なくなるものあれこれ

ここ数日のニュースからいくつか。

ラジオNIKKEI、10月から 6MHz中心の放送に

http://www.radionikkei.jp/news/denpa.html
私も短波ラジオで聴いたことはあるのですが、何度もベッドから床に落っことして壊してしまいそれから短波ラジオは買ったことは無く、今やラジオNIKKEIはパソコン(radiko)でしか聴いていません。だから文句は言えないのですが、こうやってきちんと理由を説明されたうえで発表されると、短波ラジオ離れが起きている現状を認めざるを得ず私もそれに加担してしまった一人であることに罪の意識すら覚えてしまいます。
ラジオたんぱは第一、第二それぞれ3MHz,6MHz,9MHz帯に電波を持っていて第一の3.925MHzについては千葉の主送信所だけでなく根室の送信所からも出しているわけで、7つの電波を操っていることになります。それが経営上大変だというのはそりゃそうだわなというお話です。
1年がかりで『どの地域が、どの季節の、どの時間帯に、どの周波数が聴こえやすいかのデータ』を集めた上での結論ですからたぶんこれが短波ラジオで受信するのに最適なのでしょう。
10月からラテ欄ラジオNIKKEIの周波数が3.925から6.055に変わるんだね。RN2では夜7時に6.115から3.945に変わりますというアナウンスが流れるようになるのでしょうね、ってこれは今でも流れてるのか。一方、夕方5時に9.760の放送が終了しますというアナウンスはなくなるのですね。

IBC前沢ラジオ局廃止について

IBC岩手放送|IBC前沢ラジオ局廃止について
岩手放送はFM補完放送の中継局を積極的に建てているAMラジオ局のひとつです。お知らせのページにある説明によると、主送信所が盛岡市から現在地の矢巾町に移転し1kWから5kWに増力された時点で前沢中継局の範囲はすべて主送信所の範囲に含まれていたのだということです。そしてFM補完放送の盛岡局、一関局も聞こえるからもう大丈夫。前沢中継局は設備を更新せず9月末で廃止することにしたということです。62年間お疲れさまでした。
AMラジオ中継局の廃止は2016年2月の北日本放送高岡中継局以来のこととなりますが、今年は11月に民放テレビ・ラジオ局の免許一斉更新を控えているので、これからも中継局の廃止の発表が出てくるかもしれません。

東北放送、新社屋着工

<東北放送>新社屋建設へ 工事の安全祈願 景観に配慮、災害時など事業継続へ専用発電機も | 河北新報オンラインニュース
7月2日に新社屋建設の安全祈願祭が催されたそうです。2020年1月末完成、同年9月利用開始の予定だそうです。

 2棟ある現社屋のうち、1963年に完成したAサイトに替わる施設となる。新社屋の建設後、Aサイトは解体する予定。番組やCMを切り替える設備などがあるBサイトについては存続する見通し。

という流れはNHK仙台の錦町の前放送会館ができた時と同じですね。

東北放送株式会社からもプレスリリースが出ています。
http://www.tbc-sendai.co.jp/07whats/press/20180702.pdf
「外観イメージ」の図を見ると、道路沿いギリギリに新社屋が建つようで、ウォッチン田んぼとかもある広い前庭がそっくりそのまま新社屋の建設地になってしまうように見えます。もちろん新局舎が運用を開始したら旧局舎(A-site)は取り壊すわけですから、さらなる新局舎を建てるのか駐車場にするのか広場にするのか分かりませんが、広場になれば「TBCさくらまつり」が復活できるんだけどなぁ。このご時世放送局の敷地に一般人を自由に入れたりはもうできないんだろうな。NHK仙台の新局舎のように正面玄関とかは自由に入れるスペースになるようだけど。

余談ですが、今年の「TBC夏まつり」は勾当台公園が7月21-22の2日間、菖蒲田浜海水浴場は別日程で7月28日の夕方開催(終了後花火大会)。勾当台のほうはTBCラジオでレギュラーを持っている人たちはX-GUN爆笑コメディアンズを除いて出演決定(爆コメは半袖さんに出場を懸けたハードルが設けられているため、秀作さんしか出ないかもしれない?)。callmeスパガは日程が重なっているアイドルイベント「関ケ原歌姫合戦」を21だけの出演にして22は「TBC夏まつり」に来てくれます(去年はこれのためにスパガは幸愛ちゃんだけ仙台で他のメンバーは関ケ原でした)。そして、今年も「サンドのぼんやり〜ぬラジオ」があります。21日の22:00-23:30。すでに番組のラジオCMが流れています。今年もあってよかった。