河北新報「2019新春トップインタビュー」より

河北新報では今年も1月3日から5日の朝刊に、地元企業のトップや大手企業の仙台支社長のインタビューが掲載されました。全文は2月28日まで河北新報のwebサイトから読むことができます。
その中には在仙民放4社の社長のインタビューもありますので私が興味を持ったところをかいつまんで取り上げます。

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第2回「東北・みやぎ復興マラソン」。第1回の反省も踏まえ帰りのアクセスなど運営面でかなりの改善を加え、ランナーの方々にはご満足いただけたのでは。
(2018年の各地での災害を踏まえて、気象情報の伝え方について)細分化した情報をどう提供していくか、さらに研究していかなければならない。
「キュリオス」は4月19日から。ぜひ。

新社屋は昨年7月着工、2020年1月完成予定。
北海道の地震ではテレビのクルーとは別にラジオのスタッフを応援に送り込んた。震災を経験しラジオの大切さを知っていたからこそのこと。
開局は1952年だがそれはラジオのこと。テレビは1959年開局。60周年キャンペーンのキャッチフレーズはRe:NEW!(リニュー)。還暦からの再スタートと社屋の更新が掛けてある。企画は現在練っているところ。

「突撃!ナマイキTV」が好評。
放送外事業に目を向けていかなければ。催事収入は今年度は昨年の2倍ほどに。SNSで人気を集めている仮想ライブ空間とコラボしたイベントを開催するなど、新たなジャンルにも挑戦した。
新社屋(今年9月着工)。劇場空間としても使える多目的ホールを1階に設けることにした。視聴者にも開放したい。新社屋を使って何か新しいビジネスができないか、社員にアイデアを募っている。

昨年も視聴率三冠。羽生選手の金メダルパレードでは地上波の中継とは別に共同制作の車載カメラを独自にネットライブ配信し、97の国と地域、11万回以上のアクセスがあった。
昨年起きた災害の各被災地に応援取材の記者やカメラマンを派遣した。その経験を今後にどう生かすか大きな教訓を得た。
今年はテレビの原点に立ち返る年。報道機関として速やかに正確な情報を出し、災害時には被災者を元気付け、寄り添うことができるマスメディアでなければならない。


ミヤギテレビに関連する「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」を運営するACM社の社長のインタビューも載っていて、2018年10月に仙台駅東口に念願だったアンパンマンの石像が設置された、地域に溶け込んでおり嬉しい、という話です。
東日本放送のインタビューで気になったのは、自社番組に力を入れていることについて尋ねられナマイキTVについて答えるくだりで『夕方帯にもあってベルト態勢は大変ですが』と答え始めているところ。このインタビューは「夕方LIVE!キニナル」の打ち切りが決定する前に行われたのだろうか?
東日本放送に関して仮想ライブ空間がなんたらというのはたぶんこの番組のこと。もしかしたらこの催しでの企画かもしれない。