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ヤバイ、8月が終わってしまう。
(厳密にはもう終わっているのだが、8月31日深夜のていで書きます。)
2つ前のエントリで、東北映画制作の増資の歴史とか東北放送東京支社の移転とか、とかナントカ書いたような記憶が、いや記憶はないが記録がある。すっかりさぼってしまって1ミリも進んでいない。何日前だかの「ラジオな気分」だったかで掛かった「ワニとシャンプー」ですらよくよく歌詞を読むと夏休みの宿題を頑張って進めているのに、私はももクロちゃん未満。そんなの前山田、もとい当たり前だ。
何を書いているのか分からない。ここは潔く夏をあきらめて、気分転換に別の話題を。(そういえば「夏をあきらめて」も何日前だかの「ラジオな気分」だったかで掛かってたな。)

8月26日(木)付の河北新報朝刊をテレビ欄のほうからめくると、27面(社会面)に2段の見出しで『宮城テレビ記者逮捕』。
ググると日刊スポーツや全国の地方紙のニュースサイトに載った記事がずらっと並ぶのに河北新報の記事が引っ掛からない。探し方が悪いのかな。
罪状は強制わいせつだそうで。いやしくも報道する側の人間が報道される側に落ちるのはけしからんとか月並みなことを言うつもりはありません。私がこのニュースでショックを受けたことは、在仙民放で一番儲かっているはずのミヤギテレビで、県警担当の事件記者ですら社員ではなく派遣社員だという点です。
よくテレビ局が舞台のテレビドラマで「報道は金が掛かる」ってセリフが当たり前のように出てくるけど、記者を自社で雇わず派遣会社から融通してもらうことで人件費を切り詰めて儲けを絞り出しているのか。
あれっ、某AMラジオ局は社員ではない出演者を大幅に減らして利益を確保したんじゃなかったっけ? いやあれは有価証券報告書を読んで利益の確保に影響を与えていないと結論付けたじゃないか。
それに、熊本地震関西テレビのスタッフが叩かれたときに関テレは悪くないと嘘のツイートをして炎上した某エンタープライズの社員だって某局の社員ではないじゃないか。エンタープライズは直接の子会社ですが、今回はちょっと違う気がします。河北の記事から派遣会社に関する部分だけ書き写します。

 宮城テレビ放送によると、容疑者は青葉区の映像製作会社「テレモアドットコム」から派遣された契約社員で、3月から主に県警担当記者として勤務していた。7月19日は宮城県松島町で同月にあった殺人事件の取材を終え、退社後だったとみられる。

(※制作でなく製作なのは原文ママ。この容疑者の逮捕容疑は7月19日の夜に路上で女子大生に抱き付いて胸を触ったというもの。)
表記の会社をググってwebサイトを見ると、『弊社派遣社員の逮捕について』というpdfのリンクもあります(3段落5行の短い文章です)。確かに映像制作を手掛ける会社のようです。制作実績には幅広い分野からの依頼があることが示されており、会社概要に株主に関する記載はありませんが単純に宮城テレビ放送の子会社ではない独立した映像制作会社なんじゃないかと思います。最後まで読むと人材派遣に関する項目があり派遣業者でもあることがわかります。教育訓練に関する事項なんて書いてあるからちゃんと指導したうえでミヤギテレビに派遣したのでしょうし、県警担当記者ってことはニュースの画面に出たこともあるんじゃないのかなと思うのだけど、それでもこのようなことになってしまうことがあるのですね。犯罪の取材から帰る道すがら自らが犯罪を犯しちゃおかしいとしか言えない。
ミヤギテレビのサイトは見にくい。これが見やすいと思う人も多いからこうしたのだろうけど、私には合わないな。個人の感想です。これは私個人のブログですからね。それで、ミヤギテレビのサイトには『当社報道制作局への派遣社員の逮捕について』というpdfファイルへのリンクがあったはずなんだけど、見つからない。どうやらリンク切れになっているようだ。ちなみにこんなURLでした。
ttps://www.mmt-tv.co.jp/data/pdf/top/notice/rd0t7t0wie7sz2dik6f1igt9b281ks.pdf
このファイル名はどういう由来で付けたのだろう。そんなところが気になってしまう私です。

強制わいせつといえば、8月26日(木)付の河北新報朝刊には、県内版に裁判の記事が出ています。「劇団ニホンジンプロジェクト」元メンバーで強制わいせつ致傷などの罪に問われた被告の初公判が25日に行われたのだそうです。こういうのは裁判員裁判なのですね。罪状は2016年8月までさかのぼるのか。計2件の強制わいせつ致傷事件を起こしたとされるって記事に書いてあります。2020年5月に東北大の女子寮に侵入したという容疑もあるようです。記事では『被告は「わいせつ目的ではなかった」などと起訴内容を一部否認した』とあるのだけど、どの事件のことを指しているのだろう。
彼が捕まった時の拙blogに貼ってあった逮捕の記事のリンクは切れていた。私は逮捕のことよりもこれが報じられるや否や彼らの楽曲を番組エンディングテーマから外した某放送局を皮肉ったり彼らの楽曲をイメージソングとして流している杜の都信用金庫の心配をしていたのでした。杜の都信用金庫は今でも同じ楽曲をCMで流していますが、CMで表示されるアーティスト名の表示が「株式会社劇団ニホンジンプロジェクト」から「さくま」に変更されています。佐久間さんは実際にニホンジンで作詞作曲を担当されていた方です。
wikipediaを見ていたら、佐久間さんは「おうちでTBC夏まつり2021」や「ぼんやり~ぬpresents第2回萬みきお心の音楽」に出場されたユーチューバー・MELOGAPPA(メロガッパ)のメンバーなんだそうですね。MELOGAPPAは2人組ですが、もう一人は解散した在仙のアイドルグループ・ぜんりょくボーイズのメンバーだった方なんだそうで。「萬みきお心の音楽」では歌詞が「伊達みきお」と「富澤たけし」だけでできている曲を披露し、それがなかなか良い曲で感心した覚えがあります。

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