コミュニティ放送局免許更新

暦の上ではディセンバーですが、ノベンバーにターイムトリップ!(←「DJ Bobbyランキングキング」風に)
2020年11月1日は全国のコミュニティFM局の新しい放送免許の発効日でした。事務手続きの都合か何か知りませんが、一の位が0と5の年の11月1日から始まって5年ごとに全局一斉に免許更新という運用がされています。
とは言え、今年の11月1日は日曜日。実際にはそれより前に新しい免許は交付されることになります。免許は各地方の出先機関である総合通信局長から交付されるわけですが、その具体例が総合通信局のサイトから見ることができます。東海と北海道の事例をば。

基本的には管内の全社の社長を一堂に集めて免許状を交付するものです。たぶん東海では全30社集めて手渡しだったように見受けられます。しかしこのご時世で北海道では今回基本的に郵送での交付にしたようで、総合通信局に出向いて免許状を受け取ったのは28社中3社だけだったそうです。そういえば私は利用したことがありませんがアマチュア無線局の開局を申請するのにネットからの申し込みにしたほうが安くなるように手数料が設定されています。プロはどうでしたか(資料は公表されていますので興味のある方は各自探して確認されればと思います)。もちろん直接来庁して受け取れば担当職員と歓談する機会が持てますから意義はあっただろうと思います。
この交付式についてネットに上げている総合通信局と上げていない総合通信局があります。具体的には

  • 北海道:10月30日に再免許の発表、前述のトピックスは11月17日掲載。
  • 東北:10月29日に再免許の発表。
  • 関東:10月30日に再免許の発表。
  • 信越:公表なし
  • 北陸:10月29日に再免許の発表、30日に免許状を交付。
  • 東海:10月29日に免許状の交付を発表。
  • 近畿:10月27日に免許状の交付を発表。電子版広報紙「e-かわらばん近畿」2020年11月30日:第282号(PDF)にも記事あり。
  • 中国:10月30日に再免許の発表。
  • 四国:10月26日に免許状の交付を発表。
  • 九州:公表なし
  • 沖縄:10月29日に再免許の発表。

交付式の日付が載っていない地区はたぶん発表日に交付したんじゃないかなと想像します。九州は5年前はきちんと公表されているのですが今回は公表なし。水害とかで忙しいんですかね。信越は5年前も今回も公表なしなので記事にするほどのものでもないと考えているのかもしれません。

さて、新しい免許の情報が「総務省電波利用ホームページ」の 無線局等情報検索に反映されているかどうか。そのことに私は興味がありまして、11月1日からしばらくの間検索画面を眺めていました。このデータベースの内容はWeb-API機能というものを用いて気軽にダウンロードすることができます。便利な世の中になったものです。とあるところでデータベースの更新はどうやら日付が変わるころらしいという情報を見つけ、よなよなダウンロードしていました。夜勤で夜にダウンロードできない日もありましたが。
11月1日は日曜日、2日は月曜で平日ですが3日の火曜は文化の日で祝日。こんな変則日程でどのように更新されたのか。その記録です。

  • 11月2日の深夜:11月1日付のデータ、すべて免許の期限が2020-10-31の古い免許の表示、571局
  • 11月5日の朝:11月3日付データ、古い免許の表示のまま、北陸管内の局のデータがすべて消える、556局
  • 11月5日の深夜:11月4日付のデータ、東北、関東管内の局すべてと九州管内の一部(熊本の一部、大分、宮崎、鹿児島)の局で2020/11/01からの新しい免許の表示に切り替わる、556局
  • 11月6日の深夜:11月5日付のデータ、九州管内のすべての局で新しい免許の表示に切り替わる、556局
  • 11月9日の深夜:11月8日付のデータ、東海、近畿管内の局すべてで新しい免許の表示に切り替わる、エフエム真岡(免許付与は11月2日付)が加わる、557局
  • 11月10日の深夜:11月9日付のデータ、北海道、中国管内のすべての局で新しい免許の表示に切り替わる、557局
  • 11月12日の昼:11月10日付のデータ、信越管内のすべての局で新しい免許の表示に切り替わる、557局
  • 11月12日の深夜:11月11日付のデータ、四国管内のすべての局で新しい免許の表示に切り替わる、557局
  • 11月17日深夜:11月16日付のデータ、北陸管内の局のデータが復活、新しい免許の表示に切り替わる、572局

これで沖縄管内を除き新しい免許の表示に切り替わり、後は沖縄を待つのみだったのですが、なかなか切り替わりません。毎日同じデータをダウンロードしても仕方ないと一度諦めました。
12月になり、改めてダウンロードしてみると、

  • 11月30日深夜:11月29日付のデータ、エフエム雪国が新潟県南魚沼郡湯沢町に中継局(出力3W)を1局設置(免許付与は11月10日付)、573局

信越総合通信局からプレスリリースが出ている柏崎コミュニティ放送(FMピッカラ)やエフエム魚沼ではなくエフエム雪国であることが謎。何の情報も見つけられません。なお、コミュニティFM以外ではNHK第一の輪島門前R1補完中継局に11月12日付で免許付与が発表されています。北陸総合通信局は予備免許のプレスリリースは出さず本免許でプレスリリースを出す方針のように見えます。
この時点でもなお沖縄管内のコミュニティFMは免許更新前の情報がアップロードされていました。免許更新後の情報に書き換わったのを確認できたのは12月3日深夜のことでした。いやぁ長かった。

  • 12月3日深夜:12月2日付のデータ、沖縄管内のすべての局で新しい免許の表示に切り替わる、573局

というわけで、11月16日現在331社から573局のコミュニティ放送局の電波が出ていることになります。このほかに地元自治体が免許人となっている「受信障害対策中継放送」というカテゴリーでコミュニティFM局の電波を出している局が9自治体47局あります。そちらの免許は一般のラジオ局テレビ局と一緒で一の位が3と8の年の11月1日に免許更新になります。

いまさら「ラジオ番組表」レビュー 2020秋

例年通り10月27日に発売された三才ブックス刊「ラジオ番組表」の2020秋号のレビューを書かないまま12月になってしまいました。
この秋は地方AM局の秋改編は9月28日にスタートし、大阪MBSラジオの秋改編は12月1日スタートと2か月の幅ができてしまいました。しかし、なんということでしょう、「ラジオ番組表」2020秋号には10月27日発売にもかかわらず12月からのMBSラジオのタイムテーブルが掲載されているのです。
(そうは言ってもさすがに木曜夜に「(調整中)」という2時間の枠があります。MBSラジオのサイトではこの枠に読売テレビを定年退職された森たけしさんの1時間番組に今流行りの山之内すずちゃんの30分番組、橋本愛ちゃんの30分番組ができることが発表されました。また、土曜夜のハロプロの番組、さんまさんの「MBSヤングタウン」の直後に上泉アナの番組が入っていたのが日曜最終番組の後ろに異動になり、元ハロプロ鞘師里保さんの番組がスタートすることになりました。この上泉アナの番組の異動のためか、日曜夜にあったSTU48薮下楓さんの番組が11月で終了したようです。8月にスタートしたばっかしだったようですが。MBSラジオの正式なタイムテーブルはMBSラジオのサイトからダウンロードできますのでご入用の方はそちらからどうぞ。)
では改めまして、「ラジオ番組表」2020秋号を見ていきます。

ラジオ番組表2020年秋号 (三才ムック)

ラジオ番組表2020年秋号 (三才ムック)

  • 発売日: 2020/10/27
  • メディア: ムック
表紙の顔はモーニング娘。’20の佐藤優樹さん。秋号は「読者が選ぶ好きなDJランキング」の発表がありますので、表紙の顔になっているということはそういうことです。その話は巻末で。
表紙をめくると恒例のMBSラジオの広告とMBSラジオ出演者のインタビュー。今回は「アキナの週刊ヤングフライデー」を担当されているお笑いコンビのアキナのお二人。番組の魅力について語られています。
「番組改編トピックス」は基本的にキー局の全国ネットの新番組について触れる場所。今回はニッポン放送ナイターオフ枠、NHK第一の土曜デーゲーム枠、FM東京JFNTBSラジオそれぞれの秋の新番組、文化放送ナイターオフ枠、ラジオ日経の秋の新番組の計7枠があります。文化放送だけはローカル番組なんですけどね。
ローカル番組の改編情報は「AM改編NEWS」にて。東北放送からはスポーツアナが担当する夕方の新番組「シロクジTUNE」(シロクジチューン)が紹介されています。今回気になったのは茨城放送の新しいオーナーになった方の番組、南海放送代表取締役会長の番組、ラジオ沖縄前社長(取締役相談役)の番組と経営者がDJを務める番組が増えていること。南海放送の会長さんは元局アナで人気DJだった方ですから何の問題もありませんが、ラジオ沖縄の相談役さんは初めてのラジオ番組だそうで。ラジオ沖縄は技術スタッフがDJを務める番組を作ったり(IBC岩手放送がこの秋から類似の番組を始めたようです)新しいアイデアをいろいろ考えているようです。
この次の見開き2ページには特別企画「radiko全盛の今だからこそ…時には電波でラジオを聴こう!」。私もradikoで聴くことのほうが多くなってるな。radikoより電波で聴くほうが音質がいいはずなんだけどね。電波ってなに? AMとFMって何が違うの、って思う人は読んでみてほしいです。
巻頭カラーページの最後は「三才ブックスオンラインショップ」の広告。優待クーポンのお知らせもあるのだけど、有効期限が11月27日まで。もう過ぎてしまった。

目次のページからモノクロームになります。データの見方の凡例でサイマル放送の部分がradikoプレミアムだけになってしまいました。JFN系列のドコデモFMもといWIZ RADIOが9月30日で終了したのかな。JFN系列全局がradikoプレミアムで聴けるようになったので意義が薄れた部分はあるでしょうね。で、JFNのJ.Y.Parkがauに、えっ、違う、お前のダジャレはつまらん。ごめんなさい、正しくはJFNのサイトJFN PARKがAuDee(オーディー)に模様替えしてJFNFM東京の一部の番組はポッドキャスト感覚で聴けるようになったのかな? でもそれはサイマル放送とは違いますからね。NBCラジオ佐賀だけが空欄でFM徳島もきちんとradikoプレミアムと表示されています。NHKらじる★らじるをやっててそれは記載されています。
番組表は6月末にFM局が2局亡くなったため前号より2局減の103局掲載。プロ野球シーズンが延びて10月現在でプロ野球中継をしているはずの局でもナイターオフの番組を載せているところが多くて、その極端な例は本稿冒頭に述べた12月スタートのMBSラジオですが、ナイター中継のままになっているのは文化放送ニッポン放送ABCラジオぐらいなことに驚きました。
TBCラジオはナイター枠の場所に「11月5日までTBC POWERFUL BASEBALL」と一行入れていますがナイターオフの番組が書かれています。RCCラジオも同じ方式です。
ニッポン放送ABCラジオナイターオフの番組表を局のサイトからダウンロード可能ですが、文化放送はダウンロードできないのです。金曜朝ワイド「なな→きゅう」パーソナリティの鈴木あきえちゃんが産休で高橋みなみさんに代わったこととか、火曜夜の「近藤真彦 くるくるマッチ箱」が大人の事情で放送休止になり、この秋からアシスタントについていた契約アナウンサーの松井佐祐里さんが独りで「松井佐祐里“new normal”の小部屋」という番組を始めることになったことは当然本誌の発売に間に合わなかったわけで、文化放送の番組表もダウンロードできればいいのになと思うのです。まぁそれができるようになれば「ラジオ番組表」誌を購入する意味は何? と言われかねないのですが。
それと、9月にJFN系列の特別会員になったInterFM897が11月からJFN系列の月ー木の午後ワイド「Seasoning」のネットを開始するなど、JFN系列の番組のネットを増やしています。これも本誌には間に合わなかったのでInterFMのサイトから番組表をダウンロードして確認することになります。
NHKは第一、第二、FMすべて2ページずつという大展開。隔世の感があります。FMでは「ゆうがたパラダイス」月曜に出演するグループ名は新しくなっていますが、水曜パーソナリティは元のまま…。改編から本誌発売までの間にこんなことになるとは思いもよらないことですからね。現在らじる★らじるのサイトからダウンロードできる「顔写真入り番組時刻表」は「ゆうがたパラダイス」の部分が番組ロゴのみとなってしまい、水曜はもちろんのこと月・火・木も顔写真が無くなっています。番組公式ブログを見ると水曜は音楽ジャーナリストの鹿野淳さんとラジオDJ藤田琢己さんが週替わりで担当されるそうです。
ラジオNIKKEIのあとはAFN東京の番組表、海外日本語放送スケジュール、全国336局コミュニティFMリスト、最新版全国放送局周波数リスト全国AM番組ネット局一覧表、50音別タレントINDEX、と続きます。
コミュニティFMについて。埼玉県川越市の局の予備免許には間に合っています(「2021年2月開局予定」とあります)が埼玉県深谷市の局の予備免許には間に合いませんでした(載っていません)。一方、岡山県津山市に2局あった内の1局の閉局発表に間に合わず掲載されています。公式発表の無いまま閉局したと思われる長崎市に2局あった内の1局は掲載されたまま。このページのデータは中継局の出力など公式発表がないと以前のものそのままというものが少なくないので、来春号にもそのまま載っていたりして? 9月に閉局した埼玉県志木市の局は「2020年11月以降に再開」と書かれてあり、実態がいまいち明らかではない後継会社ではなく従前のクローバーメディアのままになっています。本書発売時点で予備免許は下りているものの開局していない局のうち栃木県真岡市の局は予定通り11月15日に開局しましたが、「2020年11月開局予定」とある秋田県大館市の局と「2020年秋開局予定」とある千葉市の局はまだ開局していないはずです。そういう事情で336局となっています。
かつて拙blogのメインコンテンツ(笑)だった「全国AM番組ネット局一覧表」正誤表の作成は令和になったこともあって止めにしたのですが、誤りは少なくなっているのでしょうかね。今号では前号もそうでしたが50番組が取り上げられています。
「50音別タレントINDEX」は前号では2ページだったのですが今号では4ページに戻りました。前号までは行間をぎちぎちに詰めて細かくびっしりという印象だったのですが今号では行間が広がってパラッとした感じに見えます(決して内容が薄まったのではありません)。
モノクロームのページの最後は奥付のページ。読者投稿のページでもあります。ラジオの聴取率調査では首都圏の各ラジオ局の聴取率の合計が順調に減っている世の中ですが、ラジオ放送を愛している人は確かにいるのだということがわかります。

巻末カラーページはまず「FM改編ニュース」。Date fmからは「定禅寺ブギー」の水曜日の放送がTHE ARNOLDSという在仙のガールズバンドの担当になったことが紹介されています。FM山形からは吹奏楽部を紹介する新番組が紹介されているのですが、パーソナリティがかつてTBCラジオで日曜の午後ワイドを担当していらした伊藤こず恵さんという名前に懐かしさを覚えます。
そして本誌秋号恒例の「読者が選ぶ好きなDJランキング」の結果発表とインタビュー記事。もう第13回になるのね。表紙を飾っていたモー娘。佐藤優樹さんはAM部門の1位ということで2ページのインタビュー記事になっています。そのほかAM部門の2位、3位、FM部門の1位、2位、コミュニティ部門の1位、2位の方々のインタビューが載っています。
通常ならFM部門の3位までインタビューが載るのですが、今回3位の矢島舞美さんの番組は放送していたFM PORTの閉局に伴い6月で終了してしまいました。インタビューがないのはそのせいかと思われます。ちなみにFM部門の4位は春号の中間発表の時点では2位に着けていたふくしまFMの加藤漢太さんでした。
票数を見るとコミュニティ部門の上位の方々の票数が結構多かったようです。AM部門では投票された人数はかなり多いのですがその分票数は分散したようで、佐藤さんの票数は全部門を通じてもトップなのですが2位以下の方々はコミュニティ部門だと下位になってしまう票数です。
投票券(本書1冊につき10枚)は奥付のページにありますので適宜切り取ってはがきに貼り付けて送れば誰でも誰にでも投票できます。投票されたものをその担当番組がAM、FM、コミュニティFMのどれで放送されているかによって編集スタッフが手作業で分類して各部門の順位を集計しています。なので、AM局とFM局で別々に番組を持っている方だと票が分散することがあります。
裏表紙裏は三才ブックスの「ラジオマニア2020」と「ラジオ受信バイブル2020」の広告。裏表紙は前号久しぶりについた一般企業広告、音響芸術専門学校という専門学校の広告が前号に引き続き掲載されています。ありがとうございます。

付録。前号、24年ぶり! についた別冊付録、女性ラジオパーソナリティに特化した「ラジオ局別 女性パーソナリティ名鑑2020」の男性版「ラジオ局別 男性パーソナリティ名鑑2020」が今号には付いています。このため今号も通常より高い¥1,200(+税)となっております。
前号の女性版は64ページありましたが、今号の男性版は48ページ。男性パーソナリティって少ないんですかね。
東北放送は他局と比べると比較的多め。50音順に飯野アナ、石川太郎さん、伊藤アナ、黒田アナ、佐々木アナ、菅生アナ、松尾アナ、守屋アナ、根本アナ…あれっ50音順じゃないや、根本アナのフリガナが「のもと」になってるし。気を取り直して林田アナ、福井弘文さん、古野アナ、ロジャー大葉さん、渡邉敏之さんの全14名掲載。前号が男性版だったら安田立和さんも載ったのに「Radio倶楽部」が続いてたらなぁ。と思ってから、あれっ後藤アナが載ってないと気付くのでした。後藤アナは水曜のラジオカーに乗ってレギュラー出演しています。一方、菅生アナはテレビの夕方のニュースが主でラジオは野球実況とたまに定時ニュースぐらいでラジオのレギュラーはありません。
じゃ他局も野球実況のアナウンサーを載せてくれてるのかと思うと文化放送ニッポン放送、ラジオ日本の野球実況専門職のアナウンサーたちは載っていません(一般番組も担当しているアナウンサーは載っています)。野球中継がない前提の秋号だからなのかな、春号だったら実況アナウンサーたちも載ったのだろうか。ここは残念なところです。
このさじ加減は各放送局の裁量なのでね、bayfmFM東京なんてあなたたちラジオパーソナリティというよりミュージシャンだよねお笑い芸人だよね声優だよねと突っ込みたくなるのですが、ラジオ番組を担当していればラジオパーソナリティに違いありません。複数の局で担当されていると複数回載ることがあります。しもぐち☆雅充さんはABCラジオα-StationFM大阪の3回、伊藤政則さんはbayfmFM FUJIFM802の3回出てきます。
ところでDate fmは…は? 聴いたことないので知らないいんだけど、こういう名前でラジオに出てるの? 「ワタナベ智之a.k.aDJあげまんじゅう」さんと「中村マサトシa.k.aDJサラー・Me」さん。それぞれ趣味・特技の欄にワタナベさんはバンドマン、中村さんはミュージシャンって、それ本職じゃないの? それでいて局アナだったはずの浅野彰信さんや井上崇さんは載ってない。パーソナリティ名鑑だから局アナは適さないと勘違いしたのかな。ちなみにDate fmのwebサイトのパーソナリティのページにはワタナベさんや本間秋彦さんなど7名の男性が載っていますが中村さんは載っていません。まだ謹慎させられているようです。

来春号は何か別冊付録が付くのかな、アイデアのある人は投稿すると採用されるかもしれません。新コロの混乱を今春経験したので来春は何かあっても予定通り4月27日に発売されることかと思います。

悲報×2

圧倒的な差をつけてセ・リーグを制覇した巨人軍がホークスに為す術無く日本シリーズ2年連続4連敗というのもなかなかドイヒーな悲報ですが、そういう深刻な悲報ではなくて。
先週の水曜日と言えばよいのか木曜日と言えばよいのか、11月19日(18日深夜)、文化放送「日野ミッドナイトグラフィティ 走れ!歌謡曲」番組開始52周年という佳き日に番組終了が発表されるというなかなかな悲報が報じられました。
番組終了を伝えることになったのは現役パーソナリティの中で最古参となった佐藤千晶さんの担当日。番組開始記念日が彼女の担当日になったのは偶然なのでしょうけどね。radikoタイムフリーで聴きました。3時台の中ごろに「文化放送からお知らせがあります」とアナウンスがあり、何故か太田英明編成部長が声明文を読み上げます。多分事前録音でしょう。そこで番組の来年3月での終了が発表されました。
5ちゃんねるを眺めてみると、どうやらこの日の放送で重大発表があることは事前にアナウンスされていたらしいのですが、結果は番組終了とそれに伴う特別企画の紹介ということだったわけです。
wikipediaを眺めてみると、この秋から地方ネット局の提供は全廃され、文化放送でも3時台冒頭のみと大幅縮小、4時台は文化放送を含めCM枠自体が廃止されたと書かれています。この秋、北日本放送静岡放送がネットを打ち切り東海ラジオが4時半に飛び降りることになったのは日野自動車のCMがなくなったためだったのですね(三才ブックス刊「ラジオ番組表」2020秋号ではラジオ大阪東海ラジオの番組表に「日野ミッドナイトグラフィティ」の冠が記載されていますが)。かつてのTBSラジオの裏番組「歌うヘッドライト~コックピットのあなたへ」が2時間番組から1時間番組に縮小され、いすゞ自動車のCMは基幹局のみとなって終了へ向かっていった過程をなぞっているかのようです。
歌うヘッドライト」の末期のパーソナリティは演歌歌手縛りになりましたが、「走れ歌謡曲」は逆に杜このみさんを最後にパーソナリティから演歌歌手がいなくなり、現状はフリーアナウンサー3名、タレント1名、声優1名という布陣です。そのせいか私が聞いた放送分でも演歌はあんまり掛かっていなかったような気がします、松任谷正隆編曲作品の特集があってTMさんが掛かってGLAYが掛かってエンディングはドリカム。このご時世トラック運転手だからといって演歌を聞いているとは限らない、裏番組のNHKラジオ深夜便」ですら懐メロでなく最近のJ-POPをかけることがあるのだから。時代が変わった、役割を終えた、というのはその通りなのかもしれません。
「これまでで一番緊張した」という佐藤千晶さんの番組を聴き終えてから、久しぶりに千晶さんのブログを眺めてみました。千晶さんの前任のパーソナリティである杜このみさんと大相撲を見に行ったこととか(杜このみさんの旦那様は小結の高安関です)、来春の朝ドラ「おかえりモネ」で方言指導のお仕事をすることになったこととか(「おかえりモネ」の舞台の一つである気仙沼市は千晶さんの出身地です)、そんななかに『いつもお世話になっている皆さまへ』という「ご報告」。年頃の女性のブログで「ご報告」と言ったらアレしかありません。
千晶さん、10月にご結婚されていたのですね。
千晶さんのブログでは結婚相手については気仙沼で知り合ったらしいくらいしか書かれていなかったのですが、Twitterを探すと何と結婚相手の方のツイートが見つかりました。梅干し屋さん? 「ほぼ日」の出身者? 気仙沼の漁師カレンダーを企画された方なの? 千晶さんのWikipediaを見てみたら、『(義父)立川志の輔』。なぬー!? 志の輔さんの息子さんなの? ちょっと収拾がつきません。いろいろな面をお持ちの方のようです。
この秋は石原さとみさまの結婚とか岡村隆史さんの結婚とか「わーわーきこえないきこえない」と耳をふさいで聞かなかったことにしてやり過ごしたい悲報が、一般的には喜ばしい出来事なんですけどね、私にとっては悲報が相次いだのですが、これも私にとっては同じレベルの悲報です。ご結婚おめでとうございます。幸せになってください。私に言われなくても幸せでしょうけど。

2020秋改編(その2)スタート

今秋は夏に開かれるはずだった東京五輪や新コロのせいでAMラジオの秋改編が2段階スタートになっていて、第1弾は全国的に9月28日から、第2弾はナイター中継を放送し続けていた局がナイター中継を終えてからそれぞれの事情に応じてスタートしています。TBCラジオは11月6日からという予定でしたが、ナイター中継は11月6日まで、デーゲーム中継は11月7日まであったのでなかなか予定通りとはいかなかった部分もあります。
聞かないで非難するのは卑怯だと思っているのでできるだけ聞くよう心掛けていたのですが、私の生活リズムでは追い付かず気が付いたら1週間ずれてしまいました。聞いたものは感想を、聞いていないものは番組が在る事実を書き留めておきます。
その前にひとつ。

tbcラジオ|元気まるもり〜とくもり丸森ラジオ
最初にこの話を聞いたとき30分番組かと思ったのだけど2時間30分だと知ってびっくりしました。実質的な期首特番になりましたね。丸森駅に特設スタジオを設え、レポートが4か所。「丸森物産いちば八雄館」は街中だからよいとしても不動尊公園は山あいといってもよい場所だし阿武隈ライン舟下りは船だし、阿武隈急行の車内からのリポートに至ってはトンネルが何か所もあるので電波が途切れるとお断りをしてからの中継。ニードルのお二人も話が途切れてやりづらかったでしょうが技術スタッフはてんやわんやだったのではないでしょうか。
番組は昨秋の台風の被害から復興する丸森町を印象付ける内容だったと思います。路盤の被害が大きかった丸森ー富野間は来春まで本数を減らしての運行だそうですが、近いうちに乗りに行きたいと思っております。
この特番のMCを務めた松尾武アナは「Goodモーニング」の通勤情報のコーナーで日々「丸森ー富野間を除いて」と原稿を読んでいて富野ってどんなところだろうと思い個人的に電車で富野駅に行ってきたそうです。

では、11月の新編成について。

  • 月ー金の夜の共通枠(月曜は9月28日より、火ー金は実質的には11月10日より)
    • tbc交通情報(18:30-18:33)
    • tbcニュース(18:33-18:40)
    • tbcイチオシパワープレイ(18:40-18:45)
    • ココロのオンガク~music for you~(18:45-19:00)
    • tbcニュース(21:55-22:00)

「ココロのオンガク」は11月5日まで月曜は18:45-19:00、火ー金は21:45-22:00だったのですが、11月6日から18:45-19:00に統一されました。とは言え11月6日はナイターでつぶれたので実質的には11月10日からという感じになります。
「tbcラジオ防災減災一口メモ」の夜の放送がなくなったことになります。

  • 火曜ナイター枠(11月10日より)
    • カラーボトル竹森マサユキのがらくたパレード(18:00-18:30)
    • 本田圭佑『NowVoice』(19:00-20:00)
    • 福井弘文 音楽漂流記(再)(20:00-21:55)

「がらくたパレード」はいったん土曜夜に移動していたのですが、今秋は火曜の夕方となりました。
19時台のニッポン放送制作全国ネット枠は今期は曜日別パーソナリティの番組です。火水木については聞いていないのでこれといったことはわかりません。
そして、20時台のTBSラジオ制作の全国ネット枠を今年は取らないという選択をしました。宇垣美里さんを聞きたい人はradikoプレミアムに入ればいいじゃんという割り切り、アフター6ジャンクションを降りてアフター8自社制作。火曜は2日前の日曜午後に放送された「福井弘文 音楽漂流記」の再放送です。録音です。昨秋に前身番組「青春フォーク漂流記~あの時代を語ろう」が立ち上がったのも今春に「青春フォーク漂流記~あの時代を語ろう 増刊号」ができたのも火曜の夜でした。だから戻ってきたという言い方もできるかもしれません。

  • 水曜ナイター枠(11月11日より)
    • 伊東洋平ボクラノウタ(18:00-18:30)
    • 前田裕二のゼロイチ(19:00-20:00)
    • 水曜日のアナウンス部(20:00-21:55)

「ボクラノウタ」は11月1日まで日曜正午に放送されていましたが7か月ぶりに戻ってきました。
新コロのせいでナイター編成になったのにナイター中継ができないことからその場しのぎでできた番組「火曜日のアナウンス部」が水曜の夜に帰ってきました。基本的に生放送で、20時台は東北放送のアナウンサーのロングインタビュー。11日は熊谷望那アナ、18日は古野真也アナ。彼らは「杜の放送局」というようつべ上の公式動画配信を立ち上げたようです。インタビュアーの守屋周アナを除いてアナウンサーは19人(休職中の林朝子アナを含む)なので、来春のプロ野球開幕までに全員1回ずつ出演できるはず。21時台は守屋アナの趣味に走って、相撲、読書、晩酌。「シロクジTUNE」で相撲の話題を扱わないのは大相撲中継が裏番組だからだそうで、水曜21時台であれば存分に相撲について語れそうです。「Goodモーニング守屋です」でやっていた「ほぼ週刊守屋書店」のコーナーは「ほぼ」ではなく毎週ここで開店します。本のプレゼントは無いようです。そして目玉コーナー(?)「ひとり酒場放浪記」。さすがに生放送でお酒を飲むわけにはいかないので守屋アナが自宅で晩酌する様子を収録したものを流し、リスナーはめいめい飲んでいるお酒とおつまみをツイートしてラジオでリモート飲み会みたいな雰囲気。増子華子アナに生でおつまみ作ってもらって呑めばいいのに。

  • 木曜ナイター枠(11月12日より)
    • 八神純子 Music Town(18:00-18:30)
    • ゲッターズ飯田 ラジオで占いまSHOW(19:00-20:00)
    • 村上信五くんと経済クン(20:00-21:00)
    • 佐々木淳吾のクラシックナイト(21:00-21:55)

木曜の夕方はいったん土曜の夜に移動になっていた八神純子さんの番組が移動してきました。
あ゛っ、木曜8時は自社制作ではなく文化放送制作の「村上信五くんと経済クン」でしたか。半年ぶりの復帰ですね。
「佐々木淳吾のクラシックナイト」は8月スタートの新番組でしたが、拙blogコメント欄に情報が寄せられている通り10月以降ナイター中継延長で一度も放送されず。リスタート第1回はうっぷんを晴らすかのように運動会特集。運動会で流れるような曲をかけていたのですが次の種目は借り物競争というところから、気が付いたら他人の曲のフレーズをパクった曲特集に変化していました。腹黒い? クラシック音楽に造詣の深い佐々木アナが独りで企画構成をしているのだそうです。

  • 金曜ナイター枠(11月13日より)
    • 髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ(18:00-18:30)
    • 安東弘樹 Let's go Friday(19:00-20:00)
    • 駒田航 K-WAVE Radio(20:00-20:30)
    • ユメナカ(再)(20:30-21:00)
    • “It”sounds(21:00-21:55)

金曜の夕方は「ぼんやり~ぬTV」600回記念スペシャル(10月31日、11月7日、11月14日)のゲストにも選ばれた山田ルイ53世さんが文化放送で収録している文化放送では放送されていない番組が入りました。半年ぶりの復帰となります。文化放送では放送されていないのですが文化放送の番組ホームページから放送を聴くことができます。文化放送10月26日配信分では「ぼんやり~ぬTV」について語ったそうですが、この回をTBCラジオでも放送すればいいのに。
髭男爵・山田、今はワインが邪魔に? / 熊田曜子とバイきんぐに「素晴らしい」『髭男爵 山田ルイ53世のルネッサンスラジオ』 | 文化放送 記事詳細
ちなみに11月13日に放送されたものは文化放送11月9日配信分から声優さんのゲストコーナーを省いたものを30分枠に収まるようにしたようです。男爵が山梨放送ラジオで番組を長くやっているせいか山梨県のお肉屋さんの鳥もつ煮のプレゼントがあったのですが、その当選者が宮城県の妊婦さんで、だからこの回がTBCラジオで放送再開する初回に選ばれたのかもしれません。
ニッポン放送制作枠の金曜日は元TBSアナウンサーの安東弘樹さんの番組なのですが、下世話な番組を標榜していて安東さんの相方が「おみわこさま」こと田中美和子さん。えっ? と思ったのだけど偶然聞いてしまったら意外と面白かった。二人は同い年なのだそうです。ただ、おみわこさまが菊池桃子さんの声まねでしゃべるコーナーがあるのですが、意外と似ていて、俺の桃子がぁーーーっと複雑な気分になりました。ニッポン放送でも11月13日が初回だったのですが(それまでは地方局向けの放送でした)この11月よりおみわこさまは火水木は鶴光さんと、金曜は安東さんとニッポン放送の夕方に週4で出ているようです。
今期の改編で最も謎な采配、「駒田航 K-WAVE Radio」。K-POPの番組かと思ってググってみたら声優さんだというので、TBCラジオなのにアニラジ? と身構えて聴きました。そしたら声優ではあるけれど前職がウェディングプランナーでカメラマンの仕事もされているそうで、アニラジ感の無い普通のラジオパーソナリティのディスクジョッキーという感じでした。初回だからかな。いやTBCラジオでは初回だけど文化放送インターネットラジオ局「超!A&G+」では80回記念の放送だったようです。しかし「超!A&G+」で配信されている数多のアニラジの中から何故この番組を選んでネットしたいと思ったのだろう。ネット局はTBCラジオだけみたいだし。
「ユメナカ」の再放送は土曜深夜から金曜夜に移動になりました。
名久井麻利アナの新しい音楽番組「“It”sounds」はナイター中継のために11月6日にやっとスタートしましたが、11月6日は30分のショートバージョン。55分のフルバージョンは11月13日が初めてとなりました。番組名の“It”ですが、ファッション誌などで「イットブランド」や「イットバッグ」などという表現があるんだそうで、今注目のとかいう意味があるんだそうです。だから注目の音楽みたいな感じの意味になるみたい。それが聞こえるという意味ではありませんでした。三単現のsではなくて複数形のsだったのね。

  • 土曜(11月14日より)
    • THE BEATLES10(18:00-19:00)
    • “It”sounds(再)(28:00-28:55)

「THE BEATLES10」は2018年3月31日以来2年半ちょっとぶり、11月7日からの予定でしたが野球中継が延びてつぶれたため11月14日からのネット再開となりました。
「“It”sounds」の再放送は日曜の午前4時から4時55分までと言ったほうがわかりやすいかもしれない時間帯。これにより「うたまつり」の再放送は終了となり日曜夕方の本放送のみとなります。土曜の深夜が再放送だらけであることの批判が存在することは拙blogコメント欄にも寄せられています(批判するコメントが寄せられたわけでは無い)が、それでも「・・・Love Music」がJ-POPの新譜、「青春フォーク漂流記~あの時代を語ろう」(9月まで)が70年代のフォークソング、「ユメナカ」がHIPHOPとかダンスミュージック系(10月から)、「うたまつり」が演歌・歌謡曲と別々のジャンルだったのでそれなりにバラエティに富んでいてよいのではないかと私は思っていました。「“It”sounds」はJ-POP、J-ROCKの新旧織り交ぜてということになるのですが、異なるジャンルの番組の再放送が並ぶよりジャンルが近いほうが良いのでしょうか。

  • 日曜
    • 荻原次晴のニッポン応援団(11月15日より、12:00-12:30)

土曜の朝に放送されていたのですが『佐々木眞奈美の「あっぺとっぺファーマシー」』を立ち上げるために行き場がなくなり10月からお休みしていました。ナイター中継が終わり「伊東洋平ボクラノウタ」が水曜夕方に戻ることになって枠が空きました。局発表の10月期のタイムテーブルには『(移)(11月~)』と書かれていたのですが、野球中継や特別番組の事情で11月15日からとなりました。11月22日は実業団女子駅伝中継で休みなので11月29日から毎週聞けることになります。
日曜に関しては拙blogコメント欄に情報が寄せられていましたが、この番組の直後に放送されている「ホットハウス プレゼンツ ティーナ・カリーナのここがHome」(12:30-13:00)が12月27日でいったん終了することとなりました。ティーナカちゃんが出産を控えているためなので、落ち着いたら放送再開となるのでしょう。コロナ禍の前だと熊谷育美ちゃんがDate fm熊谷育美の明日へ向かって! 」 は名護ひとみアナ(当時)に代演をしてもらいつつTBCラジオ熊谷育美 僕らの声」は撮り溜めをしてあったのか休むことなく出産して復帰という事例がありましたが、このご時世では出産には細心の注意が必要になるでしょうから休むことも必要ですね。そういえば、ティーナカちゃんがレポーターを務めていたTBCテレビ「サタデーウォッチン!」内のコーナー「みちのくセレクション」は一足早く10月から担当がミヤギテレビ「ミヤテレスタジアム」の青木悠奈さんに代わっていたのですね。

“それ”はきこえる

あわついいなの日。「のりあん」も「あっぺとっぺファーマシー」も聴かずに惰眠をむさぼっていると、
ぴろろろろろろん
けたたましい警報音が鳴り、枕もとの防災ラジオが勝手に起動した。
くんれん、くんれん。
あぁ今日は防災訓練があるのか。
無理やり寝ようとするとふたたび警報音。サイレンも鳴り響く。
訓練だから仕方ないんだけどね。家の外でも同じサイレンが鳴り響いているし(いや、防災無線のサイレンの音をコミュニティFMに割り込ませて流しているのだ)。
サイレンはなかなか止まない。そのうちケータイのエリアメールまで鳴り出した。あれ、マナーモードに設定していても音が鳴るのね。
そして最も大きな音。「起きろ!」父が私を起こす声。
やむをえず床を出ると「閖上大津波警報だど」と驚いているので、テーブルの上に置いてある「広報なとり」を開いて、これは訓練だと説明して父を落ち着かせ、「な~んだ」と納得してもらったので再び安らかな眠りに就くことができました。


“それ”はきこえる。直訳すれば“IT”sounds. それは名久井ちゃんの新番組。
TBCラジオの今季のナイター中継は11月6日まで放送されましたが、11月6日の試合は10月改編がスタートしたあとに雨天中止で追加になったものなので*1ナイターオフ編成は当初予定通り11月6日からスタートとなります。つまり、11月5日までは21:45から放送されていた「ココロのオンガク~Music for you~」は11月6日から本来の放送時間である18:45から、ただし11月6日に関しては特別番組により休止というていになります。実際、ラテ欄を見るとナイター中継中止の番組として髭男爵◇ココロって感じになっています。
もし11月6日も「ココロのオンガク」を21:45からと設定していたとしたら、「“IT”sounds」は放送されなかったことでしょう。しかし11月6日の放送予定は「21:00ベースボールストーリー」で「21:25“IT”サウンズ」だったのです。今季最後のナイター中継はめでたく21:14に終了したため、21:14から「ベースボールストーリー」となり、21:25から遂に「“IT”sounds」が放送されてしまいました。
で、何が聞こえたの? 名久井ちゃんおススメの「秋の夜長に聞きたい曲」4曲。
この日は30分番組でしたが、来週からは当初予定通りの1時間番組になります。正確には55分か。
11月5日までと6日からの違いはもう一つ。「ベースボールストーリー」のオープニング音楽、ジングルが変わりました。
11月5日は21:24から5分間だけ「ベースボールストーリー」が放送され、「佐々木淳吾のクラシックナイト」は放送されずじまいとなりました(来週からは55分番組として毎週放送されるようになります)。
11月6日は前述のとおり21:14から、11月7日は18:30から「ベースボールストーリー」が放送されたのですが、11月6日と7日放送分は11月5日までの放送とオープニング音楽が異なりジングルが異なっています。パーソナリティは阪口和己(さかぐち・かずき)さんで、そこは変わっていません。何故このタイミングで? 
火曜と水曜はその「ベースボールストーリー」の替わりに「TBC POWERFUL BASEBALL α」という番組が設定されました。10月27日、28日は「シロクジTUNE」の守屋アナ、飯野アナがそのまま残って楽天敗戦の反省会。11月3日は祝日で「オリックス×楽天」が唯一のナイターカードだったという珍しい理由でABCラジオの制作でTBC,HBC,CBC,RKBとJRN系5局ネットとなりました。その中継終了は「TBC POWERFUL BASEBALL α」が終わる21:34だったので「TBC POWERFUL BASEBALL α」は放送無し。11月4日、5日は平日で他にもナイターカードがあるため「オリックス×楽天」ではなくニッポン放送制作でKBCラジオの「ロッテ×ソフトバンク」戦を中継。11月4日は試合が早く終わり「TBC POWERFUL BASEBALL α」は21:00から定時スタート。その担当は古野真也アナ。スポーツ担当ではない古野アナの担当ということで番組内容は「・・・Love Music」のスピンオフでRIP SLYME特集。生放送番組ですが放送時間中に楽天の試合が終わらなかったのでCS進出ならずの悲報を伝えることはありませんでした。
あ゛っ、「福井弘文 音楽漂流記」第2話のタイムフリー聞き忘れた。第1話も聞き忘れたし。11月8日放送の第3話からナイターオフ編成の再放送がスタートします。11月改編についてはそのうちまた。

*1:11月6日の試合は10月10日に中止になった試合、予備日の10月12日に行おうとしたがそれも中止となり11月6日に組み込まれた。一方、11月7日の試合は7月14日に中止になった試合の振替。