堀口一史座七段の奇行に見るニッカンスポーツ・コムの間の持たせ方

以前拙blogコメント欄であった顛末。朝日新聞デジタルやニッカンスポーツ・コムといったニュースサイトでは、発表モノや発生モノの記事で、自社の記者が原稿を書き上げるまでの間、通信社から配信を受けた記事を掲載して間を持たせることもある、という趣旨のコメントを頂いたことがあったのですが、その例として挙げた記事がその説の補強に適っているとは思えず、言ってることがよくわかりません、という返事を2度も返しました。
ところが、この度その説を裏付けるニュースを発見したので、お詫びかたがたニッカンスポーツ・コムが事件が発生してから自社の記者が原稿を書き上げるまでの間どのように間を持たせているかを辿ってみたいと思います。


事件は7月2日午前9時57分ごろに大阪市関西将棋会館で起きました。
大阪市の関西将棋会館での順位戦C級1組2回戦。堀口一史座七段が対局場入りの際、報道陣のカメラに向かって踊るようなポーズ。奥は静かに待つ藤井聡太七段 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
堀口一史座(ほりぐち・かずしざ)七段は棋戦の優勝経験もありそれなりの実力を持つ棋士です。しかし話題の藤井聡太七段との初対局ということで奇襲じみたことをやってみたみたいです。しかしたったの1時間23分、47手で藤井七段に敗れてしまいました。ネット上では奇行だとか病気だとかいう文字が躍っています。
私はこの件をiモードのスポニチ配信のニュースで知りました。では私が長年愛読している日刊スポーツのweb、ニッカンスポーツ・コムではこれをどう扱っているか。社会ニュースの一覧を見ると7月2日のニュースとして4件の記事がありました。

  • 社会 藤井七段厳しい表情 堀口七段が人為的ハプニング[7月2日 17:24]
  • 社会 藤井七段が異例の午前中勝利 堀口七段が早々の投了[7月2日 17:22]
  • 社会 藤井七段「あまりない形」堀口七段にスピード勝ち[7月2日 12:34]
  • 社会 藤井七段が異例の午前中勝利 堀口七段が早々の投了[7月2日 11:33]

同じタイトルの記事が昼前と夕方にあることが分かります。昼前の記事は藤井七段の勝利を伝える短い共同通信が配信した記事、夕方の記事は藤井七段の勝利、堀口七段の奇行(ニッカンでは人為的ハプニングと表記)、順位戦の説明の3段落からなる少し長くなった、たぶん自社記者が書いた記事です。この記事が出た後に、人為的ハプニングについて伝える記事が出ています。
ひとつおかしいのは、人為的ハプニングについて伝える記事は藤井七段の勝利を伝える同じタイトルの記事の夕方のほうとほぼ同じ内容なのですが、『持ち時間は各6時間となる。通常なら夜遅くの決着となる。』と締められており、まるでまだ対局が決着していないかのようです。午前中に決着したという記事が先に出ているのに。
ネットニュースではどうなんだろうと思ってYahoo!ニュースを見ると、人為的ハプニングの記事がありました。
headlines.yahoo.co.jp
クリックすると、Yahoo!ニュースの記事には『7/2(火) 11:02配信 』とあります。しかし、先に述べた通りニッカンスポーツ・コムではこの記事は『7月2日 17:24』にアップされたことになっています。2つの記事の内容はほぼ同じです。つまり対局の決着が着く前に一度アップされ、その後夕方までに記事を書きなおしたら決着がついた記事よりも公表が後になってしまった、ということ? しかしYahoo!ニュースの記事は文末に『最終更新:7/3(水) 14:37』とあります。当日の夕方どころか翌日の午後までにまた何か別の書き直しポイントがあったというのでしょうか。それが具体的にどこなのか私には分かりません。


別の観点から眺めてみます。
藤井七段が勝ったという記事はお昼過ぎにアップされています。(共同)のクレジットが無いので自社記者が書いたのでしょう。この記事の写真を撮った人の名前は『(撮影・松浦司)』と書かれています。この名前をググると同名の役者さんしか出てきません。昼前の共同通信が配信した記事の写真を撮った人の名前は『(撮影・松浦隆司)』。この方でググるとニッカンの社会・芸能の記事がずらっと並ぶのでこの方は日刊スポーツのカメラマンさんでしょう。『(撮影・松浦司)』は『(撮影・松浦隆司)』の誤りかもしれない。自社のスタッフの名前をミスるか?
するってーと、共同の記事に自社の写真をつけて一報を挙げたのかい? そして、その記事の脚注がまたおかしい。どう見ても互いに駒を並べているところなのだが『対局室に入るなり、ポーズを決める堀口一史七段(右)、藤井聡太七段(左端)』と書いてある(座の字が抜けているのは原文ママ)。本来ああいうパフォーマンスはスポーツ新聞向けで実際スポニチはwebに挙げているのだけど、ニッカンはひょっとして差し替えたのではないか。
ニッカンの夕方の2つの記事とYahoo!ニュース掲載の記事に出ている写真は同じ写真です。互いに駒を並べているところ。それって昼前の記事と同じ写真にしか見えない。でも撮影者は別の人の名前になっている。
本来なら『人為的ハプニング』という見出しの記事には「対局室に入るなり、ポーズを決める堀口一史座七段」という写真が付いているほうが内容が合っているような気がします。これは私の憶測ですが、ニッカンはいったんその写真をネット上にアップした、しかしその後あれは奇行か病気で公にすべきものではないと判断し、別の写真に差し替えた、なのに写真の脚注を書き換え忘れている。大丈夫か、日刊スポーツ?


昼過ぎの勝利を伝える記事の(撮影・松浦司)と書いてある(撮影・松浦隆司)かもしれない、投了後の写真には堀口七段がいません。ニッカンの記事はこのことについて触れていません。スポニチ、報知では堀口七段が投了後報道陣が来る前に帰ってしまい感想戦が藤井七段一人になってしまったことが書かれています。報知は『堀口は早指し将棋で勝てないと見切ると、早投げする傾向があり』という一文を入れています。
ついでに言えば昼前に決着が付いたことで藤井七段が頼んでいた昼食はどうなったのか、一時期話題となった「将棋めし」についてもニッカンはスルーです。スポニチでは『支払は済ませたものの昼食はとらず、そのまま帰路についた』とし、報知は『結局は食べずに帰路についた』の後に『藤井はお金だけ払い、奨励会員に「よかったら食べてください」と、ごちそうした』と締めています。
hochi.news
食事の写真まで付けています。この対局だけに関していえば、web上で最も詳しく伝えているのは報知で、ニッカンはおざなりというかなおざりというか。


それで、紙面ではどのように伝えられたのか。
7月3日付の社会面に『スピード連勝 藤井七段』という記事が載っています。文章は昼過ぎの『藤井七段「あまりない形」堀口七段にスピード勝ち[7月2日 12:34]』と同じ。写真はありません。


改めて時系列順に並べ変えましょう。憶測込みです。

  • 11:02 Yahoo!ニュースに『人為的ハプニング』の記事を配信。たぶんニッカンスポーツ・コムにもこの前後の時間にいったん上がったはず。
  • 11:33 共同通信から配信された『藤井七段が異例の午前中勝利 堀口七段が早々の投了』を上げる(記事のURLの数字の末尾が253)。
  • 12:11 Yahoo!ニュースに後述の『スピード勝ち』の記事を配信。これも『最終更新:7/3(水) 20:08』。
  • 12:34 自社記事『藤井七段「あまりない形」堀口七段にスピード勝ち』を上げる(記事のURLの数字の末尾が267)。翌朝の紙面に載ったのもこの文章。
  • 12:34 『人為的ハプニング』の記事が上がる(記事のURLの数字の末尾が220)。『人為的ハプニング』の写真もある。
  • 17:22 自社記事の『藤井七段が異例の午前中勝利 堀口七段が早々の投了』を上げる。内容は『スピード勝ち』と『人為的ハプニング』のミックス。
  • 17:24 『藤井七段厳しい表情 堀口七段が人為的ハプニング』が再アップ(記事のURLの数字の末尾が220)。その後『人為的ハプニング』の写真が当たり障りのないものに差し替え。Yahoo!ニュースは『最終更新:7/3(水) 14:37』。


なんと、web.archive.orgで調べたら、出てきました。『スピード勝ち』の記事と同じ12:34の時刻表示で、しかも写真付き。ただし後ろを向いているので表情は分かりません。ふざけておどけているのだろうという感じはなんとなくわかります。この記事のsnapshotが7つも記憶されているということは、この記事に興味を持った人が多かったのか、記事が時々刻々と変化していくことを見越していた人がいて変化するたびにコツコツ保存ボタンを押していた人がいたのか、どちらなんでしょう。なお、ニッカンのサイトから消された『人為的ハプニング』の写真はネット上には出回っているようです。
なお、『藤井七段が異例の午前中勝利 堀口七段が早々の投了』という同名の記事がある件なのですが、実はURLの一部が違っています。

  • 共同通信が配信した記事:https://www.nikkansports.com/general/news/201907020000253.html
  • ニッカンの自社記事:https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907020000253.html

一般の記事を表すgeneralの後にnikkan(ニッカン)と入っているのが自社記事のようです。同じタイトルにしておくことで、一報は共同通信のものを出しておき、その間に自社の記事を書き、書きあがったらURLのディレクトリを一段増やしてアップする。これが先日コメント欄で指摘された「間を持たせる」手法のようです。
ただし、今回の事件についていえば、せっかくネット上に新しい記事を書いたのに紙面には反映されませんでした。単にネットニュースとして嘲笑して消費する程度の価値しかなかったということなのかもしれません。
もちろん、Twitterを眺めると将棋ファンの方々は本気で堀口七段の精神状態を心配していらっしゃるようです。相撲の猫だましじゃないけど堀口七段なりに考えての作戦だったけど不発に終わって傍から見たらおかしな人にしか見えなかったというところなんじゃないかと私は思いますけどね。若かりし頃のひふみんが大山名人の場外戦に散々振り回されて疲弊していたのに後から出てきた中原誠さんは全く動じず先に名人位を獲っちゃったとい例もあります。パフォーマンスに惑わされることなく自分の将棋を指し切った藤井七段は一枚上だということなのだと思います。


蛇足ですが、今回の対局を含む、名人戦に挑戦するためのピラミッドである順位戦毎日新聞と2007年より朝日新聞の共催。過去には朝日の単独主催になった時期もあり、それに伴い毎日とスポニチの主催で王将戦のタイトルが創設されたのだそうです。読売新聞は賞金上名人より上位の扱いをされている竜王戦を主催し、報知は女流タイトルで最も古い女流名人戦を主催しています。が、日刊スポーツは他紙と異なり棋戦の主催はしていません。過去には女流王将戦の第16期から第30期の15年間分を主催したようですが、2008年に降りたようです。将棋連盟は棋戦の休止を一旦発表、1年かけてスポンサーを探し「囲碁・将棋チャンネル」の運営会社の主催、霧島酒造の協賛で継続することになり今に至っているのだそうです。
そういう点で将棋から最も離れた立場にいるのが日刊スポーツで、ブームになれば一面や社会面で騒ぎ立てるけど将棋そのものにはそんなに興味は持ってないんじゃないかな。だから八大タイトル保持者がすべてばらけたときは記事になったけど、今年5月に豊島将之王位・棋聖(当時)が佐藤天彦名人(当時)を破って名人を含む三冠になったことをwebでも紙面でも記事にしていない。ほかのところでこの事実を知って紙面を読み返しwebを検索して完全スルーされたことに愕然としたものです。

TBS小林豊アナがアナウンサー廃業だって?

眠い。昨夜*1ミヤギテレビ「仙台ノ学園」の最終回を見逃し、今日*2の午前はTBCテレビ「One Switch Cafe」の店長役が熊谷望那アナから野口美和アナに代わった第1回を見逃し、午後はTBCラジオ「ラジオな気分」で野口美和アナの初ラジオカーレポートを聴き逃す。
夜は洋ちゃんが出る「東京フレンドパーク」があるのでこれだけは何としても見なければならない。そう思っていたら、こんなネットニュースが。
www.oricon.co.jp
これは一大事です。もし「東京フレンドパーク」にいなかったらどうしよう。Wikipediaで調べると番組開始から最初の半年は乱一世さんが実況を担当していたらしいのだけど(30年以上前の話なのでさすがに記憶がない)、以後最終回までずっと、そして特番化された後も実況は小林豊アナのお仕事でした。
結論から言えば、いました。いつもと変わりなく実況をこなしていました。
それにしても洋ちゃんは…ああいう芸風なのだから仕方がないのだけど。デリソバグランプリのアトラクションではどうでしょうのレギュラー放送での最後の旅、原付ベトナム縦断のVTRが流れ、カブ使いの洋ちゃんへの期待を煽ったのだけど、さっぱり。何度も牛を轢き、ベトナムにはこんなに牛はいなかったとぶー垂れる。それが芸風だからと自分に言い聞かせようとはするのだけど、思い返せばあれは2002年の夏の旅、17年も経っている。あのときかろうじて20代だった永遠の若手、洋ちゃんも今回の東京フレンドパークのゲストで最年長の46歳になってしまった。寄る年波には勝てないのかな。
番組の感想としては、石原さとみさまが男前。よく連続ドラマの主人公は一座の座長にたとえられますが、座長としてのリーダーシップがいかんなく発揮されていて、洋ちゃんとは大違い。ドラマとしてはレストランを開くお話と聞いていて見ないかなと思っていたのだけど、第1話ぐらいは見なければ。調べると、洋ちゃんも出たHTB社屋移転記念もといHTB開局50周年記念ドラマ「チャンネルはそのまま!」の佐々木倫子さん原作の漫画「Heaven?」のドラマ化だそうで、ということはコメディなのかな? 
今回優勝した金曜ドラマチームのドラマ「凪のお暇」もコナリミサトさんが現在連載中の漫画が原作だそうで。リストラされた女性が人生をやり直すというテーマのドラマは一時期よく見ていたものですが、そういうテーマに対する興味が薄れてしまった今日この頃。金曜ドラマ自体見たり見なかったりの作品や録りっぱなしで何年も手付かずでHDDレコーダーで眠っている作品が多数。あっ、本作はリストラされるのではなく自ら人生をリセットするんだった。たまには観てみようかな。
今回のMVP(そんな制度は無いが)中村倫也さんは「凪のお暇」で人生をやり直そうとする主人公、黒木華さんの隣人の役なのだそうだが、敵チームの監督であるはずの洋ちゃんに積極的に絡んできていい感じでした。何かで共演経験があったりするのかな、記憶にないのだけど。そして、記憶にないと言えば、「H2」で石原さとみさまと共演していたのか。録画テープまだあったかな。さらには、中村倫也さんは石原さとみさまと生年月日が同じ。テレビを見ながら心の中でワーキャー言っていました。
www.oricon.co.jp


本稿のタイトルは小林豊アナでしたね。
フレンドパーク以外で印象にあるものって…スカパーのTBSチャンネルでアイドル番組をやってたのは覚えにあるな。あとなんだろう。最近だと日曜朝のJNNニュースで気象予報士として天気予報をやってたくらいかな。
6月までTBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」で「小林豊のTOKYO潜入大作戦」というコーナーを持っていたのですね。TBSラジオのサイトでこのコーナーの最後の放送が紹介されていたので、聴いてみました。
www.tbsradio.jp
雨のとしまえんでプール開き。当然お客さん少なめで大したレポートも稼げないはずなのに楽しく聞けてしまう。ベテランアナウンサーの腕ですね。楽しいプールに悲し気なBGMを掛け、出水麻衣アナが涙ぐむ。先週から泣いてたっていうから涙もろい人なのね。
番組の終わりに赤坂サカスから最後の中継。自分の会社だろうに1週間前に放送台本を提出しないと許可が下りないってそんな部署があるのか。無許可で雨の赤坂サカスの真ん中で傘を差しながら、次週から登場するらしい人に対して中継の心構えを伝授。映像をきちんと伝えればナイツのお二人が面白くしてくれる。スタッフがネットで写真を検索するようならダメ。
TBSテレビのサイトのアナウンサー名鑑を見ると小林豊アナの名前はすでになく、小林廣輝アナ(2018年入社)と小林由未子アナ(2013年入社)の名前があります。小林と言えば、小林悠アナ(2010年-2016年)もいましたね。小林豊アナの口から、来週からの担当の小林は小林悠アナではありません、とか小林が3人集まると1人は不幸な辞め方をする、とかアブナイ発言もありました。確かに彼女も不幸な辞め方をしました。
小林豊アナの異動先は7月からできる新しい部署とのことでTBSテレビの会社情報のページにある組織図を見ると、「総合マーケティングラボ」という部署ができています。親会社のTBSホールディングスにも同じ名前の部署がありますが、ググっても何の情報も出てきません。ほかにも新設された、もしくは改組された部署はあるようですが、Wikipediaの「TBSテレビのアナウンサー一覧」では小林豊アナの異動先は「総合マーケティングラボ」と書かれています。
あれっ、ほかにも2019年で元アナウンサー扱いになっている人がいっぱい。品田亮太アナが報道局、秋沢淳子アナが事業局、林みなほアナが広報局。2018年7月には木村郁美アナが秘書室に異動になっていると書かれている(広報局と書かれてあるのは総務局とか別の局に属する広報部だと思われます)。気が付かなかった。みなほさんって「ひるおび」出てたよね、秋沢さんニュース出てなかったっけとか思うわけですが、Wikipediaを見ると二人とも社内結婚をしているようで、そういうのも関係あるのかなと思ったり。
今年は吉田明世アナと宇垣美里アナが退職しているほか、椎野茂アナが定年退職していたんですね。椎野アナは2016年に4月に総務局広報部(当時の職制で)に異動になっていたようです。
在京キー局は新人アナウンサーを採っても番組には人気タレントやフリーアナウンサーを起用することも多く、こんなにアナウンサーがいて仕事があるのだろうかと(自分のことを棚に上げて)余計な心配をしてしまいます。アナウンス以外の部署で活躍の場があるのならそれに越したことは無いのかもしれません。しかし、アナウンスの仕事を天職と定め生きてきた人にとっては50歳を過ぎてからアナウンス職ではない別部署に異動になるというのは、表面上会社員としては出世になるのかもしれないけど喋る仕事ができなくなるほうが嫌だと思いがちで、管理職のコースに乗せられるタイミングでフリーアナに転じるという話はよく耳にします。いったんは異動を受け入れたもののほどなく退社してフリーアナになった人もいますし。
小林豊アナは何も好き好んでアナウンス職から離れるわけではありません。辞令を受けしぶしぶ異動になるようです(「ナイツのちゃきちゃき大放送」とその直後の「久米宏 ラジオなんですけど」のクロストークからの邪推)。アナウンス職から離れなければならない辛さもいっぱいで未練を断ち切る意味でも「アナウンサーを廃業」という表現をしているのかもしれません。まだ53歳、定年まで6年ちょっとあります。アナウンサーを続けるのとは違った苦しさがあるのかもしれませんが、新天地で頑張っていただきたいです。


そう考えると、キー局でなく地方局だと、例えば東北放送で60歳までアナウンサーのままサラリーマン生活を全うできる石川太郎アナはものすごく幸せということになるのでしょうね。

*1:7月1日深夜に書き始めているので、6月30日夜のことになります

*2:7月1日

「ラジオ番組表」誌にみる1999年のDate fm Traffic Information

交通情報について興味深いコメントをいただきました。
エフエム仙台NEXCO東日本の管制センターからも放送するようになったのは、朝に放送されていた「ワンダーJ」の番組開始からで、交通情報も増回され、7時台にも放送されるようになりました。というものです。
「Morning Junction Wonder J」は1999年4月から2011年6月まで放送されていた朝の情報番組でした。番組立ち上げ時の放送時間は朝7時半から9時までと短め、初代のパーソナリティは現在ふくしまFMで活躍している加藤漢太さんです。
ということで、加藤漢太さんが最新のDJ人気投票FM部門第3位になった三才ブックス刊「ラジオ番組表」の1999春号とその前の1998秋号を引っ張り出して見比べてみました。
1999年3月までは朝6時半から午前11時までの長時間ワイド番組「Motion&Emotion」が放送されていました。1998秋号のDate fmの番組表を見ると、ニュース・天気予報・交通情報は放送されるおおよその時間のあたりに(N)・(天)・(交)というマークが配置されているだけで一部を除いて放送時間が分かりません。が、午前に限れば2つあり、現在も放送されているおよそ8:50頃と10:50頃であろうと想像できます。
1999年4月改編では「Motion&Emotion」とそのあとの昼ワイド「Noon!」(という番組があったんですね、まるで記憶にない…)が「Wonder J」と「La Foresta」というワイド番組に再編されます。「La Foresta」は9時から11時の「MORNING WISDOM」と11時半から12時55分の「MIDDY GROOVE」の2部構成になっています。1999春号のDate fmの番組表を見ると、ワイド番組ごとにニュース・天気予報・交通情報、飛行機の空席情報の放送時間がまとめられています。交通情報は自動車のマークなのですが、確かにいっぱいあります。比較してみましょう。

1998秋 交通情報 1999春 交通情報 2000春 交通情報
「Motion&Emotion」
モーションタイム
 
 
8:50
「Wonder J」 7:35
(7:56)
8:20
8:50
「Motion&Emotion」
エモーションタイム
9:45
10:50
「La Foresta」
「MORNING WISDOM」
9:40
10:50
「Noon!」  -  「La Foresta」
「MIDDY GROOVE」
11:50
12:20
「MOVE ON DATE XXX」  
14:15
(15:35)
「MOVE ON DATE」 13:20
14:25
15:20
「イブニングステーション」 17:07
(17:30)
「イブニングステーション」 17:07
17:30
17:50
「Super Freaks」 17:10
17:30
17:50
「Magical Power Station  -  「Magical Power Station  -   ↑  18:10
18:25

※細かいことを言うと、14:15と15:35は(交)マークの位置からの推測です。15:35をかっこ書きにしたのは1998春号には載っているのに1998秋号には載っていない(ページの切れ目のために印刷されなかった可能性もある)ため。17:30のかっこ書きは1998春号と1998秋号でコーナーに変化が無いのに(交)マークの位置が1998春号では17:07の「トラフィックインフォメーション」の位置にあるのに1998秋号では17:30頃についているため、配置のずれなのか交通情報を本当に追加したのか疑問が残るため。
※【訂正】コメント欄で指摘を受けて番組表を読み返したら、1998年時点で9:45に交通情報があったことを見落としていました。「Wonder J」内の7:56にも交通情報があったようなのですが、番組表には明示されていないのでかっこ書きにしておきます。【訂正ここまで】

というわけで、たしかに「Wonder J」がスタートした1999年春に朝7時半過ぎの交通情報枠ができたことが分かりました。
これ、2019年の現在よりも交通情報の回数が多いんですよ。
ちなみにこの時期のTBCラジオの午前ワイド「ごきげんMODE午前でCHU!」の交通情報は9:13と11:05の2回。10時台の交通情報はまだありません。午後ワイド「ボリュームワイド」に13時台の交通情報はまだありません。
ということから、Date fmは1999年春の改編に合わせ、交通情報を大幅に増やしドライバーのリスナーをTBCラジオから奪い取ってやろうとしたのであろうと想像されます。さらには2000年春に夕方の情報番組「イブニングステーション」と夕方のリクエスト番組「Magical Power Station」の枠を統合し夕方のワイド番組「Super Freaks」を立ち上げ、18時台に交通情報を2回入れる態勢が始まりました。
【訂正】当初、18時台に交通情報を2回入れる、現在も続く態勢と書きましたが、現在は18時台の交通情報は1回です。【訂正ここまで】


土日も交通情報が増えています。土曜の朝については後述しますが、それを別としても、1998秋と1999春との比較で
・土曜 10:55のみ→10:55、15:55、17:55の3回 (TBCラジオは13時台から18時台まで1時間に1回ずつ計6回ある)
・日曜 12:55と13:55の2回→9:55、12:55、13:55、17:55の4回 (TBCラジオは当時15時台に1回あるだけだった)
土曜の朝について。
「Motion&Emotion」は金曜のみ今野東さんと川野目江里子さんが5時間半通しで担当していました。このコンビというか師弟というか、二人で「Motion&Emotion」が終わると土曜朝7時ー9時で2時間のワイド番組「Saturday LIVE Square AZUMALAND」をスタートさせています。このなかでも7:30、7:48、8:20、8:44と4回の交通情報が設定されました。当時のTBCラジオの土曜ワイド「晴れたらイイネッ!Fun Fan Saturday」よりも交通情報が1回分多いことになります。もっともDate fmの土曜の朝ワイド枠は2001年秋になくなってしまい交通情報も無くなりました。この朝ワイド。今野東さんが衆院選に出るためか本間秋彦さんに代わり、川野目江里子さんがNHKの夕方のニュースに出るくらいのタイミングでサトケンさんとのりポンさんのコンビに代わり、その都度番組名も替わっています。

闇に隠れて生きる

昨夜は「行列の出来る法律相談所」に岡田准一くんや小澤征悦さんが出るというので見ました。司会は宮迫博之さんでした。今になって思えば、これが彼が司会をするテレビ番組を見る最後になってしまったのですね。
いわゆる闇営業問題で、宮迫さんやらロンブーの田村亮さんやらレイザーラモンHGさんやら、吉本ではないザブングルの二人も謹慎処分。
今夜の「本能Z」(宮城県では前身番組「ノブナガ」以来月曜深夜にやっています)は番組タイトル画面で宮迫さんの顔写真が出ると同時に放送日の表示が出ました「この番組は5月22日に放送されたものです」。
この番組、メイン司会は今田東野の二人なのですが、雨上がり決死隊出演週とフットボールアワー出演週があります。で、今夜の放送予定はCBCテレビ5月15日放送分(雨上がり出演週、ゲストは奥山かずささん)だったようなのですが、CBCテレビ5月22日放送分(フット出演週、ゲストは久松郁実さん)に差し替えになったようです。ちなみに来週放送予定のものはCBCテレビ5月29日放送分(フット出演週、ゲストは久松郁実さん)のようなのでたぶんそのまま放送されます。
私としては「ノブナガ」時代4か月遅れでネットされていたのが1か月遅れまで遅れ幅が縮まっていることとか、「本能Z」の番組内容が芸人が後輩芸人を紹介する内容だった(たとえば、サンドウィッチマンの伊達ちゃんが弟子の「あぁ~しらき」さんを紹介したり)のに情報番組に変わっていることとか、別の面でも驚いています。名古屋での放送曜日も土曜から水曜に変わっていたのですね。そして、次週予告で来週から宮城での放送が月曜から火曜に移ることが発表されました。月曜深夜には金曜深夜から「よしもと新喜劇」が引っ越してくるようなので、金曜深夜は「スーパーアニメイズム」同時ネットになるのでしょう。


東北放送にとっての問題は、宮迫さんよりもムーディ勝山さんです。2012年から毎週土曜日にあの真っ白のタキシード姿でラジオカーに乗って宮城県内を回っているのです。TBCラジオの土曜日のワイド番組「それいけミミゾー」のラジオカー担当に起用され、大阪出身の石川太郎アナに鍛え直され、これをきっかけにムーディさんは地方でのレギュラー番組を着実に増やしていくことになります。
www.oricon.co.jp
それが、謹慎処分を受けた今夜、「それいけミミゾー」の番組ホームページを見ると出演者の欄からムーディさんが消えていました。
ただ、消し方が不完全で、コーナー紹介の中に「ムーディのマジ昼飯」(自分の昼食を食べる食堂のアポ取りから昼食の食レポまでをするコーナー)がまだ残っているし、ホームページの周囲にムーディさんの顔写真が動いています。これも近いうちに完全に消されてしまうのでしょうね。
そして、TBCラジオのトップページに『番組出演者の休演のお知らせ』というリンクが出ました。
 『謹慎の発表を受け弊社ラジオは、ムーディ勝山氏を当面の間、休演と致します。』
とのことです。
7月27-28日に催される「TBC夏まつり2019」にも当然出演予定でした。TBC夏まつりのサイトを見ると、出演者第1弾として12組を先行発表、第2弾として12組を追加発表と書いてあるのに、出演者のページに載っているのは計23組。計算が合いません。ムーディさんが消されてしまいました。昨年台風接近のため中止になり開催されなかった七ヶ浜会場に出演するはずでした。もちろん土曜のラジオカー担当としての参加もあるはずでした。1か月で謹慎が解けるはずもなく、そんな短期で解けることがあったとしてもやっぱり出しますとはならないでしょう。
www.nikkansports.com

近年地方でも応援してくださっている方がたくさんいる中、自分の認識不足により、このようなことになってしまい本当に申し訳ございませんでした。

まぁ認識不足だったとしか言いようが無いでしょうね。今週の「それいけミミゾー」ではムーディさんの謹慎について触れないわけにはいかないでしょう。リスナーや太郎さんからどんな叱責があるか分かりません(たぶん優しい言葉で慰めてくれる人はいないのではと想像します)が、その声をradikoプレミアムで聴いてしっかり反省してもらえればと思います。まさか5年前の過ちであって今でもちょいちょい「反社会的勢力」向けの闇営業を続けていますというわけでは無いのでしょうから。


仙台放送では金曜深夜に放送されている「おかべろ」も番組表から消えていました。番組名から岡村隆史さんの番組であろうと想像がつくでしょうが、岡村さんはロンドンブーツ1号2号田村亮さんが営むバーのお客さんという設定になっています。
www.sponichi.co.jp
スポニチのwebによれば、関西テレビの最新の放送回で亮さんから謝罪の言葉があったらしいですが、関西テレビから6週間遅れの仙台放送でその謝罪が放送されることはたぶん無いのでしょう。今回の謹慎処分でその時点での釈明が嘘だと認定されたことになるわけです。相方の田村淳さんはかなり怒っている様子です。ほかの芸人さんと違っていいひとキャラだっただけにね。
関西テレビにおかれましては、岩井志麻子さんの「手首切るブス」発言だったり吹田市の交番襲撃事件の犯人が常務の息子だったりと頭の痛くなることが続いて、お見舞い申し上げます。


今夜は昨日付、おととい付のエントリを仕上げるつもりだったのだけど、たぶん無理だな。

千原兄弟が旅番組対決

昨日6月22日は久しぶりに在仙民放4局の番組の並びが4局ともテレビ東京かな? と思って調べてみたらそうでもなかったのですが、せっかく調べたので表にしてみます(6分以内のミニ番組は省略します)。

  TBCテレビ 仙台放送 ミヤギテレビ 東日本放送
12 11:59王様のブランチ 12:00二代目和風総本家(再)
(初回放送18.11.17、テレ東18.10.25放送分)
12:00メレンゲの気持ち 12:000出川哲朗の充電させてもらえませんか?
(テレ東19.4.27放送分)
13前 12:54家、ついて行ってイイですか?
(テレ東19.5.15放送分)
12:55開運!なんでも鑑定団
宮城県・松島町から出張鑑定!!】
(テレ東19.5.28放送分)
13後 13:30スクール革命!
(日テレ19.5.19放送分)
14前 14:00バナナマン日村の一獲千金!世界マネーハンター
(テレ東19.3.9放送の特番)
13:55きのう何食べた? #1
(テレ東19.4.5放送分)
13:59ぶらぶら町中華 #27
(CSテレ朝ch2で放送のミニ番組)
14後 14:37きのう何食べた? #2
(テレ東19.4.12放送分)
14:30世界ナゼそこに?日本人
(テレ東19.1.21放送分の前半)
14:13特捜X実録映像コップ
(テレ朝19.6.12放送分)
(「阪神VS.楽天」中継の振り替え)
15 15:16マツコ&亨のビューティー言いたい放題
(テレ東18.12.29放送の特番)
15:19きのう何食べた? #3
(テレ東19.4.19放送分)
15:30千原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅2
(テレ東19.4.13放送分)
16前 16:01きのう何食べた? #4
(テレ東19.4.26放送分)
16:05千原社長と愉快な社員たち~知らなかった!宮城の歩き方~
(自社特番)
16後 ぼんやり~ぬTV(再)
(自社番組、初回放送19.5.17)
16:43きのう何食べた? #5
(テレ東19.5.3放送分)
17前 ぼんやり~ぬTV(再)
(自社番組、初回放送19.5.24)
【話題作を一挙放送!】 17:00news every.サタデー 17:00もえスポ
(自社番組)
テレ東率 44.7%(148/331) 96.7%(319/330) 42.4%(140/330) 36.1%(119/330)


TBCテレビは通常14:00からは「YOUは何しに日本へ?」(4か月ほど遅れています)なのでボーっと生きていると今週は設楽さんがいないのか、企画が変わったのかと思うところです。TVQ制作の特番だったようです。そのあと河北新報ニュースを挟んで「マツコ&亨のビューティー言いたい放題」。TBCテレビでは昨秋放送されたテレ東の連作特番「無理矢理、マツコ。」の第5夜で共演したマツコ・デラックスさんと池谷亨解説委員がホステス、ホストを務めるトーク番組。しかもゲストは「news zero」の有働由美子さんと「ワールドビジネスサテライト」の大江麻理子さん! というので期待して録画して後で見たのですが、思ったほどでもなかったかな。だいいち去年の年末特番ってどういうことだよ。「男子ごはん」の栗原心平さんにおもてなし料理を作ってもらったのだけど、宮城県では「男子ごはん」はTBCテレビが2012年に手放してしまい、2013年以降ミヤギテレビで放送されているのでした。TBCテレビで「男子ごはん」という番組名を聞くのは7年ぶりということになったはずです。


仙台放送は土曜午後はフジテレビやテレ東の特番を放送することが多く、夕方は「有吉くんの正直さんぽ」を放送することが多いのです。テレ東の「ドラマ24」は前作の「フルーツ宅配便」までは水曜深夜にネットされていたのですが、今作の「きのう何食べた?」はネットしていなかったのでどうしたんだろうと思っていました。まさかの3週間かけて一挙放送とは。来週(6月29日)は#6-#10、再来週(7月5日)は#11-#12が放送される予定です。


ミヤギテレビではテレ東の「土曜スペシャル」は木曜のド深夜にネットされているのですが、たまに土曜や日曜の夕方に放送されることがあります。「千原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅」第1弾はテレ東では2月9日、ミヤギテレビでは3月9日に放送されたのですが、一言でいえば狂っている企画です。山形県の鼠ヶ関漁港から新庄市を経由して宮城県の松島までタクシーを乗り継いで千原ジュニアさんが一人旅をするのですが、乗ったタクシーはギリ5000円の手前になる位置でしか降りられない。降りたら自分でタクシーを捕まえず土地の人にタクシーを呼んでもらわなければならない。だから山の中で降ろされれば集落が無いので集落が見つかるまでひたすら歩き。しかもロケ日は雪。よくキレずにロケを続けたものです。
今回の第2弾も東京では桜が開花したというのに、スタート地点の男鹿半島は雪がまだ舞っている。今回のゴールは「あまちゃん」でおなじみ岩手の小袖海岸。ロケ日が三陸鉄道全線開通日だというのでスタッフはそれに合わせて企画を組んだのかと思いきや、それを「知らなかった」と告白し、ジュニアさんに呆れられるのでした。久慈市街に入るまでの北上高地で集落が見つからず1時間以上雪が舞う中歩き続けることになり、この区間のゲストだった大久保佳代子さんにキレられる。大久保さんが「あまちゃん」出演女優だったことをすっかり忘れていました。久慈駅でウニ弁当を受け取り小袖海岸にゴールした時は日没後。何にも見えない、漆黒のゴールだったとさ。しかし、第1弾で免疫がついていたせいか第2弾はツキがあったせいか、第2弾の方が平均的には楽だったかもしれません。


ミヤギテレビ千原ジュニアさんの旅番組を放送する真裏、東日本放送はよりにもよって千原せいじさんをメインにした旅番組を立ち上げました。株式会社せいじの社員旅行という設定で、社員(よしもとの後輩芸人)と東日本放送の阿部美里アナと共に宮城県内を巡ります。
1日目はCMでおなじみ仙台竿の名工、田村さんから高級な釣竿を借りて海で釣り。田村さんは自分の作った竿を買いに来る方に「奥さんに相談しましたか」と聞くようにしているといいます(それだけ高額なのです)。奥さんに相談というフレーズに妙な雰囲気になる、せいじさんにスキャンダルが発覚した直後のロケだったのでした。
せいじさんと野性爆弾のロッシーさんが釣っている間に、釣れなかった時の保険のロケを頼まれるソラシドのおふたり。しかし無事釣れたのでソラシドのロケはお蔵入り。東松島の民宿でおいしい魚料理に舌鼓を打って1日目終了。
2日目は部下がロッシーさんから品川庄司庄司智春さんに交替。仙台大観音の中のお寺であの院代さんの説法を受けるせいじさん。女性問題の煩悩をしっかり払い落とした後は、色麻町で幻のお米の田植えを手伝い、そのお米にどぜうやザリガニといった地の特産に舌鼓を打つのでした。
エンディング。第二弾はと水を向けられ、いろいろあった直後のこの時期にキャスティングを変えずにこの企画をやってくれた感謝の言葉を述べたせいじさん。これは間違いなく第二弾があります。