始業式の夜に

たぶん首都圏に住んでいる人だと思うのでそちらの季節のリズムに合わせると、9月1日は2学期の始業式になるのかな。
ただし、今年は9月1日が日曜日。ネットで調べると、平成の世で9月1日が日曜日だったのは4回。1991年、1996年、2002年、そして2013年。平成で言えば平成3年、8年、14年、そして25年です。
それらの年の9月1日にどんな番組が放送されていたか、1991年、1996年に関してネット上で調べるのは少し難しいかもしれません。2002年なら何とかなりそうです。2013年ならば調べられます。それはネット、インターネットの普及が年を追うごとに拡大していった過程と重なります。そこを突っ込むと話がめんどくさくなるので、そろそろ本題に入ります。
9月1日は防災の日関東大震災が起きた日というだけではなく俗に台風が多い日とされている二百十日でもある(これも細かい事に突っ込むと話がめんどくさくなるのであくまで一般論とします)ので、災害から身を守ることを啓発する意義を込めて、例年文化放送JA共済の提供で全国38局ネットの「防災の日スペシャル」を放送してきました。いつから? 覚えていないけどここ数年は必ずやってた。
それが、今年は、無かった。
そのことを、このところやたらめったらコメントを下さる「 通りすがりのものですが・・・・・」さんからのコメントで知りました。
そのコメントは? どこにあるの?
私が独断で非表示にしました。
私のブログだから私が独断でやるというのは当たり前なのですが、じゃあなぜ非表示にしたか。

その前に、コメントそのものは9月1日の夜に2通いただいたのですが、たぶん有益と思われる情報もありました。
ひとつは文化放送では現在スタジオが改修工事中であるらしいこと。いくつもの番組でそのことに言及しているということなのでそうなのでしょう。
これに関連して、スポーツ報知のサイトにこんな記事が出ていました。
ラジオ局に映像スタジオ!?4K対応の新スタジオを作った文化放送の狙いとは : スポーツ報知
『子会社セントラルミュージックの会議室を転用』したんだそうです。「超!A&G+」は文化放送とは別部門だと言われればそうかもしれませんが。
もうひとつは東京では「ラジオ災害情報交差点」という番組を東京都の全ラジオ局(InterFMを除きRFラジオ日本NHK第一を含む)が放送しているということ。ただし、全局同時放送なのではなく(9月1日が土日に当たる年はそれぞれの局がそれぞれの時間に放送しているらしい)、今年に至ってはNHKが8月31日に放送したらしいこと。NHKは意外と編成が硬直化しているのだろうか。前回9月1日が日曜日だった2013年は「日曜あさいちばん」5時台を使って放送されたようなのですが(NHKアーカイブスである程度調べられます)、「マイあさ!」には枠を捻出する術がなかったのだろうか。
コメントには明示的には書いていなかったけど、他県でも同様の取り組みは行われていて、愛知県では全民放ラジオ局(NHKは除く)が「ラジオ・ライフラインネットワーク」という「ラジオ災害情報交差点」と同趣旨の番組を放送したようです。
熊本県ではNHKと民放ラジオだけでなくコミュニティFMも一緒に「防災・命のラジオ」という番組を全局同時放送しているそうです。ただし、今年の番組は9月1日ではなく8月31日に放送されたそうです。東日本放送じゃない方の5ちゃんねるの「 通りすがりのものですが・・・・・」さんと思われる書き込みでも、RKK防災の日特番があることは分かっていてもその放送日が9月1日ではなく8月31日だったということ、今年の幹事局が熊本放送ではなくエフエムクマモトであることには気づいていなかったようです。いつまで残っているか分からないけどGoogle検索のキャッシュのURLを示しておきます。
https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:Jb0sroHeVzMJ:https://fmk.fm/program/special/43+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
そう言われれば宮城県にも「みやぎラジオプロジェクト」防災キャンペーンなんていう取り組みをやっていた時期があったけど、いつの間にか聞かなくなったなぁ。なんでだろう、アナウンサーが営業に異動になったり寿退社したり参院選に立ったりしていなくなり、手の回る社員がいないラジオ局があったりするからだろうか。熊本県では1997年から防災の日の特別番組をやってるんですってよ。宮城県でそんな特別番組、何回やった? 3回、4回? 各局横断で放送される防災を呼びかけるCMもいつの間にか耳にしなくなっている。
いや、エフエム仙台への愚痴じゃない、困ったコメントを送ってくる人への愚痴を吐きたいのだ。

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BOSAIの日

今帰宅してこれから寝なきゃいけないのです。
しかし今からHDDレコーダーに2時間の余白を作らなければなりません。
それなのに「ワイドナショー」は中居くん、TMさん、指原さんという豪華メンバーで久代萌美アナの炎上騒動で盛り上がっている。
NHKでは先日見逃してしまった千原ジュニアさんとベッキーさんの三陸鉄道の旅のダイジェスト。今日こそは見なければならない。
困った。VTRを見てると今夜は確実に睡眠不足になる。
どうしても2時間空けなければならない理由。仙台放送防災の日の特別番組が放送されるからです。
「被災地発 BOSAI徹底討論!〜備えのススメ〜」
何でローマ字表記なのか分からないのですが、
FTVテレポート、今は「テレポートプラス」というらしいですが、この番組で気象予報士として大活躍中の斎藤恭紀さんが出るのです。
仙台放送で斎藤さんがCMをやっているというのは不思議な光景です。違和感しかありません。
だから見なければなりません。
北海道文化放送岩手めんこいテレビ仙台放送福島テレビの4局ネットらしいです。
めんこいテレビのサイトによるとFNN.jpプライムオンラインで同時配信が行われるそうです。
https://www.fnn.jp/live/1
放送時間は13:00-14:55です。みられる方は是非ご覧ください。
いちおう中立の立場なのか、フジテレビの佐々木恭子アナが司会のようです。
それでは、おやすみなさい。

tozu02さんへのお返事~2019夏

暑さのせいではないと思うのだけど、近頃リアルな一般人とまともなコミュニケーションが取れていない自覚があります。
頭が悪くなったのかな。もともと悪いんだろ? それはそうなんだけど、拙blogのコメント欄にこのところ寄ってきている人たちと応対していることが自分の思考能力に悪影響を与えているんじゃないかと思ったり・・・他人のせいにしちゃいけないですよね。頑張ってtozu02さんへのお返事を書いてみます。たぶんまだ返事を書いていないコメントは8つ。そのうち1つは10月改編で時間移動になる番組に対しての予想なので特に返事はしなくていいかなと思います。残りの7つについて、コメント欄からこちらにコメントを移動したうえで返事を書いていきます。

id:tozu02 2019-07-30 13:04:13

民放在京キー局 同時配信で実証 夕方ニュース対象


日本テレビ放送網など在京キー局5社が来年1月をめどに夕方のニュース番組などをインターネットで放送と同時に配信する実証実験をする方向で検討していることがわかった。民放各社はサッカーロシアW杯などで同時配信の実験をしており、今回実施すれば、3回目。実証実験を通じて同時配信の潜在需要や技術的な課題を探る狙い。

見逃した番組をインターネットで無料視聴できるサービス「TVerティーバー)」を通じて、5局の夕方ニュースを同時配信する計画だ。CMの扱いなど実験の詳細は今後詰める。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47929640Z20C19A7916M00/

日経らしくゆうサテ無料配信は大事でしょうけど NHKスクランブル化までにテレ東地上波全国で見られるようにするのが先決

たぶんNHKが番組のインターネット同時配信をやるから対抗しなければということなんでしょうね。放送する部分は17:54-18:15の全国同時ネットの部分だけなのか、15時台から17:54までの任意ネットの部分もやるのかどっちなんでしょうね。全国ネット枠のみだとするとテレ東の「ゆうがたサテライト」は16:54-17:20(最後の5分はローカル)だから1局だけ放送時間帯が異なることになりますね。続報がまだ無いようなので具体的なことが言えないから何ともコメントを返しようがないですが。逆にNHKTVerに8番組程度参入するって話もあるようですがその8番組が具体的に何なのかも分からないし。
あとでまた書きますが、私はNHKスクランブル化は反対なのです。テレ東地上波が全国で見られるようになればいいなとは思いますが、NHKスクランブル化のほうが先になりそうな悪寒が無きにしも非ず。
余談ですが、かつてWOWOWでテレ東のお昼のニュースを流していたことがありました。何でそんなことしてたんだろう。

id:tozu02 2019-07-31 08:49:24
総務大臣時代、「民業圧迫だ」と言って、あれだけNHKFMを廃止しようと必死だった今やN国の黒幕T氏がどうしてNHKで重宝されるのか謎。そもそも今の民放FMなんてJ-POPと洋楽しか流さないのに何が「民業圧迫」ですか。ラジオスクランブル化 地デジ化以上に面倒なのに

id:tozu02 2019-08-02 20:48:29
T氏 メディアはみんな反社絡みってか
てか元虎ノ門や元テレコムセンターもテレビ局と反社の繋がりって昔からでしょうに…
地方局でも局の前に黒塗りの車の中止まってることなんてしょっちゅうあったたて知り合いの人に言ってましたし…

この2件は別のエントリに書き込まれたものなのですが、たぶんこの2件に書かれているT部長、もといT氏というのは同じ人のことを指しているのではないかと思いました。とはいえ、N国の立花党首は黒幕じゃなくてフロントマンだし、総務大臣って書いてあるし。
総務大臣でTっていうと高市早苗? 太郎麻生? 歴代15名のうち名字がTが3氏、名前がTが4氏で計7氏。その中の誰かがNHK-FMの廃止を主張していたのですか。そんな人いましたっけ。で、今はN国の黒幕なんですか? NHKで重宝されているのですか? 私には分かりません。誰のことでしょう。
それはおいといて。ラジオはAM、FMともNHKと民放の住み分けができていて民業圧迫という雰囲気はあまり感じません。ただしNHK第一「あにげっちゅ~徳井青空の今日からオタ活」が月曜夜に始まったせいで文化放送「DAIV TO MUSIC」が放送時間を移動しなければならなくなった*1とかいう事案は起きているようです。逆にテレビはNHKの民放化がひどい。ここまで民放に番組作りを寄せなくてもいいのにと思います。それでも民放とNHKでは番組の作り方が全く違うらしいですが。
NHKは現在テレビからは受信料を取っていますがラジオからは取っていません。これはトランジスタラジオやカーラジオの普及でラジオ1台からいくらというお金の取り方をするのが無理になったからと考えていいんですかね。その論法だとケータイのワンセグとかカーナビのテレビ機能が一般的なテレビの視聴方法になってしまえばNHKはテレビから受信料を獲れなくなるから、違うのかな。
私はNHKの放送にスクランブルをかけることには反対です。が、テレビはデジタル化されてしまったのでスクランブルをかけようと思えばかけることができるはずです。一方ラジオはデジタル化されていないので、アナログのままではたぶんスクランブルはかけられませんよね。それはジャミング(妨害電波)になってしまうのかな。ラジオのデジタル化はNHKが反対したために導入されなかったということでよかったかな。AM放送のままだとデジタル化の恩恵も薄いらしいんだっけ。民放AM局のFM化によってAM放送が廃止になりFM放送のみになればデジタル化しやすくなるのかな? ラジオのデジタル化が頓挫したからFM東京は独自にV-Lowマルチメディア放送を進めることになり、その収支がどうやら怪しいらしく2018年度決算が監査法人に承認されず、あれからどうなったのだろう・・・。
メディアと反社のつながりは表に出たらまずいものだから表には出てこないのでしょうね。イトマン事件のときのKBS京都(旧・近畿放送)という表に出た事例はあるけどね。FM東京TOKYO MXグループ*2にも反社は入り込んでいたのでしょうかね。
そういえば先日N国を批判したらしいマツコ・デラックスさんが出ているMXの生放送中のスタジオの前にN国の立花党首が現れて抗議活動を行ったそうだけど、これって一昔前なら右翼団体街宣車で押し掛けて騒ぎ立てた事例だと思います。右翼団体は必ずしも反社じゃないけど、参議院比例代表で全国の有権者から負託を受けた国会議員を反社と言うわけにはいかないので、国会議員が押し掛けて騒ぎ立てたというのは右翼団体よりもたちが悪いと思います。マツコさんにとってはこんな人に絡まれると気持ち悪いから逃げたいというところだろうけど、どんな理由であれ逃げれば立花氏は自分が押し掛ければ反対者は屈服するという勘違いを起こして行動を激化させるのではないかという恐怖感を受けます。
これって元総務大臣の麻生副総理がかつて言った「ナチスの手口に学んだらどうか」を本当に実践しているのではなかろうか。考え過ぎかな。考え過ぎている人は私のほかにもいるようなので、一つの例としてリンクを貼っておきます。
メディアはN国の取り上げ方をよく考えて(江川紹子) - 個人 - Yahoo!ニュース
ただし、立花氏は番組のスポンサーに対する不買運動も呼び掛けているようなのですが、そこからシューマイがどうたらこうたらという別の物議を醸し出しているようで、こちらには賛否が分かれているようです。

ちょっと長くなりました。
次はまた違う話になります。

id:tozu02 2019-08-01 09:34:43
・焦点の全日底上げへ8時枠4年半ぶり刷新
 MC立川志らく・国山ハセンで2時間半新番
 Fコア強化加速しボリューム層50代ヘ若返り
 TBS、高付加価値番制作・オリジナリティ追求
 「水トク」毎週固定番・深夜「くらべて…」20時台へ
 金ドラ「4分間…」共テレD・21時「極限ミス」など
http://www.godotsushin.com/backnumber_nikkan/2019/2019_07html.htm
相変わらず意味不明な記述ですが、とりあえずビビット打ち切り確定。 太一君の救済で水トク打ち切り、水20に「世界くらべてみたら」がゴールデン進出。
水21は「ワールド極限ミステリー」になるのかな?という感じですが、 それなら続けて書きそうなのに金ドラ…の記載が変。 多分22:58まで拡大→2分ミニ番→Aスタ ?
水曜20~21時台はローカル継続?

これは『マスコミ研究会ー日刊合同通信』の7月26日付のヘッドラインです。
相変わらず意味不明な記述でして、専門紙ならではの符丁を熟知していなければならないというところはあります。たとえば、Fコアとはファミリーコア、13歳から59歳までの個人視聴率のことなのだそうです。テレビを見ているお年寄りよりCMで流れる商品を買ってくれそうなこの年齢層の人たちに番組を見てもらうことが大事なのでしょう。こういうことを一つ一つ検索に掛けて覚えるのは骨が折れます。
(Fコアという用語の出典は東京放送ホールディングスの2019年3月期決算説明会概要のpdf:http://www.tbsholdings.co.jp/pdf/news/201905221500.pdf
まぁ「いっぷく」→「ビビット」が打ち切りになるんだなということはなんとなくわかります。替わりの朝ワイドは立川志らく師匠と国山ハセンアナの司会で2時間半ということは8時から10時半までということになるのでしょうか。TBSにとっては「ひるおび」とステブレレス接続で生ワイドが連続して視聴率のアップが望めるのかもしれません。そんな知ったかぶりの文章を書いたりすることもできます。TBCにとっては「One Switch Cafe」どうするんだよって問題が生じてしまいます。局によっては朝ワイドの後にローカル番組を入れているところもありますからね。
水20に「世界くらべてみたら」、水21は「ワールド極限ミステリー」になるっぽいですが、水曜の2時間枠が無くなって地方局のローカル差し替え可能枠もなくなったら地方局にとっては問題です。もう一つのローカル差し替え可能枠・水19の「東大王」は出演者に女性スキャンダルが持ち上がったりして打ち切りを叫ぶ週刊誌もあるようですが、現在新メンバーの補充作業中なので継続するとは思うんですけどね、岩手県在住のtozu02さんには関係のない話ですね。
>金ドラ…の記載が変
調べました。てゆーか偶然「A-Studio」8月16日放送分を見て知ったのですが、放送時間が4分間増えるとかいうことではなく、10月からの新ドラマの作品名で「4分間のマリーゴールド」という漫画が原作だということのようです。ググって私が驚いたのはこの作品を担当するのがフジテレビ「マルモのおきて」で知られる共同テレビ橋本芙美プロデューサーだということです。金曜ドラマ共テレって・・・と思ってWikipediaで調べたら、橋本Pは今年1月期の金曜ドラマ「メゾン・ド・ポリス」も担当していたんですね。金曜ドラマってTBSの自社制作枠(木下プロダクションドリマックス→TBSスパークルという系列会社を含む)だとばかり思っていたら、たまに制作会社の制作なことがあるのですね。それでも共テレが関わるのは2012年4月期の「もう一度君に、プロポーズ」から7年近く開いていたようで、珍しいことに違いありません。

id:tozu02 2019-08-02 08:28:03
https://www.mag2.com/p/news/408356/2
参考までに

表記のリンクは、まぐまぐで配信されるメルマガの中から『ぶっ壊すのはNHKだけじゃない。吉本興業問題とテレビ利権の深層』という読み物を紹介したものです。
全体的に至極ごもっともという内容ではあります。ただ、文末にある

まだ周波数帯が余っているにもかかわらず、地上波チャンネルが増えないのは、コストやコンテンツの問題もさることながら、許認可権を持つ政府が各系列以外の新規参入を規制している面もあるのではないだろうか。

というのは、中継局を作ると別の周波数が必要になるというテレビの特性もあると思うのです。
もちろん同じ周波数の中継局をたくさん作れれば良いのだけれど、どこかで混信が起きます。地デジ化の際にアナログでは見れた隣県の放送局が地デジになったら同じチャンネルになって見られなくなったという地域がいくつか出ました。地デジ化は隣県に電波を出さないという方針でやっているふしがあります。隣県の局が見られると困るという既得権益への執着が感じられます。しかし実際に電波を割り当てている側からすると電波が混み合っている地域では結構周波数がギリギリみたいです。
そんなことを言うなら地上波なんてやめてテレビは全部ケーブルテレビとCSチャンネルだけにすればいいんだ、アメリカのように100チャンネル以上の多チャンネルになるぞ、というのは極論だと思います。地上波テレビ局が自由に作れればいいのにとは思いますが、アナログ時代のテレビ北海道みたいに地方には中継局を作らないつもりですか、コミュニティFMみたいに自分の町でだけ映ればいいですか(県域免許に対する是非はここで論じると話がこんがらかるのでしません)。現在の地上波放送局が似たり寄ったりな番組しか作れないのはどこの局でもやっていない新企画で視聴率を稼げるチャンスと考えることもできますが、そんな似たり寄ったりの番組以外に視聴率が取れそうにないということでもあるので似たような番組をやる局が増えるだけという危険性もあります。

id:tozu02 2019-08-02 08:56:33
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-964270.html

沖縄ケーブル 鹿児島讀賣を再送信するというわけではなくて、コミュニティーCHのテレビにらいで、ZIP!、スッキリ、ヒルナン every、zero、 ザムサタ、シューイチの日テレ7番組を同時ネットするという話。
地元でやってない番組はコミュニティーCHでネットしろよとテレ東独立局フーリガンがよく言ってたアホな話が現実化してしまいました。
NHKスクランブル化の条件として地元局がやらない番組に限りコミュニティーチャンネルでテレ東かMX同時でやる可能性は高くなりました

鹿児島讀賣を安定して受信できる場所を2年前から探したうえでの実施だそうで、ふつうのケーブル局がやってる全番組の同時再送信ではなく地元でやっていない生情報番組・ニュースの一部に限定するというのが新しい切り口だなと思います。誰が考えたんでしょうね。Google検索では沖縄ケーブルネットワークの母体は國場組って書いてあります。國場さんといえば自民党の代議士ですよね。考え過ぎか、会社とは関係無いか。
問題は他県がこれを真似できるかということなのでしょうが、できるの? もっとも日テレ系が無い県は実質的には沖縄だけなので他県にとって真似をする対象はテレ東ということになるけど、テレ東の番組をどうしてもネットしなければならない政治的な必要性があるのか(言い換えれば”てれとまにあ“じゃない一般市民にどうしてもテレ東の番組を見てもらわなければならない理由があるのか)。そして、これがNHKスクランブル化とどう関わってくるの? それが私には分かりません。NHKスクランブル化に対する問題意識が私はtozu02さんより低いのかな。

id:tozu02 2019-08-02 16:21:08
大阪府大阪市
NHKはボロクソ言うのに
吉本やBK朝ドラよいしょの矛盾

自分の事を持ち上げてくれる人にはヨイショし、叩いても大丈夫な人のことはボロクソに言う。現代人の基本。
褒められたことではないですけどね。
先日大阪市長大阪府知事がおほざきになられた、あいつが受信料払わねえんだったら俺も払わねえ発言は、NHKのことをボロクソに言ったわけじゃないと私は受け止めているのですが。ただし、彼らおおさか維新の会の主張は統治機構の改革(それは主に大阪都構想を指しますが)ですからNHKの受信料問題も広い意味で彼らが取り組む課題の一つになり得るのでしょうね。そうすればN国と維新はNHKをぶっ壊すために共闘できるNHKの敵だと思います。


私のNHKに対するスタンスですが、ワンセグやカーナビから普通の家のテレビと同額の受信料を取ることには反対、インターネットをやってるだけで受信料を取る世の中になるのも反対、それ以外はほぼ現行のNHKの体制に同意するつもりでいます。つまりスクランブル化反対。受信料は世帯主である私の父が払っていますが、お前が払えと言われれば払うことにやぶさかではありません。もちろん経費の使い込みや職員の不倫はNHKがどんな形態になろうとも「ダメ。ゼッタイ。」ですけどね。右傾化や左傾化はやじろべえみたいなものですからうまくバランスを取ってくれればよい。それよりニュース番組のバラエティ化が嫌。
最近この手の記事をググっていて、元NHKアナの堀潤さんが書いたちょっと前の東洋経済の記事を見つけました。NHKの将来の在り方の一つとしてこういうのもアリかなと思う所がありましたので、リンクを貼って、今回のお返事を終わることにします。
堀潤氏「NHKの強硬姿勢は損、まず改革が先だ」 | メディア業界 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準


まぁこんなところで許してください。
(とりあえずこれでアップしますが読み返して変だなと思ったところは適宜書き換えます。)

*1:4月に金曜夜から月曜夜に移ったのだがウラが「あにげっちゅ」になったので7月から日曜深夜に移った。どちらの番組にもヒャダインさんがレギュラー出演していて裏かぶりになってしまったから。

*2:そんなグループは無い、MXの経営立て直しのためにFM東京の社長を社長に迎え増資したからそんなグループがあるように見えるだけ。Wikipediaで後藤亘氏の項から張られているリンク先の記事によれば『エフエム東京からはひとりも連れて行かない』方針で『たったひとりで乗り込むことになった』とある。

お盆休み

しばらくみむめものお暇(いとま)をいただいておりました。サボリとも言いますが。せっかくのお盆休みだったのですがただ何となく過ぎてしまって。
今朝は父に起こされたこともあって「旅サラダ」の糸井文菜アナ(とラッシャー板前さん)の中継を見、気持ちが満たされたらその後の記憶がなく・・・寝汗びっしょりで目が覚めたら「池の水ぜんぶ抜く」が始まっていた(宮城では基本的に月1回土曜12:54~)。途中からだけどものすごく久しぶりに見ることができました。
BS朝日高校野球中継が終わった後に赤川花火大会中継というのが予定されていたのだけど、高校野球中継が延びて19:00-21:19の予定だったのが20:10-21:29に変更になりました。赤川ってどこかと思ったら、延びた高校野球の鶴岡東高のすぐそばだったそうで。高校野球に勝っての花火中継だったら巧いつながりだったのでしょうけど、サヨナラ負けで残念でした。花火中継の司会が谷原章介さんというのが意外でした。高校野球アタック25が休みだからかな。花火中継はRhythm Station(エフエム山形)でも中継されたのね(18:30-21:30)。
お盆休みも明日で終わりなので、あす一日かけて昨日付のところに今季見ているドラマのレビュー、明日付のところに返事を保留しているtozu02さんからの多数のコメントのお返事を書くことに挑戦します。できるかな。

2019夏ドラマレビュー第一章

拙blogはドラマレビューブログとして開設したはずなのですが、いまや(東日本放送じゃない方の)5ちゃんねるの東北放送スレでコメント欄にコメントを下さる人たちについて論じられる異常者のブログ扱いになっているようです。これはイグナイ。さらっとでもドラマについて書かねば。と今季見ているドラマの感想を頭の中でまとめつつ、溜まりに溜まった放送関係のコメントのお返事を書くのに気を取られずるずる・・・お盆休みが終わってしまった。


TBS小林豊アナがアナウンサー廃業だって? - みむめもーど
でも触れましたが、今季は洋ちゃんと小林豊アナを見るために『東京フレンドパーク』を見たこともあってTBS系の連ドラ3本の第1話は見ました。
『Heaven?〜ご苦楽レストラン〜』。
「諦観」という言葉を覚えました。諦めの境地というか悟りを開くというかすると自然と微笑みの表情になるのですね。
このオーナーのパーソナリティはどのように培われたのかを考えるミステリーと割り切れば見続けられるはずだと思うの(石原さとみさまのご尊顔を3か月間見続けられる歓びを思えば見続けられるはず)だけど、ごめんなさい。
たぶん今ごろはお店のスタッフ一人一人のエピソードが終わってそこまで頑張って見続けた人はお店への愛着が出てきて最後まで完走できるようになっていると思うんですけどね。なんだか石原さとみちゃんのドラマをちゃんと見られないな。去年は『アンナチュラル』を見ないという大失態を犯してしまったし『高嶺の花』も途中から見なくなっちゃったし。
ノーサイド・ゲーム』。
第1話の録画を見る前に父がザッピングしていて偶然チャンネルを合わせた第2話のエンディングを先に見てしまいまして、ラグビードラマである前にビジネスというか企業内の権力闘争のドラマだったんだなと気を引き締めるのでした。
第5話、トップリーグもといプラチナリーグの最終戦で惜しくも優勝を逸したところまで見ました。ラグビーと会社の話と家庭の話がちょうどいい塩梅で楽しく観られます。松さんが鬼嫁で(笑)息子さんたちがいい子で洋ちゃんは鬼嫁に尻を叩かれながらもいいお父さんになってる。ラグビー部の監督に招いた大谷亮平さんと洋ちゃんとの学生時代のぎくしゃくしたエピソードとか優勝という目標に向かって進んでいく姿とか見ていて楽しくて仕方ありません。最終戦直前のロッカールームでの円陣では私も泣きそうになりました。低迷していたチームをここまで持ってきたのはすごいと思います。それと常にGM洋ちゃんの傍らにいるアナリストのメガネっ娘笹本玲奈さんがかわいい。会社では社長の西郷輝彦さんの存在感、さすがスター。もちろん常務の上川隆也さんのやり手っぷりもさすが。この点は『半沢直樹』以来の伝統芸が遺憾なく発揮されています。そういえば、伝統芸の主、福澤克雄さんって慶応でラグビー部だったんだっけ。
『凪のお暇』。
新聞のラテ欄では「(なぎのおいとま)」と読みが書かれています。黒木華さん演じる凪ちゃんという女性がお暇をもらうのです。あっ黒木華(くろき・はる)さんもふりがなが必要な名前ですね。空気を読み過ぎる女性が心が折れて人生をリセットする話。
女性の同僚との付き合いって気疲れするんでしょうね。「女子アナみたい」と言われるのも実はディスられているのだ*1と頭をフル回転させて返事を考えなければならないマウンティングの日々。他人の心が分からない私でもあんな日常は針のムシロになりそうで嫌だ。そして結婚を考えていた彼氏が同僚に、あいつはセフレだ、的なことを言っているのを見てしまったらそりゃ傷つかない訳がない。
新居のボロアパート。確固たる自身を持っている小学生の女の子、たくましく生きているおひとりさまのおばあさん、そしてパリピなお隣さん。私が信頼する日刊スポーツ梅田恵子記者のコラム『梅ちゃんねる』のドラマ評で『「すいか」(03年、日テレ)っぽい傑作の予感』と持ち上げられていて驚いたのですが、『すいか』との違いは恋愛要素が入っていること。
(『すいか』といえば、『すいか』にも出ていた市川実日子ちゃんがリセット後の凪ちゃんの最初の友達という役どころで出ていますが、彼女だけ話のベクトルが『悪魔のKISS』(1993年、フジ)になっているような気が・・・。)
追いかけてくる彼氏を振りほどいて空っぽになっているところに目の前の女性には極めて誠実なお隣さんに優しくされたら、そりゃ堕ちますよ。俺だって堕ちる。「メンヘラ製造機」とはよく名付けたものだ。容量用法を守って正しく服用しないとダメになる。22時台のドラマだから深く追及しないけど、凪ちゃんってセックス好きなのかな。「青春」(甘くただれた日々を女子小学生なりにオブラートに包んだ言い回し)を謳歌していたわけだし。逆によくゾンビから真人間に戻れたなと感心してしまいました。
第1話の最後で号泣しながらオカマバーのママに凪ちゃんの良さを力説する高橋一生さんの姿に、これ第1話で見せちゃっていいのかなと戸惑ったのですが、二人の心と言葉のすれ違いが人間ドラマに深みを出しているのかな。ただ、一生さん演じる河相もとい我聞さんも空気を読むことに関しては相当の能力者だと思います。そんな彼にも凪ちゃんの面影もある「圧倒的に顔が可愛い」後輩が現れて新しいオフィスラブの予感。
というわけで第5話まで見終えました。番組タイトルの出し方、凪ちゃんが迷ったときに選択肢のセリフが周囲のものに浮かび上がってくるテロップの出し方、スタッフロールが一枚板に凝縮されていることといった演出にも目を引くものがありますが、再リセットされた凪ちゃんのこれからも楽しみです。たぶん天然パーマを毛嫌いする母親との「タイトルマッチ」がひとつの到達点になるのでしょう。片平なぎさ怖そう。


さて、そんな『凪のお暇』の裏にとんでもないものをぶつけてきた局があります。3週連続ジブリ? じゃなくて民業圧迫NHKです。
『これは経費で落ちません!』。
『ツバキ文具店〜鎌倉代書屋物語〜』以来2年ぶりにNHK金曜ドラマ「ドラマ10」枠に多部未華子さまが登場しているではありませんか。気が付かなくて第1話を見ていません(ゲストでチコちゃん(5さい)が出ていたらしいですね)。第2話から見始めました。幸い本作には再放送があるので私の不規則な勤務シフトと相談しながら『凪のお暇』と本作のどちらかを録画予約して過ごしています。まさに二兎を追う生活。
多部ちゃんの役どころは会社で使うお金が経費で落ちるかどうかを審査する経理課のOL。他の部署から持ち込まれる請求書などの書類から不審な点を見つけてしまい、自身のポリシー「ウサギを追うな」に背いて深く追及してしまうのでした。しかし一方を否定するわけでは無く「イーブン」な結論を導くので経費で落ちなくても悪く思われるわけではありません。私はサラリーマン生活をしたことが無いので実感としては分からない世界ですが、サラリーマンの皆さんにとっては週の終わりに、あぁわかるぅ、と思いながら見ることができるのではないでしょうか(・・・って近頃拙blogのコメント欄に寄って来るような人たちって真っ当な生活をしている人たちなのだろうか・・・?)
余談ですが、制服マジックか多部ちゃんのみならず同僚役の伊藤沙莉さんまで可愛く見えてしまいます。第4話では総務のお局様の役で平岩紙さんも出ていましたが、さすがにそれなりの歳なんだなと思ってしまいました。多部ちゃんや紙ちゃんのかわいらしさについては私が力説せずとも、たとえば「はてなアンテナ」の中に入れているブログ『投げヤリズム』を読んでいただければと思います。多部ちゃんの表情を愛でるだけでも楽しい時間を過ごせます。いちおう恋愛要素もあり多部ちゃんのことを好きになってしまった男性社員に猛アタックされているのだけど多部ちゃんはあまり乗り気ではありません。
スタッフロールを見ていて、演出:中島悟と書いてあって驚きました。だって中島さんって今や日テレの・・・と思っていると案の定、制作:NHK AX-ONと表示されるのでした。AX-ON日テレアックスオン)はちょいちょいNHKでドラマを作っているんですよね。本作は初めからNHKで放送するつもりで作ったのかな、それとも日テレ水曜ドラマで放送できなくてNHKに持ってったのかな(日テレでやるなら土曜より水曜向けな気がする、日曜は無いな)。

今季見ているドラマはもう1作。
『監察医 朝顔』。
月9にとっては2期連続の医療モノ。法医学教室が舞台になるのは『ヴォイス〜命なき者の声〜』以来およそ10年ぶりだと思います(『ヴォイス』は法医学の学生たちの推理モノって感じの印象が残っているけど実際はどんなんだったっけ。石原さとみさまが学生役で出ていて教授役が時任三郎さんでした)。
とはいえ、朝顔という珍しい名前の女の子(上野樹里さん)が勤める法医学教室、その父親(時任三郎さん)と彼氏(風間俊介さん)が勤める警察、そして家庭と舞台は3つあるので、法医学のお仕事モノというよりは父と娘のドラマという比重の方が大きいかもしれません。
そのことを思い知らされることになったのは第1話。御多分に漏れず初回放送時間拡大のはずなのに普通の時間で事件は解決してしまいました。事件が解決したし休暇を取っておじいちゃんの家へ遊びに行くことになり、高速バスに乗って・・・これって三陸鉄道じゃねぇ? とある架空の地名の駅に着きました。「・・・無理。」。
体を震わせ降りられないことを訴え、父親だけが降り娘は汽車から降りず東京に戻っていくのでした。そしてそれが2011年のあの津波のトラウマであることを知り、私は衝撃を受けるのでした。あの日、母親と娘とで当地に居て地震に遭い、その後母親は行方不明に。抜け殻になっていたところに遺体安置所で現在の勤め先の上司である法医学の先生と出会うことになるという重要なシーンでした。父親は? 今でも独りで見つからない妻の捜索を続け妻の父から疎んじられているのでした。
原作では母親は阪神・淡路大震災の時にクラッシュ・シンドロームで亡くなっているとネットニュースで知りました(例によって原作は読んでいません)。しかし同じ震災でも津波で行方不明と設定が変わったことが何となく家庭に影を落としているような気がします。あの教授、山口智子さんとの出会いや関係性など(原作を知っている人には違和感があるのかもしれませんが)何の違和感も持たずに素直に受け入れて見ています。まぁぶっ飛んだ教授だなと思うところもありますが。ちなみに行方不明の母親の役は石田ひかりさん。「あまちゃん」では宮城県に住んでいる設定でしたっけ。本作とは関係無いけど被災地の人のイメージなのかな。
第3話って放送されたんだっけ、されたんですよね。その回だけ見ないでしまったのですが、第5話まで見ました。無事(?)結婚して第一章完結ということだそうで、第6話は5年後のお話になるのだそうです。てことは2024年の話か。それともこれまでの話が2014年の話だったのか。
余談ですが、平岩紙さんが法歯学者という役で出ています。法医学でも歯に特化しているのね。で法医学者の夫、板尾創路さんと夫婦で同じ法医学教室に勤めている設定です。時給につられてやってきたアルバイトの学生という役で志田未来ちゃんも出ていて、私には眼福でもあります。


ということで見続けている連ドラが4本もあるなんていつ以来だろう。幸せなことです。去年の夏なんて『高嶺の花』も『遺留捜査』も『ハゲタカ』も『dele』もみんな途中でフェードアウトしてしまって『この世界の片隅に』も録りっぱなしだから完走した連ドラはゼロという惨状だったのに(逆に途中から『ぎぼむす』を見始めたり、阿川佐和子さんが出ていた『チアダン』を見たり見なかったりはしていたのですが)。
去年の夏は『この世界の片隅に』の脚本を担当していた岡田恵和さんは今年の夏は『セミオトコ』を書いているんですね。ヒロインが木南晴夏ちゃんと知って見ようかどうか迷ったのだけど、セミ役の男の子(山田涼介さん)をキャー、イケメン。カワイイ!って言えるようじゃないと難しいかな。じゃあてめー、セミ役が玉木宏だったら見るのかよ、と聞かれるとそれはそれで困るのだが。主演が山田さんだし日テレ土曜ドラマでやりそうな感じのあらすじかなって気もするのですがテレ朝の金曜ナイトドラマなのね。何話だったかのオープニングをちらっと見てみたのだけど、阿川佐和子さんと檀ふみさんのコンビがセットで出てるのね。
最後に一つだけ。『ルパンの娘』は怪盗と刑事の恋物語というので『怪盗セイントテール』かと思ったら『ロメオとジュリエット』で『翔んで埼玉』なんだそうな。しかもきちんと原作の小説があるそうで。深キョンドロンジョ様姿だけ見られればいいかなって気はしていたのだけど、第1話を寝落ちしてしまってそのまま見ていない。ごめんなさい、深キョン

*1:そういえば紺野ぶるまさんの漫談で「「AKBに居そう」だなんて、もはや悪口」というネタを聞いて、凄えぇ、と思ったことがあります。