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もう少し6月16日の話を続けます。
「ラジオ番組表」2021春号レビュー - みむめもーどのコメント欄にいただいた2件のコメントですが、ここに移動させます。
(※2通ともtozu02さんがノーマルはてなスターを付けているのですが、これではてなスターは消えることになるのかな。私ははてなスターの意義や用法がよくわかっていないので、何か都合の悪いことがあったらご教示いただけるとありがたいです。)

tozu02  2021-06-16 17:07:12

全国の民放AMラジオ47局のうち「44局が」2028年秋までに FM局となることを目指すと発表した。(北海道・秋田を除く)
https://www.oricon.co.jp/news/2196726/full/

コスト上7年後までに全道へのFMアンテナ設置やradikoが安定して聴ける全道光回線&5G化が無理なHBCSTVラジオが現状厳しいのは致し方ないとしてもABSはなぜ?
44局のAM閉局は各局の判断に任せるとの事です

朝塩 2021-06-16 17:46:01

44局の件。
共同通信配信の記事によれば、「放送対象地域が広くFM波でのカバーが難しい北海道の2局(北海道放送STVラジオ)と秋田放送はFM転換を見送る」とのことです。

共同通信の記事のリンクはこちらになると思います。
https://nordot.app/777437114969964544
こんなドメインだったっけ?


民放連のサイトには載ってないのね。有志が独自に発表したというていなのだろうか。
秋田魁新報のサイトで検索してみたら、なんとORICON NEWSの配信記事。なぜ秋田放送だけという独自取材はしないのか。秋田県だけがFM波でカバーするのが無理だという主張は額面通り受け取ってよいものかどうか。県人口の90%をカバーできれば他は聞こえなくても切り捨てて構わないことになる見込みなのだから、県人口が100万人を切った秋田県であれば9万人ほどは聞けなくても構わないことになる。エフエム秋田が聞こえない範囲の人口を集めると9万人ぐらいになるのだろうか。秋田の隣県のいわt(ry.


マスコミ研究会日刊合同通信のヘッドラインはバックナンバーのページに移されると少しだけ詳しくなります。
マスコミ研究会 > 日刊合同通信 > バックナンバー
関連しそうな部分を抜き出しておきます。

2021年6月16日(水)―6月15日発行  第66巻 第15919号

・入江氏「大枠ロードマップ示しキックオフ」
全47局中44社2028年秋迄にFM転換
在京3社は早ければ28年再免時AM停波目標
総務省停波実験参加意向21社・親局含む7社
ワイドFM連絡会、「民放AMラジオのFM転換」会見
北海道2社広大エリア難問・秋田は固有の課題
TQLはFM聴取基準に2~3年前最終判断
FM中継局新設時はV―Low使用帯域候補に
NHKと共に歩む・ラジコ強靭化しアピール
既存FM調整・対応端末普及へ早速動き出す

 (中略)
 
・「AMのFM転換は聴取者理解が最も重要」
武田総務相、先行停波実証実験通じ課題検証

 (後略)

2021年6月17日(木)―6月16日発行  第66巻 第15920号

「放送の現状と課題(論点整理素案)」まとめ
視聴変化・動画進展・広告主ネットシフト
信頼性・民主主義基盤など放送の意義再整理
公共放送の在り方・ローカル局基盤強化急務
自民党情通戦略調査会、放送法改正小委提言
 
三村社長「役員体制は少数精鋭ハイブリッド型」
若返り化進捗・人材育成観点HR戦略打出し
FM転換課題山積・全分野視野・実験参加せず
TBSラ会見、5月タ119・7・ス91・1%など

 (後略)

2021年6月18日(金)―6月17日発行  第66巻 第15921号

(一部抜粋)
 
2028年秋FM転換へ・停波実験参加
南海放送、12局94%カバー・第二ワンセグ
産業用ドローンスクール開校・撮影技術も
8・8万~22万円・DJI資格取得へ

DJIというのはドローンのメーカーだそうです。
南海放送『ドローンスクール』開校について | プレスリリース | RNB 南海放送
南海放送はもちろんFM放送局になることを目指します。
2028 AMからFMへ 南海放送は 全国の民放ラジオ43局とともに2028年秋までにFM局になることを目指します | プレスリリース | RNB 南海放送


私のこの話題に関する感想として、拙blogがはてなダイアリーにあった頃に書いた物を再掲します。誰か裏で筋書きを描いた人がいて、その通りにつつがなく進行している途中というのが現状だと思います。その筋書きは震災に乗じて書かれたものなのか、それ以前からこつこつと編み込んでいた人がいたのか。