TBS小林豊アナがアナウンサー廃業だって?

眠い。昨夜*1ミヤギテレビ「仙台ノ学園」の最終回を見逃し、今日*2の午前はTBCテレビ「One Switch Cafe」の店長役が熊谷望那アナから野口美和アナに代わった第1回を見逃し、午後はTBCラジオ「ラジオな気分」で野口美和アナの初ラジオカーレポートを聴き逃す。
夜は洋ちゃんが出る「東京フレンドパーク」があるのでこれだけは何としても見なければならない。そう思っていたら、こんなネットニュースが。
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これは一大事です。もし「東京フレンドパーク」にいなかったらどうしよう。Wikipediaで調べると番組開始から最初の半年は乱一世さんが実況を担当していたらしいのだけど(30年以上前の話なのでさすがに記憶がない)、以後最終回までずっと、そして特番化された後も実況は小林豊アナのお仕事でした。
結論から言えば、いました。いつもと変わりなく実況をこなしていました。
それにしても洋ちゃんは…ああいう芸風なのだから仕方がないのだけど。デリソバグランプリのアトラクションではどうでしょうのレギュラー放送での最後の旅、原付ベトナム縦断のVTRが流れ、カブ使いの洋ちゃんへの期待を煽ったのだけど、さっぱり。何度も牛を轢き、ベトナムにはこんなに牛はいなかったとぶー垂れる。それが芸風だからと自分に言い聞かせようとはするのだけど、思い返せばあれは2002年の夏の旅、17年も経っている。あのときかろうじて20代だった永遠の若手、洋ちゃんも今回の東京フレンドパークのゲストで最年長の46歳になってしまった。寄る年波には勝てないのかな。
番組の感想としては、石原さとみさまが男前。よく連続ドラマの主人公は一座の座長にたとえられますが、座長としてのリーダーシップがいかんなく発揮されていて、洋ちゃんとは大違い。ドラマとしてはレストランを開くお話と聞いていて見ないかなと思っていたのだけど、第1話ぐらいは見なければ。調べると、洋ちゃんも出たHTB社屋移転記念もといHTB開局50周年記念ドラマ「チャンネルはそのまま!」の佐々木倫子さん原作の漫画「Heaven?」のドラマ化だそうで、ということはコメディなのかな? 
今回優勝した金曜ドラマチームのドラマ「凪のお暇」もコナリミサトさんが現在連載中の漫画が原作だそうで。リストラされた女性が人生をやり直すというテーマのドラマは一時期よく見ていたものですが、そういうテーマに対する興味が薄れてしまった今日この頃。金曜ドラマ自体見たり見なかったりの作品や録りっぱなしで何年も手付かずでHDDレコーダーで眠っている作品が多数。あっ、本作はリストラされるのではなく自ら人生をリセットするんだった。たまには観てみようかな。
今回のMVP(そんな制度は無いが)中村倫也さんは「凪のお暇」で人生をやり直そうとする主人公、黒木華さんの隣人の役なのだそうだが、敵チームの監督であるはずの洋ちゃんに積極的に絡んできていい感じでした。何かで共演経験があったりするのかな、記憶にないのだけど。そして、記憶にないと言えば、「H2」で石原さとみさまと共演していたのか。録画テープまだあったかな。さらには、中村倫也さんは石原さとみさまと生年月日が同じ。テレビを見ながら心の中でワーキャー言っていました。
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本稿のタイトルは小林豊アナでしたね。
フレンドパーク以外で印象にあるものって…スカパーのTBSチャンネルでアイドル番組をやってたのは覚えにあるな。あとなんだろう。最近だと日曜朝のJNNニュースで気象予報士として天気予報をやってたくらいかな。
6月までTBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」で「小林豊のTOKYO潜入大作戦」というコーナーを持っていたのですね。TBSラジオのサイトでこのコーナーの最後の放送が紹介されていたので、聴いてみました。
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雨のとしまえんでプール開き。当然お客さん少なめで大したレポートも稼げないはずなのに楽しく聞けてしまう。ベテランアナウンサーの腕ですね。楽しいプールに悲し気なBGMを掛け、出水麻衣アナが涙ぐむ。先週から泣いてたっていうから涙もろい人なのね。
番組の終わりに赤坂サカスから最後の中継。自分の会社だろうに1週間前に放送台本を提出しないと許可が下りないってそんな部署があるのか。無許可で雨の赤坂サカスの真ん中で傘を差しながら、次週から登場するらしい人に対して中継の心構えを伝授。映像をきちんと伝えればナイツのお二人が面白くしてくれる。スタッフがネットで写真を検索するようならダメ。
TBSテレビのサイトのアナウンサー名鑑を見ると小林豊アナの名前はすでになく、小林廣輝アナ(2018年入社)と小林由未子アナ(2013年入社)の名前があります。小林と言えば、小林悠アナ(2010年-2016年)もいましたね。小林豊アナの口から、来週からの担当の小林は小林悠アナではありません、とか小林が3人集まると1人は不幸な辞め方をする、とかアブナイ発言もありました。確かに彼女も不幸な辞め方をしました。
小林豊アナの異動先は7月からできる新しい部署とのことでTBSテレビの会社情報のページにある組織図を見ると、「総合マーケティングラボ」という部署ができています。親会社のTBSホールディングスにも同じ名前の部署がありますが、ググっても何の情報も出てきません。ほかにも新設された、もしくは改組された部署はあるようですが、Wikipediaの「TBSテレビのアナウンサー一覧」では小林豊アナの異動先は「総合マーケティングラボ」と書かれています。
あれっ、ほかにも2019年で元アナウンサー扱いになっている人がいっぱい。品田亮太アナが報道局、秋沢淳子アナが事業局、林みなほアナが広報局。2018年7月には木村郁美アナが秘書室に異動になっていると書かれている(広報局と書かれてあるのは総務局とか別の局に属する広報部だと思われます)。気が付かなかった。みなほさんって「ひるおび」出てたよね、秋沢さんニュース出てなかったっけとか思うわけですが、Wikipediaを見ると二人とも社内結婚をしているようで、そういうのも関係あるのかなと思ったり。
今年は吉田明世アナと宇垣美里アナが退職しているほか、椎野茂アナが定年退職していたんですね。椎野アナは2016年に4月に総務局広報部(当時の職制で)に異動になっていたようです。
在京キー局は新人アナウンサーを採っても番組には人気タレントやフリーアナウンサーを起用することも多く、こんなにアナウンサーがいて仕事があるのだろうかと(自分のことを棚に上げて)余計な心配をしてしまいます。アナウンス以外の部署で活躍の場があるのならそれに越したことは無いのかもしれません。しかし、アナウンスの仕事を天職と定め生きてきた人にとっては50歳を過ぎてからアナウンス職ではない別部署に異動になるというのは、表面上会社員としては出世になるのかもしれないけど喋る仕事ができなくなるほうが嫌だと思いがちで、管理職のコースに乗せられるタイミングでフリーアナに転じるという話はよく耳にします。いったんは異動を受け入れたもののほどなく退社してフリーアナになった人もいますし。
小林豊アナは何も好き好んでアナウンス職から離れるわけではありません。辞令を受けしぶしぶ異動になるようです(「ナイツのちゃきちゃき大放送」とその直後の「久米宏 ラジオなんですけど」のクロストークからの邪推)。アナウンス職から離れなければならない辛さもいっぱいで未練を断ち切る意味でも「アナウンサーを廃業」という表現をしているのかもしれません。まだ53歳、定年まで6年ちょっとあります。アナウンサーを続けるのとは違った苦しさがあるのかもしれませんが、新天地で頑張っていただきたいです。


そう考えると、キー局でなく地方局だと、例えば東北放送で60歳までアナウンサーのままサラリーマン生活を全うできる石川太郎アナはものすごく幸せということになるのでしょうね。

*1:7月1日深夜に書き始めているので、6月30日夜のことになります

*2:7月1日