チャンネルを変えさせない

「グランメゾン東京」最終回スペシャルの真裏に「ポツンと一軒家」年末スペシャルがありました。
私の父は「グランメゾン東京」にはまり、三ツ星が取れるのかどうか、ぜひ最終回を見たいと思っていたのでした。
しかし父は夕方にたまたま「開運なんでも鑑定団」の再放送(宮城県ではテレ朝系列の東日本放送がネットしている)を見ていたため、そのまま「スーパーJチャンネル」を見、「ナニコレ珍百景」を見てしまいました。父はさんまさんが嫌いなので「ご長寿クイズ」を見ることはありません。
ナニコレ珍百景」は「ポツンと一軒家」がスタートしてから、なんとなく地方というか大自然の中というかポツンとした感じの珍百景を取り上げる機会が増えたような気がします。今週は年間グランプリを選ぶ内容だったのですが、おもしろ動物とかに交じって、離島で漂着するゴミを拾い美化活動をし続ける家族とか、スクールバスを降りてから山中の道なき道を転びながら登って帰宅し戦前のような生活を続ける家族とか、ポツンと一軒家ぽい感じの家族が紹介されたり、その生活に私はいちいち驚くのでした。
ナニコレ珍百景」からCM無しで「ポツンと一軒家」になります。今回は一度訪れたところを再訪するという内容だったのですが、私は見ていない物ばかりだったので私はいちいち感心しながら見ているわけですが、そのうち時刻は9時を回ります。ついつい見入ってしまう内容なので父は9時を過ぎたことに気づかず「ポツンと一軒家」を見続けることになりました。
「ポツンと一軒家」が終わると、「ポツンと一軒家」のオープニングみたいな映像が流れてきました。しかしこれは「ポツンと一軒家」ではありません。「ノブナカなんなん?」という特番です。オープニングVTRが終わると「チャンネル変えないで~」と懇願する千鳥のノブさん。ここで父は「ポツンと一軒家」が終わっていたことに気づきました。しかし、こちらの番組で取り上げられる人たちがまさに「この人何なん?」と思わざるを得ない人たちばかりだったので、そのまま見てしまいました。かくして「グランメゾン東京」は終わっていきました。


番組と番組の間にCMを入れると、そのわずかな隙間にでも一瞬でリモコンのボタンを押してチャンネルを変えられてしまいます。その対策として、番組と番組の間にCMを入れない。ただ、前後の番組で明らかに感じが違っていれば番組が違ったことに気が付きチャンネルを変えられてしまうかもしれない。その対策なのかな、テレ朝でなくても、TBSでも木曜夜の「プレバト!」と「モニタリング」の間もCM無しでつながっているのですが、「モニタリング」の最初のネタのナレーション担当が「プレバト!」のナレーション担当でもある銀河万丈さんであることが多いような気がします。先週はそうではなかったのですが。
この策が私の父にはバッチリはまっていて、木曜の夜は7時から10時まで、「THE夜会」のゲストによっては11時までチャンネルが1chから動くことはありません(宮城県ではTBS系局は6chではなく1chです)。そのため「ゴチになります」を見ることがなくなりました。今年のゴチはケンティーと桃白白のセクシーコンビがクビになったんですね。日テレとしてはファミリーで見てもらうためにヤングな出演者が欲しいのでしょうが若い人にこのゲームは向かないのではという気がします。


あっ、桃白白といえば今夜はレコード大賞がありました。どうせ48とか46とかで大したことは無いのだろうと思って父に「昨日の「グランメゾン東京」の最終回の録画を観ない?」と言ったら「なぬや、昨日見ねがったのが」と驚かれてしまいました。
無事三ツ星を獲得した「グランメゾン東京」を見終え、レコード大賞を途中から見ました。父に「安住紳一郎の隣の女の人、誰?」と聞かれて「土屋太鳳だお」と返事をすると驚かれてしまいました。いつもの太鳳ちゃんと似つかぬ格好だったから一瞬別人に見えても仕方がないかな。
本来ならば驚くべきポイントはレコード大賞乃木坂46ではなくFoorinの「パプリカ」だということなのでしょうが。史上初の小学生の大賞受賞者となったわけですから。


夏ドラマの前半の感想は書いたものの、後半の感想を書かないうちに秋ドラマも終わってしまい、明日で今年も終わりです。ドラマの感想は何処に書こうか…。