番組表をもらいに行く 2021春

4月27日は例のものの発売日だったのですが、仕事を終え帰宅する前に寄り道をして東北放送分室とNHK仙台放送局にラジオのタイムテーブルをもらいに行ってきました。
東北放送分室に行くのは2年ぶり2回目になるようです。
ラジオ番組表が変わった - みむめもーど
2年前は手に入れることができず帰って来たのでした。あれから2年経っていたとは時の流れが速いなと自分でも驚きです。今回は冷静に考えると3人目の新コロ陽性者が出たところで部外者が気軽に立ち寄るべき場合ではなかったのかもしれません。
一部の人間が取り壊されてほしいと願っている黒ビルの2階に上り、東北放送分室のエントランスに足を踏み入れます。多数のチラシ類が並んでいるのですが、ラジオのタイムテーブルは無いようです。しばしキョロキョロしていると親切な方が足を止めてくださりました。そこで「ラジオのタイムテーブルがありましたら…」と伝えるとオフィスから持ってきてくださいました。ありがたくいただきました。
一方、NHK仙台放送局は入り口に足で踏むと消毒が出てくるやつが置いてあり、両手に振りかけて中に入ろうとすると警備員さんに体温測定のカメラに立つよう促されます。中に入って周囲を見渡すと、こちらもチラシ類が多数置いてあるのですがタイムテーブルは無いようです。受付で「ラジオのタイムテーブルがありましたら…」と伝えると仙台局のものならありますというので「それでいいです」と答え、しまった、それがいいです、と言うべきだったと思ったり。すると意外なことを言われました。「コピーしてまいります。」
NHK経営情報のサイトでダウンロードできる「国内放送番組編成計画 別表」の放送番組時刻表と同じ体裁のA3判の紙を2枚、ラジオ第一とFM放送の番組表をいただきました。ありがたいことにNHK仙台放送局の封筒までいただきまして、封筒に入れて局舎を後にしました。
エフエム仙台には今回は立ち寄りませんでした。理由はあとで述べます。Radio3にも寄ろうかどうか悩んだのですが今回は寄らずに帰宅しました。

さて、NHK仙台の番組表ですが、放送番組時刻表でローカル差し替えの部分が着色されていて、私にはかえってこのほうがありがたい。平日日中のローカルニュース枠は仙台局単独のローカル枠、朝や夜や土日は東北ブロック枠と色を変えてあるのが特にありがたい。あぁそういう仕組みになっているのだなと一目でわかるようになっています。「宮城100%井戸端ラジオ」ではなくなった「ゴジだっちゃ!」については特に『(月~水)仙台・盛岡・福島ブロック/(木・金)仙台・盛岡ブロック』と岩手、福島にネットされていることが赤字で書かれています。
FMではローカル差し替えは朝、昼、夕方のニュースぐらいなもので、ほかには木曜の早朝に「民謡をどうぞ」の再放送。これは25分番組なので差し替えの残り5分で「音楽」という番組が入っていることがわかります。3月まであったもう一つの差し替え枠「MONKEY MUSIC」もとい「オンバク」があった辺りは「夜のプレイリスト」の再放送になっていて、替わりの新番組は作られなかったことがわかります。
元が放送番組時刻表なのでパーソナリティの名前は入っていないものなのですが、春の新番組が書かれたチラシを1枚もらってきました。オモテ面にはこの春赴任された岩野吉樹アナら総合テレビのローカル番組の出演者の写真が一杯。ウラ面をみると下のほうに「ゴジだっちゃ!」の杉尾アナと5人の女性パートナー、佐藤ジュンコさんのおもしろイラストが載っています。「民謡をどうぞ」の六華亭遊花師匠の写真もあります。私にはこれで充分です。

TBCラジオの番組表はといいますと、岸壁を歩くアベックの絵に小さい字で「こころに 輝く 希望の ひかり」。ウラ面をみるとちゃんとした画家の方に委嘱して描いてもらったものであるとわかります。
A4判を横長に2枚つなげた長さ、A2判を横長になるように切ったものと言ったほうがよいかな、それを観音開きとなるように4つ折りにした判型です。開きますと左側には楽天イーグルスの選手たちの写真。今期のプロ野球中継を宣伝するだけではなく主力選手の見どころ、紹介が書かれています。一方右側には東北放送坂本サトルさんに委嘱して制作した復興応援ソング『10年後の僕ら』について紹介されています。webサイトの復興応援ソングプロジェクトのページへリンクするQRコードもついています。
観音開きにするとラジオのタイムテーブルが出てきます。基本的にはwebサイトからダウンロードできる末尾がspr.pdfのファイルと同じですが、レコメン!木曜担当の桐山さんと中間さん、金曜担当の相葉さん、土曜のオールナイトニッポンサタデースペシャルを担当しているSixTONESの皆さん、要するにジャニーズタレントの写真がwebでは消えていますが紙のタイムテーブルには印刷されています。web上に写真を載せてはいけないジャニーズ規制ってまだ続いているのですかね。
ところで、拙blogコメント欄には書いていたのですが、この春TBCラジオのwebサイトでは改編前の3月26日に末尾がspr2.pdfであるファイルがタイムテーブル(番組面)としてアップされました。今年は仕事が早いなと感心しました。
末尾がspr2なのは、番組面だけではなく読み物の記事の部分もアップされていたことがあったのでした。そこでspr2と書いてあるのの2を1に変えてみたら「Not Found」。あれっ違った。じゃ数字なしのsprにしてみたら、番組面が出てきたのです。spr2でもsprでも同じものが出てくるのか。と思ったら何か違和感がある。よくよく見比べてみたら、spr2のファイルにはなくsprのファイルのほうにだけあるものがあったのです。それが「鎧坂文菜」という名前でした。つまり、当初発表されたspr2のファイルには「Goodモーニング」のアシスタントの女性アナウンサーの名前が載っていなかったのです。
3月26日現在で鎧坂さんは報道部の記者でありアナウンサーではありません。その名前が含まれたファイルを公表すべきではないと判断してとりあえずはその部分を伏せた別のファイルを公表したのではないかと推測します。
他局ですが、私の大好きな某女優さんが新コロに感染したのにその事実が隠蔽されていたという疑惑が浮上しました。その後このことを報じた憶測記事で、感染の事実を公表すると彼女の行動について問われることになりこの春からドラマに主演するという事実を嗅ぎつけられてしまう、新ドラマの発表は厳しく期日を管理されなければならない機密事項なのだということが述べられていました。
たぶん東北放送株式会社的に何月何日までは公表したくない改編情報というのがいくつもあるのでしょうね。令和は忖度が美徳とされる社会ですから局の意向を忖度して深く追及しないべきなのかもしれません。知りすぎると消されるのは古い映画の中だけにしてほしいものだと思うのですが、秘密にしておきたいことをしつこく聞いてくる奴は嫌だと思うのは私も一緒です。そんなことを今回の改編で思いました。
拙blogコメント欄でも指摘されているように改編が完了した4月12日の週になってからダウンロードのリンクがspr2からsprにしれっと変更されました。いまではspr2のリンクは「Not Found」になります。

最初のほうでちらっと書きましたが、今回はエフエム仙台のタイムテーブルはもらいに行きませんでした。というのもDate fmのサイトでタイムテーブルのpdfでのリンクがある「タイムテーブルの配布場所」のページを見るとこんなことが書いてあるのです。

タイムテーブルの配布場所について

Date fmでは紙のタイムテーブルを廃止しました。WEB、スマートフォンサイトでご覧ください。

(pdf) 2021.4月~2021.6月表
(pdf) 2021.4月~2021.6月裏

簡易タイムテーブル郵送ご希望の方は、120円切手を同封の上「タイムテーブル」係までお送りください。

ここまで切り詰めなければならなくなったのか、と思いつつ紙のタイムテーブルは無いけど簡易タイムテーブルならあるってどういうことだろうと思ったり。リンク先をクリックすると、オモテ面はこれまで通りのタイムテーブルが出てきます。昨秋は10月から3月の半年分に広がっていたのが今春は4月から6月の3か月分になって、この点は良かったなと思います。でウラ面のリンクをクリックすると…
『男女20~49歳が聴いているのはDate fm。』
カバーガールの七井響ちゃんの絵が無くなって白黒のチラシ。左上は可聴範囲や会社概要などの「MEDIA GUIDE」、左下は新番組「SESSION!」の紹介、右下は一見既存の番組紹介に見えるのだけど「各番組への提供やタイアップなどご相談ください!」とタイトルが付けられており、番組スポンサーを公募しているようです。
それで右上ですよ。『男女20~49歳が聴いているのはDate fm。』如何に我が局が圧倒的な高聴取率かということが時間帯別聴取率の折れ線グラフと占拠率の円グラフで示されています。およそ東北放送(実名を出している)の3倍。まぁ事実なんだろうから事実は事実として承りましょうよ。TBCラジオを聴いているのはお年寄りだけなのだから49歳以下ならDate fmが圧倒的なんでしょうよ。しかし、文末に小さい字で
「2017年6月5日~6月11日 ビデオリサーチ調査」。
データが古過ぎる! いつ調べたところでうちが圧倒的だという自負があるのか過去の栄光にすがっているのか分からないけど、こういうのは昨年度ぐらいの直近のデータを上げるべきではないのだろうか。少なくとも調査当時と今とでは午後ワイドが「J-SIDE STATION」から「RAD~Radio All Day~」にガラッと変わっているわけだし。4年前は良かったかもしれないけど今はどうなんだよって言わざるを得ません。2017年4月は午前ワイド「Morning Brush」と夕方ワイド「SOUND GENIC」がスタートした時期だそうで、その時に聴取率が良かったのだから今も良いんだという理屈は言えるのかもしれないのですが。聴取率調査って今はもうやってないのかなぁ。TBSラジオみたいにradikoのデータで判断しますっていう会社もあるようだし。
愚痴が過ぎました。
TBCラジオDate fmの大きな違いに提供スポンサーの記述の有無があります。東北放送だって大昔は番組表にスポンサー名が入っていたのですが今は入れていません。Date fmには入っています。TBCラジオを聴いていると耳にしない会社名がいくつも載っていてこんなにスポンサーが多いのかと驚かされます。「旬!SHUN!ピックアップ」やその系統の番組は「(各社)」と書いてあります。「Piyo Piyo Radio」にはスポンサー名が入っていません。「サンデークラシックス」のスポンサーが変わったんだなぁなんて思いつつ日曜日の欄を眺めていると
青木源太足立梨花 Sunday Collection (内閣府)」
なぬ~っ? (たぶん4月25日付のエントリに続きます、たぶん。)

ここ半年の放送免許の継承と閉局 2021春

4月27日なのでブログを更新しなければならないのですが全然進んでおりませんで。
東北放送エフエム仙台の2021年4月改編については4月24-25日付のところと4月28日付のところに書くつもりです。
ここには前日4月26日付に上げたものの続きを上げます。

免許の継承と閉局

今期は分社化とか経営悪化に伴う経営移譲とか、それぞれの事情で放送局の免許が移動した事例がいくつかあります。まずはプレスリリースのあるものから。

  • 2021年3月10日
    • 株式会社毎日放送の中波放送局等の免許承継

これは近畿総合通信局ではなく総務省の本省のサイトで発表されています。

 総務省は、毎日放送ラジオ分割準備株式会社(代表取締役 浜田 尊弘)から無線局免許承継申請のあった、株式会社毎日放送代表取締役社長 三村 景一)所属の中波放送、超短波放送による補完放送を行う特定地上基幹放送局の免許人の地位の承継について、本日、許可いたしました。

株式会社毎日放送の会社分割に伴うもので、毎日放送ラジオ分割準備株式会社なる会社は4月1日付で「株式会社MBSラジオ」に商号変更しました。具体的に継承された無線局は、『中波放送局 : 親局1局、中継局1局、超短波放送局(FM補完中継局) : 親局の主たる補完中継局1局』。
プレスリリースには出ていないのですが、これまでの毎日放送コールサインJOORは「株式会社MBSラジオ」が継承し、テレビ専業となった「株式会社毎日放送」は新たにJOOY-DTVというコールサインを取得しました。

信越総合通信局(局長 杉野 勲)は、上越ケーブルビジョン株式会社(代表取締役社長 齋藤 俊幸)から無線局免許承継申請のあった、エフエム上越株式会社(代表取締役 熊田 唯志)所属のコミュニティFM放送局等の無線局の免許人の地位の承継について、本日、許可しました。

具体的には『特定地上基幹放送局(コミュニティ放送) 1局、陸上移動局 2局』が4月1日付で継承されました。
上越ケーブルビジョン(JCV)は1984年12月設立の新潟県上越市妙高市を事業エリアとするケーブルテレビ事業者で、2015年12月開局のFMみょうこうを運営しています。FMじょうえつ(FM-J)のwebサイトで会社概要をクリックしても、FMみょうこうのwebサイトで会社概要をクリックしても、いずれもJCVの会社概要のページに飛びます。このことから1社で2局を運営していることがわかります。しかし2局の番組表を見るとワイド番組は別々に作られているようで、共通で放送される自社番組もあるのですが別時間帯に放送されているようです。しかし、ググってみつけた新潟日報の記事によると、『JCV側は将来的にFMみょうこうと周波数を統合し、同一内容の放送を行うことも検討するとしている』と言います。
上越市、エフエム上越を無償譲渡 4月JCVに 赤字経営続き | 地域 | 新潟県内のニュース | 新潟日報モア
この記事によると、エフエム上越上越市第三セクターで累積赤字がかさんでいたので、上越市としてはJCVに無償で引き取ってもらいたかったようで、第三セクターが運営するよりケーブルテレビ会社が運営したほうが市民にとっていいんじゃないぐらいに思っているようです。
ちなみに上越市妙高市は隣町で人口規模は圧倒的に上越市のほうが上です。JCVは長岡市NCT三重県鈴鹿市ケーブルネット鈴鹿三重県四日市市のCTYと経営統合し共同持株会社CCJの傘下にあります。CTYは2017年にコミュニティFMのエフエムよっかいち(PORT WAVE)を吸収合併しCTY-FMとしています。ケーブルネット鈴鹿鈴鹿ヴォイスFMに出資しているようです(出資割合は不明ですが大株主ではなさそうです)。NCTとFMながおか(長岡移動電話システム)は互いに独立した関係だと思われます。ケーブルテレビ会社とコミュニティFM会社の関係は町によってそれぞれです。

ここからは地方総合通信局からのプレスリリースがないものになります。

  • ナナコライブリーエフエム

埼玉県の朝霞、志木、和光、新座の4市をエリアとするコミュニティFMは2007年4月に「すまいるエフエム」(朝霞市、76.7MHz、1W)として開局し、2018年1月にクローバーメディアに譲渡され志木市に移転し「クローバーラジオ」に改称、2018年6月に77.5MHz、10Wに周波数変更、増力して4市に電波が届くようになりました。しかし2020年7月に経営難から9月末での停波を発表しました。ところが『有難いことに、この地域のラジオ局を存続させるために、手を挙げて下さる企業様が現れました』として10月以降も電波は送出されています。その奇特な企業は朝霞市のリゾンという不動産会社で、「コミュニティシェアFM」という会社名になったということまでは拙blogでも以前取り上げました。
それからどうなったのかとWikipediaを見てみると、『ナナコライブリーエフエム(77.5 Lively FM)の愛称でコミュニティ放送をしている』といいます。『ホームページでは2020年10月20日を開局日としているが、放送免許はすまいるエフエムから引き継がれており無線局としては途切れず進んでいる。本社はリゾン本社内に置かれているが、志木市のスタジオと朝霞市の送信所はクローバーメディアのものを引き継いでいる。 』とのことです。経営権が継承されたものの放送の実際は変わっていないのかもしれません。具体的にいつから「ナナコライブリーエフエム」になったのかというのは諸説あり、ググると昨年12月に局名告知が「あさかエフエム」から「ナナコライブリーエフエム」になったという話もあれば今年4月にグランドオープンするという話もあります。よそ者の私が深く追及する必要は無いのですが、まぁこれまで通り放送が続いているようで何よりです。

  • エフエムせとうち

瀬戸内というと瀬戸内海を想像しますがそこではなくて、奄美大島の南端にある鹿児島県大島郡瀬戸内町に2012年4月にできたコミュニティFMです。webサイトは無くブログがあるのですが4年以上更新されていません。ブログに書いてある住所は町役場の住所になっています。この放送局が今年3月から総務省電波利用ホームページの無線局等情報検索にヒットしなくなったと一部で噂になっていることを知りました。
Wikipediaを見ると地元紙の奄美日日新聞の記事(3月13日付)のリンクがあるのですが、それによると

既存の放送局「エフエムせとうち」は2月末で廃局し、3月1日から放送を停止した。新規事業者による放送局は4月上旬、同町古仁屋の「せとうち海の駅」1階に開局する予定だ。

とのことです。
コミュニティーFM新設へ 瀬戸内町 | 南海日日新聞
記事によるとどうやら運営するNPO法人が町からの補助金頼みだったようで、かつて茨城県大子町でも指摘された“コミュニティFMは町営放送ではない”という点で問題があったのかと思われます。町が改めて放送局の運営事業者を募集した際(昨年10月28日のようです)これまでのNPO法人は応募せず、新たに手を挙げた別事業者が別の場所で開局を目指すこととなったため、「エフエムせとうち」は廃局ということになってしまったようです。電波を止めずに継承する手もあったとは思うのですが、町はいったん清算する道を選んだようです。新放送局は「国税庁法人番号公表サイト」に「一般社団法人せとうちラジオ放送 」という名称が4月7日に登録されているようです。所在地が「せとうち海の駅」のある場所なので間違いないでしょう。開局に向けた動きはググってみたけど見つからなかったです。

これはコミュニティFMではなくJFL、サッカーリーグではなく大都市圏の2局目の県域FM局に分類されるFM放送局です。「日刊合同通信」のヘッドラインで知ったのですが、地元紙の北海道新聞の記事(2月16日付)のリンクを貼っておきます。
北の達人、エフエム・ノースウエーブ買収 音声コンテンツ向けの広告配信強化:北海道新聞 どうしん電子版

北の達人は、ネット上で音声サービスの利用が増えていることに注目。効果的な音声広告を制作し、自社商品の売り上げ増につなげる。また自社商品などを扱うラジオ通販番組の制作も検討している。

「北の達人」というのは化粧品や健康食品をネット販売する会社だそうです。ラジオショッピングにはまだビジネスチャンスがあると意欲的な企業のようです。この買収を単に地方の放送局を手に入れたということではなく、radikoを使って自社ブランドを全国に届ける足掛かりを得たと考える考察もあるようです。参考までにリンクを貼っておきます。
”北の達人”のラジオ局買収から見る、メディア化するD2C企業|エルモ/Marketing Media Lab|note
ラジオショッピングは押し付け感が少ない、というのは誰のことだとは言いませんが日常会話の延長で商品の紹介ができそれをすんなりと聞けるのは納得ができます。
とりあえず4月1日付で社長交代が行われ、これまでの筆頭株主「えんれいしゃ」の社長さんだった方が降り、昨年3月に「北の達人」社に招き入れられた公認会計士の方が就かれたようです。

異業種の方が買収したと言えば、AMラジオ局の茨城放送。以前からFM補完放送の実施で「i-FM」という愛称を掲げていましたが、今年の4月1日より愛称を「LuckyFM」(ラッキーエフエム)に変更しました。URLもいつのまにかibs-radio.comからlucky-ibaraki.comに変わっていました。FM放送局であることを前面に押し出していくのかな。
この春の改編の目玉が「ダイバーシティニュース」(月~木21:00-21:55)というニュース番組で、日替わりのコメンテーターを招いてyoutubeで同時配信も行うのだそうですが、政治がテーマの毎週火曜日のお相手役は佐藤千晶さんなのだそうです(月曜:丸山裕理さん、水曜:瀧口友里奈さん、木曜:名越涼さん)。火曜日だけでも聞いて、いや観てみなければなりません。ううぅ「トリニクって何の肉!?」の真裏か。コメンテーターさんたちに茨城に来てもらうわけでは無く東京ラッキースタジオというところから配信するようなのですが、ググると麹町の日テレのすぐそばにあるその建物はグロービス経営大学院東京校が入っているビルだそうで。茨城放送のオーナーの本業である学校ですね。

ここ最近のFM局予備免許について 2021春

半年に一度の定例行事です。
自分なりにできる限り調べてはいますが誤りがあったり抜けているものがあったりしているかも知れません。最後に調べたのは4月23日です。

補助金交付 済み 決定

AMラジオ局のFM補完中継局の設置については「無線システム普及支援事業費等補助金(民放ラジオ難聴解消支援事業)」という制度があります。
2020年度の第2次の交付決定は昨年8月17日付で対象は小樽市福島県広野町三原市。そのうち交付決定のプレスリリースが出たのは福島県広野町(東北総合通信局)のみ、FM方式によるAMラジオ及びFMラジオの受信障害対策中継局を整備とのことです。交付割合は3分の2です。後で触れる福島県葛尾村のように福島のNHK第一ラジオ福島ふくしまFMの3波を再送信するのだと思います。
三原市についてはコミュニティFMの中継局の免許が下りた際にこの制度を利用したことが記されています。

 この中継局の開設に対し、総務省は、施設を整備する三原市(市長: 岡田 吉弘)に対し、令和2年度無線システム普及支援事業費等補助金(民放ラジオ難聴解消支援事業)として、25,588千円を交付する予定です。

本免許が出るというプレスリリースで補助金を交付する「予定です」ということは、補助金がもらえるのは交付決定の時ではなく開局した後なのですかね。
小樽市では市のwebサイトに市政情報番組の音声データと書き起こしテキストを3年分ぐらい保存しているのですね。FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」という番組の令和3年1月4日の放送内容から
・桂岡、張碓(この2地域は小樽市の東部)、オタモイ(小樽市の中心部からは北西方向)の三つで中継局をまさに今作っている最中で、新年度からはこの3局付近の方々にも電波でFMおたるを聞いていただけるようになるのではないか
・だいたい8000世帯くらい難聴世帯があるが、この中継局ができることによって、約5000世帯が解消される
ということだそうで、FMおたるの受信障害対策中継局を3局建設中であると思われます。ただし市議会の議事録(令和 2 年 3 月 9 日 総務常任委員会会議録)によると、小樽市の西部には地形的難聴が残る地域があるほか、FMおたる(76.3MHz、20W)は札幌市西区三角山放送局(76.2MHz、15W)と周波数が近接しているので小樽市の東端にある銭函などの地域では混信の恐れがあり、更なる中継局の整備はできなさそうで難聴地域は残るようです。意外と小樽市の市域は細長いようです。
話が長くなりました。
第3次交付決定は今年2月10日付でプレスリリースが出ているのは静岡放送(東海総合通信局)。ほかにもあるのかどうかは総務省のサイトの「予算執行の情報」のページの情報がまだ更新されていないので私にはわかりません。
静岡放送は『この補助金を活用してFM中継局を整備し、地理的・地形的要因等によりAM放送の受信環境が著しく悪い御殿場市裾野市及びその周辺地域において、FM放送によりラジオの受信状況を改善する予定』とのことです。交付割合は3分の2です。

予備免許付与

本免許が下りる前には予備免許が降ります。昨秋以降予備免許が出ていることが各地方の総合通信局より発表されているものを列挙します(予備免許のプレスリリースを出さないことにしているところもあります)。

本免許付与

本免許のプレスリリースが出た例は以下の通りです。

  • 2021年3月26日
    • エフエムさいき(大分県)の放送エリアが拡大 -さいき市民放送株式会社の中継局4局に免許-
  • 2021年2月5日
  • 2021年1月22日
    • 熊本県阿蘇地区で熊本放送のFM補完放送が聴取可能に -AM放送の難聴解消のためのFM補完中継局に免許-
  • 2021年3月18日
  • 2021年2月26日
    • 静岡放送株式会社の下田FM補完中継局に免許 <下田市におけるラジオの受信環境を改善>
  • 2020年11月12日
  • 2021年1月21日

開局済みの局

プレスリリースは必ずしも公表されるとは限らないので、総務省電波利用ホームページにある無線局等情報検索でここ最近の免許付与について検索してみます。
免許の年月日が2020年11月2日以降であるものは41件ヒットしました。

放送局 中継局名*1 設置場所 周波数(MHz) 出力(W) 免許付与日 開局日
株式会社エフエム真岡 JOZZ3CV-FM
エフエムもおか
栃木県真岡市 87.4 20 (25) 令和2年11月2日 令和2年11月15日
株式会社エフエム雪国 神立*2 新潟県南魚沼郡湯沢町 76.2 3 (8.5) 令和2年11月10日
日本放送協会 NHK輪島門前R1 石川県輪島市 79.5 30 (39) 令和2年11月12日 令和2年11月17日*3
株式会社新潟放送 高田FM 新潟県上越市 94.8 30 (45) 令和2年11月30日 令和2年12月1日
エフエム魚沼株式会社 山新 新潟県魚沼市山新 81.4 3 (2.6) 令和2年12月11日 令和2年12月15日*4
大館放送株式会社
ラジオおおだて
JOZZ2BS-FM
おおだてエフエム
秋田県大館市 81.4 20 (8) 令和2年12月23日 令和3年1月17日
株式会社アクティブレイン
SKY WAVE FM
JOZZ3CW-FM
アクティブレインエフエム
千葉県千葉市中央区 89.2 20 (43) 令和3年1月6日 令和3年1月15日
青森放送株式会社 大間下北FM 青森県下北郡大間町 78.8 20 (40) 令和3年1月21日 令和3年1月25日
合同会社YAMATO
FMヤマト
JOZZ7BT-FM
エフエムヤマト
奈良県大和高田市 77.5 5 (6.6) 令和3年1月21日 令和3年2月11日
株式会社熊本放送 RKK阿蘇FM 熊本県阿蘇市 92.3 3 (3.2) 令和3年1月22日 令和3年2月1日
葛尾村 (村内11か所) 福島県双葉郡葛尾村 89.0
81.8
90.8
0.1 (後述) 令和3年1月29日 令和3年3月1日*5
株式会社柏崎コミュニティ放送
FMピッカラ
柏崎芋川FM 新潟県柏崎市大字加納 76.3 10 (13) 令和3年2月1日
水上村 古屋敷SFM 熊本県球磨郡水上村 80.0 0.24 (0.25) 令和3年2月5日 令和3年2月22日
川口SFM 80.0 0.25 (0.16)
日本放送協会 浜田補完 島根県浜田市 81.7 100 (340) 令和3年2月16日 令和3年3月11日
深谷コミュニティFM株式会社
FMふっかちゃん
JOZZ3CY-FM
ふかやエフエム
埼玉県深谷市 88.5 20 (17.5) 令和3年2月18日 令和3年4月1日
株式会社小江戸FM
ラジオ川越
JOZZ3CX-FM
こえどエフエム
埼玉県川越市 88.7 10 (8.7) 令和3年2月24日 令和3年2月28日
日本放送協会 高梁R1 岡山県高梁市 89.6 10 (17.5) 令和3年2月25日 令和3年3月1日
静岡放送株式会社 下田 静岡県下田市 90.1 10 (10.5) 令和3年2月26日 令和3年3月8日
三原市 三原市鷺浦SFM 広島県三原市 87.4 0.25 (0.79) 令和3年3月18日 令和3年4月1日
三原市幸崎01SFM 広島県三原市 87.4 0.25 (0.41)
三原市幸崎02SFM 広島県三原市 87.4 0.25 (0.41)
三原市幸崎03SFM 広島県三原市 87.4 0.25 (0.41)
三原市幸崎04SFM 広島県三原市 87.4 0.25 (0.41)
三原市木原01SFM 広島県三原市 87.4 0.25 (0.41)
三原市木原02SFM 広島県三原市 87.4 0.25 (0.79)
さいき市民放送株式会社
FMさいき
畑野浦FM 大分県佐伯市蒲江 76.3 20 (32) 令和3年3月26日 令和3年4月1日
板戸山FM 大分県佐伯市宇目 76.3 20 (32)
背平山FM 大分県佐伯市蒲江 76.3 20 (32)
米花山FM 大分県佐伯市本匠 76.3 20 (32)
株式会社ほんじょうFM JOZZ3CZ-FM
ほんじょうエフエム
埼玉県本庄市 89.3 15 (12.5) 令和3年4月1日 令和3年4月14日


免許付与日の順に並べているのだけど、開局の順番と必ずしも一致していません。今年になって埼玉県にコミュニティFMが立て続けに3局開局しましたが、免許は深谷市が先、川越市が後でしたが開局は川越市が先、深谷市が後です。呼出符号のアルファベット順も川越市が先、深谷市が後です。深谷市は市のゆるキャラ(イメージキャラクター)の名前を冠しているのが珍しいと思います。川越市の局は2009年上期のNHKの朝ドラ「つばさ」の中で宅間孝行さん演じる元官僚が立ち上げた「ラジオぽてと」をドラマの中の話から現実にすることができました。
千葉市秋田県大館市の局は去年のうちに開局するつもりだったのだけど今年にずれ込んでしまいました、これもみんなコロナのせい。千葉市の局、アクティブレインはactiveなrainではなくactyなbrainなのだそうです、知らんかった。アクティはホンダの軽トラの車種名でもあります(Wikipediaによると今年6月で生産終了予定だそうです)が、アクティブレインの祖業は物流業で、ちなんでいるのかな? 仙台市の営業所にサテライトスタジオがあるのだそうです(千葉市内と東京・池袋にもあるようです)。
出力の欄のカッコ内の数字は最大実効輻射電力。極めて大雑把に言えば、特定の向きには出力がより強くなるように設定している、その値。詳細は各自ググってください(私も勉強中で教えられるほどではないので)。
NHKのFM補完中継局は電波の型式がF3E、つまりモノラル放送であることが多いのだけど、今回は輪島と葛尾村の再送信局がモノラル、浜田と高梁はF8E、つまりステレオ放送と表示されている。浜田と高梁の局名は中国総合通信局からのプレスリリースがないのでそれぞれの開局チラシpdfからの推測。
葛尾村の再送信局、と書いたけど、葛尾村の各局はNHK福島のラジオ第一、ふくしまFMラジオ福島の3つの放送を発信している。NHK第一は電波の型式が100KF3E、モノラル放送で使用する電波の幅が狭いというもののようで周波数は89.0MHz。ふくしまFMラジオ福島は電波の型式が200KF8E(ステレオ放送)で周波数はふくしまFMが81.8MHz、ラジオ福島が90.8MHzとどちらも福島・郡山の親局と同じ周波数。出力はいずれも0.1W、ただし最大実効輻射電力は局によって異なり、謎のコード(DFCD=0001267408-0001267418)順に0.13W、0.12Wが4局、0.25W、0.12Wが3局、0.25W、0.12Wと微妙に異なってる。しかしこれら11局が村内のどこにあるかが公表された資料は見つけられない。
水上村熊本放送の放送、三原市はFMみはらの放送を再送信する受信障害対策中継局。再送信は一応法律用語としては再放送と呼ぶことになっているのだけど、九州総合通信局水上村に関するプレスリリースでは再送信という単語が入っている。
三原市の7局の局名と最大実効輻射電力の対応が一致しているかどうかはわからない(局名はプレスリリースに書かれている番号順、最大実効輻射電力は謎のコード順、順序を変える必要は無いと思うので一致しているのではと推測するのだけど)。何地区の何番という局名は斬新だと思います。末尾のSFMは受信障害対策中継局であることを表すものです。

未開局の局

予備免許が下りていてまだ本免許が下りていない局はFMまいづるの2局だけかな。これ以外に公表されていないものがある可能性はあります。

放送局 設置場所 放送区域 周波数(MHz) 出力(W) 予備免許付与日 開局予定
一般財団法人有本積善社
FMまいづる
舞鶴市字野原 舞鶴市大浦地域の一部 77.5 10 令和3年2月18日 令和3年5月
舞鶴市字桑飼上 舞鶴市加佐地域の一部 77.5 20

局名が明示されていない代わりに「放送を行おうとする区域」が示されています。

免許の継承と閉局

今期は分社化とか経営悪化に伴う経営移譲とか、それぞれの事情で放送局の免許が移動した事例がいくつかあります。本稿が長くなりすぎているので稿を分けます。取り上げるのはMBSラジオ、エフエム上越、ナナコライブリーエフエム(旧クローバーラジオ)、エフエムせとうち、FMノースウェーブです。

*1:コミュニティFMの親局については呼出符号と呼出名称

*2:ソースは2020年11月の第4回放送番組審議会議事録のpdf。湯沢中継局の移転に伴い湯沢町役場(湯沢町大字神立)に設置された中継局。

*3:ソースは「広報わじま」2020年12月号18ページ

*4:FMうおぬまでパーソナリティを務める方のTwitterによると、この日福山新田中継局の開局記念の番組があったらしい。

*5:ソースは「広報かつらお」2021年3月号13ページ

「ONE-J」とは何だったのか

この春スタートしたJRN系列の大型ワイド番組「地方創生プログラムONE-J」。

f:id:mimumemo:20210514155112j:plain
地方創生プログラムONE-J

その番組名から政府広報に違いない、いや電気事業連合会がバックについてるのかもしれない、JはジャパネットのJじゃないの、といった声が5ちゃんねる内に渦巻き、東京のTBSラジオ*1に先駆けて改編発表した北海道のHBCラジオが一旦この番組の紹介を非表示にしたこともスポンサーの圧力説を裏付けるものと捉えられ*2、また全国でただ一局だけネットしないのが青森放送であることも謎を呼びました。
4月4日朝8時にスタートしたわけですが、1か月聴いていて毎週入るCMは(TBCラジオだけかな?)番組最初のCM枠で「着る岩盤浴」を作っている加茂繊維のCMがひとつ入るのと、9:20-9:50の部分の冠スポンサーになっている共立メンテナンスのCMがその時間帯に入る程度。特定の提供企業はアナウンスされないし、政府広報の時間も無いし、共立枠以外の放送内容がどこかの企業のステマな感じもしません。
基本的には各地方のラジオのリポーターさんだったり本当に素人さんだったりにその地元ならではの話題を紹介してもらうというものです。9:20-9:50頃の「共立リゾートpresents 〜新たな発見を綴る〜旅ノオト」は共立リゾートの施設が建つあるひとつの土地を1か月掛けていろんな角度から紹介するもので、これも生放送です。このコーナーのみradikoタイムフリーとは別にSpotifyポッドキャストサービスAnchorで聴けるようです。そんなこと番組で言ってたっけ?
ONE-J「共立リゾートpresents 〜新たな発見を綴る〜旅ノオト」 • A podcast on Anchor
有村昆(アリコン)さんの映画コーナーはコーナー名こそ「ア○○ンプライム」のパクリですが、単に映画を紹介するのではなく「るろうに剣心」は滋賀県がロケ地となっているという点を紹介したり、そうかと思えば伊坂幸太郎さんの「重力ピエロ」を例に名所旧跡ではない生活の一部がロケ地として使われていることを紹介したり、地方創生を観点にした紹介になっています。
本仮屋ユイカちゃんはハイテンションかと思えば言いまつがいの指摘を受けて落ち込んだり、とにかく全力全開で臨んでいる感じ。こんな人なんだなと印象を新たにするのでした。一方オープニングテーマやサウンドステッカーはレゲエ調の脱力的な日曜の朝にちょうどいい感じ(番組ホームページにようつべのリンクがあります)。ユイカちゃんとアリコンさんのコンビネーションも悪くないし、番組内容も2時間ラジオをつけっぱなしにして聴いていられるいい感じだと私は受け取っています。
フリーペーパー「TBSラジオPRESS」改め「オトビヨリ」4月号に掲載されているであろう(表紙の顔でもある)ユイカちゃんとアリコンさんのインタビューがwebに上がっているのですが、ユイカちゃんはマネージャーさんが「この番組のオファーの話を伝えたら彼女の頭の中がラジオ一色になってしまう」と伝えるのをためらったという程のラジオ好きなのだそうで。
「テレビではひろえない情報を」本仮屋ユイカ&有村昆が全国をつなぐ新番組「ONE-J」

去年から東京電力中部電力の合弁で火力発電をする会社JERAがプロ野球セントラルリーグ公式戦の冠スポンサーについている例はありますが、どうやら電気事業連合会が何かのスポンサーになっている例はなさそうです。何故青森放送だけが「ONE-J」のネットを受けなかったのかも結局分かりません。「ラジオ番組表」2021春号が発売されたあとで本稿を書き始めているので例の本の青森放送のページを見るのですが、これらのテープネットの番組がそれほど大事なのか、青森放送は土日もラジオのワイド番組があるのでこれらのテープネットの番組を移動させる余裕はないのだろうな、と妄想を膨らませているところです。
政府広報ですが3月で文化放送制作の「柴田阿弥とオテンキのりのジャパン5.0」が終わり、さて4月からはどこの局がやるのだろうというのは謎としてありました。その答えが見つからないままTBCラジオDate fmのタイムテーブルのpdfをダウンロードしプリントアウトして眺めていますと、まさか、というところに見つけてしまいました。Date fmの日曜の朝7:30に『青木源太足立梨花 Sunday Collection』という番組名が書いてあり、その脇にスポンサー名が『(内閣府)』。
青木源太さんはジャニーズオタク、足立梨花ちゃんはアニメオタク、この2人がやるなら普通はヲタ活の番組です。だからこの番組が政府広報だとは思いもよりませんでした。しかし番組ホームページを見ると間違いなく政府広報で、番組紹介として『毎回、専門家をゲストに招きトークを繰り広げ、印象に残った“推し”をコレクションしていきます。』と書かれていて、推しってそういう使い方なのか、と向きの違いに驚きました。
FMOH!もといFM大阪だけが日曜の夜、他のJFN計37局は日曜の朝に放送されています。「ジャパン5.0」と違って全国フルネットです。
青木源太・足立梨花 Sunday Collection - TOKYO FM / JFN -
第1回のアーカイブを聴いてみると、ゲストが「送別会」でおなじみ厚労省老健局の職員の方で、おおぉっと思ったり(この職員の方が問題の送別会に出たかどうかは分かりません、出たのは幹部だろうとは思いますが。送別会とは無関係にこの企画が立ち上がり番組の収録が行われていたことでしょうし)。
こんなところで話を終りにしようと思ったのですが、それから1か月、久しぶりに番組ホームページを見るとあだっちぃが髪をバッサリ切っていてびっくり。これはこれでかわいいからいいけど。今週の放送もホームページから聞けますがradikoタイムフリーで聴きました。曲が掛かる時間の分だけホームページのアーカイブは再生時間が短くなっていることがわかります。

とっとと「ONE-J」の感想をアップしないでいたら、4月25日に新たな情報を知りました。「ONE-J」は経済産業省がバックについているというのです。TBSラジオの「ONE-J」の番組ホームページを見てみると、・・・ほんまや。番組が始まった頃にはなかったはずの、『後援:経済産業省』という経済産業省のバナーが。クリックしてもリンクはされていません。
経済産業省と言えば言わずと知れた原子力を含むエネルギー政策の元締めではないですか。省のサイトの検索窓にONE-Jとかラジオとか入れても関係ありそうな情報は見つけられませんでした。具体的にどのようにつながっているのかはちょっとわかりません。ただ、省のサイトで「政策一覧」というところに6つのタイルがあるのですが、そのうちのひとつに「中小企業・地域経済産業」というものがあって、政策と関連性がありそうなんだろうなという気はします。
まぁ番組は聴けて楽しいことが第一で、それはクリアできていると思うのでしばらく聴き続けるつもりです。

*1:この番組のキー局ではない(あくまで32社共同制作である)と自称している

*2:過去に他局ですが『三菱電機プレゼンツ 鈴木亮平 Going Up』が一部地方局で改編情報として一旦アップされたあと取り下げられ、制作局のニッポン放送で公表されてから改めてアップされるという事態がありました。

2021年春改編まとめ

4月も終わるころになってから書き始めていますが、日曜午後に予定されているロジャー大葉さんの音楽番組を除いてひととおりの番組変更がこの4月24日をもって出揃ったので、ここにまとめを書きます。

序章 「やきそばかおるのラジオコラム」

今期の改編に一番驚いたのはラジオコラムニストの「やきそばかおる」さんではないかと思います。彼はradikoのサイトでおすすめラジオ番組を紹介するコラムを持っているのですが、過日その宮城県編がアップされました。
news.radiko.jp
『ベテラン民謡歌手が親子で出演する番組から伊達政宗がDJを務める番組まで!』とありながら、そのコラムで真っ先に取り上げられている番組は『GoGoはみみこい ラジオな気分』になっています、今は。
しかし、『2021.03.30 up』とあるそのコラムの初稿で当初冒頭に紹介されていたのは『ロジャー大葉のラジオな気分』でした。
しょ、証拠はあるのか? ありません。
おまいの見間違いじゃねーのか。そうかも知れません。
言いがかりを言うんじゃないよ。すみません。
ふぅ~、肝を冷やしたぜ。
ところが、続くDate fmの項では「とびだせ!中村くん」と「Got Emo?」が紹介されているではありませんか。
OUT!
改編期にその番組が改編を乗り切れるかどうかわからない状態で原稿を書き上げなければならないというのはリスキーだなと同情すら覚えます。「ロジャー大葉のラジオな気分」も「とびだせ!中村くん」も「Got Emo?」も、改編前にはそれぞれの局を代表する自社制作番組でした、広く紹介されるべき番組でした。しかし、いずれもこの春の改編で終わってしまったのでした。
追い打ちをかけるようですが、コラムでは「GoGoはみみこい ラジオな気分」について、たぶん初回を聴いた感想として

久しぶりのラジオ番組登板で早速パートナーから楽しくイジられている佐々木アナ。ホッコリした雰囲気が漂っています。

と紹介されていますが、拙blogコメント欄には正反対の感想が寄せられています(※個人の感想です)。

TBCラジオ

何といっても今期の改編の目玉は「ひるまでウォッチン!」(月-金9:55-10:30、11:00-11:20)でしょう。
おい、それはテレビだろ!
しかし、この番組を中心に「ウォッチン!みやぎ」「サタデーウォッチン!」「Nスタみやぎ」と担当アナウンサー変更が生じました。担当が代わらなかったのは「ぼんやり~ぬTV」ぐらいでしょう。4月も末になった今になって、佐々木淳吾アナがラジオの午後ワイドを任されることになったことだけでなく、大久保悠アナが三度のお休みをいただくことになったことが主因だったのだろうとわかってくるわけですが。
TBCラジオ2021年4月改編まであとひとつ - みむめもーど で推測したこととある程度だぶるのですが、4月期からの新番組、時間変更、担当者変更、3月で終了した番組を列挙していきます。

新番組
  • GoGoはみみこい ラジオな気分(3月29日スタート、月-木12:00-16:00)
    • パーソナリティ:佐々木淳吾アナ
    • アシスタント:(月・火)安東理紗アナ、(水・木)熊谷望那アナ
    • ラジオカー:(月・火)無し、(水)後藤舜アナ、(木)伊藤晋平アナ
  • TBC POWERFUL BASEBALL (3月30日スタート、火-金17:59-21:00、最大延長23:50)
    • 土日は中継できる試合がある場合のみ放送、基本的に(土)13:55-17:00(最大延長19:00)、(日)13:00-16:00(競馬中継がある日は14:58でいったん野球中継を打ち切り、試合が続いていれば16:00以降放送再開、最大延長18:00)
  • tbc ナイタージャンクション(3月30日スタート、火-金21:00-21:49)
    • 3月30日はナイター延長で放送無し、今期の初回放送は3月31日。「駒田徳広のミュージックブルペン」を最大30分+残り時間「ベストミュージックコレクションジャパン」。
  • tbcイチオシパワープレイ(3月30日スタート、火-金21:49-21:54)
    • 3月30日はナイター延長で放送無し、今期の初回放送は3月31日。
  • まいどあり~。(4月5日スタート、月・水5:05-5:20)※以前から金曜の同時間帯にも放送があるため月・水・金の週3になる。
  • 健やかインフォメーション(4月6日スタート、火5:05-5:20)※以前から土曜の朝にも放送があるため週2になる。
  • 氷川きよし 限界突破RADIO(3月29日スタート、月-金11:40-11:50)※オープニングで「氷川きよしことkii(キー)」と自己紹介している。番組名の読みは「げんかいとっぱレディオ」。
  • 「あのね♪tbcラジオ」(3月29日スタート、月17:59-18:00)※今年度はradikoの番組表には表示されない。
  • Buy Now(4月3日スタート、土曜6:05-6:20)
  • 芸人お試しラジオ「デドコロ」(4月3日スタート、土曜23:00-23:30)
  • カラーボトル竹森マサユキのがらくたパレード(再放送)(4月3日深夜=4日早朝スタート、土曜28:00-28:30=日曜早朝4:00-4:30) ※タイムテーブルでは【移動】の表示になっているが、拙blogでは新番組として扱うことにします。
  • うたまつり(再放送)(4月3日深夜=4日早朝スタート、土曜28:30-28:55=日曜早朝4:30-4:55) ※こちらもタイムテーブルでは【移動】の表示になっている。
  • 加来耕三の「歴史あれこれ」(4月4日スタート、日曜5:10-5:20)
  • 地方創生プログラム ONE-J(4月4日スタート、日曜8:00-10:00)
  • いっぺん聴いてけさいん(4月4日スタート、日曜11:15-11:30)
  • ロジャー大葉の愛してJ-POP天国(5月16日スタート?、日曜13:00-14:55)※プロ野球中継がない日の放送なのでまだスタートできていない。
  • DKKプレゼンツ DJ MIKIO 飯島勲 今夜も一緒に語りましょう(4月4日スタート、日曜21:30-22:00)
放送枠変更
  • めざましラジオ~朝いちばん~(3月29日より変更、月-金5:20-5:30)※変更前は月-水5:05-5:20だったので久しぶりに月-金の放送になる。
  • カラーボトル竹森マサユキのがらくたパレード(3月29日より移動、月18:30-19:00)※変更前は火曜18:00-18:30
  • tbcニュース(3月30日より枠拡大、火-金21:54-22:00)※1分増えるだけなのでタイムテーブルに【移動】の表示はない。月曜はこれまで通り21:55-22:00。
  • “It”sounds(3月29日より移動、月22:00-23:00)※変更前は金曜21:00-21:55だったので5分拡大でもある
  • 現場の東海林です。斉藤安弘アンコーです。(4月3日より移動、土曜6:25-6:45)※45分繰り上がり
  • ラジオ魅知国寄席(4月3日より移動、土曜7:10-7:40)※日曜から土曜に移り1時間繰り上がる
  • 亜KIRAのハートフルデー(4月3日より移動、土曜7:40-8:00)※日曜から土曜に移り1時間繰り上がる
  • 髭男爵山田ルイ53世ルネッサンスラジオ(4月3日より移動、土曜18:00-18:30)※金曜の同時間帯から横滑り
  • おながわ☆なう。~復幸RADIO~(4月3日スタート、土曜18:30-19:00)※日曜夜からの移動という扱いなのだが、内容がガラッと変わりもはや新番組と呼んでも良いのではと思う(※個人の感想です)。サブタイトルの読みは「ふっこうラジオ」。
  • “It”sounds(再放送)(4月3日深夜=4日早朝スタート、土曜27:00-28:00=日曜早朝3:00-4:00)※1時間繰り上がり
  • 小倉・IMARUの○○玉手箱(4月4日より移動、日曜10:15-10:30)※1時間10分繰り下がり
  • ダイアモンド☆ユカイのゆかいなラジオ(4月4日より移動、日曜10:30-11:00)※1時間繰り下がり
  • ヨドバシカメラpresents キャイ~ンの家電ソムリエ(4月4日より移動、日曜11:05-11:15)※1時間45分繰り下がり
  • 新・流行音楽堂(4月4日より枠縮小、日曜11:30-11:55)※3月までは11:05スタートだったのでほぼ半分になる。
  • 伊東洋平ボクラノウタ(4月4日より移動、日曜12:00-12:30)※水曜夕方からの移動
  • 荻原次晴のニッポン応援団(4月4日より移動、日曜12:30-12:55)※30分繰り下がり5分短縮
  • 八神純子MUSIC TOWN(4月4日より移動、日曜20:00-20:30)※木曜夕方からの移動
  • 福井弘文 音楽漂流記(4月4日よりリニューアル、日曜20:30-20:55)※2時間番組から25分番組に戻って再スタート
  • 林哲司半田健人「昭和音楽堂」(4月4日より移動、日曜23:00-23:30)※土曜の同時間帯から横滑り
出演者変更
  • Goodモーニング(月-金6:30-8:30)
    • 4月5日よりアシスタント(月-水)鎧坂文菜アナ、(木)野口美和アナ(変更なし)、(金)三浦菜摘アナ ※三浦アナは4月5日よりテレビ「Nスタみやぎ」月-水キャスターに就任、鎧坂アナはこの4月より報道部記者からアナウンサーに異動。
  • 歌のない歌謡曲(月-金7:00-7:14)
    • 3月29日より増子華子アナ ※前任は大久保悠アナ
  • en∞Voyage(月-金9:00-11:30)
    • 3月30日より火曜パーソナリティが増子華子アナ ※前任は佐々木淳吾アナ
    • ※他曜日は変更なし…と思ったら水曜は4月28日で大久保悠アナが降板し、5月からは週替わりらしい。
  • シロクジTUNE(月-金16:00-17:59)
    • 3月31日より水曜と木曜のパーソナリティが入れ替え、(水)黒田直樹アナ、(木)飯野雅人アナ
  • オールナイトニッポン(月-土25:00-27:00)・オールナイトニッポン0(ZERO)(月-木27:00-28:30、金27:00-29:00)
  • サタディ・イン・ザ・パーク(9:30-13:55)
    • 4月3日よりパーソナリティにロジャー大葉さんが加わり、渡邉敏之・須口まき両氏と合わせて3人体制になる。
  • おながわ☆なう。~復幸RADIO~(土曜18:30-19:00)
    • 4月3日からは臨時災害放送局時代から出演していた石森未夢さんと阿部こころさんに役場職員の佐藤しゅんすけさん(字はわからない)を加えた3人の若者がパーソナリティを務める。これまでの佐藤敏郎さん、宮里彩佳さん、高橋正樹さんのトリオと比べたら若い若い。
  • 日立システムズ エンジョイ!クラシック(第2土曜19:00-19:40)
    • アシスタントが4月から増子華子アナ。※前に大久保悠アナが産休を取ったときにも代演しているので再登板ともいえる。編集長(パーソナリティ)は変更なし。
  • Hitachi Systems HEART TO HEART(第4土曜19:00-19:55)
  • うたまつり!(日曜18:30-18:55・(再)土曜28:30-28:55)
    • 4月4日より守屋周アナ。再放送は4月3日(本放送3月28日)のみ佐々木淳吾アナで4月10日(本放送4月4日)より守屋周アナ。
  • サンスター 文化の泉 ラジオで語る昭和のはなし(日曜22:00-23:00)
    • 4月4日より宮崎美子さん。※中村メイコさんからしたらかなり若くなるので戦中戦後の話はできなるなるのかな。アシスタントの石澤典夫さんはこれまで通り。
終了した番組
  • 聖教新聞ラジオライブラリー 新・人間革命(3月26日完結、月-金5:20-5:30) ※「今日は何の日!?」は4月スタートの「まいどあり~。」「健やかインフォメーション」が始まるまでの穴埋めに3月29日から31日の3日間だけ放送されただけという解釈で、新番組、終了番組に含めないことにします。
  • 氷川きよし節(3月26日終了、月-金11:40-11:50) ※「限界突破RADIO」にタイトルが変わっただけという見方もできるのですが。
  • ミュージックスクランブル(3月26日終了、月-金13:30-13:40頃) ※後続の番組は設定されず、ニッポン放送制作の地方局向け帯番組がひとつ減ったということになります。
  • ナブコシステムプレゼンツ サンドウィッチマンの東北魂(3月29日終了、月16:40-16:50頃)
  • サックスプレイヤー熊谷駿 ALL of JAZZ (3月25日終了、木16:40-16:50頃)※本編は2月で終了という扱いで3月は特別編という名目で放送されました。
  • ココロのオンガク~music for you~(3月25日終了、月-金18:45-19:00)※まぁこれはいつものことなので。たぶんまた9月末に始まることでしょう。
  • 本田圭佑『NowVoice』(3月23日終了、火19:00-20:00)
  • 福井弘文 音楽漂流記(再放送)(3月23日終了、火20:00-21:55)
  • 前田裕二のゼロイチ(3月24日終了、水19:00-20:00)
  • 水曜日のアナウンス部(3月17日終了、水20:00-21:55)
  • ゲッターズ飯田 ラジオで占いまSHOW(3月25日終了、19:00-20:00)
  • 佐々木淳吾のクラシックナイト(3月25日終了、木21:00-21:55)
  • 安東弘樹 Let's go Friday(3月19日終了、金19:00-20:00) ※3月26日はプロ野球開幕戦放送延長でつぶれてしまったのでした。
  • 駒田航 K-WAVE Radio(3月26日終了、金20:00-20:30)
  • ユメナカ(再放送)(3月26日終了、金20:30-21:00) ※本放送はこれまで通り日曜17:30-18:00にあります
  • ・・・Love Music(3月22日終了、月22:00-23:00)(再放送は3月27日終了、土曜27:00-28:00)※2008年4月スタートだそうで長く続いたんですね。最終回は例年3.11に合わせて登場してくださる「ゆず」のインタビューがあり、10年前からサインを書き重ね続けているポスターも新局舎にお引越しされたことが明かされました。この番組の跡地にはかつてのパーソナリティ、名久井麻利アナの番組が入るのが何か因縁めいた感じです。
  • ギュッと健康エッセンス(3月27日終了、土曜6:05-6:20)
  • 朝の小鳥(3月27日終了、土曜6:25-6:30)
  • 蓮臺寺 お寺でふぅ~(定時番組としては3月27日終了、土曜6:30-6:45) ※4月以降は3か月に一度の季刊番組となり、「春の回」が4月17日(土)9:00-9:30に放送されました。
  • パックンマックンのワールドで行こう!(3月27日終了、土曜7:30-8:00)
  • THE BEATLES10(3月13日終了、土曜18:00-19:00)
  • みほとけとともに~西本願寺の時間(3月28日終了、日曜5:10-5:20) ※TBCラジオ文化放送などいくつかの局でネットが打ち切られ、北信越や中国地方などではネットが継続しているようです。
  • 天気予報(3月28日終了、日曜8:05-8:10)※これも終了番組になるのだなぁ。日曜日には独立した「天気予報」の時間は存在しないことになります(「河北新報ニュース」の枠内で伝えるということになるのかな)。
  • 柴田阿弥とオテンキのりのジャパン5.0(3月28日終了、日曜10:15-10:30)
  • 熊谷育美 僕らの声(3月28日終了、日曜10:30-11:00)
  • 宮澤ミシェル サッカー倶楽部(3月28日終了、日曜12:30-13:00) ※3月28日は12:55までの5分短縮だったようです。
  • らんまんラジオ寄席(3月28日終了、日曜20:00-20:55) ※これもいつものことですね、また半年後。
  • モーニング娘。'21のモーニング女学院~放課後ミーティング~(3月28日終了、日曜21:30-22:00) ※「#おかえりあゆみん」とツイートを上げたところでもうTBCラジオに帰る場は無いのだ。最終回と気づかずうっかりDJ MIKIO(電気興業社長の松澤幹夫さん)と飯島勲さんの政治談議を聴かされたリスナーはさぞ面食らったことでしょう。
  • 佐藤敏郎のonagawa now!~大人のたまり場~(3月28日終了、日曜23:00-23:30) ※出演者変更であって番組終了ではないという解釈をしているようなのですけどね。まさに被災者の当事者の方々が忌み嫌う「ひと区切り」じゃないかと私は思います。

Date fm

FM東京制作の朝ワイド「ONE MORNING」のパーソナリティ変更がDate fmのサイトの日別番組表に反映されるのがずいぶん遅かったなという印象を持っています。相変わらず4月1日に入らないと変更されないのですが、てっきりハードキャッスルエリザベスさんとやましげ元校長の金曜コンビは継続なのかと思いましたよ。月曜から金曜までユージさんと吉田明世さんのコンビになったのですね。
主なところを上げると

  • Morning Brush(月-金7:30-10:55)の火・水担当が風間みなみさんから千葉めぐみさんに変更。親知らずを抜くためだとか、ホントか?
  • 「ぎゅぎゅっとくりはら」が終わり、初代七井響の中の人だった高平響さんのアニラジ(?)「GARDEN」(月18:30-18:45)がスタート
  • 「とびだせ!中村くん」・「Got Emo?」が終わり、その分「A・O・R」が時間延長になる(月・水19:00-20:55、火・木19:00-19:55)
  • ミュージシャンがパーソナリティを務める新番組「SESSION!」が立ち上がる(月-金21:30-21:55、金曜は21:00-21:30も。21:30からの枠は月:折坂悠太、火:WATWING、水:BiS、木:ORANGE RANGE、金:神はサイコロを振らない。金曜21:00の枠は第1週:畠山有希、第2週:BruteRocks、第3週:THE ARNORDS、第4週:indischord)※「定禅寺ブギー」が終わったことになる。
  • これにより「UNISON SQUERE GARDENの機材車ラジオ」→「杏子と政哉のSpice of Life GOLD」→「丸園音楽堂」とJFNの番組が玉突きで移動し、自社番組の火曜昼の「ハレとケ ラジオ」が終了。火曜に自社制作はもう一本、昼前の「繋ごう明日へ」も終わります。
  • 同様に「要のある音楽」が土曜11:30に移動、それにより「センジェネスナップ」が土曜正午に押し出される。(※「日本カワイイ計画」のネットが打ち切り)
  • 「仙台食べ歩き~いま・むかし」が終わり、今はやりのシティポップをかける番組「CITY POP WAVE」(土曜12:25-12:40)がスタート。
  • hibikuradio(金曜17:55-18:00)season2始まりませんね。

そのほか

何といってもRadio3火曜昼の新番組「ロジャー遊花のあるあるあ~る」(4月6日スタート、火12:00-14:00)でしょう。
番組名の由来はロジャー(Roger)のR、六華亭のR、Radio3のRでRRR(あるあるあ~る)なのだそうです。知らんかった。
エフエムたいはくでは特番として3本放送された「聞いてケロKHB!」が定時番組化。
新社屋移転記念 KHB×FMたいはく 聞いてケロ KHB!
9月まで第1、第3土曜の正午から12時半までの30分番組で、のちに東日本放送でも深夜に放送されるし、その動画が東日本放送のサイトで見ることもできます。エフエムたいはくのサイトの番組表には載ってないのはなんでだろう。4月3日は糸井文菜アナ、4月17日は重信友里アナが担当しました。重信さんは「突撃!ナマイキTV」放送4500回を迎えた4月1日に木金MCに就任されたそうですね。次回5月1日は白澤奈緒子アナが担当します。これは楽しみです。
エフエムたいはくに関しては、Date fm「とびだせ!中村くん」が始まる直前の月曜19:30-20:00にやってる「じじネタ!オン・タイム・トーク」の月曜日「中村マサトシの言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」は4月以降も引き続き放送されています。