最近、パソコンの調子がちょっとおかしいんだが。
あっ、9月7日に書いています。
「はてなブログ」の仕様はとりあえず最新のコメント3件を表示して残りは「もっと読む」を押すと表示されるようになっています。拙blogでは逆にブログアップ後に付いた最初の3件を表示して、そのあとのコメントは「もっと読む」を押すと表示されるようになっています。
宮城県の県道が昨春に再編されていたことを知らなかった - みむめもーど
でもそのようにしているのですが、「もっと読む」を押すとその後がものすごく長いので表示されるまでちょっと待ちます。ひょっとしてそれが私のパソコンに重荷になっているのかなと思ったりしています。
ほかにも原因はあるのかもしれないのですが、コメント欄が長くなりすぎたこともあってか、私は何の話だったか分からなくなってきています。
なので、そのコメント欄が伸びる原因となった7月28日の私のコメント、それに対する7月29日の「朝塩」さんのコメントから8月29日の「朝塩」さんのコメントまでをここに移動します。
これで「もっと読む」を押す手間が省けて多少でもパソコンへの負担が減るのかなと思います。
この前口上や注釈を含めると25761文字あるそうです(改行も1文字としてカウントしているようです)。
mimumemo 2020-07-28 03:04:37
私の知らないことや気が付かなかったことがいろいろありまして、ありがとうございます。
>県道126号は、(中略)、県道273号にぶつかるまで。
陸橋上の丁字路から旧4号までの区間は県道126号だったのですね。
ご指摘の公報を見るとたしかに大手町三丁目から飯野坂一丁目までとありますね。
公報に載る住所は住居表示ではなく地番なのでネットで検索しづらいものがあります。
県道126号は飯野坂一丁目の354番地先まで、県道274号も354番地先まで、県道273号は352番4地先まで、とほぼ同じくらいの場所が境になっているようですね(その前後は重複区間ということになりますね)。
>公図を見ないと確証がありません
名取市のサイトに「名取市市道網図」というページがあります。pdfファイルのサイズがでかいのでリンクは貼りません。市道の地図なので県道はすべて黄色で区別がつかない(笑)。
なお、この地図では県道126号の都市計画道路植松田高線の建設中の部分が合流する飯野坂5丁目と4丁目の境当たりから、陸橋の側道を通って陸橋西側の十字路までの区間が県道126号でありながら「飯野坂四丁目線」と書かれています。
植松田高線が全通したら県道126号の経路が変更になったりするのでしょうか。
>県道127号
仙台バイパスの西側は「起点」ではなく「終点」側になります。旧4号に出るところに終点標が建っています。
起点は杉ヶ袋側になるわけですが、令和元年8月2日付の公報第26号(元号が変わって公報の号数がリセットされたのですね)に区域変更の告示が出ています。
県道10号塩釜亘理線の名取市牛野から杉ヶ袋の区間の旧道が県道でなくなったこと(市道「牛野杉ヶ袋線」になっている)、それに伴い県道126号*1の起点が移動したことが分かります。
つまり、県道127号旧道と県道10号現道の交差点が現在の県道127号の起点であり、そこから県道274号起点までの間は県道10号と重複。県道274号起点から国道4号仙台バイパスとの交差点までは県道274号と県道127号の重複。
しかし、一般的に2つの県道が重複するときは数字の小さい方が優先されるのだけど、仙台バイパスより東側に127という道路標識は現存しないはず。愛島バイパスの道路標識(青看)が県道126号と258号の重複表示になっているのとは大違いです。
>274号の単独地点に127号のヘキサ
たぶんスイミングクラブの脇にあるやつですかね。
たぶんその部分の道路ができたとき、陸橋も県道274号もなく、県道127号として建設したからだと思います。だとしても274号と路線認定したのだから274に直すべきですよね。
朝塩 2020-07-29 18:44:40
県道127号線の総延長の件、
宮城県告示第678号(令和元年8月2日)
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/750377.pdf
において「道路の区域を変更したので告示する」とのこと。
名取市杉ヶ袋字横手五一番一地先から
同市美田園五丁目三〇番先まで
↓
名取市杉ヶ袋字前沖四一九番三地先から
同市美田園五丁目二番三地先まで
「県道塩釜亘理線との重複により供用開始があったものとみなす」
住所に明るくないので、直接公報をご確認ください。
ただし、3573.7mについては総延長の計算がまだ合いません。はぁ。
なお、平成31年3月~令和2年7月までの公報を見たのですが、
ここで話題の県道について、126号線・274号線、及び103号
(金山新地停車場線)のその他の区域変更・供用開始、
及び巻末の正誤表に
記載は見られません(見つかりません)でした。
mimumemo 2020-07-31 02:55:07
>県道127号線の総延長の件
そんな件は無いのですよ、先生。
福島県であれば、道路計画課のページから
・道路現況(県管理一般国道)
・道路現況(主要地方道)
・道路現況(一般県道)
を選んでそれぞれのpdfファイルをダウンロードすれば各路線の
・総延長
・重用延長(上級の路線に重複している区間の延長)
・未供用延長(路線の指定、認定及び区域決定の告示がされているが、まだ、供用開始の告示がされていない区間の延長)
・実延長(総延長から重用延長及び未供用延長を除いた延長)
を知ることができます。
しかし、宮城県ではこれら4種の延長のうち実延長しか公表されていません。場合によっては何らかの文書で公開されているところがあるかもしれませんが、私がデータのよりどころとしている「みやぎの道路」には現在も過去も路線別の延長と言えば実延長しか載っていないのです。
だから、Wikipediaに立項した私自身が『総延長』と書いてあるのは『実延長(他路線との重複分を含まないもの)の誤りだと思います。』と述べているのです。先生のコメントの3つ上で。
それと、先生のコメントの1つ上の私のコメントで
『
起点は杉ヶ袋側になるわけですが、令和元年8月2日付の公報第26号(元号が変わって公報の号数がリセットされたのですね)に区域変更の告示が出ています。
県道10号塩釜亘理線の名取市牛野から杉ヶ袋の区間の旧道が県道でなくなったこと(市道「牛野杉ヶ袋線」になっている)、それに伴い県道126号の起点が移動したことが分かります。
つまり、県道127号旧道と県道10号現道の交差点が現在の県道127号の起点であり、そこから県道274号起点までの間は県道10号と重複。県道274号起点から国道4号仙台バイパスとの交差点までは県道274号と県道127号の重複。
』
と書きました。
先生はその公報のURLを示し、告示内容を示し、あまつさえ
>住所に明るくないので、直接公報をご確認ください。
とまでお書きになれらていらっしゃる。
私は直接公報を確認したうえで上記のコメントを書いたのだけど、先生は私が公報を確認せずアバウトなことを書いていると判断されました。
ここ数日他の方のコメントにも書いていることなのですが、私は日本語が分からなくなっているようで、他の方のコメントのイイタイコトがよく理解できなくなっているようです。
そして、今回私のコメントは他の方に理解されないレベルの文章でしかないということが先生のおかげで露見しました。
現在頂いている他の方からのコメントへのお返事を今から書くのですが、この返事も相手の方に伝わらないのでしょう。
はぁ。
>なお、平成31年3月~令和2年7月までの公報を見たのですが
それは仕事が早いですね。
私は今回「元名取市民」さんから戴いたコメントを受けて県道273号が路線認定された平成27年3月の公報から読み始めて、まだ平成27年4月分までしか読み終わっていません。令和2年7月の分まで読み終えるのはいつになるか見当もつきません。今後私の代わりに「元名取市民」さんへのお返事を書いてもらえませんか。
mimumemo 2020-07-31 03:12:37
今やっと気が付きました。
朝塩先生のコメントの一つ前の私のコメント
『
県道10号塩釜亘理線の名取市牛野から杉ヶ袋の区間の旧道が県道でなくなったこと(市道「牛野杉ヶ袋線」になっている)、それに伴い県道126号の起点が移動したことが分かります。
』
これは県道127号の誤りです。
だから先生は、みむめものおっさんときたら県道127号の話をしてる最中に無関係な県道126号の話を持ち出している、みむめもは意味不明なことをほざいている、と理解して今回のコメントを寄せられたのですね。
朝塩先生、「元名取市民」さん。この度は、私が意味不明なコメントを書き話の流れを混乱させてしまいましたこと、大変申し訳ございません。
朝塩 2020-08-05 01:50:21
名取市内の件、了解しました。地番と住居表示の違いも了解です。話の腰を折ってすみません。
名取市から離れて県道金山新地停車場線について
「復旧復興だより」
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/195234.pdf
を見ると、旧駅までの道路(国道6号の東側はS字にうねっている)の南側に新駅までの道路(同・直線状)が作られたと見るのが妥当と思います。
「福島県報第2855号」(H28.12.9)の福島県告示第760号・763号(変更と供用開始)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/193655.pdf
県道金山新地停車場線
新地町大字埒木崎字台前431番1地先から 前 A1,316.1m
大字谷地小屋字桝形12番1地先まで
新地町大字埒木崎字熊野一番1地先から
大字谷地小屋字桝形122番地先まで B1,485.8m
新地町大字埒木崎字台前431番1地先から 後 A819.5m
台前319番地先まで
新地町大字埒木崎字熊野一番1地先から B1,485.8m
大字谷地小屋字桝形122番地先まで
JRの新駅が開業したのがH28.12.10なので、その時点で県道は両方あったことになります。
同県報では、
赤柴中島線(273)
省略
新地停車場釣師線(171)
新地町大字谷地小屋字桝形12番1地先から 前 A1,337.4m
谷地小屋字釣師8番1地先まで
新地町大字谷地小屋字桝形122番地先から B1,208.0m
谷地小屋字釣師8番1地先まで
新地町大字谷地小屋字中島93番地先から 後 A 720.2m
谷地小屋字釣師8番1地先まで
新地町大字谷地小屋字桝形122番地先から B1,208.0m
谷地小屋字釣師8番1地先まで
断定はできませんが、両方の地番と地名を照合してみると、駅により近くまで入っているのが103、ちょっと手前の中島までなのが171という風に見えます。その意味で恐らくYahoo!地図は正しい。
県道金山新地停車場線・新地停車場釣師線が路線認定されたのは両方ともS34(1959).8.31ですが、その告示を見ると、
福島県告示第七百十七号
道路法(昭和二十七年法律第百八十号)第七条の規定に基き、県道の路線を次のように認定する。
その関係図面は、福島県庁において一般の縦覧に供する。
昭和三十四年八月三十一日 福島県知事佐藤善一郎
150 新地停車場釣師線
起点 新地停車場
終点 亘理松川浦港線交点(新地村釣師)
261 金山新地停車場線
起点 (備考)起点 宮城県伊具郡丸森町金山
終点 新地停車場
金山新地停車場は認定当初から終点が新地停車場でした。
平成15年(2003年)4月1日現在の福島県国県道現況調書でも、
103 金山新地停車場線 総延長7,191m 実演長6,589m
という記載があるので、認定後に金山から新地駅を通って相馬市内へと変更されたというのには無理があろうと思います。では宮城県の昭和三十四年八月三十一日付の公示はどうなってる?
見つかりませんでした。
mimumemo 2020-08-05 05:05:36
夜中に目が覚めたら、なんと返事が来ている。
どんだけ仕事が早いんだ・・・。
読んだら気になって眠れない。
>「復旧復興だより」
履歴が残ってる・・・読んでいたのに気が付かなかったのかorz.
じゃ、私がGoogleマップでルート測定してたしかに県境から7.0kmだなと思った場所はどこなんだ?
改めて地図とにらめっこ・・・
もしかして常磐線の新線って震災前の県道103号、171号に作った?
だから今の地図で103号(旧道と呼ぶべきか?)が常磐線の手前で切れてるのか。
震災前は現在の常磐線の線路の辺りに北から103号、南から171号が来て駅前で合流していたのでした。
新道は103号は国道6号と新しい新地駅を直線的につないでいる、171号が福島県道273号赤柴中島線の終点部分を奪い取る形で西進して北上し103号にぶつかる、ということのようです。
これらが前回のコメントでURLを示した平成30年4月1日現在のはずの道路現況には反映されていない?
>では宮城県の昭和三十四年八月三十一日付の公示はどうなってる?
宮城県の告示は昭和33年3月31日付です。
私が若い頃その日付の宮城県公報を書き写してきたものを引っ張り出してみると、
『5, 金山新地停車場線, 丸森町金山→丸森町福島県界』
って書いてありました。
備考はあったのかもしれないけど書き写していませんで、お役に立てず申し訳ありません。
私の知る限り宮城県の県道の起終点一覧を掲げているホームページは無いはずなので、公報の現物を見ることでしか調べが付かないかと思います。
ああ、夜が明けた。
私は仕事に差し支えるので寝ます。
先生もお体に気をつけて調査に励んでください。
朝塩 2020-08-11 20:44:42
片が付いていそうな問題を再度蒸し返してみます(すみません)。
県道127号杉ケ袋増田線のこと。
宮城県告示第678号(令和元年8月2日)には、
名取市杉ヶ袋字横手51番1地先から 前 1,175.6m
同市 美田園五丁目30番先まで 後 (廃止)
名取市杉ヶ袋字前沖419番3地先から 前 (無し)
同市 美田園五丁目2番3地先まで 後 719.0m
公報を最新のものまで調べた限り、これが県道127号に関する最新の告示です。
ルートが付け替えになったことはわかります。
でも、付け替え後の備考欄に
「県道塩釜亘理線との重複により供用開始があったものとみなす」
と書かれています。県道10号の旧道/新道の認定替えに伴って
県道127号の起点がセブンイレブン前の交差点から美田園高校前の交差点まで
西にずれただけなら、この但し書きは不要ではないかと思いました。
県道127号のルートを地図上で推測するのに参考になったのが
みむめもさんが示してくださった、名取市の市道の図です。
終点の県道273号線付近(ホワイトギョーザのあたり)には
「県道杉ケ袋増田線」と書かれていて、県道273号と国道4号の間の
細い道がそれに該当します。県土木事務所のfacebookにも、その箇所で
昨年9月?に県道杉ケ袋増田線の排水工事を行ったことが書かれており
間違いありません。
県道127号線を終点から逆にたどると名取市文化会館のある国道4号との
交差点にぶつかり、その延長上が「市道杉ケ袋増田線」と書かれています。
県道127号線がいつ路線認定されたのか不詳にして知らないのですが、
美田園地区の開発の前ではないかと思います。
つまり、今の「市道杉ケ袋増田線」は昔の「県道杉ケ袋増田線」ではないか?
ということです。
今の市道杉ケ袋増田線は文化会館を通り過ぎた後、逆Sの字にくねって
現・県道127号を横断し、杉ケ袋の旧・県道10号までの区間になっています。
つまり、県道127号の前述の告示は、
(変更前)セブンイレブン前の交差点~美田園高校前の交差点
~旧・県道10号と重用~市道杉ケ袋増田線とぶつかるまで(約1.1km)
(変更後)セブンイレブン前の交差点~新・県道10号と重用
~市道杉ケ袋増田線とぶつかるまで(約0.7km)
ではないかと。それぞれの起点の交差点は「横手」「前沖」と表示が出ますし、
距離もグーグルマップですが両方ともだいたい合います。
なにより「県道塩釜亘理線との重複により供用開始があったものとみなす」
の記載があってもおかしくない。
県道の起点終点の変更はいろいろと難しいと思いますが、横手と前沖の間は
直線で約200m、同じ大字杉ケ袋なので例外的に認められたのではないかと。
この珍説は、どこにも書かれていないし、Wikiとも、
http://miyagi-pref.road.jp/mdj/dj-127.html
(このサイトだと、杉ケ袋増田線はH15/04/01には127号と書かれている)
http://miyagirailway.michikusa.jp/BFF9A5F6C2DEC1FDC5C4C0FE.html
(S33.3に県道52号として認定と書いてある=S33.3.31告示第144号)
とも違います。何より、現地確認をしていない。
その後見つけた
https://www.nicovideo.jp/watch/sm10020845
でも、平成19年の県道の付け替えの話はしていて(=付け替え前は、この動画の
地図では現・市道っぽい)いるけど、今の起点が?
美田園も昔は杉ケ袋だったということは考えられるけど、令和元年の公報の
字横手とか字前沖と記載があるのは、美田園とは違う場所だろうと思います。
資料によっては、
起点から来て国道4号との交差点で右折せずに直進後、そのあと右折するルートを
書いているものもあります。これは増田道路改良事業の計画当時の資料
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/snd-doboku/sugimasu-masuda.html
「増田川から名取市役所前の道路までの495mの区間について、
杉ヶ袋増田線道路改良工事として、名取市街地の慢性的渋滞の
緩和と名取市の東西幹線道路交通ネットワークの強化を目的に
4車線の道路を整備しています。」
増田川のところは、ほぼ名取中央高架橋のアクセスランプ付近なので
始めはそう見えたようですが、国交省の下記資料
http://www.thr.mlit.go.jp/sendai/douro/mzyutaikyo/pdf/R1/R1siryou.pdf
の49ページにも、国道4号の東側が杉ケ袋増田線、西側が美田園増田線と
書かれています。
また、名取中央高架橋は愛島名取線+美田園増田線であることが
仙台土木事務所のFacebook等で示されていました。
(それぞれどこまでだろう・・・アクセスランプまで?県道273号との
交差点まで?あるいは北上して「増田」まで?)
他にも
【スマイルサポーター/株式会社駒井ハルテック東北営業所】
■活動場所:一般県道美田園増田線、一般県道愛島名取線
(名取市大手町2丁目から同市増田1丁目地内までの名取中央高架橋橋梁部区間)
PS.県道103号の終点について、道路課路政班からは新地停車場で間違いないとの
お返事を頂きました。宮城県側が県道5号として「丸森町金山→丸森町福島県界」を
認定してから、道路局長通達のもとに福島県と歩調を合わせるタイミング、
あるいは番号を付け替えるタイミング(同時かもしれませんが)で相馬市として
しまった(新地村/町にしなかった)理由までは推測以上のお答えは頂けませんでした。
但し一覧はまだ更新されていません。もしかして、追加の質問で274号が
載っていないのですかと尋ねたのが、虎の尾を踏んだかもしれません。
少なくとも名取中央高架橋のアクセスランプから国道4号の交差点までは
単独の実延長だと思ったのですが。
(webの一覧には全線重用の104号も未供用の252号も岩手県管理の295号も
載っているというのに・・・)
mimumemo 2020-08-13 06:17:22
>片が付いていそうな問題を再度蒸し返してみます(すみません)。
倍返しの次は10倍返しですね。
実際私の作業スピードの10倍以上の速さで私が調べようとしている範囲を大幅に超える内容を考えていらっしゃる。
まずは県道103号の件。
さまざまな資料をご教示いただきありがとうございます。新旧の新地駅とその近辺に関する私の誤解はこれでほぼ解決とします。
例によって後出しじゃんけんですが、昨年の5月に県道38号の相馬から坂元までの区間を実走しています、自転車で。風の強い日で遮るものが何もなく、本当は相馬から名取まで走り切るつもりだったのに、ドロップアウトして坂元駅で自転車を折り畳み常磐線で館腰駅まで帰ったので黒歴史にしていました。
あの日はこんなことになるとは知る由もなく、新しい新地駅には立ち寄っていません。
いつか機会があれば新地駅に行って103号、福島県道171号、273号の新しい姿を確認したいです。それでこの件は(少なくとも私の中では)片が付きます。
本当に宮城県土木部道路課に問い合わせられたのですね。やはり103号の終点が相馬市というのは誤りだった。これが元で県のwebサイトの表記が正されればうれしく思います。
県道127号と274号について。
何行目だったかな、
>つまり、今の「市道杉ケ袋増田線」は昔の「県道杉ケ袋増田線」ではないか?
何を今更と思ってコメントを読み返したら私はこのことを書いてない。当たり前すぎて説明していませんでした。やはり先生のゼミではすべての前提条件を正確に定義してから論議をスタートさせ理論を構築していかなければならないようです。実際、先生の私に対するコメントはそのようになっています。
単位が欲しけりゃくれてやるからもう俺のゼミに出るなと教授から見限られた、思い出したくもない学生時代を思い出させられます。私はどうにも話の要領を得ないのです。
もはや先生と私のコメント欄でのやりとりは指導教官と学生のセミナーでの指導のようになっています。
今の「市道杉ケ袋増田線」は昔の「県道杉ケ袋増田線」です。
では昔の県道杉ヶ袋増田線が現道から旧道に扱いが変わりやがて県道としては廃止(名取市に移管)されたのはいつなのか。
ひとつの候補は都市計画道路大手町下増田線の国道4号仙台バイパスより東側部分が開通になった2007年2月14日。さすがにこの時期の宮城県公報はwebに上がっていませんから紙の実物を宮城県図書館なりそれ相応の公共施設に求めて閲覧しなければなりません。私にそんな実生活上の余裕はありません。
ニコニコ動画は一度見たことがあったのですが(これも後出しじゃんけんですね)、改めて見てみたら、00:19で旧道の起点に起点標が映っていました。起点が変わったせいか震災のせいか、現在起点標はどこにもありません。00:47で新道の左側の歩道にある127のヘキサも現存していないはずです。
「宮城県道時刻表」はかつて私がお世話になったサイトの一つです、いや今でもお世話になっているか。もう休眠状態に陥って長いですね。今回久しぶりに見て、県道127号が旧道ではなく新道で載っていたことに驚きました。
もう一つの候補は県道274号が路線認定された平成29年3月21日。この日の公報では県道126号、273号、274号の供用開始が載っていることから名取中央高架橋の供用開始があったことも分かります(平成29年3月25日)。
県道274号を路線認定するためには県議会に諮らなければなりません。宮城県議会の会議録検索システムで杉ヶ袋増田線を検索すると平成28年12月13日の建設企業委員会が引っ掛かりました。当時の道路課長が路線認定の議案について説明しています。
『本議案は、一般県道杉ヶ袋増田線の起点及び終点が変更されるため、一旦現行路線を廃止の上、新たな路線を認定することについて議会の議決を得ようとするものでございます』
このコメントもかなり長くなっているので答弁の続きの引用は割愛します。興味がありましたらご自身で検索して目を通してもらえればと思います。何故終点が飯野坂なのに美田園増田線にするのかという先生の疑問についても説明されています。
この議案は特段の議論もなく委員会を通過し、12月15日の本会議で他の委員会から上がってきた議案と一括して議決されているようです。じゃあ公報に県道127号の廃止という記事が載ったかと言えば、このコメント欄でのやり取りでも出てきた通り、令和2年8月2日付の公報で県道杉ヶ袋増田線の道路の区域変更の告示があったわけで、県道127号が廃止されたという事実はありません。
公報から何十年分もの道路の区域変更を探し出し峻別するのは大変な労力が要ります。私が昭和33年から平成7年までの県道路線の認定、廃止を調べられたのはちょうどその当時失業していてまとまった時間があったからでもあります。今となっては毎晩寝る間を惜しんで検索を試みるも睡魔には勝てず十分な思索ができぬまま返事をしている有様です。先生の仕事の速さにはその都度驚かされていますが、もう一度ゆっくり調べ直してみてはいかがでしょうか。なんだその態度は! と思われるかもしれませんが、今の私には先生の研究を冷静に分析できるだけの余裕がありません。一度立ち止まって何か盲点になっているところは無いか考えてみたいです。
朝塩 2020-08-19 01:46:26
みむめもさんと元・名取市民さんのやりとりを見て興味を持ったわけなのですが、お二人の会話で県道127号の地図(終点付近)を見ると、歴史を知らない私には奇異に思えるのです。で、あっちを見て、こっちを調べてようやく仮説を立てる、そしたら
「あれっ、言ってなかったっけ?市道は元・県道だよ」
これ、どう考えても教授のセリフですよね(苦笑)。でもそれで当たり前です。おそらく名取市の道路についてはみむめもさんの方が明らかに詳しい。こっちは名取市に在住でも勤務でもありません。私は教わる側です。
>もう一度ゆっくり調べ直してみてはいかがでしょうか。
仰る通りなのですが、県議会・委員会の添付資料や公報の付図はwebには載っておらず、道路の話は結局道路課(宮城県庁庁舎北側8F)へ行って図を見せてもらわないといけない気がします。私もそこまでの余裕はないです。。。
そして県道127号の単独区間(国道4号の西側)は、名取市市道網図を見ると市道杉ケ袋増田線との重用区間となっています。
閑話休題。現地を見に行ってきました。でもそもそも見方がわからない。
・名取市杉ヶ袋字前沖付近(新・県道10号と市道杉ケ袋増田線の交差点)
それらしきものは発見できず。市道をわざわざ付け替えて(前後行き止まりにして)膨らんだ分の用地買収までして、県道と市道の交差点を作ったらしき様子で、これは後から作った県道を通すための改良工事かと思いました。
・名取中央高架橋
新規開通部分の道路案内標識は、高架橋の西から上っても東から上っても「274」号の表示が。
さらに県道273号からランプを上ってくると、T字路交差点突き当りの道路案内標識の左右両方向に「274」号の表示が。これは参りました。県道274号の終点は、その交差点でも、ランプを降りた県道273号との交差点でもなく、大手町一丁目方面?(んなわけないと思うのですが)
・県道の起点終点の標識
県道273号を北上し、県道127号の終点と県道128号名取停車場線の起点の標識は見つけました。その周辺、それ以外はわからなかったなあ。
・県道127号線の廃止の問題
県議会の議事録等で確認しました。そのあとの2月議会以降にもこの話は二度と出てきません。廃止の議決をしながら告示が出せないというのは、議決してから何か月以内に施行(供用開始)しなさいということが決まっていないのでしょうから法に反しているわけではないにしろ、県道路課にとては「探られたくない腹」ではないかと推察します。
表立ってない理由としては、その県道127号単独区間、県道が廃止になったら名取市道になって名取市が維持管理しなくてはいけないことに尽きると私は予想します。下水の工事も県が行いました。その他、道路の維持、補修、冬場の除雪融雪(名取市の除雪地図確認しました)、その他の名取市の負担が増えることは間違いありません。
何か話題になっていないかと思い名取市議会の議事録を遡ってみると、全然別の案件で、昭和60年代に工事が完了した道路を30年も経ってから市道認定申請する(議会に上程する)という例もあり、「し忘れていた」という行政側の答弁から、意識してかしないでか、何らかの闇はあるような気がします。あるいは、県道126号が新道に替わった時に一気に変わるのか。
道政発第108号で通達の認定基準に、「路線の重用延長は、原則として総延長の30%以下とし、特別な理由がある場合は50%とすることができる」というのがありますね。現在の県道127号は、県道同士の重用でも50%を超えて居そうな。
いや、道路課の地図によると127が実線、274が破線(重用区間)なので274がルール外れですが、
「ただし、当該路線の新設又は改築を行なう確実な計画がある場合は、この限りでない。」
つまり、「当該路線の新設又は改築を行なう確実な計画がある」わけですね。かなり無理矢理なこじつけですが。
都市計画道路植松田高線が完成して、現・126含めガラポンする時?
・道路名の表示
道路.webによると、国道については「一般に路線名が若い道路を表示」するらしいのですが、県道については「県毎のルールで処理されているよう」とのこと。元々、仙台空港アクセス鉄道と並走している部分の県道も127を廃止して274にするつもりだったので274と描いてしまった、と。
・(追伸)「都道府県道の路線認定基準」について
『都道府県道の路線認定基準等について』(平成6年6月30日道路局長通達)ですが、合併に伴う都道府県道認定要件の緩和措置として、認定基準の第四号「二以上の市町村を経由する~」が「市町村の中心部(合併した市町村にあっては合併以前の市町村の中心部を含む)~」と通達改正されたようです。
「都道府県道の路線認定基準等について」の改正について(平成一四年七月一五日国道政第十二号)
https://www.hido.or.jp/14gyousei_backnumber/library_data/hourei_data/0310houreiQ&A.pdf
ここに、内容解説と改正後の通達が抜粋してそれらしく載っています。
国道政を検索しても出てきませんが、この国道政を元に県の通達を変更した例が3件(3県)見られました。
「『道府県道認定基準』の第三 地方開発路線の要件」中、(四)と(六)が適用困難だったんだ。(四)は「相当規模の主要な集落の中心部と当該集落の日常の生活圏域として密接な関係のある市町村の中心部とを連絡する道路で、当該生活圏域の総合的かつ計画的な整備を促進するため特に必要なもの」となっていて、合併で一つの市町村になった場合読めないものが出てくることから、下線部について通達改正して、「市町村の中心部(合併した市町村にあっては合併以前の市町村の中心部を含む)」としたんだ。
また、(六)は「地形的制約により地域間の交流が妨げられている二以上の市町村をひとつの生活圏域として密接に結びつける道路で当該生活圏域の総合的かつ計画的な整備を促進するため特に必要な幹線的なもの」となっているけれど、これも合併すると読めなくなることから、下線部を「二以上の市町村公併(合併した市町村にあっては合併以前の市町村をそれぞれ一の市町村とみなす)」というように通達改正したんだよ。
(中略)
合併前になされた路線の認定の効果は、当然に一般道路の管理事務とともに合併後の市町村に承継されるものと解されているんだ。だから、合併後の市町村においては改めて路線の認定などの手続を行う必要はないんだよ。
平成の大合併を円滑に進めるためなら局長通達も変更しようということらしいです。
朝塩 2020-08-19 13:12:06
県道103号の終点の件に端を発した宮城県の「道路種別と道路管理者」のサイトの誤記の件、ちゃんと調べたら他にもたくさんありました。
49 栗駒平泉線 「栗駒衣川線」として載っている。2014年改称
53 仙台南インター線 が載っている。2013年に廃止
90 仙台南環状線 が載っていない(仙台市主要地方道ですが)
194 女川停車場線 が載っている。2014年廃止
210 鹿折唐桑停車場線 が載っている。2017年廃止
244 半田山下線 が載っている。2011年廃止
272 角田山下線 が載っていない。2009年に路線認定
274 美田園増田線 が載っていない。2017年に路線認定
296 石巻女川インター線 が載っていない。2012年に路線認定、2015年に改称
2019年の一斉改廃の件は全て正しく掲載されているのですが、それ以外がいろいろあるようです。
「みやぎの道路」の路線名一覧のほうには全路線正しく記載されているのでサイトのメンテの問題です。これは道路課の仕事の仕方、システムの問題ですので、道路課の方が気が付くのを気長に待ちたいと思います。
mimumemo 2020-08-20 16:59:59
>お二人の会話で県道127号の地図(終点付近)を見ると、歴史を知らない私には奇異に思えるのです。
>で、あっちを見て、こっちを調べてようやく仮説を立てる
問題意識を持ち問いを立てることは学問の基本ですね。それに対し
>「あれっ、言ってなかったっけ?市道は元・県道だよ」
>これ、どう考えても教授のセリフですよね(苦笑)。
自分が知っていることは相手も知っていると思い込んで話を進める、
これは議論をする上でやってはいけないことのひとつです。
私はやってはいけないことをやっているのです。
>こっちは名取市に在住でも勤務でもありません。
でも私は先生に名取市、宮城県の地理についていくつか誤りの指摘を受けた過去の実績があります。
とは言え我々は研究者では無いし国会議員でもないしプロ市民団体でもありません。
宮城県土木部道路課に突撃し直談判し解答を要求したところで先方に答える義理はありません。
でもそれではモヤモヤだけが募ります。
募ることと募集することは違います。
今年1月28日の国会答弁だそうです。
確かにモヤモヤは募集していません。
宮城県道路課のホームページからダウンロードできる「宮城の道路2020」の「地図編」のpdfファイルをダウンロードしてできる限り拡大すると画面がぼやけてきます。元はベクトルデータじゃなくて画像なのだろうか。まぁ読める限界まで拡大します。
(127)杉ヶ袋増田線の実線の下に(274)美田園増田線の点線。鉄道のほうの仙台空港線に沿って東西に走っています。
これらの線の東端、起点を表す○印は(10)塩釜亘理線の緑線の上にあります。
「まなウェルみやぎ」(宮城県総合教育センターや県立通信制高校の美田園高校が入る施設)のある交差点です。
交差点の北側は美田園2丁目、南側は美田園5丁目です。
が、そのすぐ下にもう一つの○が。下敷きの地図の地名表記が絶妙な位置で「杉ヶ袋」。
これは(127)杉ヶ袋増田線の起点は(10)塩釜亘理線上にあり、2路線が重複していることを示唆している・・・
かもしれない。この縮尺ではそんなこと確定できない。
しかし、令和2年8月2日付の宮城県告示第678号の備考に書かれている『県道塩釜亘理線との重複により供用開始があったものとみなす』により説得力はありそうに思えます。
なお、(127)杉ヶ袋増田線の起点標は前回の私のコメントで述べた通り現在はどこにもありません。
名取市内で旧4号、(273)仙台名取線上に起点があるのは(118)名取村田線だけです。起点を表す黄色いポールとともに「村田道」と刻まれた石碑があります。この石碑のいわれは調べていないので尋ねられても答えられません。
そこから南に名取市中心部に終点を表す●印が5つも固まっています。うち4つは(273)仙台名取線上にあります。
一番上は(128)名取停車場線と(129)閖上港線のもの。同じ十字路の西側と東側です。
(128)の起点を表す三角柱は名取駅の東口にあります。(129)の起点を表すポールは閖上の日和山にありましたが震災で亡くなったようです。今は震災慰霊碑、震災前は仙台市営バスの閖上車庫があった十字路です。
この2つの路線が旧4号、今の(273)で交わります。余談ですが(129)閖上港線は今でいうセブンイレブン名取北高前店から名取増田3丁目店へ向かう道が元々の経路でした。私より上の世代だと「太陽デパート」前と言われた方がピンときます。私が子どものころはその太陽デパート前の三叉路の公園に県道終点の三角柱が建っていたはずです。2路線を一直線につなげる都市計画道路名取駅閖上線ができて現在地に移動になりました。
上から2番目は(127)杉ヶ袋増田線のもの。終点を表す黄色いポールが立っています。
上から3番目が謎で、すぐ左にもうひとつ●があります。どちらかが(274)美田園増田線のものでどちらかが(126)愛島名取線のものでしょう。
平成29年3月21日付の宮城県告示第265号により(126)愛島名取線は大手町3丁目から飯野坂1丁目まで延びていることから、
右の●は(126)の終点、左の●は(274)の終点、2つの●の間は(126)(274)の重複区間
ではないかと予想します。
予想ついでに(126)の終点は(273)上にあるのかどうか。
高架化されるまで(126)は踏切を渡って国道4号(当時、現在は(273)仙台名取線)に合流したところで終点となりました。「終点」とだけ書かれたプラスチックの三角柱が建っていたはずですが、今はありません。
高架化で(126)と(273)はつながらなくなりました。
しかし、平成29年3月21日付の宮城県告示第262号に書かれている(273)仙台名取線の長さは旧4号から高架上の丁字路までの長さとほぼ同じです。
だとしたら(126)と(273)は空中でつながっているのか。それとも高架を降りて旧4号に出るまでが(126)なのだろうか。
元々のコメントにある「カオス」とはそういうところです。
(273)は国道4号仙台バイパスとの分岐点、飯野坂交差点が終点でこれが最後の●になります。南から北に向かう車は交差点の一つ手前の信号を過ぎたところで分岐し(273)上には信号はありません。対して北から南に向かう車はちょっとだけ左折するような感じで丁字路のように停まり信号で国道4号に出ます。つい最近まで国道だったこともあり終点標はありません。建てろと言われても何処に建てればよいのか困ると思います。
少し南に離れて館腰駅前にある●は(258)仙台館腰線の終点です。かつては(20)仙台空港線の終点でした。県道のほうの(20)仙台空港線が現在地に移設されたあとも道路地図によっては主要地方道の色のままになっていてどういうことなんだと思っています。いまの(258)の終点の交差点には私が子どものころには県道矢ノ目飛行場線の終点を表す三角柱がありました。昔の呼び名です。その後主要地方道仙台空港線の終点を表す緑色のポール、私の記憶では黄色ではなく緑色のポールが立っていた時期がありましたが現在は撤去されています。(20)の終点には植栽で見づらいですが終点を表す黄色い三角柱があります。(258)は起点にも終点にも何もありません。
これらは知識というよりは生まれてから今まで名取市に住んできた経験のおはなしです。
一方、先生は方々から資料を取り寄せさまざまな観点から疑問を提起され、私の話の粗いところを指摘されました。
宮城県のホームページの記述の粗探しなんて本来なら私のほうで下準備としてやっておくべきことです。(まさかそんなに間違っているとは…。)
先生のような議論がブログのコメント欄の正しい使い方なのだと思います。
残念なのは私が先生の疑問に答えるだけの余裕を持てないところ。今日は仕事が休みなので一日かけてこの返事を書いているわけですが、ホントならその一日を真っ当な返事ができるような資料探しに充てるべきなのかもしれません。
(274)美田園増田線に関する問題はそのうち調べなければと思い続けてはいたのですが、これだけの議論が進んだということは年貢の納め時なのでしょう。いつまでと期限は切れませんが答えを調べてきます。先生が答えにたどり着く方が早かったりして。
朝塩 2020-08-29 18:00:25
村田道の件。
宮城県道時刻表 一般県道118号:名取村田線
http://miyagi-pref.road.jp/mdj/dj-118.html
「藩政期には「村田道」として知られていた」
街道写真紀行 旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 221 村田道追分
http://hitosh.web.fc2.com/07osyudo18/221natori2.html
15世紀に村田城が築城され、江戸時代に水運を生かして仙南地方における紅花の集積地となって栄えた、とのこと。
余談ですが、下段のURLの次の項、「名取・上余田」を「かみようでん」と読ませているのは知りませんでした。
ちなみに変換だと「かみよでん」でも「かみようでん」でも「上余田」の文字が出てきます。
>「宮城の道路2020」の「地図編」
後出しですが、私も拡大して見ていました。
美田園道路が127実線、274点線(重用)と見えることも、米ケ袋に起点があることも。
>右の●は(126)の終点、左の●は(274)の終点、2つの●の間は(126)(274)の重複区間
これは納得します。
>高架化で(126)と(273)はつながらなくなりました。
はて、これはどうでしょう。
名取中央高架橋が供用開始されたのがH29.3.25(午後3時)、飯野坂の踏切が閉鎖されたのが3.26午前0時
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/618577.pdf
○宮城県告示第301号(H29.3.28)道路の区域を変更
県道愛島名取線(126)
名取市大手町二丁目 11番1地先から
名取市飯野坂一丁目135番1地先まで
前 敷地の延長 19.9m
後 敷地の延長 ―
なので3/25の午後3時から9時間は繋がっていた、というおちゃらけは置いておくとして、県道愛島名取線の終点が国道4号線(制定当時)でなくなってよいものか。路線認定の当時の道路法上のどの号に該当するのかがわからないので確かなことは言えないのですが、「宮城県道時刻表」の
>昭和26年10月15日に「愛島増田停車場線」として誕生。
>昭和33年3月31日,R4重複区間を 除いた区間で「愛島名取線」となった。
という記述が仮に正しければ、道路の目的は愛島地区から旧国道4号までであると考えられ、仮にそれを外れる場合は廃止・認定をし直す必要があると思います。
今回のあれこれで、起点終点の「変更」と「廃止認定」には明示された例外を除いて超えられない溝があり、簡単に「起点を西に変更」と言えないものだということがわかりました。
また、
>しかし、平成29年3月21日付の宮城県告示第262号に書かれている(273)仙台名取線の長さは旧4号から高架上の丁字路までの長さとほぼ同じです。
○宮城県告示第262号(H29.3.21)道路の区域を変更
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/617012.pdf
県道仙台名取線(273)
名取市飯野坂一丁目371番11地先から
名取市飯野坂一丁目352番 4地先まで
前 敷地の幅員 8.5~11.5m 敷地の延長273.4m
後 敷地の幅員11.2~15.0m 敷地の延長273.4m
確かにアクセスランプ(空中T字路から地上T字路まで)の距離はそうなのですが、この告示は区域変更(拡幅)であって、そもそも「371番11地先から352番4地先まで」が道路区域に決定されていないとこの告示が意味を持ちません。
そして県道仙台名取線(273)がH27.3.27に路線認定され、H27.3.31に道路の区域が決定されてから、
告示第332号(H27.3.27)路線の認定
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/300293.pdf
県道仙台名取線(273)
起点 仙台市太白区
終点 名取市
告示第368号(H27.3.31)道路の区域を決定
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/301139.pdf
県道仙台名取線(273)
名取市上余田字千刈田無番地先から
同市 飯野坂三丁目456番1地先まで
敷地の幅員 7.9~29.0m
敷地の延長 3,827.0m
(仙台市内の区域は仙台市にて決定および変更)
H29.3.21までの間に県の広報で記載はなく、県道273号が一直線だけでなく枝道?を持つような記載は見当たりません。
またH30.10.16には、先ほどの「名取市飯野坂一丁目352番4地先」から続いた区間が拡幅になり、区域変更と供用開始が告示されています。
宮城県公報第3001号
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/707296.pdf
○宮城県告示第931号(H30.10.16)道路の区域を変更
県道仙台名取線(273)
名取市飯野坂一丁目352番4地先から
同市 飯野坂一丁目314番6地先まで
前 敷地の幅員10.0~11.0m 敷地の延長94.3m
後 敷地の幅員13.0~17.5m 敷地の延長94.3m
○宮城県告示第932号(H30.10.16)道路の供用を開始
県道仙台名取線(273)
名取市飯野坂一丁目352番4地先から
同市 飯野坂一丁目314番6地先まで
恐らく第262号(H29.3.21)と第931号(H30.10.16)等の記述は全て旧4号の拡幅だけではないかと予想します。
またその予想が正しければ、「飯野坂一丁目352番4地先」は旧4号上にあることがわかります。
その上で、道路の目的を変更しないためには、県道126号は名取中央高架橋の西端から上り、橋上T字路(354番地先)を降りて地上T字路までではないかと推測します。
実は県道126号の新ルート(踏切を通らず名取一中の北側を周り・・・)の区域認定や変更の記載は公報から見つけられなかったのですが、H29.1.13に
宮城県公報第2824号
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/607484.pdf
○宮城県告示第38号(H29.1.13)道路の区域変更
県道愛島名取線(126)
名取市飯野坂四丁目415番1地先から
同市 飯野坂一丁目352番4地先まで
前A 敷地の幅員 6.3~ 8.4m 敷地の延長468.3m
B 敷地の幅員12.0~110.0m 敷地の延長1,228.0m
後A 敷地の幅員 6.3~ 8.4m 敷地の延長468.3m
B 敷地の幅員14.0~ 46.5m 敷地の延長1,222.0m
「上記A及びBには、関係図面に表示する敷地の区分をいう」
というのを見つけ、「飯野坂一丁目352番4地先」が先の記述通り旧4号上の地点であると推測できることから、県道126号が(終点かどうかは別にしても)そこへ繋がること、および126号がH29.1の時点で飯野坂踏切を通るルートと通らないルートを持つ傍証くらいにはなると思いました。
>右の●は(126)の終点、左の●は(274)の終点、2つの●の間は(126)(274)の重複区間
「右の●」が東北本線の右側、「左の●」が東北本線の左側に描いてあるのは偶然ではないと思います。
道路案内標識の内容もその通りです。
あとは、H28.12.13の建設企業委員会(第358回)での後藤寿信道路課長の説明
「新たに認定する路線は、名取市美田園の主要地方道塩釜亘理線と同市飯野坂の一般県道仙台名取線とを結び、既存の国県道路網と有機的に連携して地域間交通の基盤となる路線として位置づけるものです。」
とが合わない。
宮城県公報第2843号
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/617012.pdf
○宮城県告示第260号(H29.3.21)県道の路線の認定
路線番号二七四
美田園増田線
起点名取市美田園
終点名取市飯野坂
なのだから、県道274号はアクセスランプを降りるなどして「一般県道仙台名取線」と「直接」結節する必要があるし、線路西側の大手町・小山へ降りるのは論外です。道路案内標識との整合性が取れない。
宮城県の「道路種別と道路管理者」
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/road/kanrisya.html
にも「起点:美田園、終点:飯野坂」と載っている。
・・・あ、今週月曜日に路政班の方から丁寧なご連絡を頂きました。274号も載せていただきましたし、webのその他の誤記も綺麗に直っています。返答に時間がかかったのは全部確認したからでしょう。
主要地方道90号仙台南環状線が載っていませんが、政令指定都市になってから路線認定された主要地方道=県道に非ずということで除外されてしまったのでしょう。
たくさん書いて、結局もやもやが残ることになってしまいました。
この暑いときに、また何を言っているんだという話でしたが、今回はインターバルを取るようにしましたので、ゆっくりお読みください(って最後に書いても意味ないか・・・)
こんなことばかり沢山書いているから、みむめもさんがドラマを見る時間がなくなってしまうのですね。すみません。多部ちゃんは相変わらず可愛いです。次回で最終回なのが残念です。
※コメント欄の転記はここまでです。