何だかコメント欄にTBCラジオの詳細なレポートが連日寄せられているので、私は安心して別のことを書いているのですが(近日アップします)、気になる訃報がまとめて入ってきたので簡単に触れておこうと思います。
新コロ(あまり言いたくないのであるラジオ番組で使われていた隠語をしばらく使います)の影響は私の楽観的な予想に反してますます悪化しているわけですが、感染しても発症しない人もいるというのに、いざ発症すると志村けんさんもそうでしたが肺炎で入院と報じられてから亡くなるまでが早いなという印象を持ちます。取締役というと偉い人で役員室に居る人というイメージを持つのですが、この方は編成・制作担当でまだ60歳ということは制作現場にも出ている方なのでしょうかね。痛ましいことだと思います。
テレビドラマの収録が中断して新ドラマの放送開始が遅れる事例が続出していますが、それは予防のためであり、本当に感染者が見つかれば中断どころか中止になることも考えられるのでしょうね。大阪の毎日放送ではなく福岡のRKB毎日放送では、こちらでも「ゴリパラ見聞録」(テレビ西日本制作)でおなじみのタレント『ゴリけん』さんが感染したことが確認されたためにテレビの午後ワイドがしばらく放送休止になっています。RKBのサイトでは放送会館に関係者以外立ち入り禁止などのお知らせが出ていますし、テレビ西日本のサイトには収録に立ち会ったスタッフを全員自宅待機にしたことが書かれています。
敢えて日刊スポーツの死亡記事ではなくニッポン放送の書き起こしサイトに載っていた松本秀夫さんの思い出の記事をリンクします。
私の思い出の中にある関根さんはヤクルトの監督であり、フジテレビ・ニッポン放送の解説者としての姿にですね。広澤さんとか池山さんがいたころのヤクルト、強くはなかったけどなんか楽しかったなぁと思いだします。関根さんの後任にノムさんが就いてヤクルトは強くなっていくことになります。リンク先にも写真が出ていますが深澤弘アナと関根さんのコンビは「ニッポン放送ショウアップナイター」の代名詞のようなものでした。
ここ数年解説から遠ざかっているなと気になってはいましたが、老衰で93歳の大往生だそうで、そんな年齢になっていたんだなというところに驚くのでした。そして近鉄で投手、巨人で野手という経歴にまた驚き、第一次長嶋政権のヘッドコーチだったと知ってだから長嶋さんに詳しかったのかと思ったり。長い間お疲れさまでした。
私が日々追っかけているやんごとなきお方のツイートを眺めていたらワッキー貝山さんのツイートに言及されていまして、小畑次郎さんの訃報を知りました。
私は演劇を見に行ったりとかしないのでそのお姿は仙台放送で放送された仙台市政広報番組「仙台まち劇場」の紙芝居のおじいさん役しか知らないのですが、TBCラジオでは長く続いている創価学会のラジオドラマ風CM「三丁目商店街劇場」のご隠居さんとして耳なじみの方でした。
リンク先のブログを見ると長い闘病生活だったようで、気管切開もされるなどさぞ辛かったろうと思います。とりあえずはあの世でゆっくりされてください。
拙blogのはてなダイアリー時代の記述を紐解いてみると、「三丁目商店街劇場」は2005年4月にTBCラジオ交通安全キャンペーンとして始まったみたいです。当初は毎週新作を作っていました。2009年に隔週更新になったようです。震災直後はさすがに休みましたが、2011年6月から震災から立ち上がるメッセージとして再開され現在に至ります。番組ホームページ作ったらいいのにと何度か書いているのですが、そういったものはTBCラジオのサイトにも創価学会のサイトにも無く、もったいないなぁと思っています。15年も続けているとそれだけで財産ですからね。ただCMとして流して終わりでは無くて何か活用の手立てはないものかと思うことがあります。この際なのでご隠居の登場シーンを振り返る特別番組とか作りませんか?