラジオを継いだのもメ-テレ特報を読むこともある東海ラジオ
 結局竹田市のTAOメンバーが魔が差したのも福岡。
東日本放送のAMラジオカウンターパートナーは映画館併設なkbcラジオ仙台支社なのでは?
それにしても、トラストネットワーク北東北秋田事業部、南東北仙台事業部と東日本支局秋田、仙台グループ、
西日本山口事業部と西日本支局山口グループ、放送技術社とは違ってどうしてテレ朝系以外の系列局の業務があるんですかね。
日テレ系やtbs系というか同一系列局キー局と地方局制作会社の連携が系列局全てで図れない理由でもあるんでしょうかね。

byungo 2022-06-05 22:03:34

伊予市 ふるさと納税で魅力発信 地域商社と協定【愛媛】南海放送
5/30(月) 17:13配信この記事についてツイート この記事についてシェア
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b587c1e84e58b35217306bfd66dc9d7b42f636c
愛媛銀行とセキ、南海放送が共同で設立した地域商社「フレンドシップえひめ」
https://www.seki.co.jp/company/group/
のユーメディアと仙台銀行と、
地域商社「フレンドシップ宮城」なんて窯掛けてみましょうか。記事がdatしたら全文うpしますので。
そうそう、吉本在籍時に、史上最年少のエフエムちゅうおう虎南有香放送局長の
現所属先である先駆舎の業務提携先であるディスカバリーネクストは USEN系ですけど、誰かさんの定説だと、広い意味での吉本系かもしれません。

mimumemo 2022-06-06 02:56:00

byungoさん。
論旨が不明確で本文と無関係なコメントだから非表示

にしようと思ったのだけど、もしかして
『放送とSNS(web)のシナジーについて勉強中』
という所にかこつけたとか言うつもりなのかなという可能性があることに気付いたので表示はしておきます。
でもURLとコメントに関連はあるの? 私には関連があるようには思えないのだけど。
愛媛での事業が宮城でもビジネスチャンスになると思うのならこんなブログのコメント欄で窯を焚いていないで、その企業を焚きつけて起業なさってみてはいかがですか。

byungo 2022-06-27 00:12:00

要は、ディノスやロッピングとかポシュレ、ラッキーマーケット(王様のブランチとかで地方局別電話番号があるのは良心的な方)のキー局系通販だけはbsやcs局系で否が応でもを観られるなら、対抗策としてのライブコマース的なのが宮城県域局
以外の東北県域局でも随分とネットワーク化が進んでいる様で。
 地方テレビ局10社による地方商社創出プロジェクト「ロコの星
プロジェクト」がTalknoteを導入編集部 2020/11/20 16:00
https://www.screens-lab.jp/article/26186
http://loconohoshi-m.com/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000010518.html
GMOが嫌いな局が出たので仕切り直し↓
 全国12放送局が参加するテレビ×ライブコマースによる新しい地方創生プロジェクト「ロコの星プロジェクト Season2」がスタート
編集部 2022/2/18 17:00
https://www.screens-lab.jp/article/27688/
これとは別に、
南海放送、LIVEコマースサービス「クラフトーク」に参加
編集部 2022/5/25 12:00
https://www.screens-lab.jp/article/27950/
◆クラフト-クと(ロコ1-2)参加放送局を纏めると
北海道放送(北海道)、(1-2)青森放送(青森)、(2TVIテレビ岩手) 
1-2山形テレビ(山形)、福島テレビ(福島)、(1CTC千葉テレビ)
山梨放送(山梨)、(2BSN新潟放送)、テレビ信州(長野)、
富山テレビ(富山)、北日本放送(富山)、テレビ金沢(石川)、
福井放送(福井)、中京テレビ(愛知・岐阜・三重)、
(2)日本海テレビ鳥取・島根)、テレビ新広島(広島)、
(1KRY山口放送) 瀬戸内海放送(岡山・香川)、
(1-2)高知放送(高知)、南海放送(愛媛)、(2ITVあいテレビ)、
九州朝日放送(福岡)、長崎文化放送(長崎)、(1-2NIB長崎国際テレビ)
サガテレビ(佐賀)、(2)テレビ大分(大分)、(1-2MRT宮崎放送)
鹿児島 放送(鹿児島)、(1-2KKT熊本県民テレビ)、
(1-2OTV沖縄テレビ放送 )琉球朝日放送(沖縄)
28放送エリア31局が。
こういうのは民放局よりおカタい、クレジットカード会員向け情報誌通販ではファクタリング(コンビニ収納代行が一例)を行うメガバンしか儲からないから、地銀や第二地銀がカメイさんとかの商社を通さず取引先の外販をしたくなるのは当然で。
https://www.chiginkyo.or.jp/pdf/k29oogakikyouritsu20160914.pdf
p6/13銀行名 大垣共立銀行
タイトル 地方銀行連携「地方からの贈り物」プロジェクト
取組み内容【動機(経緯・きっかけ等)】
・地元特産品生産業者の販路拡大等の支援策として、通販カタログを
利用したスキームを検討し、当行を含む地方銀行6行とリッキー
ビジネスソリューション(株)(通販カタログ運営会社)が共同で、
地方銀行連携『地方からの贈り物』プロジェクト」を発足させた。
https://www.ymfg.co.jp/news/2010/news_0916.pdf
2018年11月29日
3.「地方からの贈り物」プロジェクトの概要参 加 銀 行( 2 2 行 )
https://www.michinokubank.co.jp/news_2276.pdf
最新のではないんですが、金融機関のリリースってのはフォーマットの増減があった場合に発表すればいいって傾向でして。
http://www.food-buyer.com/wp/index-327
の右上で愛媛県とリッキービジネスソリューションは提携してまして。
https://www.himegin.co.jp/news/20210831_2.html
愛媛銀行は、「西瀬戸パートナーシップ協定」を結ぶ山口フィナンシャルグループとリテール部門での連携推進
 結局地デジ化やワイドfm直前から、強靭化補助対象外の自社負担1/2や1/3をどうやって元を取るかに尽きまして。

mimumemo 2022-06-27 09:54:24

今回は論旨が明快で。
私には興味のない分野なのですが、番組外収入を通販に求める放送局がそれだけ多いということなのでしょうか。
で、宮城県の放送局はそういうことに興味を示さない。生き残るつもりが無いのかと。まぁこれを読んでビジネスチャンスだと思う放送局が現れてくれればここに書いた甲斐があったと思われるかもしれませんが、どこもやらないんじゃないかな。一応東北放送は「みやぎいいものマーケット」という企画をやってはいるんですけどね。

余談ですが、前回、前々回いただいたコメントに関して。返事を書く気はあるのですが、何せあなたのコメントに向き合うには相応の体力気力が必要なので、実際に書き上がるのがいつになるかは分かりません。現在の進捗状況は、山口徳太郎のくだりで事実関係がつかめずつまづいていたり、放送法関係審査基準という訓令(?)を読み解くのに苦戦している状態です。この時期先に書かなければならない事柄もあるので止めどなく後回しになります。

byungo 2022-07-02 15:49:20

すじがね巴千草ファン (id:tozu02)さんがネタにしてるテレ朝の広瀬 道貞顧問は大分出身で、そういや2022年2月10日、経費の私的流用により、同日付で株式会社テレビ朝日代表取締役社長・COO、株式会社テレビ朝日ホールディングス取締役を辞任した亀山慶二氏の後任が常務の篠塚浩の昇格。
琉球海運の株主な尾道造船以外で貨客船を建造したのが佐伯重工。
那覇との空路が九州で唯一休航中なのも大分。
しかもobsとotvの福岡支社は西鉄系な同じビルに入居で、系列外の意外な東京/大阪支社とかの、在京や在阪キー局に同居したくない振りでリスト化すると、tbs系列局のjpタワー集約化の裏に移転前を調べると何か見えてくるかも。
ラジオ沖縄が東京支社だけで大阪や福岡支社が不要なのって、新報スポニチスポニチテレビニュースや毎日映画社bs11(jr東日本、mxと官邸記者クラブ共用な東京讀テレ)と琉球朝日放送より合理的な出先。
九州総通局が熊本とラジオ第二の超高出力AM局。
油屋熊八の別府開発って伊予銀から大分県信組で成り立ってる?
これでもみむめもさんに糊代残した方ですよ、また難題ですみません。

UFO2

今年も東北放送株式会社の有価証券報告書を読むことで、TBCラジオの苦境に思いを致し、TBCラジオの悪口を言葉にすることを慎むきっかけにしたいと思います。

非上場企業である東北放送株式会社が何故に有価証券報告書提出会社になっているのかについては昨年も先生と考察しまして、1974年に増資し株主の数が多いことが原因なのではないかということになりました。昨年12月に資本金を1億円に減資しましたが、来年以降も有価証券報告書は提出されるのでしょうか。もし提出義務がなくなれば北海道放送株式会社のように自社webサイトに貸借対照表損益計算書のPDFファイルをアップロードすればよいことになります。なお、北海道放送損益計算書によると2期連続で営業赤字、経常赤字となっているのですが、純損失額(3億3千万)より特別損失のうちの旧本社解体費(3億4千万)のほうが多く、当期については新局舎移転が赤字の大きな要因になっているようです。

有価証券報告書とは、

  • 表紙
  • 第一部:企業情報
    • 第1:企業の概況
    • 第2:事業の状況
      • 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等
      • 2.事業等のリスク
      • 3.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
      • 4.経営上の重要な契約等(東北放送に関しては「該当事項はない」)
      • 5.研究開発活動(東北放送に関しては「該当事項はない」)
    • 第3:設備の状況
    • 第4:提出会社の状況
    • 第5:経理の状況
    • 第6:提出会社の株式事務の概要
    • 第7:提出会社の参考情報
  • 第二部:提出会社の保証会社等の情報(東北放送に関しては「該当事項はない」)
  • 監査報告書

からなります。
当期の東北放送株式会社の有価証券報告書は87ページあります。この中からかいつまんで取り上げていきます。

企業の概況

最初のページに「主要な経営指標等の推移」という過去5年度の売上高や経常利益などの推移の表が2種類あります。(1)連結経営指標等(2)提出会社の経営指標等。何かにつけて2種類出てきます。連結というのは子会社であるtbc Az(株)を含めたもの、提出会社というのは東北放送(株)本体のことを指します。どちらも売上高は順調に減少してきていたのが今年増加に転じています。2年連続の赤字です。従業員数も載っていまして、昨年はたぶん正社員ではない人を示すのであろう[外、平均臨時雇用者数]の数が大幅に減ったことが目につきました。当期も従業員数は減、平均臨時雇用者数は連結では微増ですが東北放送では減少しています。
当期の会計については注釈で「収益認識に関する会計基準」が当事業年度の期首から適用していることを紹介しています。どうやら国際的な会計基準に合わせるための改正らしいのですが、そこまで深入りしたくないので興味のある方は各自ググってください。中小企業についてはこれまで通りにしてもよいらしいのですが、たぶん有価証券報告書を提出するレベルの企業ではきちんとしなければならないのでしょう。
連結子会社tbc Az(株)については「関係会社の状況」で資本金2600万円、出資比率87.0%、東北放送出身の役員が4名いることなどが書かれています。2600万円の87%って2262万円か。キリの悪い数字だな。

経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

経営方針について述べる最初の段落にSDGsという単語が入っている。放送局たるもの流行りには率先して乗っかるべきものなのかな。そしてコロナ。これのせいで世の中はいとも簡単に変わってしまった。変わった以上はそれに向き合っていかなければならないわけで。若年層に対する取り組みの例として小中学校の社会科見学を上げていることに驚きました。そうか、社会科見学は東北放送のファンを拡大するための第一歩だったのか。tbc Az(株)とのコミュニケーションを深め、連携して事業の拡大を図ることでグループ全体の業績向上を目指すという一文があり、tbc Azに働いてもらおうという目論見を感じます。
経営戦略、経営環境の内容は昨年とあまり変わらない。前年度よりは上がるがコロナ前よりはまだ少ない。景気は上向くと言われてはいるけどなかなか大変。厳しい世の中ですからね。
重点施策として6項目が書かれているのだけど、ひとつめとして70周年企画について掲げられています。『SDGsなども考慮しながら地元の方々にとって有益な』ってどんなんだろう。私には見当がつきません。みっつめに掲げられているのが「SNSや配信への対応と次世代対策」。この中で『新設の「デジタル推進委員会」をフル稼働して対応にあたる』って書いてあるのだけど、古野真也アナはこの特命を受けて動いているのかしら?

経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

今回最大の衝撃を受けた一文がこれ。

 ラジオ放送収入は、タイムセールスが健康食品の通販や行政のコロナ関連広報などが増収要因となり前全連結会計年度比100.6%、スポットセールスも飲食デリバリー関連の新規スポンサーと法律事務所関連の出稿が数字を押し上げて前連結会計年度比110.7%、ラジオ全体では前連結会計年度比103.5%となった。

これでも収入目標は前連結会計年度比104.6%としていたので目標を下回ったことになるわけだが、増収に貢献したのが健康食品の通販に法律事務所関連の出稿なんだそうですよ。だから私はあの種の番組を嫌がってはいけないしあのCMが始まったら他局に変えたりしてはいけない、あなたのおかげで東北放送株式会社は生き永らえているのですと感謝すらしなければならないのです。なんてこった。それとコロナの予防注射のお知らせとかワイド番組中頻繁にアナウンスされるけどあれってお金取ってたのね。
一方テレビは目標が前連結会計年度比(面倒なので前年比と書きます)105.3%に対し、タイムセールスでは仙台国際ハーフマラソンの中止やスポンサーの降板など苦戦したそうですが前年比102.1%、スポットセールスは情報・通信や金融・保険などの出稿増があったそうで前年比110.9%、テレビ全体で前年比107.2%と目標は上回ることができました。売上高は増えたのだけど、新社屋の固定資産税のせいで一般管理費が増え、放送収入に連動した代理店手数料の増加ほかにより、昨年より大幅に減ったものの営業損失が出てしまいました。
その他の事業(イベント企画運営や保険代理業務、映像制作など)は昨年より売り上げを伸ばし、営業損失も昨年より少なくなりました。
キャッシュ・フローは直訳すれば現金の流れ。3種類あります。営業活動によるキャッシュ・フロー、営業活動による資金の増加は前年同期比の半分ほど。経常利益が減ったこと、法人税の支払いがあること、減価償却費の計上などが理由に挙げられています。投資活動によるキャッシュ・フローは減ったほうがいいんだったっけ。前年増えた分の倍近い額減りました。有形固定資産の取得による支出、旧社屋解体による整備工事などの支払いが挙げられています。財務活動によるキャッシュ・フローは減りました。前年同期比で減少幅が大きく異なっていてどういうことなんだっけと思って前年度と比較してみたら、前々年度に新社屋建設費用として40億円を借り入れた、前年度は早期返済で12億4500万円を返済した。今年度以降は毎年1億45百万円ずつ返済していくことになっています。このことを財務活動によるキャッシュ・フローという観点から記述すると前々年度は39億6千万円ほどの増加(逆に投資活動によるキャッシュ・フローは新社屋建設に使って28億ほどの減少となっている)、前年度は13億円ほどの減少、今年度は1億9千万円ほどの減少と借入金の増減に合わせた変化をしていることが分かります。残り26億1千万円を18年かけて返済して行く予定です。
財政状態の分析では貸借対照表の5つの要素(流動資産、固定資産、流動負債、固定負債、純資産)の増減とその理由について簡潔にまとめています。今期は5要素すべて減少。流動資産は借入金の返済などで現金、預金が減少したこと、固定資産は設備投資より償却額が上回ったことや投資有価証券の評価損。流動負債が大きく減ったのだけど前年度では未払法人税等であったものが当期では未収法人税等として計上されたこと、旧社屋解体工事が終了したことにより本社移転損失引当金を取り崩したこと。固定負債は新社屋建設の借入金を返済していること、純資産は当期純損失を計上した(つまり赤字である)ことやその他有価証券評価差額金が減少したこと、が挙げられています。東日本放送貸借対照表にもこの程度の簡単な解説が欲しい。
経営成績の分析では損益計算書の要素(売上高、売上原価・販売費および一般管理費、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失)について。売上高については前述の通りラジオは健康食品の通販や法律事務所の出稿やらで前年比103.5%、テレビは107.2%で放送事業は前年比6.1%増。その他の事業は前年比12.9%なので連結売上高は前年比6.3%増。売上原価・販売費および一般管理費は全体では微減なのだけどラジオのネット配分費や番組制作費、テレビの購入番組費やニュース費が減少したものの前述の通り固定資産税の計上による一般管理費の増加、放送収入に連動した代理店手数料の増加がありました。営業損失については新社屋の減価償却費の負担が重いこと、経常損失については営業外費用に借入金の支払利息等を計上したこと。親会社株主に帰属する当期純損失については特別利益として本社移転損失引当金戻入の計上があったこと、法人税等還付税額の計上があったこと。赤字になると国税である法人税は還付できるそうなのだけど、前期の税引前純利益より当期の税引前純損失のほうが多いと来年度も法人税が還付されたりします? それと親会社株主、非支配株主ってのがいまいちわかっていないのだけど、連結子会社tbc Azの純損失のうち東北放送の出資分でない13%が非支配株主に帰属する純損失なのかなと思うのだけど微妙に違う気がする。その非支配株主って結局東北放送筆頭株主である河北新報社だし。tbc Azの純損失って連結決算の純損失と東北放送の純損失の差額でいいんだよね? わかってなくて書類を読んでいます。

設備の状況

ラジオの志津川中継局の送信機とかテレビのSNG基地局とかに交じって「モリーノ」の着ぐるみって書かれているのが面白い。着ぐるみも一般設備のうちなのね。
去年から謎でたまらない東京支社の移転。昨年3月に銀座の南海東京ビルから赤坂のヒューリックJP赤坂ビルの貸しオフィスSPACES赤坂に引っ越しました。シェアオフィスなので経費削減になるというのが売り文句でした。前期と前々期の有価証券報告書の設備の状況の部分を見比べると東京支社の建物の金額が大きく減っていることが分かります。前期の有価証券報告書には財務諸表等のところで旧東京支社関連で建物と備品の固定資産が減ったことが書かれてあります。前期と当期の設備の状況の部分を見比べると建物は微減ですが機械及び装置、その他の有形固定資産の金額が大きく減っています。大昔のように東京支社でラジオ番組を作って放送するなんてことはもうあり得ないのでしょう。ついでに従業員数も減っています。少数精鋭で広告をより多く引っ張ってきた優秀な人たちということになるのでしょう。
TBCハウジングステーションも載っています。土地は借りているため金額は載っていませんが、建物は前期より大幅に増えて6億17百万円ほど。まぁ家屋が12軒建ってるわけだからね。管理棟の改修やらデジタルサイネージやら来場者アンケートの電子化やらスマートにするためにお金を掛けたみたいです。
最初に書いたSNGですが、重要な設備の新設として紹介されていて、投資予定金額1億8千万円、2022年8月完了予定とのことです。

提出会社の状況

みんな大好き大株主や取締役について書かれている部分です。昨年12月に資本金を7億5千万円から1億円に減資したこともここで説明されています。赤字なのに開局70周年記念だからと配当を増やしたことも、いや赤字なのにとは書いていない、財務状況等を勘案して適切な配当額を決定していると書いてあります。財務諸表の中の株主資本等変動計算書というのを見ると前事業年度のうちに今回配当される原資の予算が取ってあり、当事業年度では開局70周年記念の上乗せ分が無くなっていることが分かります。あっ、今年は1株当たり300円+開局70周年記念の上乗せ50円=計350円もらえます。一力社長は1742株持っていると開示されているので掛ける350円は60万9700円ということになります。一力社長のお兄様である河北新報社の一力社長は1183株持っているそうなので41万4050円ということになります。
そんな事バラシてプライバシーを何だと思ってる! だって書いてあるんだもん。取締役11名と監査役4名、社外取締役及び社外監査役5名の年間報酬額の合計金額も載っています(一人一人の金額でなく全員の合計金額です。全員が同じ額をもらっているわけでは無いのでしょうが取締役っていくらもらってるんだ? というヒントにはなります)。もっと大事な会計監査人である公認会計士(こちらは合計ではなくひとり)についてもいくらの報酬が支払われているかが公開されています。取締役と監査役は生年月日と略歴が、社外役員と新任取締役以外の方々に関しては保有している株式の数が書かれているのですが、社外取締役や社外監査役に関しては取引先の会社の人ではあるけどだからといって他の会社と比べて特別ひいきしているわけでは無いし利害関係があるわけでもないこと、監査役についてはひとりひとり監査役にふさわしい立派な人であるという説明や監査役会に何回出席したかとかいうことも書かれています。監査がきちんとされているということが大事だからなのでしょうかね。なお、社外監査役に関して、七十七銀行は新社屋建設資金調達における主要な借入先であることが紹介されています。

経理の状況

これまでのページで説明されてきたことが金額のデータとして、具体的には連結財務諸表と東北放送単独の財務諸表、そこに書かれている数字のある程度の詳細がここにあります。
私が本稿を書くのに時間がかかっている間、私の10倍の速さで思考する先生は自らのブログにすでに見解をアップしており拙blogコメント欄にもコメントを寄せられています。東日本放送貸借対照表に対する見解の相違として返事をしたものなのですが、ここでも述べます。ひとつの金額が貸借対照表ではあんな風に表示され、損益計算書ではこんな風に表示される。2つの文書によって見せ方が異なるのだと思います。
貸借対照表の純資産の部は株主資本、その他の包括利益累計額、非支配株主持分の3つの要素から成り立ちます。株主資本の中に利益剰余金の項があり、これが前期より減っているので利益が減った、すなわち赤字だったということが分かります。これを専門用語では「資本の毀損」と呼ぶと今般先生に教えていただきました。この減った額は損益計算書では当期純損失として現れます。その他の包括利益累計額はその他有価証券評価差額金という金額と同額なのですが、これは利益剰余金以上に減っています。この減った額は連結損益計算書の次に書いてある連結包括利益計算書に登場します。連結財務諸表の後に注記事項というのがあるのですが、その部分を見るとその他有価証券評価差額金は本当はもっとマイナスであるのだけど税効果調整というのがあって多少緩和されているようです。
連結包括利益計算書では当期純損失48,622千円(損失なのでマイナス)とその他有価証券評価差額金マイナス66,904千円を合わせて包括利益はマイナス115,527千円となっています。これでも前期はその他有価証券評価差額金がものすごいマイナスだったので当期はかなりマシになっています。そのうち非支配株主に係る包括利益がマイナス2,637千円、これは非支配株主に帰属する当期純損失と同額です。親会社株主に係る包括利益は親会社株主に帰属する当期純損失45,985千円とその他有価証券評価差額金を合わせたマイナス112,890千円となります。
これは連結株主資本等変動計算書にも表示されます。ここでは貸借対照表の純資産の部を構成する3つの要素、株主資本、その他の包括利益累計額、非支配株主持分のそれぞれがこの1年間で何に使ってどう変わったかが書かれています。減資を行ったこともこの表に載っています。これも拙blogコメント欄で東日本放送貸借対照表に関して先生からお叱りを受けた内容にかかわるのですが、利益剰余金の変動と純利益の変動はイコールではありません。しかし貸借対照表の要旨ではそこまで細かく表示されません。それを細かく表示したものが連結株主資本等変動計算書というわけです。前期のそれを見ると開局70周年記念でいつもより多くもらえる配当金の原資が前期のうちに利益剰余金の中から確保されていることが分かります。
前期の貸借対照表に書いてあった利益剰余金の額10,085,099千円が何故当期は9,993,316千円に減ったか。剰余金の配当(2023年6月にもらえる予定)に45,000千円、連結子会社の合併による増減という項目があって197千円、親会社株主に帰属する当期純損失45,985千円、この3つのために減ったのだということが連結株主資本等変動計算書でわかります。その他の包括利益累計額(その他有価証券評価差額金)の減少分66,904千円は株主資本以外の項目の当期変動額(純額)という項目で書かれています。株主資本以外の項目の当期変動額(純額)は非支配株主持分に関しては563千円増加しています。
連結キャッシュ・フロー計算書の1行目は営業活動によるキャッシュ・フロー、税金等調整前当期純損失からスタートするのですが、減価償却やら何やらいろいろな項目を加減していくと最終的にプラスの値になります。そこから法人税などを引かれますがプラスの値にはなっています。これが昨年は税金等調整前当期純利益からスタートして様々な値が加減される中でNTTドコモ株の売却益がマイナスされるのですが、それでも営業活動によるキャッシュ・フローは税金等調整前当期純利益とあまり変わらない額なのです。まぁそれぞれ根拠があって足したり引いたりしているのでしょうけどね、知らないで眺めていると驚きます。投資活動によるキャッシュ・フローNTTドコモ株の売却益があった昨年と比べると大きなマイナス。財務活動によるキャッシュ・フローは昨年は借入金の一括返済とかで大きなマイナスだったものが今年は一桁小さなマイナスとなりました。これら3種のキャッシュ・フローの合計が現金及び現金同等物の増減額。昨年よりも減り幅が大きくなりました。この減り幅は連結貸借対照表では流動資産の中の現金及び預金の減り幅と等しくなります。現金及び現金同等物の同等物というのはたぶん投資活動によるキャッシュ・フローの1行目にある定期預金の預入による支出の額と同額で、(連結貸借対照表流動資産の中の現金及び預金)マイナス(投資活動によるキャッシュ・フローの定期預金の預入による支出)イコール(現金及び現金同等物の期末残高)なのだと思います。収入(売上高)は確かに増えたけど手持ちの現金は減ったということでいいですか。

まぁ何日かけて読み終わんねぇんだよって感じなのですが、連結財務諸表には注記事項というのがあります。長いです。でもそこにひとつひとつの項目の詳細が書いてあったりしますので、興味のある方はひとつひとつ読むことをお勧めします。人件費がいくらだとか広告代理店手数料がいくらだとか書いてありますから。
減損損失という項目があって、前年度では旧・東北映画制作(株)と旧・(株)ティー・ビー・シー・ビジョンの持っていた工具器具及び備品だとか建物だとかの価値を零にしたなんて書いてるんですけど、今年はtbc Azの持っていた工具器具及び備品少々に、東北放送の遊休資産635万円というのが計上されています。『放送事業について、建設仮勘定として、中継局の調査費用を計上していたが、将来の利用が見込めなくなったため』なんて書いてあります。どこかに中継局を建てようと考えていたのだけど何らかの事情でできなくなったみたいです。FM補完放送の中継局だったのかな、そこまでは書いていないんだよな。

監査報告書

独立監査人である公認会計士さんが連結財務諸表、東北放送単独の財務諸表それぞれについて監査を行い、適正に表示しているものと認める、という結論を出しています。
ページとしてはちょっと戻りますが、連結財務諸表の注記事項の初めのほうに重要な会計の見積りという項目があって、固定資産の減損ということについて触れています。この点について検討をしましたよということが述べられています。2期連続で赤字なものですからね。減損損失が生じられれば大変です。キャッシュ・フローの見積りとか事業計画の合理性とか資産の帳簿価格とかいろいろ見ましたよ。ということですが、これは別に経営陣にこんな番組を作るなとか警告するような類のものではありません。あくまで見ましたよということです。まぁ問題になるようなことは無かったのでしょう。

毎晩寝る前に読んでいて疲れていることもありますし、時間かかり過ぎなのでこのくらいで話を終りにしようと思います。

帝釈天

在仙民放各社の2021年度決算については在仙放送局の決算・人事など 2022 - みむめもーどで紹介したのだけど、各社の株主総会が終われば、東北放送はEDINETに有価証券報告書を公開し、宮城テレビ放送東日本放送は決算公告を官報に掲載し、仙台放送は自社webサイトの決算公告のページに貸借対照表当期純利益の額を公表します(エフエム仙台は関知していません、ごめんなさい)。
東北放送有価証券報告書についてはあとで読むとして、ここでは宮城テレビ放送東日本放送の決算公告に注目してみようと思います。というのも、東日本放送太白区あすと長町に新社屋を建て、青葉区双葉ケ丘の旧社屋と土地は学校法人三島学園に売却しました。宮城テレビ放送泉区泉中央に土地を買い、将来の移転先かと噂されています。当然いずれも億単位の売買になることでしょうから、それは貸借対照表の数値に現れてくるはずです。
官報は最新のもの30日分はインターネットで閲覧が可能です。東日本放送は6月23日(号外第135号)の121ページに貸借対照表損益計算書のそれぞれの要旨を掲載しています。宮城テレビ放送は6月24日(号外第136号)の131ページに貸借対照表の要旨を掲載しています。過去のものについては官報そのもので探すと大変ですが、決算公告だけを抜き出しているwebサイトがあるのでググって探すことができます。
貸借対照表は会社の資産と負債を左右に並べて会社の財政状況を一覧できるようにしたもの、という説明でいいでしょうか。資産と言ってまず思いつくものは土地と建物です。もちろん手持ちの現金や有価証券、権利なども含まれます。
資産は流動資産と固定資産に大別できますが、宮城テレビ放送では固定資産を有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産の3つに分けて公表しています。

第51期(前々期) 第52期(前期) 第53期(当期)
流動資産 6,472,874 6,625,994 6,482,770
固定資産 11,694,333 11,887,042 12,424,962
 有形固定資産 3,820,532 3,370,132 5,603,935
 無形固定資産 60,100 95,394 96,224
 投資その他の資産 7,813,701 8,421,516 6,724,803
資産合計 18,167,207 18,513,036 18,907,732
流動負債 969,796 1,107,678 1,163,020
固定負債 229,496 210,372 210,269
負債合計 1,199,292 1,318,050 1,373,289

金額の単位は千円です。当期と前期を比べると有形固定資産が22億円ほど増えていて投資その他の資産が17億円近く減っているのが大きな変化です。流動負債は増えてはいますがこれらと比べれば大した増え方ではありません。長期の借金を意味する固定負債にはほぼ変化がありません。
ざっとググった感じだと泉中央駅付近の地価は1平米あたり36万円ほどのようで、取得した土地の面積は6100平米なので掛けるとほぼ22億円近くなります。今回の売却代金については公表されていないはずですが、数字が合うので特別高く売ったり安く売ったりということは無くおおよそこの近辺の金額なのではないでしょうか。今期の有形固定資産の増分は泉中央の土地の分と考えてよいでしょう。
その22億円を分割払いするとなれば固定負債の額に影響を与えるはずですが、ほぼ変化がありません。替わりに投資その他の資産が17億円近く減っているということから、手持ちの資産から支払ったと考えられます。
貸借対照表で資産の合計と負債の合計の差額に当たるものが純資産。ここには主に資本金と利益剰余金(これまでの利益の蓄積と考えていいかな)で構成されます。ここが減れば赤字決算だったことになりますが、ご存じの通り在仙民放でトップの収益を上げていますからここも増えています。開局以来50年現在地で引っ越さずに我慢してきている成果と考えることができるかもしれません。

次に東日本放送について見てみましょう。東日本放送は固定資産の内訳を示しておらず、金額の単位も百万円になっています。

第46期(前々期) 第47期(前期) 第48期(当期)
流動資産 5,854 4,930 5,255
固定資産 5,072 8,008 8,481
資産合計 10,927 12,938 13,736
流動負債 1,047 3,063 1,163
固定負債 429 377 4,037
負債合計 1,476 3,441 5,201

あすと長町の土地は2016年3月に日本通運から取得しています(再開発前に近所に倉庫を持っていたのでした)。もっと古い決算公告と比較すれば土地の金額が分かったかもしれません。当時の『SENDAI Watcher!』の記事では10億は下らないと推定されています。
前々期と前期を比較すると固定資産が30億円近く増えています。新局舎での業務は2021年9月にスタートしていますが竣工式を2021年2月に行っており、今期ではなく前期で新社屋の分の資産が計上されたのだと思います。
前期と当期を比較すると固定負債が36億円ほど増えています。新局舎の総工費、設備などの費用を合わせて30億円近くかかり、それをこれから何年か掛けて返済していくということになるのかと思われます。東北放送は26億1千万円を18年間の分割払い(有価証券報告書より)ですが、それよりも長期の分割ということになるのかもしれません。
旧社屋の土地建物を売ったら当期は固定資産が減るだろうと思ったのですが、4億円ほど増えています。別の資産があったのかな。なお、学校法人三島学園の『令和3年度 事業報告書(財務情報等含む)』(三島学園のwebサイトから読めます)を見てみると、IV.財務の概要のなかに『施設関係支出(土地、建物、構築物の支出)は135,980千円』という記述があり、この枠内に東日本放送旧局舎の土地建物の取得代金が含まれていることになります。また『有形固定資産うち、昨年度に比べ土地111,999 千円の増、建物は7,029 千円(当年度取得分と減価償却の差額)減少した』という記述もあります。新たに取得した土地は東日本放送の分だけと思われるのでその売買代金は1億1千万ほどと思われます。建物については既存の建物に関するものもあるでしょうから旧局舎そのものの金額は分かりません。築30年なのでそんなに高くは無いのかもしれません。

東日本放送貸借対照表だけでなく損益計算書も載っていますので、当期純利益だけでなく当期経常利益も知ることができます。

第46期(前々期) 第47期(前期) 第48期(当期)
売上高 6,911 5,760 6,332
売上原価 3,135 2,678 3,116
売上総利益 3,776 3,081 3,215
販売費および一般管理費 3,425 2,823 3,151
営業利益 351 258 63
営業外収益 26 26 15
営業外費用 4 10 48
経常利益 373 274 30
特別利益 41 - 13
特別損失 2 5 922
税引前当期純損益 412 268 ▲879
法人税・住人税及び事業税 121 61 1
法人税等調整額 16 154 0
当期純損益 274 52 ▲880

単位は百万円。なので四捨五入の関係で足し算引き算の結果が合って見えない場所があります。「-」は該当項目の記載がなかった。▲はマイナス。本稿では純損益と書いている欄ですが、プラスであれば当期純利益となるべき項目です。当期はマイナスのため当期純損失と表記が異なっています。
前期はコロナ禍のせいで収入支出とも額が少なくなったものの今期は回復しつつあることが分かります。しかし当期の営業利益は減益となり、営業外費用が増えたことから経常利益も減益となりました。営業外というのは引っ越し作業に伴うものという解釈でよいのかな。決算短信の記事を読み直してみましょう。

◆売上高9.9%増
 東日本放送仙台市) 売上高9.9%増の63億32百万円▽経常利益88.8%減の30百万円▽純損益52百万円の黒字から8億80百万円の赤字
 CM、イベント収入が前年より回復し増収を確保。新社屋移転に伴う減価償却費計上などで経常減益。旧社屋売却に伴い純損失を計上した。

今期の赤字の原因は9億22百万円という結構な額の特別損失です。本業で儲からなかったわけでは無く一時的な臨時の損失で、一般的にその理由は固定資産等処分損。今回だと旧社屋の土地建物の売却価額がその帳簿価額と譲渡経費の合計額を下回った場合の差額が計上されるという解釈で合ってますかね。たぶん旧社屋の土地を購入したのは失われた30年の前だから現在より地価が高かったかもしれないし、建物は当然に古くなれば価値が下がります。建てたときは何十億って掛けたことでしょうが売った時の値段は何億も掛かっていないはずです。
この損失は来年度以降で計上されることは無いので、今年並みの業績が上げられれば来年は赤字にはならないだろうと想像できます。

いいの、いいの、いいの?

今夜のナイター、オフチューブか。
ホームゲームでは初めてだな。
(あとは、たぶんあとでかきます。)



いかん、試合はBS1で見たのだけど、こまちスタジアムの紹介に梨田昌孝さんのババヘラアイスの食レポ竹林宏アナの秋田弁講座など、秋田の紹介をこれでもかと詰め込んだ中継をおなかいっぱい堪能したそのあとで続きを書こうとしたのに・・・zzz 気がついたら朝になっていた。
TBCラジオ「Goodモーニング」は根本宣彦アナが担当している。今日は何曜日だ?
時を戻そう。
6月21日火曜日。TBCラジオ「プレスポ」の担当は飯野雅人アナ。モニター越しに秋田の映像が見えていますなどと話しています。お天気カメラ? と気にしないで聞き流せばよかったのだろうけど、ふと日別番組表を見ると

tbc POWERFUL BASEBALL
楽天×日本ハム(秋田)※最大延長~23:50
解説:草野大輔 
実況:飯野雅人

飯野アナは秋田ではなく八木山にいてしゃべっている。ということは秋田から送られてくる映像を見ながら八木山から実況をするつもりだ。
ニュース、交通情報の中断を挟んで「プレスポ」に戻り飯野アナ。TBC第4スタジオとこまちスタジアム、回線をつないでお送りいたします。と話して試合の直前情報に入っていきました。「プレスポ」が終わり野球中継本編に入って初めの挨拶でも、こまちスタジアムとTBC第4スタジオと回線をつないでお送りしています、と話してからTBCとHBCの中継番組名を名乗りました。

現地から送られてくる映像を見ながら実況をする形式、オフチューブ。テレビ放送では珍しいことではなくTBCテレビに限らずビジターゲームで現地からの映像を見ながら仙台で実況することはよくあります。
ラジオ放送では珍しいことです。Rakuten.FM TOHOKUはビジターゲームで常にやっていることですが、TBCラジオでは昨秋にコンシュマーサービスじゃなくてクライマックスシリーズで千葉からの映像を見ながら八木山で実況したのが唯一の例(唯一と言いつつ2試合ですが)です。クライマックスシリーズに進出したのに実況されないというのはコンシュマーサービスの観点からどうかと思いますので実況されたという点ではよいことだったのでしょうが、現地乗り込みができなかったのはコロナ禍のせいなのかなとか思ったりもしました。
ところが今季はホームゲームであってもオフチューブを行うという事案が九州で起きていたらしいです。私はその試合の実況を聴いていないのですが、4月17日(日)のソフトバンク楽天戦のRKB制作、TBCにネットされた試合が鹿児島での開催でRKBのスタジオからのオフチューブだったようです。ただしこの試合はRKBのライバル局、KBCの福岡ローカルの中継はKBCのスタッフが現地に乗り込んだらしいです。RKBは4月12日(火)のソフトバンク-ロッテ戦(火曜なので宮崎・沖縄を除く九州・山口ブロックネット)もオフチューブだったようです。この試合は長崎での開催でした。5月10日(火)のソフトバンクー西武は雨天中止となったのですが宮崎での開催で実施されていればオフチューブのはずだったそうなので、RKBラジオはホームゲームであっても福岡県外での開催についてはスタッフは現地に乗り込まずオフチューブにすることにしたのでしょう。ただしRKBのライバル局、KBCはいずれも現地に乗り込んでいたそうで、そこから今後RKBKBCの中継に差が出てくることがあるのかもしれないと思っています。
RKBとおなじJRN系列(テレビで言うところのTBS系列に相当するラジオのネットワーク)のHBCラジオCBCラジオはネット局の無い自社のみ放送のビジターゲームではオフチューブを行っているようです。JRN系列は本来のキー局であるTBSラジオプロ野球中継から撤退しているので系列全体として野球中継に予算を割けないのかもしれません。

能書きが長くなりましたが、そんなこんなでテレビではTBS系列のTBCラジオも、今季最初の宮城県外での楽天のホームゲームでRKBラジオと同様に現地に乗り込まず八木山のスタジオからのオフチューブを実行しました。たぶんTBCラジオ楽天の試合実況をするようになって以来初めてのことと思われます。
ところで、東北放送はテレビはTBS系列ですが、地方局なのでラジオはJRN系列とニッポン放送文化放送をキー局とするNRN系列のクロスネットです。楽天日本ハム戦だとJRN系列の中継はHBCラジオに、NRN系列の中継はSTVラジオにネットするのが通例です。じゃあSTVラジオの中継はどうなっていたのだろう。5ちゃんねるで私が唯一全面的に信用しているプロ野球中継のスレッドで確認すると、

tbc-HBC  解説:草野大輔 実況:飯野雅人 リポーター:鈴木光裕(tbc第4スタジオから)
STV(tbc裏) 解説:山村宏樹 実況:伊藤晋平 リポーター:守屋 周 (tbc第3スタジオから)

どっちもオフチューブだった。。。
なお、この試合、火曜日なので秋田放送では放送されなかったのだけど、エフエム秋田で放送されたそうで、局のサイトの番組表を調べると
19:00-20:55『楽天チケットpresents Eagles Baseball Game Show』
Rakuten.FM TOHOKUからネットされたのだそうだ。
Rakuten.FM TOHOKUは仙台市宮城野区コミュニティFM局。日頃は自社だけの放送で、以前拙blogコメント欄に情報が寄せられましたが、今季からインターネット配信も野球中継の部分だけ有料会員のみということになりまして、なかなか聞く機会が持ちにくい中継です。しかしエフエム秋田ということはradikoに載ることになるので、エフエム秋田にネットされた部分だけはradikoプレミアムの会員はタイムフリーで聴くことができます。あっこれも有料会員か。

秋田での試合を終えた選手たちはバスで盛岡に移動して一泊、6月22日(水)は盛岡での試合です。BS朝日でテレビ中継があったようですが私は仕事で見られません。帰宅してからradikoタイムフリーでTBCラジオで放送された内容を確認することになります。その前に帰りの車の中でHBCラジオ「ファイターズdeナイト」をちらっと耳にはしていたのだけど。
TBCラジオ「プレスポ」前半は伊藤晋平アナ、後半は守屋周アナ。野球中継スタッフは5ちゃんねるによると

tbc-STV,IBC,rfc 解説:山村宏樹 実況:守屋 周 リポーター:伊藤晋平
  HBC(tbc裏) .  解説:草野大輔 実況:松尾 武 リポーター:鈴木光裕

ノンストップの新幹線なら仙台から40分で行ける盛岡、盛岡駅から盛岡の野球場までバスで25分だそうだけど、それでもオフチューブ。帰りの新幹線が間に合わなさそうなので日帰りできないというのもあるかもしれないけど、JRN系列だからという問題ではなく経費削減なのかな。5ちゃんねるにはスタッフが表裏(自社向けと委託制作)2班あるから費用が2倍かかるので遠征は難しいのではという憶測が提示されていたけど、
野球中継本編のオープニングで岩手県営野球場とTBC第4スタジオと回線を結んでお送りいたしますという話がありました。
STVから見れば2日とも山村さん、守屋アナ、伊藤アナのトリオ。HBCから見れば2日とも草野さんの解説。前日の担当者が翌日はライバル局に出ているとなるとリスナーが混乱するかもしれないから揃えたほうがありがたいのかな。しかもHBC裏送りといえば実況は安定の松尾アナ。松尾アナは裏送りのために朝の「Goodモーニング」を休演。
水曜の楽天ホームゲームはラジオ福島にネットされる慣例に従いこの試合もラジオ福島にネット、また盛岡開催のためか岩手放送にもネット。岩手県営野球場が老朽化で本年度限りで閉鎖されるためこれが最後のプロ野球の試合なのだそうで、岩手ローカルの放送スポンサーが多数ついたらしいです。水曜のナイター中継はNRN系列を取るためSTVラジオに向けてネットするのでTBCラジオで放送されるほうの実況は計4局ネット。岩手放送の放送開始に合わせるかのようにTBC,STV,IBCの3局の中継タイトルをコール、ラジオ福島の放送開始後にはTBC,STV,IBC,RFCの4局の中継タイトルをコールしました。さすがに4局分は長いな。
このほか、Rakuten.FM TOHOKUの中継がエフエム岩手にネットされたようです。エフエム岩手のサイトにお知らせが載っていたのですが、『radikoのタイムフリーでは配信されません』とのこと。エフエム秋田はタイムフリー配信をしているそうなのだけど、エフエム岩手はダメと言うのはどういった裏事情があるのだろう。エフエム秋田の電波はほぼ宮城県に届かないだろうけどエフエム岩手の電波は宮城県に届きうるところに問題があるのだろうか。
ちなみに、Rakuten.FM TOHOKUの実況、解説は局のサイトによると
6/21(火) 解説:長谷部康平、実況:河内一朗
6/22(水) 応援ゲスト:浅井宏太アカデミーコーチ、実況:河内一朗
とのことなのですが、局のTwitterを見る感じだと直前情報みたいな番組のためにか現地にレポーターを送っていたみたいだな。この辺が球団直営のコミュニティ放送局と経常赤字を計上した県域局の違いなのだろうくぁwせdrftgyふじこlp;
Rakuten.FM TOHOKUの実況の河内一朗さんは先日のTBCラジオ聴取率調査週間のゲストとして「en∞Voyage」の石川太郎さんの曜日に出ていらっしゃいました(太郎さんの担当で無い曜日は楽天イーグルス公式リポーターの佐々木明奈さんが登場しました)。私はこっちの中継はあまり聴いていないので解説と応援ゲストの違いがよくわかりません。アカデミーというのは球団が運営する野球教室です。

楽天の地方開催のホームゲームは再来週、7月5日(火)に弘前でも予定されています。すでに地元出身の王林ちゃんが始球式をすることが発表されているようです。1日だけやって1日休んで仙台に戻るようですが、この日のソフトバンク戦もRKB・九州山口ブロック向けとKBC向けにオフチューブをするのでしょうか。